カーテンコール

「カーテンコール」1話・2話・3話のあらすじと感想!相関図あり!役者のカン・ハヌルは頼まれて孫として家に入り込む

韓国ドラマ-カーテンコール

2022年にKBSで放送された「カン・ハヌル」主演韓国ドラマ「カーテンコール」1話~3話までのあらすじと視聴しての感想。相関図あり!

夫と子供を北朝鮮に残し南に来てクッパを売り、旅館の商売で成功したグムスン(コ・ドゥシム)。余命を告げられ思い残す事は、北にいる孫ムンソン(ノ・サンヒョン)の事で。

俳優になる夢を諦めず、宅配のバイトと稽古に明け暮れるジェホン(カン・ハヌル)の前に、グムスンの側近サンチョル(ソン・ドンイル)が現れます。

ジェホン達は偽孫の演技をするのを引き受けて…。

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「カーテンコール」相関図

カーテンコール-相関図

カーテンコール:1話あらすじ

1950年、米軍の船に乗らないと空襲で死ぬ!と叫び、村人たちは我先にと船に乗り込むがグムスンもまた夫と赤ん坊と一緒に必死に走る。船によじ登り次に夫と赤ん坊も乗り込もうとするが、他の子供が海に落ちるのを見て夫が飛び込み助けたことで、船に乗れず離れ離れになってしまう。

月日は流れ…。

クッパ店と旅館を始めたグムスンは、海の向こうにある北を眺めて…。

祖母が旅館から15のホテルを建て成功すると、孫のパク・セヨンは新しい楽園ホテルで挨拶をする。その頃、病で余命三ヶ月の宣告をされたチャ・グムスンは、家に帰る!と告げて。

突然、自分に内緒で緊急取締役会が開かれると聞き会議室へ行ったセヨンは、第三位株主である私に相談もなくホテルを売却?と怒るが、そこに来た祖母グムスンはコーヒーを持って来て!とキム・スンド(専務)に命じる。ニュースでもホテル売却か?相続か?で騒がれる中、記者は三兄妹に事の真意を確かめるが、三人共違う考えで。

一方、俳優になる夢を叶える為にデリバリーの配達のバイトをするユ・ジェホンは、舞台の練習部屋へ向かう。

回想…。

ずっと夫と子供を探し続けていたグムスンは、北から来た子供ヨンフンと孫のムンソンと泣きながら抱き合う。母さんは父さんが言っていた通りの人だからすぐにわかった!父さんは最後まで再婚をしなかった!と話すが、グムスンが韓国での生活を望むと、ヨンフンは統一しても北に帰らないの?と不機嫌になる。
グムスンは再婚した人に先立たれ息子夫婦も事故で亡くしたが、三人の孫達がいたから生きて来れた!と泣く。別れの時が来ると、グムスンは来年もここで会おう!と指切りして…。

グムスンは毎年離散家族会へ行き息子の訃報を聞くと、20年間も会えずにいるムンソンに会いたい!とつぶやく。

売却をやめる気がない長男だが、セヨンは私たち家族やホテル、そして費やした時間と大勢のスタッフの努力、お金では決められないものや価値もある!と説得するが、セジュンは社員には報酬が入り雇用も維持される!これはビジネスだ!ときかない。

興信所の男(テジュ)はようやく見つけたグムスンの孫リ・ムンソンは、北の部隊と呼ばれる組織に入り北朝鮮と中国を行き来する怖い者知らずの密売人だ!極悪非道のクズだ!とサンチョルに報告する。

カーテンコール:2話あらすじ

南北統一を題材にした舞台に出たジェホンは、ガラガラの客席を見て落ち込み宣伝が悪い!何ヶ月も北朝鮮なまりを練習したのに!と怒る。突然訪ねて来た男性に、余命いくばくもない女性の孫を演じてくれ!と言われたジェホンは、詐欺にはならないのか?と尋ねると、サンチョルは誰かの幸せのためにつく嘘だと思え!と話す。
今回の舞台で、北朝鮮のなまりを習得していたジェホンは1ヵ月1億ウォンだと言われ、心が揺れる。

孫を呼んだグムスンはホテル売却を考え直してくれないか?と頼むが、セジュンはビジネスのために仕方がない!と話す。兄がホテル売却しか考えてない事に悩むセヨンに、グムスンはあのあなたがホテルを愛するようにセジュンはホテルを憎んでいる!と話す。
翌朝、みんなを席に座らせたグムスンは、家政婦に自分がいなくなったらこの家を出て行きなさい!と言うが、ジョンスクは涙を堪えながら私ももう50だからずっとここにいます!と話す。

オーディションを落ちサンチョルと会ったジェホンは、観客は1人だ!これが芝居だと知ってるのに最後まで見届ける唯一の人、あなたのためにこの俺が芝居をする!と引き受ける。正式にジェホンと契約したサンチョルは、孫が見つかった!と報告すると、家族を集めたグムスンは、もう1人の孫が見つかったから、私が死ぬ間この家で暮らす!苦労してきたのだから仲良くして!と命じる。
その頃、妻役をしてもらう劇団仲間のユンヒに、グムスンの資料を見てもらうジェホン。帰宅したユンヒは母親に三ヶ月は戻らない!私の夢を反対するなら一度くらい見てから言ってよ!と怒って。

サンチョルは偽パスポートと調査報告を作りグムスンに渡すが、その頃、ジェホン達はお互い役に成り切って。

いとこの男性ムンソンとどう接したらいいかしら?と聞かれたラギョン(ホテルマネージャー)は、ホテルの危機を救う重要なお客様VIPだと思えばいい!と話して。

カーテンコール:3話あらすじ

張り切ってクッパを作ったグムスンは、大きくなったわね!私の孫は男前だ!と頬をなでられたジェホンは、離散家族再会の時以来だから記憶もおぼろげですが、僕を探してくれてありがとう!と話す。ジェホンは実は今まで別れて暮らしてきたし情もないが、おばあさんが病気だと聞き来た!3ヶ月経ったら帰る!と打ち合わせ通りに話す。
次男はそうなのか?と喜ぶが、セヨンはできればずっとこの家に暮らしてほしい!と話すが、ジェホンは社交辞令でも嬉しいと言って。

ジェホンはクッパをご馳走になりおいしい!とおかわりするが、グムスンは私はこのクッパを作りホテルを建てたの!と笑う。セジュンは北朝鮮から韓国に来るには旅行のようには来れないはずだ!どうやって来たの?と聞くと、ユンヒは私が中国籍だったから彼も中国籍になったことで、すんなりこちらに来ることができました!と話す。
最後に会った時に指切りをした時の事を聞かれたジェホンは、小さかったから覚えていないけど、別れた時にもう一度手を握って欲しいと思った事は覚えている!と話す。部屋に通されたジェホン達は疲れた!と言うが、サンチョルは思っていた以上に良い出来だった!特に離散家族の再会エピソードはリアルだった!と褒める。
母親に捨てられた過去があるジェホンは、本当の孫のムンソンもそんな気持ちだったのかと思った!母にも事情があったはずだと考えられる歳になった!と話して。

部屋に戻ったジェホンはソファーに眠ろうとするが、2人の離れて寝ていたら家政婦さんに疑われる!とベッドに招くが、今日はお疲れ!と横を向かれたユニは腹を立てて。翌日、ソウルを案内すると言われ、無理矢理車に乗せられたジェホンは、セヨンはお前と仲良くしたい訳があるから接触してくるはずだ!とサンチョルが言っていたのを思い出す。
一方、ユンヒは妻は家にいるものだから3兄妹の相手は夫に任せる!と話すが、家事慣れしていない綺麗な手を見たジウォンは、大切にされているんですね!と言われ焦る。

北の情報が乏しくてもそもそも誰も北を知らないから私達も知り尽くす必要がない!と話し合ったジェホンはチキンを食べてもこれが北の唐揚げだ!と胸を張る。しかし、カフェに来てジェホンが注文した飲み物を聞いて、北にもあるの?とセヨンに質問されドキッとする。

せっかくレストランを予約していたのに、即席ラーメンで良いと言われたセヨンは計画が台無しだと話すが、ジェホンは計画通りの人生は無い!人生は気持ちと体の向くまま生きることだ!それが自由、そして民主主義だ!と語る。ムンソンの望みは?とセジュンに聞かれたサンチョルは、会長が生きてる間に孫として孝行したいと言っていたじゃないですか!私はホテルではなく会長に忠実でいたい!彼はいつかここを去る人だ!と話す。

偽物を演じるのは本当に大変だ!と愚痴るジェホン達だが、サンチョルはだからギャラを払ってる!とにらむ。居心地はどう?お前を警戒して、孫たちが辛く当たるかと心配している!と話すが、ジェホンはみんな学がある人たちだから、肋骨には出さないよ!セヨン姉さんには実の弟のように接してくれて感謝してる!と話す。
グムスンは昔、この場所でクッパを売っていたが、船に乗り遅れたから一晩部屋を貸してくれと頼んだ客が置いて行ったお金はクッパ30杯分だった!これがホテルを始めたきっかけだ!と笑う。

最近、ホテルの4%もの株を買い占めてるのが元婚約者ドンジェだと知ったセヨンは、妹が振った相手から株を買おうとする兄、ホテルに無関心なくせに株を餌に結婚を迫るあなた!2人から理解されなくても、私はホテルを守るしあなたと結婚しない!と話して。

感想

南北統一は今もされていませんが、同じ民族なのに悲しいですね。離散家族で再会した時に韓国に来ていたら裕福な生活も待っていたのに、結局、ヨンフンは亡くなってしまい残念です!
余命が少ないのに、犯罪者を孫だとは会わせられず役者を仕込んだサンチョルはも大きな賭けですね。孫にクッパをご馳走したグムスンは、幸せそうだった!

ホテル売却をしたい兄と守りたいセヨンとの攻防は、続きそうですね。少なくとも創立者のおばあさんが生きてる時に、揉めるのはやめてほしいです。


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