韓国ドラマ「血も涙もなく」72話~75話までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。
バハマ銀行へ行く時にヨンギを誘拐したヘジ(ハ・ヨンジュ)でしたが、ヘウォン(イ・ソヨン)達は韓国にいると思い必死で捜します。帰国し洗脳された息子が、ヘジをママ!と呼ぶのを見たヘウォンはショックを受けて。
イチョル(チョン・チャン)が隠していた債権が、ヘジの手にあると聞いたジュンモ(ソ・ハジュン)達は、次の作戦を考えて。
とうとう、洗脳を解かれたヨンギは…。
血も涙もなく:72話あらすじ
幼稚園から連れ出し飛行機に乗せられたヨンギは、飛行機に乗っておじいさんの病院に行くの?と聞くと、ヘジはそうよ、遠いから飛行機で行くの!ママもいるわよ!と嘘をつく。近くに座っているのがYJ元会長の内縁の妻だと知ったピルソは、一緒にいた男の子がお漏らしをして泣いてしまったのを見て、手を貸しましょうか?と言い近づく。
飛行機から降りてホテルに来てもママは?と泣き叫ぶヨンギに、ヘジは困ってしまう。一方、ヨンギを誘拐されたヘウォンは警察に来るが、まだ親権変更の届出が出ていないから捜査出来ない!と言われる。
イチョルと連絡が取れないスジョンは、家に行き倒れてるのを発見し病院へ搬送する。
一週間が過ぎ…ヘウォン達はドウンの出国記録がなく韓国にいると思い、二人のチラシを作りジュンモも極秘チームが探してるから見つかる!と慰める。
バハマ銀行からイチョルが隠していたお金を引き出したヘジは、興奮する。ヘジは、名前をアンディ・ネイモンドで自分を母親だと思わせる為に記憶操作を頼む。
初めはママじゃない!と言い張っていたヨンギだったが、徐々に洗脳されてしまう。
病院へ来たヘウォンはお義父さんがヘジを連れて来なければ、今までの悲劇は起こらなかった!ヨンギが戻らなければ、あなたより先に私が死にます!と寝ているイチョルを責める。
40日後…。
ようやく韓国へ戻り家に来たヨンギを見たイラは、大丈夫?具合は?と聞くが、ヨンギは初めて見る人かの様にヘジの後ろに隠れる。ヘジはまだイチョルが生きていた事に驚くが、また呼び戻した家政婦にヨンギの世話をさせる。
ヘジからの電話で家に戻ったヘウォンは胸ぐらを掴むが、そこに来たヨンギはママ!とヘジに抱きつくのを見てショックを受ける。あんたなんていなくなれ!と首を絞めるヘウォンを止めたスジョンは、ヘジを突きとばす。
ヘジはあの人がやっぱり親権は渡したくないからイギリスへ行けと行ったの!と嘘をつくが、ヘウォンはあの子があんたをママと呼ぶのは?と聞く。公園で軽く頭をぶつけてから記憶が飛んだのか私をママと呼び始めた!と嘘をつくが、ヘウォンはあの子を洗脳したわね?と怒鳴って。
脳圧が上がりショック状態になった兄を心配し、くれぐれも兄の病状が外部に漏れない様に!と医師に頼んだイラは、兄さん!ヘジがやり放題なのよ!早く目を覚まして!と声を掛けて。
ヘウォンは本気でヘジの命を奪いたかったけど、ヨンギの為に耐えた!と話すが、ジュンモは今の状況は辛いが、ヘジの思うツボになるから理性を失ってはだめだ!と慰める。
ジュンモは出国記録がなかったのに、空港に現れたから偽造パスポートを使ったんだ!行き先は北米だった!と話すと、ヘウォンはつまり、隠れたのではなく他の理由で外国に行ったのね!と話す。そして、イチョルさんの過剰投与もヘジの仕業だと思う!家政婦も買収された様だ!と話して。
息子の寝顔を見たヘウォンはこの子の記憶が取り戻せるなら、何でもする!と泣いて。ヘジの秘書だという男(ピルソ)が来て軽く挨拶したジュンモは、どこかで見た顔だ!と思う。
事件ばかり起こし今度はヨンギを誘拐したヘジを育てたヨンジュを責め立てるミンスクだが、ジャングンは親権を放棄すると言ったからだ!と言う。家には入れるなと言われていたでしょう!ヘジはヨンギにママと呼ばせてる!と激怒するミンスクだった。
病院へ来たヘジはあなたに目覚めてもらうわけにはいかないわ!と声を掛けるが、そこに来たジュンモはアラームが鳴るのを聞き、ナースを呼んで。
血も涙もなく:73話あらすじ
突然、目覚めたイチョルはドウン!どこへ行く?と言われ振り向いたヘジは、絶対、目覚めると信じていた!と微笑むと、医師はバイタルは正常だから経過を見守りましょう!と告げる。ジュンモはヨンギを連れ出しイギリスへ行き、洗脳した!と話すが、ヘジは親権を渡すのをやっぱりやめた!イギリスの学校を探せと言ったのよね!と話すと、イチョルはそうだ!と答え、バハマ銀行へ行ったのか?と心の中でつぶやいて。
ようやく男(ピルソ)の事を思い出したジュンモは、いつか出所不明の資金を預かるのを拒否した男だと思い出す。ジュンモはブラックマネーばかり扱う投資家が何故、ぺ・ドウンに?どうも怪しいな!と言うが、ジャヨンは投資に失敗して彼女の秘書になった!と言う。
ジュンモは先に言っておくがYJが揺れてるからと、もて遊ぶのはやめてください!と背を向ける。
イチョルはお前の嘘に合わせてやったんだ!正直に話せ!バハマ銀行の金庫に手をつけたか?と言われたヘジは、金庫の中の債権を見て驚いたが、あなたが倒れたと聞き急いで戻ったの!と話す。ヘジは私の子でなくてもあなたの血筋であるヨンギを一緒に育てたいわ!と言うが、だから洗脳したのか?ヨンギに手を出すなと言っただろう!と怒る。
トイレに行くと立ち上がり、そのまま倒れてしまったイチョルは、意識を失う。
叔母はなぜ、あなたにあんなに敵意を持つのかしら?と言うが、そこに来たヘジはいつも姉だからと優遇されて来たし、私を見下すヘウォンは不愉快極まりないわ!とにらむ。私を母親と暮らさせ人生を狂わされたから、あんたの息子の人生も台無しになれば平等だ!と言われたヘウォンは、水を掛ける。
朝起きて隣で寝てるヘウォンを見たヨンギは、おばさんは僕のママじゃない!あっちに行け!と号泣し、部屋に来たヘジに抱きつく。ヘジは私がさせてるんじゃない!と言うが、ヘウォンはヨンギの記憶が戻らなければ、私とあなたは一緒に死ぬのよ!と睨んで。
イチョルが目覚めた時の会話を聞いたジュンモは二人の間に秘密があり何か企んでいる気がする!よく見張ってくれ!とヘウォンに話して。
スジョンが手配してくれた精神科の名医に質問されたヨンギは、ヘウォンにはいつも叱られた!と話し、ヘジがママでサッカーやクッキー作りをしてくれた!と話す。全部、私との思い出です!と聞きうなずいた医師は記憶操作されている!記憶を取り戻すには操作した人が作った、いわゆるパズルを解く必要がある!と話す。
血も涙もなく:74話あらすじ
ヘジに土下座をしたヘウォンは、お願い、息子の記憶を取り戻せる人を教えて!あなたの言う事は何でも聞くからお願い!と頼む。ヘジは私の願いはあんたが目の前から消えることよ!でも残念ね、私にもヨンギがなぜあんな風になったかわからないの!ととぼける。
そこに来たジュンモはこんな虫けら以下の奴に惑わされるな!こいつが女じゃなかったら殴ってる!とヘジをにらむ。私を怒らせないで!と怒るヘジに、ジュンモは殺人教唆だけでなく子供を誘拐し洗脳までしたやつは、最後は追い詰められて死ぬだろう!お前の犯した罪が最後には自分に返ってくる!と激怒する。
ヘジはもし私が崖っぷちに立っても1人じゃ死なない!みんな道連れにしてやる!と背を向けて。ヘウォンはできることが何もなくて…と落ち込むが、ジュンモは今、ヘジの渡航先を探ってる!お前はヨンギを守るために土下座までしただろう!自分を責めるな!と慰める。
ジャヨンが持って来た保護者委任状の書類にイチョルの印鑑を押したヘジは、これで入院中は私が自由にできる!と言う。肩を抱かれたヘジは、イギリスではちょっとよそ見をしたけど、私はYJの会長ユン・イチョルの女だ!と言う。
ジャヨンは無記名の債権を持ってるのだから一人でやり直せばいい!と言うが、私が一番欲しいのはYJの女主人の座よ!と言って。
病室に来て意識のないイチョルに声を掛けると、ジャヨンは保護者委任状の写メを見せるが、そこに来た看護師は何をしているんですか?ここは病院ですよ!とみんなを追い出すが、ジュンモにそっと何かを渡して。
なぜ兄さんは心変わりをしたのかしら?と不思議に思うが、ミンスクは我が家系にあんな極悪人はいない!ミンテの子じゃない!と怒る。スジョンはどうやって会長の心を取り戻したか知らないが、ヨンギに手を出したからにはイチョルだって黙ってない!と言う。
そして、保護者変更の書類を見せたヘジは、今後は私の許可なしに病室には入れない!と言われたイラは激怒する。
ヘウォンと会ったジュンモは、あの女と手を組んだふりをする訳があるはずだ!何としてもイチョルと話す必要がある!と話す。そんな時、イチョルの手術が決まり手術室に入るが、起き上がったイチョルの前に病衣を来たヘウォンとジュンモが現れる。
ジュンモはヘジと組んでないとわかったのは、選択の瞬間にその人の本性が出るというが…病状が改善して気が変わったんだ!と言ったあなたの言葉でわかった!と話す。
イチョルはヘジは俺の弁護士も買収し、金庫にあった俺の印鑑も手に入れた!携帯も奪われたから、君と連絡がとりたくて看護師に頼んでメモを渡してもらった!と言う。手術に見せかけて、病室から出す計画を立てたのはヘウォンで、その段取りをつけたのはイラだった。
イチョルは意識を失ったふりをしたのは、あいつがバハマ銀行の金庫に隠した俺の裏金を見つけたからだ!意識のないふりをすれば、ヘジは債権を持ち逃げしないと思ったんだ!と言う。ジュンモは会長だけがその債権を洗い現金にできるから、韓国に戻ってきたんですね!と話すがイチョルはそれで会社の負債をどうにかできるはずだ!と話して。
その頃、突然脳圧が高くなり手術ができなかった!と聞いたイラ達はまだ芝居を続けるが、手術室から出て来たイチョルに声を掛けるヘジに苦笑いする。帰宅したヘジは医師の言葉に違和感を感じ騙されたとわかり、どうやって仕返ししようかしら?と微笑んで。
ジャヨンと会ったヘジは、ジチョルをひいて動揺するジウンの声を携帯で聞かせ、頼みたい事があります!と話す。帰宅したヘジは、児童誘拐及び虐待の容疑で逮捕され親権者は自分だと訴えるが、ヘウォンは親権者変更確定証明書を見せる。
虐待?ととぼけるヘジの前に、ヨンギの精神操作をした医師も現れ、ママ!とヘウォンに抱きついたヨンギは夢を見ていたみたい!叔母さんがママと呼べって…と話して。
血も涙もなく:75話あらすじ
留置されたヘジは先にいた犯罪者と揉め、今無性に腹が立ってるの!と首に手をかける。ジュンモは、ヘジは精神疾患も認められず重刑になりそうだ!と話すが、そこにソウル中央地検検事正ペク・ミョンチョル(ソンユンの父親)がやって来る。
ミョンチョルは何故負ける裁判を始めた?あなたたちを虚偽告訴罪で告訴する!と言う。対室尋問が始まるとヘジは全面否定し、私が洗脳したという証拠は?ないなら姉さんが刑務所行きだ!と強気だ。
精神操作した医師が出国したと聞いたヘウォンは、自ら洗脳したと話すヘジの音声を聞かせると、ミョンチョルは弁護を辞退する!と帰ってしまう。つかみ掛かろうとするヘジは刑事に止められると、ヘウォンは自業自得だ!刑務所で罪を償いなさい!と睨んで。
実はヘジが医師に頼み精神操作をした!私達が育てママと呼ばれたい!などと話すのを録音したのはイチョルだった。
退院し運転するジュンモがジチョル(息子)に見えてしまい、医師から様々な症状が出ると聞いていたイチョルは、遠い昔の記憶は残っても最近の事は思い出さなくなるでしょう!と言われた事を思い出す。家ではみんなで料理を作り帰るイチョルを待つが、イラは兄さんの夢はバイオリニストになることだったの!才能もあったから、きっと有名になっていた!でも、YJを継ぐからと諦めた!と話す。
帰宅しヨンギから退院おめでとう!と言われたたイチョルは、笑顔になって。
ジャヨン(ジウン母親)は、イチョルは息子を死なせたと知りながら、私と手を組んで一生弱みを握り利用する魂胆だった!と怒る。ピルソ(ヘジの秘書)はあなたとヘジの関係は知られない方がいい!と言うと、ジャヨンは議長の席も奪ってやる!と言って。
ヘジを信じてる?と聞かれたピルソは、私は人を信じないから失望も期待もしないし、信じないから裏切られることもない!と話す。しかし、カン室長からジャヨンとピルソが密会していたと報告を受けたジュンモは、証拠の音声を奪いヘジを釈放させるつもりだろうが、そうはさせない!と話して。
弁護士事務所に来たジュンモは、買収された刑事が証拠品をピルソに渡すから阻止してほしいと頼む。バイクで接触したソンユンは箱の中の物が道端に散らばる中から携帯を見つけ、ポケットにしまい謝罪して、その場を立ち去る。
弁護士事務所で待っていたジュンモはやはりパク・ソンユン弁護士!とおだて、やっぱりあなたは嫌いになれない!相性はバッチリだ!と笑って。
感想
ヨンギの洗脳が解けて、良かったですね。洗脳した医師はまたお金で釣られたのでしょう!
愛する我が子に他人を見るような目で見られたヘウォンは、気の毒だった。イチョルを思い通りに操ろうとするヘジには腹が立ちましたが、ジュンモ達の連携プレイで避けられて良かった!
様々な症状が出ると医師に言われ、恐怖心でいっぱいのイチョルを静かに静養させてあげたいです。ヨンギといる時のイチョルは、一番幸せそうですね。
逮捕されたヘジを釈放させようとジャヨンが動いてますが、阻止できるでしょうか?