「優雅な一族」1話~3話では、MCグループのTOPは常に家族の動向を監視し、騒ぎが起きても素早く処理します。そんな長を務める弁護士のジェグク(ペ・ジョンオク)は、一番の後継者候補のソッキ(イム・スヒャン)が十五年ぶりに帰国すると、様々な手を使いまた海外へ追いやろうとします。
ユンド(イ・ジャンウ)は焼き肉店を営む養父に育てられるが、実は悲しい過去を抱えている。周りが敵だらけのソッキは薬物疑惑で刑務所に入っても、優秀な弁護士ユンドに助けられます!
このページでは、「優雅な一族」1話・2話・3話のあらすじと相関図・感想を紹介しています。
「優雅な一族」相関図
優雅な一族:1話あらすじ
MCグループの長男ワンスは飲酒運転でパトカーに追いかけられるが、止まる気もなくカーチェイスを楽しみそろそろ捕まるという時に会社のTOPが手配した救急車で優雅に免れる。
末っ子のソジンはゲームセンターで不良に絡まれると、そこに来たTOPの警護チームに助けられる。
次男のワンジュンはインタビューを受け胸のシャツを開け誘惑する女性を馬鹿にし怒らせるが、そこにTOPの広報チーム長のギョンアが現れ追い出す。
会長妻のヨンソは不倫相手が自分とのベッドシーンを撮っていたとわかりジェグクを呼ぶ。
一方、弁護士のユンドは父親が経営する店の隅っこで事務所を構えるが、お金にならず厳しい。
MCグループ名誉会長のワンピョは、病院に入院し一進一退を繰り返すが、何者かに祖父の危篤を聞いたソッキは、無断で帰国する。
父親のチョリは後継者をソッキにしようとしてる父親の耳元で、早く逝ってください!とささやく。
TOPのジェグクは空港でソッキを見つけたらそのまま送り返せ!と部下に指示を出すが、変装したのを見つけられずに焦る。
車の前に何度も入って来る車と接触したソッキだったが、相手の弁護士としてやって来たのはユンドだった。当たり屋のような行動をしておきながら、示談はしない!と言い張る男だったが、偶然ソッキの携帯に事故の動画が撮られていた。
ソッキは弁護士のユンドを新人だと責め立て父親からプレゼントされたスーツをダサいと侮辱すると、怒ったユンドは、おばさん!どこがか弱い女性だ?と絡む。しかし、ジェグクが連れて来た男達に腕を掴まれているのを見たユンドは、か弱い女性に何をする?と助ける。
ソッキは祖父の病院へ行く!とユンドに送ってもらう。病院へ行くと昔からいる執事のユンスクを部屋から出したソッキは、お爺さん!15年ぶりに戻って来たわよ!と泣く。
家族の前に現れたソッキは、次男の嫁にも毒舌を吐き、知らない少年(ソジン)に誰?と尋ねる。すると父親が女優に生ませた子供だと聞き呆れたソッキは、父親にもまだ隠し子がいるの?と軽蔑の眼差しを向ける。父親は明日、帰れ!と言うが、ソッキはもう大人だしこの中の誰よりもここにいる資格がある!と家族を睨み付けるのだった。
部屋に入るとまず盗聴器を探したソッキは、母親との写真を飾る。
韓服を作りに行ったソッキは、従業員を怒鳴る女優のナリにそのくらいにしたら!と言う。追いかけるナリに身を交わすソッキだったが、そこに来たユンドはやめろ!と止める。風の様に現れたジェグクは、その女が父親の愛人だとわかると趣味が悪過ぎる!と馬鹿にする。ジェグクはいつもの様に窓越しに写メを撮った人達にお金を渡し他言無用のサインを書かせる。
父親が営む店の補償金が上がり体がキツそうなのを見たユンドは、弁護士事務所に就職するから店をやめたら?と提案する。しかしジャンス(養父)はこの店のおかげで大学も出すことができたからもう少し頑張りたいと言うと、ユンドは何も言えなくなる。
ソッキは自分が海外に行っている間にも、一方的にメールを送ってくる人物を探して!とユンドに頼む。すぐに調べたユンドは飛ばし携帯で持ち主も見つからない!とソッキに報告する。
会社に呼ばれたユンドは、一瞬、ソッキとの契約が頭をよぎるが、どう考えてもMCグループの方を優先させるでしょうと心の中でつぶやく。会社に来たユンドはなぜかソッキがいて、更に彼女が会長の娘だと聞き、また驚く。
会社の屋上で今にも落ちそうな男性は、以前ここに勤めていた娘が労災も認められずに亡くなった!と抗議する。すぐに向かったジェグクは、あなたには息子さんもいるでしょう?学費は我が社で負担すると約束をしておきながら警備員が取り押さえる。乱暴に追い出される男性を見たソッキは、車に飛び乗り警察の車に追突する。
優雅な一族:2話あらすじ
わざと車を追突させ警察へ行ったソッキは、私を飲酒運転で告訴してその賠償金であなたの娘の裁判を起こしてください!と話す。そして、ジェグクに電話したソッキは、飲酒運転が世間に知れたら大変だから10億ウォンを振り込んで!と言う。本当にお金が振り込まれた男性は驚くが、ソッキは子供を立派に育ててください!と警察を出る。
一方、顧問弁護士のジェグクの用意した契約書に見習い期間が終わったら多額の年俸が記入されてるのを見たユンドは、目を丸くする。しかしアンパイヤとローマ字で書かれている万年筆を見たユンドは、幼い時自分の家に来て何かの書類に父親にサインをさせた女性が持っていたものだと気づく。気を取り直して契約書にサインしたユンドは、緊急時に対応するアタッシュケースに入った現金と会長宅の鍵や法人カードまで渡され驚く。まずはスーツを買ってと言われたユンドは、父親に買ってもらったスーツを馬鹿にされたようでむっとする。
ソッキは祖父の病室でユン弁護士と話があると介護をしているユンスクを部屋から追い出す。弁護士は必ず主になってください!そのためには筆頭株主にならなくてはいけない!と話すと、ソッキは祖父の危篤を知らせてくれたのはあなたですか?と尋ねるが、違うと言われる。
時差で眠れないソッキは、何度もユンドに電話しプールで一緒に泳ぎ、家族に紹介するから7時に家に来て!と命じる。
次男のワンジュンは政略結婚した妻のスジンに他に男を作ってもいいぞ!後継者に決まったら離婚してやる!と言う。そこに来た長男のワンスは、映画に投資して!と言うが、何度も失敗してるだろう!と相手にされない。
家族に紹介されたユンドは一生懸命がんばります!と挨拶するが、胸ポケットに万年筆を刺したソッキは、これでよし!と笑顔になる。会社に出勤したユンドは大量の資料を渡され今日中に!と命じられるが、万年筆に仕込んでいた盗聴器からその声を聞いていたソッキは初日からこき使うわね!とつぶやく。
そんな時、ある常務の不正でSNSが拡散し炎上してしまうと、ジェグクはみんなを集める。 幽霊会社を常務に進めたのは自分だとインタビューを受けた男パク理事を連れて来い!と命じられたユンドは、あるホテルに潜入する。ジェグクから良い提案がある!と言ったユンドは、パクを連れて来るが、油断しペラペラと話した会話を録音する。結局、よくやったと褒められてもら自分が騙して連れて来た形になったユンドは気分が悪い。更に、ユンドは検事を取り込み、不正が美談にすり替えたジェグク達に驚く。
ようやく、万年筆に盗聴器が仕込まれていることに気づいたユンドはTOPを敵に回す気はない!と万年筆を机の上に置く。
記事を書いた記者のブギは記事が差し替えられたことに激怒し暴れるが、そこにギョンア(TOP広報チーム長)からの電話でますます怒りはヒートアップする。
経営に興味がないなら見合いして結婚しろ!と言われたソッキは、二つ返事で承諾するが、その相手は絶望の命を奪われた時のチュ検事の息子だった。
見合いをしたソッキは、金持ち娘と見合いした気分は?自分の事をアピールしてみて!と見下す発言を連発する。そんな時、見合いで腹を立てた検事のテヒョンはMCグループを内偵すると、ジェグクはやっぱりお嬢様には遠くへ行ってもらいましょう!と言う。
母親の納骨堂に来たソッキは、亡くなった訳を尋ねたユンドに、心肺停止よ!と言うが、納骨堂を出るとやって来た警察は、バッグの中から薬を取り出し、連行する。尾行していたグァンミ(ブギの部下)は、思いがけないスクープにシャッターを切る。
優雅な一族:3話あらすじ
【回想】
昔、殺人のぬれぎぬを着せられ無期懲役の刑を言い渡されたスン(ユンドの実母)は、私はやっていないと訴えジェグクに向かって話が違う!と泣き叫ぶ。一方、母親の命を奪われたソッキは、行きたくない!と訴えてもジェグクに空港まで送られた。そして、ソッキはすぐに帰って来れるわよね?と聞かれたジェグクは、すぐ帰れるわ!と笑顔で嘘をつき、十五年も海外暮らしにする。
【本題】
薬なんてやっていない!間違いだ!と言うソッキを警察は連行するが、尾行し写真を撮ったグァンミは、上司のブギに喜んで報告する。すぐに記事にしましょう!と言うグァンミに、MCグループは危険だから検察の投稿を見てからにしよう!と止めるブギだった。
予定通りに逮捕させ打ち合わせをしたジェグクは、勾留されてるうちに株の整理と土地を売れないようにと根回しを部下に命じる。
検事のテヒョンの事情聴取を受けたソッキは、なぜあなたが担当検事なの?と不満を露わにする。テヒョンは無実ならやってないと言う身の潔白を証明しろ!こっちには証拠があると迫る。
チョリは早く釈放させろ!と言うが、ジェグクは検事は見合いで侮辱され恨みを持っている上、MCグループのことも調べていると話す。逮捕させたのがジェグクだと知ったチョリは、とにかく内密に処理しろよ!と命じる。
スクープを撮った記事をお金で買収しょうとやって来たギョンアだったが、ブギはいい記事を書くから楽しみにしてろよ!と相手にしない。事務所までついて来たギョンアは、色仕掛けでブギに記事の削除をさせてしまう。スクープのお祝いをしようとやって来たグァンミは、データが空になってるのを見て、軽蔑する!と帰る。
土地を売らせない為には国土大臣の協力が必須なジェグクだったが、大臣は本題に入る前に判事の時は人間味があったのにあなたは変わった!と言い、帰ってしまう。
尿検査も陰性だったと結果を聞いたソッキに、やって来たジェグクは検事さんに謝罪して在宅起訴にしてもらいなさい!と言う。ソッキは何もしていないのに何の謝罪をするの?と怒るが、ジェグクは謝罪すれば善処してくれるはずだ!と話す。
なぜ、謝罪を勧めるのか?と聞かれたジェグクは、お嬢様の薬物疑惑は初めてじゃないの!とユンドに話す。ユンドは僕は彼女の弁護士だから真実が知りたい!と言うと、ジェグクはTOPに従いなさい!と命じる。
ソッキはあの日バックを置いたのは車の中だからあなたが入れたの?とユンドを疑いながらも、悔しかったら誰が薬物を入れたか調べて!とユンドに命じる。
勾留される事になったソッキは、私に謝罪させたくてMCグループを脅迫したの?小心者のくせにとテヒョンの耳元でささやく。刑務所で悔しくて大声を上げたソッキだったが、同房者は最初は辛いわよね!と慰める。
ソッキが謝罪を拒否した事でMCグループの不正解明のために検事のテヒョンは、家宅捜査までさせる。
別な事件を預けられたテヒョンは、MCグループから手を引いても彼女は釈放させないけどいいか?とギョンアに承諾をもらう。
一方、ソッキは、刑務所では同じ房の女性を虐める受刑者と喧嘩して助ける。面会に来た弁護士はTOPがお嬢さまを有罪にしようとしてる!と言うが、ソッキは何もしていないから出る!と強気だ。
ユンドと会ったソッキは、あの日は喪服を買いにブティックに行ったけどそこを紹介したのは次男の嫁のスジンだったと明かす。同じ房の女性の子供が養護施設に入るから支援してほしいと言われたユンドは、母親に見せる為に写真を撮る。
ユンドは逮捕された時に尾行して写真を撮ったグァンミと会い、ブティックでの動画を入手する。次に薬を入れた女性を待ち伏せしていたユンドは、誰の指示ですか?と尋ねるとスジンから頼まれたと明かす。
検事テヒョンと会ったユンドは、薬かも確認せず台本に従うかの様に令状もなく逮捕したのですか?と尋ねる。そして、嘘の情報に踊らされた検事!見合いで振られ復讐!のどちらの見出しにしますか?と迫る。それでも、まだ粘るテヒョンに頼まれてバッグに入れたと証言する人物の録音を聞かせるユンドだった。
感想
どんな時もどんな事でもTOPがいれば、どんなピンチが来ても助けてくれるなんて夢のようですね。
帰国したソッキをもう子供の頃みたいに追い出す事など出来ないのに、ジェグクは必死です。今までもジェグクにとって出来ない事などないのでしょう!
ユンドに出会えたソッキは、頼もしい相棒を手に入れましたね。家族でありながら、周りが敵だらけのソッキは可哀想です!