「揀択(カンテク)~女人たちの戦争~」4話~5話では、奴婢になった母親の姿を見て、王妃になる為にカンテクに向かったウンボ(チン・セヨン)!王様は顔も声も同じでも、何か違和感を感じます。
カンテクが始まると大妃自らウンボ潰しをしますが、やられっぱなしのウンボではありません。最終テストの最中にウンボは、キム家の陰謀に巻き込まれてしまいます!
このページでは、「揀択(カンテク)」4話・5話のあらすじと感想を紹介しています。
揀択(カンテク):4話あらすじ
母親が働く姿を見たウンボは、前王妃にそっくりだったら警戒されるのでは?とチャヨンに話すが、その気になればその事が武器になる!と聞く。ウンボは私の家族をめちゃくちゃにした者たちを復讐したいです!とチャヨンに頼む。
イスからたくさんの事を学んだと話すギホ(養父になる男)に覚悟は決めたか?と聞かれたウンボは、はい!と答えると、名前はヨンだ!と命じられる。
約束通りに芙蓉客にやって来た王様に、銃使いは山尺という者でキム家と繋がっている!と話す。王様は芙蓉客の主は男だ?と尋ねると、ウンボはこれ以上答える事はない!と追い出す。
一方、巫女と会ったチャヨンは覚悟は決まったか?双子の妹を王妃にする!その前に王妃が生存していたと大妃に伝えろ!と命じる。
早速、大王王妃と会い王妃が生きていた!その事が分かれば命を奪ったと思っている犯人が動くかもしれない!と話す。大王王妃に呼ばれ夜に王宮へ向かったウンボの顔を見て追いかけた王様は、見失うと見間違いだと自分に言い聞かせる。
巫女が連れて来たウンボと会った大王王妃はあまりにもそっくりで驚くが、自分の命を狙った者を探し出し罰を与える!と話すのを聞き、以前とは違い強い印象を感じる。帰り道、大王王妃は犯人ではない!でも、お前の父親の命を奪ったのは王様だ!とウンボに話すチャヨンだった。
お風呂に入ってもまた王妃を思い出し苦しむ王様に、内官は忘れた方がいい!と助言する。
カンテクの第一関門突破の連絡がくると、ウンボへの礼儀作法の練習の特訓が始まる。
最終試験が王宮で行われると手紙が届いたヨンジは、とうとう王様に会える!今度は父親が約束してくれたから期待しちゃう!と喜ぶ。
住む家もないワルは、ジェファの家に来て好きな人に会わせてやる!と言う。ジェファは家に押しかけて来たあなたの使用人に困ってる!と会う口実を作りウンボを呼び出す。
偶然、ボンシク(マンチョンの長男)と会ったジェファは、祖父が逆族だった!育ちが悪い!と馬鹿にされるが、そばで聞いていたウンボがそっと足を出す。そのまま池に落ちたボンシクを横目で見るのを見て、足をかけた?とジェファに聞かれたウンボは、無礼者にはは仕返ししないと!とニッコリ笑う。
ジェファは父親が謀反者にされ故郷を追われた父親は、何かと酒に溺れ俺たちに暴力をふるい怖い存在だった!と話す。ウンボは私の名前はヨンです!と偽名の名前をジェファに教え、ワルは追い出して!と言う。
酒の用意をさせた王様は、マンチョンを呼び腕のいい猟師がいるなら大王王妃にプレゼントをする虎の皮をお願いしたい!と話す。マンチョンはそんな事を頼むのは姪との結婚を決めたのかと思い上機嫌で帰宅し、仁王山へ狩に行く!と部下達に話す。
ようやく王妃になる為のカンテクへ行くと聞かされたワルは、馬鹿野郎!とウンボを送り出す。
候補者達は二人一組で部屋を使う為にくじ引きをするが、亡くなったはずの王妃と同じ顔なのを見たヨンジは、腰を抜かす。自分が着るはずだった衣装が切り刻まれたヨンジは半泣きだが、みんなで縫い目が目立たない様に刺繍をする。
一方、カンテクだから狩には行けないと言ったギョン(王様)だったが、どうしても虎の皮を取りたいなら最も優れた猟師を連れて行くだろう!と推測し、矢の練習を始める。
当日、突然現れた王様に驚いたマンチョンだったが、漁師たちの腕前を見せられたギョンは、顔に傷のある男に目星をつける。狩りに出た男を追いかけた護衛は、崖から落ち負傷した猟師を連れ帰る。しかし、猟師が一人居なくなった事を気にしないマンチョンが王妃殺しを企てたのではない!と思うギョンだった。
カンテクの試験の為に王宮に来たウンボだったが、突然やって来たギョンがカーテンを開けてしまう。
揀択(カンテク):5話あらすじ
生きていたのか?と抱きしめられたウンボは、何の事かわかりません!と答える。大妃は亡くなったはずの者がなぜいる?また災いを招くの?と興奮すると、ギョンはやめて!王妃様をお連れしろ!と叫ぶと大妃は倒れてしまう。
帰るウンボを呼び止めた王様は、まだウンギだと確信していたが、戸惑う姿を見て言葉を失う。実は大王王妃と会った時、最終審査まで残る事や決して素性を明かしてはいけない!と口止めされていた。それでも思わず追いかけたギョンは、護衛武士に彼女を守れ!と命じる。
王妃が亡くなったその場にいた役人達がその噂を聞くと、王様だけでなく王妃も蘇った!もしかしたらイスも蘇るのか?と怖がる。
娘と会ったフンギョンは、もし本当に王妃なら証拠をつかんで始末してやる!とヨンジに約束する。そして、逆賊の娘だからカンテクに出れないし、選ばれない!とヨンジを励ます。
食事中に亡くなった王妃の話をしたソンイ(マンチョンの姪)は試験官に減点だ!と言われてしまう。ヨンジは王妃そっくりのウンボを抱きしめた王様の姿を思い出し悔しがるが、父親に言われた様に笑顔に務める。
一方、護衛武士のモはウンボが泊まっている周りに護衛を配置した!と報告に来ると、ギョンは声も顔もそっくりだけど、どこか違う!と内官達に話す。
大妃はいくら別人でも気持ちが悪くて仕方ないから候補から外してくださいと話すが、大王王妃はウンギじゃない!と拒否する。
紅を塗ってはいけない決まりを守ってるかの検査があると、さぜか塗っていないのに白い布が赤くなり、原点になってしまうウンボ。次に顔の拭き取りの試験が始まり布を渡されたウンボは、布からトリカブトの匂いがして止めるが、手のひらは炎症を起こし真っ赤になってしまう。隣の女性に布を借りてその場を乗り切るが、それは大妃の仕業たった。
翌日、人相を見る人物は一人一人を見てウンボの所へ来て血痕の印を見ると、素晴らしい人相だから王妃になる人相だ!と褒める。しかし、隣にいたソンイを見た男は同じく血痕がついていた事に驚き、どちらを褒めるのか分からなくなるが、実は買収されていた。
猟師の意識が戻ったと聞き会いに行ったギョンは、誰に頼まれた?と責め立てるが、まだ話す事も出来ない。
次に『心相』のテストを大妃自ら行うと、宝物をあげるとしたら誰にあげる?と聞かれたソンイは王様と答えたのに対して、ウンボはそれを売って100人の人を助ける!と話す。すると、大妃は民を利用し目立ちたいのか!と責め、心相のテストは最低点を付ける。
王様はウンギにしか見えない!と話すが、ウンボは改めて王妃ではない!と繰り返すが、それでもギョンは納得しない。
次のテストは民が集まる所へ行き、民のためにお金を使ってください!その後に民に投票してもらい決める!と話す。お金の入った巾着を受け取るが、いつもの様に協力者がいるソンイは100両もの大金を手にするが、ウンボは何と一両しか与えられなかった。
一方、ウンボが手足を縛られ閉じ込められる夢を見た王様は、カンテクに来る王妃そっくりの夢が現実になった事もあり、また現実になったら!と心配で仕方がない。
一両で紙を買ったウンボは、民達に願いを聞き紙に書くが、キム家の批判だ!と怒ったソンイは、腹を立て破いてしまう。殴られ殴り返したウンボだったが、キム家の用心棒に気絶させられ箱に閉じ込められてしまう。偶然、ウンボを見かけ追いかけたジェファだったが、用心棒にここには入れない!と追い出されてしまう。
感想
ジェファはウンボを好きになった様ですが、相手にされていませんね。でも、ジェファを侮辱した男を池に落としたシーンは、スッキリでした!
カンテクまでこぎつけても様々な妨害が待っていましたが、特にウンボに対する大妃の攻撃は露骨です!賢いウンボだからどうにか乗り越えましたが、マンチョンの姪のソンイは性格も悪く、攻撃してきますね?
でも、ウンボが王様に気に入られているという嫉妬は誰にでもあるでしょうね。それにしても、王様の予知夢がまた当たってしまいました。