韓国ドラマ「悪魔判事」14話~16話【最終回】までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。
スヒョン(パク・ギュヨン)の死に関わったジョンホ(アン・ネサン)を捕まえ、自分の身体を張って脅すガオン(ジニョン)。夢の町に潜入し実態を見たたガオンは、命懸けで動画を撮ります。
また現れたヨハン(チソン)は、最後の国民投票の後、あの人達にお仕置きを…。
悪魔判事:14話あらすじ
スヒョンが亡くなり葬儀が終わっても立ち直れないガオンだったが、命を奪った犯人を捕まえる!と立ち上がる。
ヨハンは現場で起きていた残酷な出来事と、刑事が殉職したのに口をつぐんでる政府と関係者の責任を追及する!と記者たちの前で話す。更にガオンはすでに国民500万人以上が有罪を投票しているのに、黒幕によってこの裁判が阻止されれば、国民は黙っていない!と訴える。
記者会見をしたジュンセは終始人のせいにして会見を終わらせると、ウイルスをばらまかないとな!と笑う。ウィルス学者は3年間ずっとウィルスらしき発見はなかった!最近研究員も入れ替え情報も混在している!亡くなった人の症状は貧困による栄養失調でこれは存在しないウィルスを隠すための強制収容だと思う!と話す。
公開裁判が始まると政府側からの要人は、チュンシクが鉄パイプで老人を殴り倒すところを見ても事故だと言い張る。
さらに今はウィルスを拡散させない為で戦争と同じだから、現場に要請された人達は命懸けだ!老人が亡くなったのも避難勧告に従わなかったためだ!と話す。そこで証人として頼んでいた学者が登場するはずだったが、彼はウィルスに犯されて亡くなった!と話す。
ヨハンの罠にかかったチュンシクは、誰の指示も受けていない!自分の責任であの場所に行行動起こした!と言い張る。大統領の演説で、何があっても人の命を奪ったものは命でしか返せない!10年20年で許せるものではない!と話す動画を流す。
ヨハンは自分の意思でしたと言うなら、自分の責任で命で返してもらおう!不遇な生い立ちなどは関係ない!と叫ぶ。国民の投票で賛成が確定すると、電気椅子まで準備していたヨハンは、では明日!と帰る。
その様子を見ていた財団員は焦るが、ジュンセは俺があいつを騙させる!と約束する。こんな方法は間違っていると抗議ジンジュに、ヨハンは抜けてもかまわない!と言うが、その頃、ニュースでは抗議をしたジョンホがマスコミの前で辞任を告げる。
ジョンホと会ったガオンは、スヒョンはお前がヨハンに騙されてると言っていた!ヨハンを疑い聖堂の火事を調べ聞き込みで雑用係だったヨセフを探していた!と言う。自分の罪を暴こうとするそんな邪魔な存在がいたら、お前ならどうする?とガオンの顔を見る。
ガオンは疑問に思ういくつかの質問をぶつけるが、ヨハンは質問より行動だ!と言う。
その頃、本当に死刑になったら?と怯えるチュンシクを連れて来させたジュンセは、俺を最後まで信じろ!あいつの狙いは俺の名前だ!と言う。危ないと思ったら停電を起こしてでも助けてやる!今回乗り切ったらお前にはたくさんの褒美を用意してやるから素直に電気椅子に座れ!と命じる。
国民は躊躇していたもの悪党め!と死刑執行のボタンを押すと、チュンシクは痺れてもジュンセを信じ耐える。
悪魔判事:15話あらすじ
ガオンと共に記者会見をしたジョンホは、今までの公開捜査の証拠は捏造で、嘘だらけの裁判だった!と話す。突然、死刑執行停止を告げられたヨハンは、自分のコメントは後で発表する!と法廷を後にすると、ジンジュは私だけ何も知らなかったのね!なんかがっかりしたわ!とガオンに話す。
その頃、仲間割れして刑が執行されず喜ぶジュンセは、チュンシクに約束したことは全部嘘だったし、万が一自分の名前を話そうとした時には電力がアップするように仕組んでおいたと話す。
ジュンセはジョンホ(大法官)はヨハン側に殴られたと思ってるが、やったのはチュンシクだ!と笑う。妻は最近のあなたは心配だから初心に戻って!と話すが、ジュンセは俺の今の目標は歴史に名を残すことだ!と笑う。
ガオンは止めなければ大変なことになっていた!と話すが、ヨハンは1番早い方法を選んだだけだ!と話す。首を掴まれたガオンは、どうぞ!僕は止めたかっただけだ!と言うが、ヨハンは消えろ!と怒鳴る。
スヒョン殺しも彼が絡んでる!とジョンホが言うと、財産狙いで実兄たちの命を奪ってないし、あの人はそんな人じゃない!と否定するガオン。
三人で食事をしたソナはあの人はソウルにウイルスを撒けと言ったのよ!と話すとドゥマン達は、町の価値が下がる!としかめ面で。ジュンセは他の地域も封鎖し収容所に閉じ込めろ!国家を立て直すための革命だ!と命じるが、ソナ達は呆れて声も出ない。
ジュンセをビンタしネクタイで締め上げたソナは、あんたはただの操り人形なのに金にならないことに財団は金を出さない!と怒る。
マスコミの前に出たヨハンは背任行為と法を悪用したと謝罪し、権力者がもみ消す法への無力感から始めた事だ!私は罪人だから判事を辞任します!と告げる。しかし、国民はヨハン支持をやめず所々で応援運動が始まると、ドゥマン達は大した男だ!と感心すると、国民の世論調査ではヨハンを大統領にという支持率も上がる。
一方、スヒョンの遺品の警察手帳に書いてあった人物を探し出したガオンは、ヨハンに聖堂の火事の動画を渡して金をもらった事や最近、また来てコピーを渡せと暴力を受けたと聞く。近くに停めてあった車の搭載カメラの画像に、ガオンは家に来た男の車の番号をジョンホに照会してもらう。
車の持ち主の家に来て遺体を見つけたガオンは、スヒョンを撃った人物だと確信し携帯の履歴から電話をすると、出たのはヨハンだった。
家に来たガオンはヨハンを責めるが、そこに来た刑事はヨハンを取り押さえる。ソナにお辞儀をしたジョンホは、この人に大法官にしてもらった!と話すと、あなたの兄に似てるあなた(ガオン)をヨハンに送ったのも私よ!と明かす。
更に、ヨセフと会いコピーを奪ったのは私が行かせた男だと聞いたガオンは、ヨハンを誤解していた事を後悔する。
ソナから見せられた当時の防犯カメラの映像は、エリヤが持っていたぬいぐるみで火事が起きたものだった。
悪魔判事:16話【最終回】あらすじ
エリヤはヨハンが火事を出し両親の命を奪ったの?と尋ねるが、ガオンは騙されてスヒョン殺しの犯人だと通報してしまった!と泣く。
警察へ行き真犯人はヨハンではなく黒幕がソナだと証言しても刑事は証拠がない!と相手にしないが、ガオンは自分が虚偽の通報をした!と話す。
刑務所に来たヨハンを見たチュンシクは、俺がお前の命を奪うからお前はここから出れない!と叫ぶ。一方、ジョンホの所に来たガオンは、辞めたはずでは?スヒョンを死なせてヨハンを陥れるなんて!と怒鳴る。
ジョンホは自分を大法官にしてヨハンを内偵する様に命じたのはソナだ!と明かす。スヒョンの命を奪った事を抗議した時も、ソナは異常な時代を終わらせた大法官としてあなたの名前がのこるでしょう!と話した。
その頃、ガオンの手紙を見たエリヤは、両親の死後自分を生きさせるためにヨハンが自ら自分を恨ませるようにわざと寄付の取り消しをした!と書かれていた。そして、おじさんが帰って来た時に元気に迎えてあげて!とガオンの手紙を見たエリヤは、ご飯を食べ始める。
その頃、夢の町の病院に潜入したガオンは人体実験をしてるブースに入るが、点滴をされてる人達がみんな苦しんでいる動画を撮る。
EUに依頼されたワクチンの治験中です!と医師に聞いた大統領は、臓器や血液まで摂るから無駄がない!と笑う。更に、生意気なソナも排除して刑務所に入るヨハンと始末しろ!と命じる。
ベッドに寝ていた見覚えのある女性を見たガンホは、ストレッチャーごと連れ出そうとするが、声をかけた看護師はここにいるスタッフもみんな閉じ込められている!と話す。
外に出るまで協力してくれた看護師は必ずここの実態を世間に知らせて下さい!と頼む。同じく病院へ来たソナはいつか自分の話を目を輝かせて聞いていた女の子を発見しショックを受け、泣きながらごめんなさいと謝る。
そんな時、拘置所でヨハンが亡くなったとニュースが流れると、大統領達はあいつには本当に苦労させられた!年に1度は供養してやろうか?と冗談を言う。
大法院長に就任し会見を開いたジョンホは、司法府への信頼回復を積み上げて行きたい!と挨拶する。ジョンホを呼び出し手を結束バンドで縛りタオルで口を塞いだガンホは、自分の胸に巻いた爆弾を見せ、明日はあなたと教え子が死んだニュースが流れるでしょう!と脅す。
更に、夢の町での実態もマスコミに送られるから、あなたも命を落とすのはスヒョンへの謝罪だと思って下さい!と脅すが、そこに入ってきたヨハンは待たせたな!と素早く爆弾のスイッチを切る。
ガオンは驚きながらも抱き合うが、実は所長の裏金をあらかじめ隠していたヨハンは、拘置所での死亡と裏金の返却の取引きをした。
大法院でパーティーを開きソナも呼ばれるが、突然、亡くなったはずのヨハンが現れカメラも回り始め、公開裁判が始まったと知った大統領達は焦る。ヨハンはソナの罪と夢の町の実態動画と大統領の人間軽視の発言を国民に見せ、投票させる。
大法院に来たヨハンは一番早くこの部屋から出た一名だけ助けると話すと、教会火災の時の様に、自分だけ助かろうと見苦しい姿が始まる。立ち上がったソナは、自分のこめかみに銃を向け自害する。
そこに来たガオンに止められたヨハンは、悪魔は俺だけでいい!お前は英雄になれ!と追い出すと、爆発が起きる。
突然、屋敷に現れたヨハンはおばさんは解雇だ!と家政婦を抱きしめる。エリヤを起こしたヨハンはスイスの病院の写真を見せ、安全な場所へ行こう!と言う。
判事達の集まりに出てヨハンを罪人扱いをする先輩達に、自分の思いをぶつけたガオンはだめだ何も変わらない…とつぶやくと、背後から誰かに肩を抱かれる。追いかけたガオンは、ヨハン!と呼ぶと、振り返ったヨハンは微笑み背を向けて…。
感想
公開裁判は楽しかったですね!コイツは許せないという人物には必ず制裁が下されるシーンはワクワクしました。正に国民が喜ぶ裁判でした。
それと同時にこんな大統領で大丈夫?と思う大統領や権力でなんでも潰して来たギョンヒなど、盛り沢山の人物ばかりでした。
そんな人物をまとめてお仕置きしたヨハンが生きていて良かった!空港でヨハンを送るガオンの優しい顔は最高でした。
沢山、苦しい事があって支えてもらったガオンにとって、スヒョンの死は可哀想でした。二人のシーンは、唯一、ほっこりする瞬間だったと思います。
それも尊敬する師のジョンホのせいだとわかり、自分の体に爆弾を巻き付けたガオンは、本当に許せなかったのでしょう!兄とそっくりの顔を持つガオンをいつも優しい表情で見つめていたヨハンが印象的でした。
ソナは最後までヨハンを愛していましたが、最後は自ら死を選びました。
若くして家政婦をさせられヨハンと出会ったソナは、あの時から歪んだ少女に見えました。ヨハンもですが、家庭環境で性格が形成されてしまうと、改めて感じます!