「揀択(カンテク)」10話~11話では、王妃になれなかったウンボ(チン・セヨン)を側室にしたギョン(キム・ミンギュ)は、王妃を無視してウンボだけに愛情を向けます。ヨンジ(イ・ヨルム)は嫉妬の牙をウンボに向け、なりふり構わず王様に迫りますが失敗に終わる事に。
ギホ(イ・チャニョン)が計画から離脱した事で早急に事を進めようとするチャヨン(オム・ヒョソプ)は、ウンボを脅した事で墓穴を掘ってしまいます。
自分を裏切っていたウンボを憎みきれないギョンは、引き離す事も出来ない様です!
このページでは、「揀択(カンテク)」10話・11話のあらすじと感想を紹介しています。
揀択(カンテク):10話あらすじ
身分を偽っていたヨンを王妃には出来ない!ヨンジを王妃にする!と突然言い始めた王様に、大王大妃は何かあったのなら訳を言いなさい!と怒る。大王大妃はヨンジを王妃にする事を反対するが、ギョンはカンテクを私物化したと言われてもいいのですか?ときかない。不本意ながらヨンジが王妃になるのを認めた大王大妃は結果を伝えると、ウンボはショックを受けながらもヨンジに敬意を払い挨拶をする。
結局、ヨンジが王妃になると、大妃を責める。
支度をして大王大妃達の前に出たヨンジだったが、力不足だと重臣達に責められ気が抜けた様子の大妃は、言う事は無い!と目も合わせない。
その頃、王妃になれず計画が失敗したとがっかりするチャヨンに、ヨンとウンギの母親が行方不明だと文が届く。
王命で救出されたヨン達を預けたいと言われたチャヨンは、快諾する。更に民から信望が熱いギホを側近にする為に、刑曹判書の座を与えるギョンだった。
しょんぼりしている姿を見て慰めたワルだったが、ウンボは復讐のためにみんなを騙してきたからバチが当たったのよ!と話す。
離れで王妃になる為の勉強に励むヨンジだったが、王様は結納も婚姻も任せる!と素っ気ない。
ウンボの所へ来たギョンは俺がヨンジを選んだのは、お前の母親が捕まったからだ!と明かす。そのまま馬に乗せ川沿いを散歩し、焼き魚を食べイス(ウンボ達の父)との思い出話をするギョンだった。そして、自分の肩で寝てしまったウンボを見つめ頬を撫でキスをすると、側室として近くにいてくれないか?とウンボに頼む。
その頃、フンギョンは何故私がヨンの正体をバラすとわかったのだ?と不思議に思うが、世継ぎが生まれたら王様はいらない!とつぶやく。
フンギョンの屋敷に来て情報屋の腕を発揮したワルは、ここの猟師達の首には『尺山』の刺青があると聞き出す。
そんな時、ヤンバンからもらった残飯を食べた母親が腹を壊し痛がってると、少年と家に行き医者にみせたジェファは貧しくても字を勉強しろ!と少年の頭を撫でる。
ジェファは、あなたの父上とチャヨン、ギホらと世を変えようと大義を掲げ、私はその国の王様になる計画でした!とウンボに明かす。ウンボは自分をカンテクに持ち上げた訳を知りジェファを責めると、チャヨンに会いに行く。そして、私は姉の命を奪った犯人を探したかったけど、あなた達の目的の為に動かされていた!もう関わりたくない!と背を向ける。そんな時、王妃になるヨンジはすぐに側室を迎えると聞き、激怒するが、マンチョンはウンボと共に側室になったソンイ(姪)に先に子供を産んだ方が勝ちだ!とあおる。
婚礼の後に食事をしたギョンは王妃を愛する事はない!形だけの夫婦だ!と冷たい言葉を言われたヨンジは、今夜は初夜ですよ!と怒る。
ギョンは散歩と称してウンボに会いに行くと、今度は日を決めてから来るよ!と笑う。翌日、自分には目もくれずウンボのところに行ったと聞いたヨンジは、あなたは私の補佐をする役目だと忘れないでね!と釘を刺す。
計画が狂い焦るチャヨンは、ウンボの母親を人質にして計画の手助けをさせる!と言いジェファも賛成すると、怒ったギホは離脱すると言い始める。
母親に会わせてやるとチャヨンに呼び出されたウンボだったが、毒を渡され王様の命を奪え!と命じられる。そして、チャヨンは逆らえば双子だとバラし、母親の命も保証しない!3日の猶予をやる!と脅す。
揀択(カンテク):11話あらすじ
王宮に戻るのを待っていた王様は池にかかった橋に連れて来て、ここからの景色をずっと見せたいと思っていた!と手を握るとウンボは優しくしないでください!と涙ぐむ。
とうとう首の後ろに刺青を掘ってる男を見つけ、似顔絵を描いてもらったワルは上出来だ!と笑う。その頃、ワルの動きを察知したフンギョンは、始末しろ!とケピョンに命じる。
一方、マンチョン達はソンイをお飾りにされ怒るが、子供が出来ないように仕向けないと!と本気で考える。
夜、信じられない夢を見て目が覚めたギョンだったが、それは自分の茶碗に苦しそうな表情で何かを入れるウンボの姿だった。
王宮に来て母親からの手紙を持って来たジェファは、もう猶予はありませんよ!とウンギの耳元で囁く。
自分の命を狙っていると分かってもウンボの部屋に行こうと立ち上がるが、そこに来たヨンジは行かせない!と自ら抱きつく。しかし、ギョンは初夜の時にお前を愛する事はないと告げたはずだ!と冷たく背を向ける。
部屋に入りお茶が入ってる急須に目をやった王様は、お前はウンギではないな!と睨みつけ、内官達にも外出禁止にして行動を報告しろ!と命じるのだった。急須の中にフグ毒見つかったと放火を受けたギョンは、ショックを受ける。
人が待ってると呼び出されたワルは襲われ王様の護衛に助けられるが、ケピョン(フンギョンの手下)には逃げられてしまう。
呼ばれたギホは毒なんて知らない!と言い張るが捕まると、チャヨン達も焦る。ウンボは自分が双子の妹で幼い頃に出会ったのは自分だと明かし、チャヨン達に脅され王様の命を狙った!と明かす。
チャヨン達はウンボを脅す手紙をまた送り、待ち合わせ場所におびき出すが、手紙を見た王様が罠を掛ける。こしから降りて来た護衛を見たチャヨンは、一緒に来た男を逃し自分は素直に捕まる。一番信頼していたあなたに裏切られた!と責めると、チャヨンは死刑にして下さい!と話すが、ギョンは自害を命じる。
ウンボは私の茶器にも毒を入れ一緒に命を断とうとした!私を罰して下さい!と頼むが、ギョンは、信じてくれとなぜ言わない!と怒る。ギョンはあなたをお慕いしていました!と涙をこぼすウンボにキスをするが、遠くからその様子を見ていたヨンジは怒りに震える。
感想
王妃になれなかったからもう縁も切れたのかと思いましたが、ウンボを側室にしてしまうとは驚きでした。王妃のヨンジが無視されるシーンは哀れでしたが、好きじゃないから仕方ありません!
まさか仲間のチャヨンが母親を人質にし、脅したのは間違いでしたね。少なくとも王様が知ってしまった計画は失敗になります!
ウンボの裏切りに苦しむギョンは、冷徹な態度に出るのかなと思いましたが、やっぱり切ることは出来ない様です。でも、周りが許さないでしょうね!