軍検事ドーベルマン

「軍検事ドーベルマン」14話・15話・16話【最終回】のあらすじと感想!ファヨンは最高刑を言い渡されて

韓国ドラマ-軍検事ドーベルマン

韓国ドラマ「軍検事ドーベルマン」14話~16話【最終回】までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。

乱射事件の隠蔽を企んだファヨン(オ・ヨンス)は息子に偽証を強要しますが、テナム(キム・ウソク)は自分の命をかけ母親に抗議して。

とうとう裁判に引きずり出され初めは余裕のファヨンの焦る姿が見られます!追い込まれたムング(キム・ヨンミン)は?ファヨンの判決は?

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軍検事ドーベルマン:14話あらすじ

ファヨンは暴力行為の兆しを認めた部下に、暴力行為はなかったと言え!と隠蔽を命じる。その頃、エックスファイル→(軍と防衛産業の不正が記されてるも書類)の存在を知っているのでは?と病院に来たムングだったが、何か幻想を見て興奮状態の様子のテナムに驚く。

除隊させてあげるから暴力行為はなかったと偽証しろ!と母親に命じられたテナムは、特に親しい間柄ではなかったのにマ兵長を一緒に探しに行こうとサンホから銃を渡された!と話すが、一方、マ兵長達は暴力行為はなかったし、いつも仲良くしていたと嘘をつく。

ハジュンはテナムはPTSDで除隊するかもしれない!そうなったらあなたは代表の座を追われるかも…と言われたムングは焦る。乱射事件の責任を取らせ師団長を辞めさせようとするジェシクだったが、ファヨンはベマンの両親の命を奪ったと報告した録音を聞かせ、これからは私の指示に従って!と脅す。

ハジュンたちと国家機密の契約を結んだジェシクは、これを機にファヨンを切る!と告げる。その頃、防衛産業カンスとIMが国防予算の10%にあたる事業を受注する新兵器の技術開発に乗り出すニュースを見たファヨンは、ムングに電話する。

母親が持って来たメガネを受け取ったサンホは、壊れたメガネを直してくれたのはテナムだと話す。母親との写真を見せあなたが訳を話さないとお母さんが悲しむ!と言われたウィンは、サンホは暴力行為はマ兵長が中心に複数の人にされ毎日が地獄だった!と泣いて。

裁判の日、テナムと目が合ったサンホはそっと微笑む。当時の犯行内容が明かされ多くの罪を告げたベマンは、生存者の証人尋問を要求する。
マ兵長達は宣誓をして暴力行為などなかった!むしろ不眠症だったから一緒に寝てやった!と話し、他の軍人も気遣っていたのに!と嘘をつくが、テナムは暴力行為はあったし銃を撃たせのはお前達だ!母さんは俺に偽証させた!これが母さんが望む軍隊ですか?と叫んで。サンホは全て自分がした事だ!我慢できなかったのが悪い!と傍聴席にいた遺族に頭を下げる。
ウィンは殺人はいかなる理由でも許されない!正義を判断する軍検事として最高刑を!と訴えると、判決も最高刑が言い渡たされる。記者達に囲まれたウィンは、偽証した軍人の調査と師団長のファヨンの責任追求をしていく!と話して。

軍検事ドーベルマン:15話あらすじ

尋問が始まると部下達は暴力事件をファヨンが知らなかった事、テナムに偽証を強要した事実はなかった!と供述する。そして、テナム自身の証言も精神が不安定だから信憑性がない!私も被害者の母親だ!と話すファヨンだった。
一方、テナムは自分をPTSDを理由に除隊させるつもりの母親にショックを受けるが、ベマンは愛犬ボトルとのツーショット写真を渡す。

ウィンは、ギチュン殺害も見て来たはずのジョンスクと会うが、ファヨンを信頼して語ろうとしない。一方、ヨングに頼まれ健全な会社だったカンス(ハジュンの会社)を家宅捜査をしたカン検事と会ったベマンは、俺の捜査を受け入れスターになるか、自分の不正の釈明に追われるかのどちらを選びますか?と聞く。
資料を見てスターへの道を選ぶと決めたカン検事だったが、その資料がハジュンからの物だと聞き驚く。ハジュンは株主総会の日が決まった!議題はヨングの会長就任だ!とベマンに話して。
その頃、ファヨンと会ったヨングはあなたが違法に保有している社員65名の仮名取引の口座の書類だ!国税庁が入る前に加盟取引の株を処理しないと!と話す。

ホームレスのような格好で株主総会に出席したサンギ(ベマン部下)は、国防部と交わした新兵器事業計画の契約が詐欺だと噂がある!とムングに聞く。デタラメの噂だと言われたサンギは、詐欺だったら俺の株はなくなる!と大げさに叫ぶ。
更に二重契約の会話が流れると、そこに部下を引き連れてやって来たカン検事がムングを逮捕して。ニュースでは旧式を新兵器と偽り予算の横領を企てようとした!と報道され、ジェシクも連行される。
釈放され荒れ果てた部屋に落ち込むヨングに、今度の株主総会の議題が自分の解任だと聞く。

必ず法廷に引きずり出すと言われたファヨンは、ウィンを撃て!とジョンスクに命じる。

ジュヒョク(参謀)の為に料理を作って待っていたと知ったベマンは、お邪魔しました!と帰るが、見送った叔母はあなたもウィンと結ばれてほしい!と言って。

ハジュンが裏切り者だと知りベマンも拉致させたヨングは、エックスファイルはどこだ?と聞く。エックスファイルなんて存在しない!と言われたムングは何度も殴るが、そこに登場したウィンを見たソラク達は逃げ出して。
ウィンを裏切るなんて信じられない!とベマンに問い詰められたハジュンは、IMを取り戻す為にだました!と認める。二人にパンチしたウィンだったが、無事で良かった!疑ってごめん!とハジュンに謝って。

喫茶店に来たボルトと久しぶりの再会をしたテナムは、これからも頼むと帰り母親を呼び出す。テナムからもらった手紙が遺言書だとわかったベマンはタクシーを追うが、待ち合わせ場所に来たファヨンは何を企んでいるの?と怒鳴る。
ベマンは、手榴弾の安全ピンに手を掛けたテナムを突き飛ばして。

軍検事ドーベルマン:16話【最終回】あらすじ

協力すると言われジョンスクに呼び出され撃たれたウィンは、三日間意識不明に陥る。テナムがいる集中治療室から出たファヨンと会ったベマンは、自分で作った地獄から抜け出せないぞ!とにらむ。
無理矢理退院したウィンは喫茶店に来るが、そこにいたファヨンは今回は運が良かったけど父親と同じ道をたどることになる!と脅す。ムングを捕まえたベマンは俺がエックスファイルを見つけたからすぐに世間に知れるだろう!と話すが、その頃、ファヨンは様々な罪で逮捕される。

裁判の日、ガンインが証人としてやって来ると、ジェシクは掴みかかる。5つもの犯罪での裁判が始まると、息子の自殺未遂も自分から生まれた他人と言い放ったファヨン。
そんな時、呼び出されたウィンはファヨンの命令だと知ってる!と迫るが、ジョンスクは一人の犯行だ!と言い張る。しかし、ウィンは私に殺意などなかったし動機もない!ましてあなたが急所を外すなんてありえない!と言う。
そして、ジョンスクをマヌケだと言い放ったファヨンの声に録音を聴かせたウィンは、あの人がいる限り誰かは捨て駒にされるからあなたが切って!と説得する。

裁判ではギチュンの脚を切断した後の処置に呼ばれた軍医が証言するが、ファヨンは賭博容疑があった人を信用出来ない!と否定する。次に来たジョンスクは、ギチュンに脅されたファヨンが自殺に見せかけ引き金を引き、ウィン殺害も命じられた!と証言する。
ベマンと取引をしたムングは、ウィンの父親に濡れ衣を着せ事故に見せかけ命を奪ったのはファヨンだと証言し、お前のせいで俺の人生は狂った!と掴みかかって。

ベマンは被告人は20年間凶悪な犯行を重ね、己の反抗を卑劣な手口で隠蔽し権力欲しさに自らを破滅させた!被告人のような軍人が悪しき習慣の原因だ!よって被告人に最高刑を休憩します!と告げる。死刑を求刑されたファヨンは、うすら笑いを浮かべ自分の足で歩く!と連行されるのを拒む。

出口で待っていた記者たちの前でウィンは今日で軍検事を辞する事にしました!私は赤いかつらをかぶり無法者を処罰して来た!と明かして。

一年後…。

ジュヒョクと結婚したスギョン(ドマン叔母)は、正に出産の時を迎えていた。一方、出所したハジュンはアメリカに戻る!明日、ウィンも帰国する!ドマンに手を振る。

息子の面会を拒み手紙を受け取ったファヨンは、心安らかに過ごして下さい!と書かれた手紙を読む。

大株主になった!とハジュンに聞いたウィンは預かっていた時計を返し、あなたはかけがえのない友人よ!と微笑む。テナムからも株を譲渡され会長になったウィンは、断れない提案をしに来た!とベマンはキスをして。

感想

面白かったです!中卒で司法書士に合格したベマンは凄かったけど、ムングと組んで軍の有利な裁判をする姿は、けしからん!の言葉しかありませんでした。
ムングとの訣別の後、ウィンと共に復讐を誓ってからのベマンは正義感にあふれていて男らしいシーンが満載でした!

ベマンの両親の命を奪ったファヨンが、当時、ニャリと笑った顔は忘れられません!息子にも自分の地位を守る為なら犠牲を強いるファヨンに、母性はあるのか?と何度も思いました。
そんな愛情しか与えられなかったテナムは、初めはバカ息子としか思えませんでしたが、最後は気の毒に感じました!でも、家族愛に飢えていたテナムと愛犬の絆には、何度も胸が熱くなりました。
最終回では犬達の世話をしてる所に、ボルトの声が聞こえ駆け寄るテナムには感動でした!

父親に濡れ衣を着せ事故に見せかけ命を奪われたウィンもファヨン達への恨みに満ちてましたが、時には拳を握りながらも、冷静に計画的にファヨン達を追い込むベマン達の姿にはドキドキしました。

様々な事件がありましたが、いつもは思い通りに進められる裁判がベマン達が大逆転させスカッとするシーンも楽しめました。

ファヨンは極刑を言い渡されても最後の最後まで取り乱す事がなく、ある意味軍人の鏡にも見えましたが、やっぱり脚の切断などやり過ぎでした!


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