韓国ドラマ「軍検事ドーベルマン」12話~13話までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。
とうとう、ムソプ(パク・ユンヒ)の家を出る決意をした軍人は、家族とムソプの暴力行為を暴露します!
裁判の為に沢山の証拠と証言を集めるベマン(アン・ボヒョン)。しかし、今回も結果ありきの裁判だと思っているムソプは余裕で。
いじめの対象になっていた軍人サンウ(キム・ヨハン)は、とうとう爆発して…。
軍検事ドーベルマン:12話あらすじ
家に来て最終打ち合わせに来たムングは、私が知らない事はありませんね?と念を押し帰るが、その頃、シン軍人は同じ曜日同じ時間に恐ろしいムソプからの暴力を受けたとベマン達に暴露する。一方、元軍人でムソプの所で働いていたサムスと会ったサンギ達は、軍隊も少しずつなら変えられる!と説得する。
テナムは先輩軍人が男に興味があるのか?先輩の寝袋に入ったろう?とサンウに尋ねるが、質問するな!と険しい顔になる。とうとう、スホが頭取の息子で自分が軍隊送りにしたとわかったテナムは避けるようになるが、ある夜、気づいたのか?父親がどんな目にあったかわかるか?と殴られて。
裁判前に一年前と同じように頼むよ!と軍判事に根回しをされたベマンは、この裁判の判決はもう決まっているようだ!とウィンに話す。ベマンはあの時はわざと負けましたが、あなたをつぶしたらどんなに気持ちいいかと思っていた!今回は真実で戦います!とムングをにらむ。
ムソプの妹を優遇する気満々のジュヒョク(参謀)に、スギョン(刑事)はあなたは軍検事だ!と怒鳴る。妹はスーパーで物を投げつける動画を見せられても家族の様に接していた!と話すが、スーパーでの暴言にみんな呆れる。
以前、シンと同じくムソプの家にいた元軍人サムスは灰皿を投げつけられ危うく失明するところだった!様々な理不尽な事にも耐えて来た!と証言すると、初耳の弁護士は降りる!と帰ると、ギョンオクは兄さんは何も知らない!と泣いて。
裁判で時計を付けさせたのは呼びつける為ではなく不整脈がある家族がいるためシンにも気遣っていた!と話すムング。更に、部屋に呼ばれ訳もなく殴られた!と訴えるミンチョルに、ムングは精神科の通院歴を提出し、自傷行為だったのでは?と話す。
ミンチョルは聴覚に障害を負いそんな暴力に耐えたのは病気の子供のためだった!ムソプは殴った後に必ず金を俺に渡した!と言う。裁判官までもが証拠に疑問を投げかけると、傍聴していた軍人達が理不尽な裁判だ!と立ち上がる。
ニ審が始まり証人として来たファヨンは、自分の側近であるヤン中尉がムソプからの暴行受けたから助けたい!話す。ヤン中尉は暴行を受けた日時や内容を話し診断書まで提出するが、それがセクハラを拒んだ事への腹いせだった!と明かす。
ファヨンに脅された軍判事はムソプに怒鳴られてもなす術がなく裁判を続けると、ムングもまた諦めるしかない。職権乱用やパワハラによる暴力で、懲役3年の実刑を言い渡されたムソプは俺にさわるな!と判事に殴りかかると、ベマンが背負い投げをする。
ファヨンは必ず罪を償わせると言った約束は守れたな!と部下のヤン中尉(ジョンスク)に話して。
ファヨンが証言する事を内緒にしていた事を謝罪したウィンだったが、ベマンは裁判で君がミンチョルの為に陳述し、彼からも軍検事だと認められたから、もういい!と見つめて。
軍検事ドーベルマン:13話あらすじ
ファヨンの一撃でSSDが押収された物の中にある!とハジュンに聞いたムングは、調べたい物がある!と知りあいの検察官に電話する。
裁判をぶち壊したと激怒されたファヨンは、その事で軍改革を約束していた長官の株が上がった記事を見せると、何も言えなくなり車に乗ったジェシクは、俺の上に立って操るつもりだ!と怒る。ジェシクの代わりに刑務所でムソプと面会したガンインは、愛国会はあなたの問題ぐらいでは何も変わらない!と告げる。
ベマンを呼び出したムソプはお前の両親の命を奪ったのはファヨンだと知ってるな?IMディフェンスの会長だったホチョルは愛国会の資料Xファイルを集めたから会社と命を奪われた!と明かす。
検察官からSSDを受け取り聞いたムングは、今までファヨンの為に罪を犯してきた事を自ら話していた録音で焦る。ギチュン(大隊長)の遺品が入っていた箱を持ち出したハジュンに不審感を持っていたウィンは、ムングと一緒にいるのをみて裏切られたと思う。
ハジュンはあの証拠を渡したのは会社を守る為だ!それにお前は俺を求めてないだろう!と思い出の時計をウィンに返す。ハジュンを殴ったベマンは、これで私の情報がムングに流れるかもしれない…と言って。
一方いつもは何をされても起こらないサンウだったが、母親を侮辱された事でいつになく激怒しメガネまで壊されてしまうと、メガネを直してやったテナムは、もう我慢しないでください!と言って。
除隊したら母親の所へ行くと言われた事が頭から離れないサンウは、安否を確かめたいから携帯を貸して下さい!と先輩軍人に頼み殴られ銃を奪うと、次々と部屋を回り銃を乱射する。とうとう、マ兵長がいる部屋でも乱射し助けられたテナムは、母親に電話して助けて!と叫ぶ。
マ兵長を追い詰めサンウだったが、弾が尽きると銃で何度も殴るが、駆けつけた軍人に捕まる。
サンウは何故がまんできなかったの?と泣く母親を抱きしめ号泣するが、取調べでは犯行動機を聞かれても黙秘する。病院では命が助かりサンウをいじめていた事を責められたマ兵長は、俺だけのせいか!罪に問えない様に話を合わせろ!と怒る。
感想
ファヨンが裁判でムソプを訴えたシーンはスカッとしましたが、それも自分の保身の為でしょうね!裁判が始まる前からムソプを守る人達で固めるなんて、正義も何もありません!
いじめに遭っていた軍人がとうとう暴走してしまいましたが、それだけ脚の悪い母親が心配だったのでしょう。テナムは助かって良かったですが、あの時のサンウは誰も止められなかったでしょう!
軍隊は国を守る為のものでも、現実問題として人間らしさを壊される人もいるのでしょうか?