なにもしたくない ~立ち止まって、恋をして~

「なにもしたくない ~立ち止まって、恋をして~」10話・11話・12話【最終回】のあらすじと感想!デボムの姉の命とボムの祖母の命を奪った真犯人が明らかに

韓国ドラマ-なにもしたくない ~立ち止まって、恋をして~

韓国ドラマ「なにもしたくない ~立ち止まって、恋をして~」10話~12話【最終回】までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。

ボム(シン・ウンス)の祖母がビルで発見された事で、グノ(キム・ヨハン)が連行されてしまいます!悲しみに暮れるボム達に、責任を感じたヨルム(ソリョン)はアンゴクを去る決意を!
眼鏡がないと乱視で目が見えないグノには、落書きも人も襲えないと考えたヨルム達は…。

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なにもしたくない ~立ち止まって、恋をして~:10話あらすじ

いつもだったら家にいて出迎えてくれる祖母がいなく不思議に思うボムだったが、その頃、ビルの中で遺体を発見したヨルムは警察へ通報する。事情聴取を受けたヨルムはおばあさんにはハングル文字を教えていたが、昨日は来る日ではなかった!と話すが、連行した刑事は被害者の命を奪ったと証言した!と言う。
近くにいた両親はそんな訳はない!と言い、ヨルムもビルから出て来るのを見た!と証言するが、刑事は以前もビルに侵入していたのを見ていたなら通報するべきだった!と話す。ヨルムをビンタしたジョンフン(ボム父親)は、落書きしたのがグノだとわかった時点で通報していれば、母さんが殺される事はなかった!と責めて。

葬儀に来たジェフンは、何故こんな事に…とボムの手を握り、何も食べてないだろう!おばあさんの為にもご飯を食べろ!と言う。

一方、ポーランドの教授からの質問に答えられなかったデボムは、ますます論文にのめり込む。そんな様子を見たジヨンはボムの祖母の訃報を伝えず、一人で葬儀に来て買っていた服をソンミンに渡し、これからは雑に扱わない様にする!と言う。

葬儀に来たグノの両親につかみかかるジョンフンだったが、オクスンは息子は人を傷つける事は絶対、やっていない!と叫ぶ。夜、遺影の前で頭を下げたヨルムは、あの世で私の母親と会って下さい!おばあさんといると母親といる様だった…と話しかけ、翌日、陰からそっと見送る。

嘆願書を拒まれたオクスンは以前の落書きはグノが書いたけど、眼鏡を失くしあの日は見えていないから落書きなんて出来なかった!と必死にヨルムに訴える。

娘達に土下座したジョンフンは、情けない姿ばかり見せて本当に悪かった!もう二度と酒は飲まない!明日から働くから帰りが遅くなる!と話して。ヨルムはこの町に来た時はもう失うものはない!とスッキリした気持ちでいられたけど、ここに来なければデボムはトラウマを思い出す事もなかったし、おばあさんもボム達と暮らせた…と自分を責める。

掲示板に書き込ませたのもポーランドの教授を介入させたのもデボムの協力が必要な教授の策略だったと聞いとジヨンは、平穏なアンゴクが恋しい!とソンミンに電話する。

ごめんね…と言われたボムは、ヨルムさんは悪くない!でも、何をしても腹が立って仕方ないからまた会おう!と背を向ける。

論文に没頭するデボムだが、ボムの祖母の事件やヨルムがいなくなる事をジヨンに聞くと、走り出して。

なにもしたくない ~立ち止まって、恋をして~:11話あらすじ

面会に来たヨルムはなぜおばあさんを襲ったのか答えなさい!と怒鳴るが、グノはおばあさん、危ない!痛い!逃げて!と自分の頭を叩き始める。ソウルに戻りビルに入ったデボムは昔の事がよみがえり苦しくなるが、橋の上にいたヨルムに駆け寄り抱きしめる。
家に泊めてもらう事になったヨルムは眠れず庭に出ると、同じく眠れないデボムがいた。ヨルムは昼間自分が面会に来ても顔が分からないほど目が悪いのに、メガネなしで落書きやおばあさんを襲う事ができるかしら?とデボムに話して。

翌日、ビルに入り姉や母親の事を思い出し泣いてしまうが、デボムは落書きの文字には乱れがないからグノではない!と話す。デボムはあなたを襲おうと待っていたが、おばあさんが来てしまい襲うしかなくなったのでは?と推測するが、ヨルムは力の強いグノは一人では抑えられないはずだから犯人は二人だったかも…と話す。
そこに来た不動産屋のドゥヒ(ムチョル父親)は、このビルは自分が譲り受けることになった!家賃は返すから、新しいところを探して!と話して。

その頃、デボムの姿が見当たらず焦る教授だったが、ジヨンはデボムを罠にかけて恥ずかしくないですか?自分の力で成し遂げて下さい!と嫌味を言う。

家に来たヨルム達は改めてメガネなしでの犯行は厳しいと思うが、オクスンは息子はクソ女なんて言葉は知らない!と話す。グノの部屋で壁に描かれた絵とソナ(デボム姉)逃げろ!という文字を見たヨルムは、写真を撮る。
父親から新しい眼鏡をかけてもらったグノは笑顔になるが、ヨルムが撮った写真を見ると両手で口を抑える。

ヨルムはソナが亡くなってから絵や落書きを書くようになったとオクスンさんがら聞いた!グノさんの好きなお姉さんと私がごっちゃ混ぜになって危ないから逃げろと落書きしたのかもしれない!と話す。

突然、戻って来たジヨンは憧れのソウルに行ってみたら、不思議なことにアンゴクが恋しくなった!ここに残ろうかな?とソンミンを見つめて。

またビルに落書きがされ、呼ばれた警官と一緒に防犯カメラを見るが、顔がよくわからない。オクスンはこれで息子が犯人じゃないとわかったでしょう!署に戻って早くグノを釈放して!と怒鳴る。

一方、不良達に絡まれたデホは手を出さず殴られ、結局、殴り合いになると警官に連行される。実は喧嘩をして殴られ石でやり返したボムをかばった事で、少年院に行ったデホには恩があった。

落書きをしてるのを見つけ父親と共に追いかけたムチョルは、ビルに入りまた落書きをする人物に声を掛ける。振り返ったデボムは三角はアンゴク中学のマークだ!中学生のお前が姉さんソナの命を奪った!と言って。

なにもしたくない ~立ち止まって、恋をして~:12話【最終回】あらすじ

回想…。

一緒に落書きを消していたヨルムは、グノさんが防犯カメラの映像に映っていた事を警官から聞いていましたか?と聞かれたソンミンは、いつも防犯カメラのチェックをしていたのは知っていたが、その話は初めて聞いた!と答える。ソンミンは娘が死んだ時にデボムの父親が一緒に釣りをしていたと証言したのに否定したのはがドゥヒ(ムチョル父)だった!と明かす。
当時、ムチョル(警官)が中学二年生だったと聞いたヨルムは、あの三角マークの意味がわかって…。

何の恨みがあって姉さんを殺したんだと言われたムチョルは、俺じゃない!と馬乗りになってデボムを殴る。一方、デボムと同じ格好で走り追いかけて来たドゥヒに、ヨルムはソナを殺した息子を守るためにおばあさんを殺したの?と聞く。
突き飛ばされたヨルムはあなたの息子が殺人犯だとすぐに解明される!と言われたドゥヒは、おばあさんを殺したのは俺だ!お前があの場所にいるべきだった!と叫ぶ。石を振り上げるドゥヒにスタンガンを向け走り出したヨルムは、タクシーにのり警察に行って!と言うが、父親からの電話で追いかけたムチョルはパトカーでタクシーを止めようとする。
しかし、ムチョルの態度を見て車を走らせた運転手に、ヨルムは何度もお礼を言って。

ムチョルに殴られるデボムの映像を見たグノは、幼い日の記憶がよみがえり、ソナの命を奪ったのがムチョルでおばあさんを襲ったのがドゥヒだと指差す。

回想…。

部屋に入り込んでいたグノは、ソナが帰って来てしまい隠れるが、そこに来たムチョルは勉強を始めたソナの本を奪いからかう。いつも天才のソナと比べられてる事を不満に思っていたムチョルは、馬鹿みたい!と言われ逆上し髪をつかみ突き飛ばす。
頭から血を流し動かなくなったソナに驚き、部屋を出たムチョルを見たグノは頭を叩き興奮して…。

予定通りにチャンスにビルを売る事になりヨルムも去ろうとしていたが、ボムの父親がまた酒に手を出し賭博を始め姿を消したと聞き家に行く。ボムが昨夜から帰ってないと聞き、必死で探したヨルムはビルの中にいるのを見つけ抱きしめる。
結局、アンゴクに残る事に決めたヨルムはボムの家で暮らし、朝、牛乳配達を始め二人が学校へ行くと図書館へ行く毎日だ。図書館では好きな本をノートに写し書きをして、閉館後は二人でジョギングをする。

仕事より家庭が大事だと言うポーランドの教授と一緒に、仕事を始めたデボムも充実した毎日を過ごしている。そんなある日、ウェブ漫画企画案公募を見せたボムは自分が漫画を描くから文章を書いて!とヨルムに頼み、賞金をもらったらおばあちゃんに会いたい…と言って。
書くと決めたものの何も思いつかず白紙の画面が怖い!と落ち込むヨルムだったが、そんな時、アメリカに行ったはずのジェフンが訪ねて来て驚く。色々考え悩んだ末に戻って来た!俺と結婚してくれ!とボムにプロポーズをして。

オクスンはお礼を兼ねてご馳走したいとみんなをビルの屋上に招待し、グノも学校に通うの!と話す。牛乳配達が終わりに水を飲んだヨルムは、水が世界一美味しい!と言った事を思い出す。
毎日の生活が十分幸せだと思うし、大丈夫という言葉で本当に全てがうまくいく気がすると思うヨルムだった。

みんなで海辺を散歩したヨルムはここに残った事を後悔してる?と聞くが、デボムはない!と手を繋いで…。

感想

ドロドロも事件もあまりないドラマでしたが、見終わった後の充実感は最高でした!主人公のヨルムが十分な幸せと満足感を実感するシーンは、人間は少しの事で満足なはずなのに欲張ってしまい、不満足になるのだと思いました。

先輩達にこき使われ自分の手柄も奪われたヨルムが、全て暴露して会社を辞めたシーンはスッキリしました。リュック一つでソウルを離れ何もしない!と海で遊ぶヨルムは何か吹っ切れてましたね。

図書館で出会ったデボムは学生の様な恋を繰り広げますが、それが何ともほのぼのします。デボムは携帯も持たず人とのコミニケーションも取れませんが、ヨルムに好意を持った事で、携帯デビューし変わっていきました。

悲しい過去のトラウマを抱えるデボムでしたが、姉の命を奪った真犯人を捕まえたシーンは、ワクワクしました。デボムの父親を犯人に仕立て長年逃げ延びていた人物達を暴き、父親に会いに行ったデボムは、トラウマを克服できるといいな!と思いました。

自分の論文に没頭し過ぎるデボムが、働き方改革をして楽しむ姿を見れたのも良かった!


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