韓国ドラマ「熱血弁護士 パク・テヨン~飛べ、小川の竜~」8話~9話までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。
冤罪を受け服役したドゥシク(チ・テヤン)は、今更冤罪を晴らすと言われても信じられません。しかし、サムス(ペ・ソンウ)達の説得で妻子の為に立ち上がる事に!
ドゥシクの被害者への支払命令の裁判を利用して、当時の捜査記録をゲットしたテヨン(クォン・サンウ)!材料が揃ったサムスはまたしても感動の記事を書いて…。
熱血弁護士 パク・テヨン~飛べ、小川の竜~:8話あらすじ
再審を勧める為にドゥシクを訪ねたサムスだったが、門前払いされてしまう。そこに来た妻は10年の服役の後に知り合い結婚したが、事件の事で息子がいじめられている!と話す。
事務所に戻ると、資料を手に取り犯人はドゥシクで間違いない!と話すテヨンだが、自分の見解を話すサムス。しかし、テヨンは権力者を追っている時に地上げ屋をしていた男の為に、後ろ指を刺されたくない!と反対するが、少年を思い出し泣くサムスだった。
一方、減俸三ヶ月と部署の移動を命じられサムスのぐちゃぐちゃの机を見たユギョンは、呆れる。そんな時、サンマン(元刑事)と会い当時の話を聞かされたテヨンは、ドゥシクのえん罪を確信する。
回想…。
家の中の不和で家を飛び出したジェソンは、ヒッチハイクで遠くへいこうとトラックに乗り込むが、大金が入ったバッグが目に入る。包丁で金を出せと脅したが、トラックの男性が大柄で抵抗にあい焦ったジェソンは何度も刺してしまった。
しばらく友人の家でかくまってもらい、結局3年後に警察に自首してきたジェソンは、包丁が骨に当たる音も証言するが、上司はもうすでに服役しているドゥシクを考え頭を抱える。サンマンは冤罪で服役してる人物を刑務所から出し、逮捕するべきだと訴えるが、所長は誤判した判事にも迷惑がかかると言い始める。結局、48時間の拘束の後、ジェソンは釈放されてしまい…。
回想…。
怪しい男を見たと証言したドゥシクは、顔も見ていないのに刑事たちにせかされて結局自分を雇っているチキン店の店主の顔を描いてしまう。警察に来た店主に覚えてろよ!と脅され怖くなったドゥシクは姿を消すが、その事で犯人にでっち上げられてしまい…。
ドゥシクと会っていないのか?と聞かれたサンマンは、申し訳なくて会えない!と悲しそうにうつむく。それだけですか?とテヨンに聞かれたサンマンは、あいつと会ったらまた新犯人を捕まえたくなる!と話す。
次にドゥシクに会いに来て無視されたサムスは、10年服役して終わった時間でも息子は一生後ろ指を刺されるんだぞ!本当にやっていないんだったら無実を訴え堂々と生きろ!と言う。そこに来たボムジェはまた立ち退きの手伝いをさせようとするが、ドゥシクは頑なに断る。
誰も俺の話を聞いてくれないのに話す訳ないだろう!と言うドゥシクに胸を痛めるテヨンだったが、確かに自分も母親を亡くしても、高校に通わせてくれた人がいたから今があると思う。
熱血弁護士 パク・テヨン~飛べ、小川の竜~:9話あらすじ
また立ち退きの仕事をすると言うドゥシクに、サムスは自分の母親も人の命を奪ったから、あなたの息子の気持ちはよくわかる!と話す。あなたにも、弁護士や俺の様に手を差し伸べてくれる人がいるでしょう!とドゥシクを説得する。
一方、現場へ行くからとサンマンを連れ出したテヨンは、ドゥシクさんを連れて来て!とサムスに命じる。
土下座したドゥシクは、堂々と生きたいから助けてください!と泣きながら頼むと、サンマンは君を助ける力がなくてすまん!君を傷つけた刑事に代わって謝罪する!と頭を下げる。そこに来たミンギョンが号泣すると、サンマンは目を輝かせる。
みんなで役割分担をして写真撮影の後、飲み会をしたドゥシクは私のために力を貸してくれてありがとう!とお礼を言うと、ミンギョンは刑事が犯人を捕まえて弁護士が弁護して、記者が報道するのは当たり前の事ですよ!と話す。
ドゥシクがいなくなり、事件の進展もない刑事達は、暴力を振るい真犯人に仕立てたと聞いたサンマンは店を出る。署長になった当時の刑事に電話したサンマンは、今パンドラの箱が開いたからお前に会いに行く!と脅す。
ドゥシクは刑務所で出会ったボムジュから仕事をもらって立ち退きの仕事をしていたが、母親の職場だとも知らず暴れていたら後から鶏肉で殴られたんだ!母さんは継母だけど、愛情深く僕を育ててくれた!と話す。ミンギョンは冤罪を晴らすことがお母さんへの親孝行よ!と微笑む。
どの部署も組織的に隠蔽しているケースが多いから、記録を確保してからサムスさんが記事を書いて!と言う。
ドゥシクに届いたトラック運転手の訴訟の裁判で、テヨンは彼が犯人なら賠償の義務はありますが、彼は犯人ではありません!と告げる。次に元刑事のサンマンも国家記録院にある当時の捜査記録を見れば、裁判官も疑う余地はないでしょう!と話す。
裁判官は事実の確認が最優先だから記録の閲覧を許可する!と告げると、テヨン達は安心する。
母親に会いに行ったサムスは今まで避けていた事を聞いてみるが、恋人を何度も刺したのは怖かったからだと聞く。更に、ドゥシクの母親同様、弁護士を雇うお金があったら7年の実刑を受けることもなかったのに…と思う。
ドゥシクはドアの外にいたのに怖くてドアを開けられなかった!ごめん…と謝る。翌日、何年かぶりで自分でドアを開けた
サムスは夢中で記事を仕上げると、受け取ったグィヒョンは感動で泣いてしまう。裁判官からの命令で当時の捜査記録を入手したテヨン達は、4回も自白した犯人を逃すなんて!と驚く。
一方、ユギョンは奉仕大賞授賞式の会場にいたが、その様子をテレビで見たドゥシクは、真犯人のジェソンが受賞してるのを見つける。
感想
えん罪!怖いですねー!簡単にえん罪を作り、えん罪で刑務所に入れられるのですね。
真犯人が出てきたら認めるべきなのに、自分たちのメンツのために隠蔽するなんて許せないです。刑務所から出てきても人生が変わってしまうのに、人の人生を簡単に考えすぎです。
ドゥシクが再審を決断して良かった!息子を思っての決断ですね。お金がなくて弁護士を雇えなかった、当時の現状も大きいです!
でも、証拠が揃えば弁護士のテヨンと、記事を書くサムスが仕上げるだけだから最強です!