韓国ドラマ「ミッシング~彼らがいた~」10話~12話【最終回】までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。
村で会った沢山の行方不明の霊の中にヨナ(ソ・ウンス)がいたと聞かされたジュノ(ハジュン)は、ショックを受けます。失踪する前の状況と養護施設に預けられた経緯を母親に聞いたウク(コ・ス)は、長年のわだかまりが消えて。
パンソク(ホ・ジュノ)の娘やヒョンミ(カン・マルグム)の遺骨が見つかると、異変が!
ミッシング~彼らがいた~:10話あらすじ
会長の娘の日記帳を渡されたジュノ達は、孫を見つけないとこの悲劇は終わらないから孫を探して!と頼まれる。ドゥチョルは村で会った沢山の行方不明の霊の話や、あんたを村に連れて来てほしいとヨナから頼まれた!と話す。
お前は詐欺師だ!減刑の為に頭のおかしなふりをしてる!ヨナが死んだというのも嘘だ!と怒るが、今日は結婚式…のメールがヨナから届く。その頃、結婚式になっても村から抜け出せなかった事にヨナは絶望して。
この村は謎だらけだ!初めに迷いこんで来たのはドゥチョルでその後に来たパンソクは死者に寄り添い外で出来る事をしてる!最近現れたウクも生きている!記憶の日にあなたの恋人を丘まで連れて来てくれた!とトーマスから聞いたヨナは驚いて。
結婚式の日に丘に来てヨナ!来たぞ!と叫ぶジュノの隣りに座ったヨナは、招待状を見て来たのね…とつぶやく。一生守ると約束したのに、そばにいられなかった!結婚式の準備を全部君に押し付けてごめん…と言うと、ヨナは衣装合わせのキャンセルをしたのは、ダダをこねていただけなの!と話す。
ジュノはみんな君が死んだと言うけど、家族がいない君を探すのをやめたら君は見つからない!でも君が見つかったら生きる自信がないんだ!神様どうかヨナを助けてください!と号泣する。隣りにいて手を握ろうとしても素通りしてしまう現実にヨナは悲しくなるが、あなたが幸せじゃないと耐えられない…とつぶやいて。
死者の村にいる人々の資料を見て、ウクの母親がいて再会したと聞いたジョンアは驚く。その頃、息子に恋人がいないのは恋をする暇がなくて…と聞いたヒョンミは笑顔になるが、あなたが生きていて、本当に良かった!と言う。
ヒョンミはあなたが会長宅で誰かを見たことで、危険が及ばないように養護施設に入れたけど、命を奪われここに来たから迎えに行けなかった!と謝る。元刑事のヨンホは会長の娘の事故は他殺だと思い調べていたら死んだ!と話すが、ウクは会長の娘は流産したんじゃなくて出産したはずだ!会長が孫を探そうとしたことで3人が命を奪われた!と話す。
ヨンホは会長の側近が怪しい!でも本物の孫はどこにいるんだ?とつぶやいて。ヒョンミは事件を調べて息子が危険な目に合わないか心配だと話すが、パンソクはあいつは責任感があって賢いから任せておけ!と言う。
もう少しで去るとわかり自転車をプレゼントをしたトーマスだったが、警察が捜索してると聞いたチャンミは、このままみんなと一緒にいたい!とうつむく。その頃犯人の供述をもとに遺骨捜索が始まるが、自転車にバラの花を積んだチャンミはみんなにプレゼントした後、姿を消して。
いつものように辛い事は忘れて良い思い出だけ持っていけ!とチャンミの資料を燃やすパンソクだった。
いつもの様に娘がいなくなった遊園地でびら配りを始めたパンソクだったが、そこに来たジョンア達は大人になった顔の写真も入ってるビラを持って来る。
一方、会長室の金庫を開けたサンギル(専務)を見たドンミン(専務)は泥棒の真似事か?とにらむが、ジョンア達はその様子をリアルタイムで見ていた。ウク達の計画に乗ったハン会長(ヨヒ)は孫が見つかった!とドンミン達に報告する。
提出していた娘のリュックから犯人のDNAが出たと聞いたパンソクは、ヒョンジが見つかる!神様、ありがとう!と天を仰いで。
ミッシング~彼らがいた~:11話あらすじ
夜、興奮して眠れなくウクに電話したパンソクは、帰れない!と聞き電話を切る。チェスン建設会長孫が見つかったとニュースを見たミョンスン(ジュノ母)は、別人で良かった…とつぶやく。
株主総会に現れたハン会長は孫を紹介する!と招かれたウクは初めまして!探してくださったことに感謝しますと挨拶する。その頃、サンギル(専務)がホテルで遺体が発見されると、ジュノ達は状況的には、自殺だな!と話し合うが、話を聞き落ち込む会長にウクはきっと捕まえます!と話して。
ウクはサンギルの一報が届きざわつく中でドンミンが俺に向かって茶番だ!と言ったのは俺の正体を知っていたことになる!正に自分が犯人だと言っているようなものだ!とジュノに話す。ドンミンは株主の中には本当の孫かと疑う人もいる!と話すが、会長は密かにDNA鑑定もしたから間違いない!と言う。
更に、孫を会社に入れるからあなたが指導して!と言われたドンミンは、社員たちの反発もあるし指揮も下がる!と反対するが、ウクはがんばります!と笑顔で。
祖母の株の利率は?早く金持ちになりたい!あなたの望みは会社の丸飲み?と聞かれたドンミンは警察につき出したいところだが、会長の立場を考え小遣いを渡すから消えろ!と言う。ウクは断ったらヨナ達みたいに殺すのか?俺はきっちり祖母の遺産をもらう!とにらんで。
リュックからミョンジン(犯人)のDNAが出たことや被害者の持ち物の中から遊園地で買ったカチューシャの写真を見たパンソクは号泣する。ミョンジンの事情聴取が始まりカチューシャを見て思い出した犯人は、大昔の事なので覚えていない!と言うが、イルドゥ(刑事)は大昔だとは覚えてるんだな!とにらむ。
遺言書を改めると言われ会長を別荘に連れ出したドンミンは、ウクが来ないのを指摘されると偽物は今頃会長室ですよ!と言う。そして、不一致のDNA鑑定書を机に置いたドンミンは、孫が偽物だと知りショックを受けて会長はここで死ぬんです!と言う。
揉み合った会長は頭を殴打して倒れるが、そこに来たウクはドンミンに襲われ薬物を注射されてしまう。駆けつけたジュノによりドンミンは捕まり、病院に運ばれたウクも幸いすぐに目覚める。
黙秘を続けるドンミンに、ウクは会長と俺は襲われ会長の娘、ヨナ達の命を奪ったのに捕まえられないのか?とジュノを責める。
一方、毎日、ミョンジンに面会に行き断られてるパンソクを心配したトーマス達は、料理をご馳走する事に。まるでゾンビだと言われたパンソクはみんなに無理矢理に食べさせられるが、ヒョンミは同じく落ち込む様子の息子を呼び出す。
ウクはあいつは何人も殺しておいてダンマリだ!俺は何も知らずに母さんを恨んでいたのに!と泣くが、母さんと呼ばれたヒョンミも泣いてしまう。
ミッシング~彼らがいた~:12話【最終回】あらすじ
ドンミンが運ばれた病院に来たウクは仮病か?会長の娘の命を奪ったのはお前だな?俺の母親は会長宅の家政婦をしていたから俺はあの時、お前を見た!と話す。スヨンもお前の母親も孫だと間違えられた三人、サンギルも俺がやった!物音がしたから家政婦に見られた思い殺した!お前のせいで死んだんだ!と言う。
思わず掴みかかりクッションを顔に押し付けたウクを止めたジュノは、ヨナは何処にいる?と胸ぐらを掴んで。
ようやく面会できる事になり娘は何処だ?と何度も尋ねるが、ミョンジンはあなたは変わらない!とだけ言い背を向ける。
海に来て今日は台風だから船は出せない!と船頭が来るが、ウクはこの男がヨナさんを遺棄した!場所を聞け!と話す。ジュノは命を奪う前に孫かどうかDNA鑑定だってできたはずだ!と責められたドンミンは、あの3人は火災事故で死ぬはずだった!あの養護施設の放火を命じたのは俺だ!と言う。
そして、30年来の計画を台無しにされないように排除しただけだ!と開き直るドンミンに、ジュノは怒りに震える。
カクテルを作ってやったウクは、トーマスが独立運動の末弾圧に遭いここに来たと知る。トーマスは仲間も撃たれたのにここに来たのは自分だけだから、もしかしたら他の死者の村にいるのかもしれない!と言う。
被害者の遺品の写真を見たミョンジンは、一生、刑務所、暮らしでもいいから、俺の宝物だから返してくれ!と懇願する。また面会に来てミョンジンが自害したと聞いたパンソクは、ショックで倒れてしまう。
丘に連れて来てヨナと会わせたウクは通訳をするが、プロポーズの時に、プレゼントした白いドレスを着ていると聞いたジュノは、このまま遺体が見つからなければ、ここで会えるのか?と聞く。ダメよ!と聞いたウクは自分のすべき事をしろ!と話すが、ジュノは俺の望みは彼女といることだ!ヨナがいない未来なんていらない!と泣くが、ヨナは私を必ず見つけ悲しんだ後は忘れて!と言って。
ヨナはいつもの様にカフェに行くが、コーヒーを飲んでいた時異変に気づいたトーマスは恋人が君を探したようだな、元気でな!と微笑むが、その頃、ジュノはダイバーの捜索を海辺で待って。
葬儀に来たウクは、トーマスが笑顔で去ったと言っていた!と話すと、ジュノはありがとう!と泣いて。ハン会長は私のせいであなたの婚約者が命を落とした!ごめんなさい!と手を握るが、遺影の写真でヨナが付けているネックレスを見て首を傾げる。
ボムスが自分をひき逃げした車の番号を覚えていてパンソクは情報を流すが、イルドゥは、最近、あなたの情報で事件が解決してる!と話す。もう少しで家族と会える!と別れを言いに来たボムスは消え始めるが、ヒョンミは元気でね!と見送って。
母親の物だとジュノからネックレスを見せてもらったハン会長は、後に掘られてるSの頭文字を見て、娘の誕生日に贈ったものだ!と話す。ジュノの母親は女性から赤ん坊を預かり自分たちの養子にした!ヨナの事を聞きあなたが危険な目を遭わないかハラハラしていた!と明かす。
ジュノは火災で死んだ子供たちやナムグク達もみんな俺のせいで殺されたんだ!もう生きていたくない!と号泣して。
一方、ミョンジンの親戚の墓の周りを捜索したイルドゥ達は、何人かの遺骨を発見する。しかし、捜索の様子を見に来たパンソクは娘が見つかった様だ!村が見えない!と腰を下ろす。
遺骨を納めたパンソクは、ようやく家族が揃った!ヒョンジ!もう寂しくないだろう?と話しかける。
祖母(ハン会長)は養母も実母もあなたを守ろうとしたが、私は娘を守れなかった!これからは、あなたを守るわ!と話すと、ジュノは頻繁に会いに行きますね!と話す。
今日、解体される建物にヒョンミ達の遺体があるはずだと聞いたウクは、会えて良かった!と手を握るが消え始めた母親に元気で!と涙をこぼす。パンソクと同じ様に村が見えなくなったウクは、森の中で一人立ち尽くして。
お揃いのブレスレットをパンソクに付けたジョンアは、これからは一緒に仕事をしよう!と言って。
失踪課に移動になったジュノに、イルドゥは、ここは出世には縁遠いぞ!と笑う。
独立運動家と推定される遺体が見つかった!とニュースを見たウク達はトーマスだ!と喜んで…。
感想
楽しいドラマでした!失踪者として扱われ遺体が見つからない霊が集まる村に突然、導かれたウクには理由があったんですね!
失踪していた母親と再会したウクは、本当に驚いたでしょう!捨てられたと思い恨んでいたウクの誤解が解けたのは良かったし、何よりも再会できた事は良かった!
村にいる死者の為に外の世界に行けるパンソクとウクが事件を解決していく姿は、楽しいシーンがいっぱいでした。
刑事のジュノが恋人のユナの失踪を調べ、ウクから死んだと聞き霊のユナの隣で号泣するシーンは気の毒でした。しかも、結婚まじかだった事やあまりにも理不尽な殺害でしたから、本当に悔しいです。
遺体が見つからなかったら君を通して会えるのか?とウクに聞いたジュノが切なかった!
パンソクの娘の遺体が見つかり村が見えなくなった事も、目的を終えたからかも。もし、こんな村があったら?と誰もが考えると思いますが、遺体が見つからない死者だけというのも嫌ですね。
トーマスが年長者で、ウク達が捜そうとしても厳しいですからずっとあそこにいるというのも気の毒です。死者を成仏させる橋渡しは、素晴らしかった!