韓国ドラマ「怪物」12話~13話までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。
ユヨン(ムン・ジュヨン)の事故が息子一人のせいだと思い、みんなにたかられていたヘウォン(キル・ヘヨン)。しかし、全て思い出したジョンジェ(チェ・テフン)の告白で、事件の全貌が明らかに!
チャンジン(ホ・ソンテ)とヘウォンとの関係など、様々な人間関係も暴かれていきます!
長官になるのが目の前になったギファン(チェ・ジノ)でしたが、過去の罪が暴かれそうで。
怪物:12話あらすじ
ドンシクはお前が抱えてる地獄ってなんだ?と尋ねるが、ヘウォンはあなたは答えなくていい!と息子をかばう。ジョンジェはユヨンが消えたあの日、何があったんだ?全く思い出せない!と泣くと、突然過呼吸になり息ができなくなる。
ムンジュ開発が進まないまま土地を買い占めたチャンジンは、弁護士の嫡子金も払えないから海外へ飛びましょう!と秘書に提案される。しかし、そんな言葉を無視したチャンジンに、ジンムクがいる留置所の前にいる自分の動画が送られて来る。
当時の捜査報告書をヒョクから見せてもらったギファンは、ドンシクのギターのピックに指紋もDNAが出なかった事を疑い指摘する。しかし、ギファンは、昔の事件を気にするのは何か訳があるのですか?と聞いたヒョクをにらむ。
ギターピックの事をジュウォンに聞かれたドンシクは、本当に覚えていない!ジュソンの遺体の所に落ちていた訳もわからない!と言う。昨夜、ジュウォンと話していた場所で車をぶつけ修理に出したのが、チャンジンの車だとわかったドンシク達は、近くにいたのか?と苦笑いする。
回想…。
ギターピックの鑑定書が消えたから罪を被る事になるぞ!と脅されたヘウォンは、そのメールをチャンジンに見せる。鑑定書の処分をしたのか?とチャンジンに聞かれたヘウォンは、息子の指紋がついていたからギターピックも鑑定書も処分した!仕方なかったの!と話す。
お前の息子は時限爆弾だあの時のことを思い出したら大変な事になると脅されたヘウォンは、すぐに秘書を病院へ向かわせるが、ジョンジェは既に姿を消していた。偶然、車の前に現れ座り込んだジョンジェを車に乗せたジュウォンは、とりあえずドンシクの家の地下室に身を隠させる
ユヨンが車にひかれた時の鑑定結果を聞いたドンシク達は、妹が立ち止まってる所に車が突っ込んで来たと知る。ジファは昔ヘウォンが買った土地は、チャンジン、チョルムン、ガンジャ(ギルグ→警官の妻)に売った!と明かす。
ギルグにも安価で土地を渡したのは何か訳があるはずだ!以前にも賄賂をもらった事で今の派出所に左遷されて来た!とジファが話す。更に、おばさん達が賭博の賭け金を借りていた中国人は、本庁でも目をつけていたと話す。
ギルグは鑑定書の事で呼び出しされたとヘウォンにメールを送った後、自首するわけにはいかない!と泣く。更に、ギルグは本当の鑑定書をヘウォンに渡した事、ギターピックからジョンジェの指紋が出た事を推測しカマを掛けた!と明かす。
家に来たドンシクは、起きろ!いつも覚えていない!わからないは通用しない!と怒鳴られたジョンジェは、ハッとする。
ジョンジェは、留学すると聞き怒ったユヨンと別れ家の酒で薬を飲み車を運転をしてしまい、衝撃を受けて車を止めると、ユヨンが倒れていた。その事をはっきりと思い出したジョンジェを家に返したと聞いたジュウォンは、母親と手を組んだらどうする?とドンシクを怒る。
ギファンが警察庁長官に就任した!と報道するニュースを見たドンシクは、お父さんがナンバーワンになったな!おめでとう!と拍手する。
怪物:13話あらすじ
回想…
ムンジュ開発がほぼ決定し、ヘウォン達は祝杯をあげていたが、そこに来たギファンに酒を注ごうとするが、断られる。チンピラとは飲めないと言うのか!と怒鳴られ仕方なく一杯だけ飲み車を運転してしまった。
一方、ジョンジェと口論し一人で歩いていたユヨンは車の中で、拉致されてる女性を見て怯えながら走り、車の灯りに気づき安心するが、ギファンにひかれてしまう。
チャンジンは昔の事件の捜査で住民達が怒ってる!と何度もギファンに愚痴りに警察庁に来る。駐車場で待っていたチャンジンは、ギファンに近づくが、無視され車は走り去る。
ドンシク達とは幼馴染だったジファは、いつか2人のどちらかに手錠をかけることになるのではと心配していた。
ジュウォンは、チャンジンと議員と父親との関係を疑うドンシクに、あり得る事だ!と否定しない。
ドンシクはギターピックの隠蔽をした後にチョルムンが本庁に呼ばれたが、そんな力があるのはあなたのお父さんだ!と言う。更に、急いで事件の終結をしたのもギファンだ!完全に疑ってる訳じゃないが、全ての線があなたの父親に向かってる!とジュウォンに話す。
ジョンジェにどうしてあの事件の後にお前の親はチャンジンに土地を売却した?とドンシクが理由を聞く。すると、ジョンジェはユヨンをひき駆け付けた母親が、チャンジンに始末を頼んだ事をはっきりと思い出す。
ドンシクはもしかしたら、その時にはまだ妹は生きてた可能性があるから、今お前が生きている理由は犯人を捕まえることだ!とジョンジェに言い放つ。帰宅したジョンジェは誤魔化す母親に、チャンジンに始末を頼んだのに、何故、壁から出て来たんだ?あいつはギファンと会いに本庁へ行ってる!母さんはあの2人に利用されているのでは?と話す。
父親と会いお祝いの言葉もないと言われたジュウォンは、まだ聴聞会が残っているから!と言う。ジュウォンはギターピックの鑑定書を取り替えた証拠はないが、指示したチョルムン署長を裁く事は出来る!父さんが本庁へ連れて来る時賄賂の件を揉み消した事がバレたら、聴聞会は大丈夫かな?と挑発する。
さっそく、チョルムン署長を呼び土下座させ携帯を水没させたギファンは、鑑定書を偽造した見返りで20年間もヘウォン議員から金をせびってたんだろう?警察を辞めて出て行け!と怒る。すると、チョルムンは、ジンムクと会う為に防犯カメラを止めろと命じられたけど、会いに来たのはあなたではなくチャンジンだった!と言う。
ジュウォンは派出所に来た記者に、警官汚職の情報提供をするが、その発表は聴聞会が開かれる前に発表してくれ!と頼む。一方、ドンシクを呼んだギファンは、ソウル庁監察調査係の移動を提案する。
一週間後…。
聴聞会の日、ジュウォンはヒョクに頼み、中に入れてもらう。宣誓をしたギファンだったが、記者からの質問でチョルムン署長が金品の授受を行い、格安で土地も買っていたと質問をされる。
テレビでその様子を見ていたジョンジェは、署長は俺の母親から金を受け取っていた!とつぶやく。書類まで用意していたギファンは法的には問題なかったが、その人物(チョルムン)には責任を取らせ移動させた!と告げる。
感想
ジョンジェは全部、思い出しましたね。結局、ユヨンは様々な事に巻き込まれた末に命を落としたんですね。
何故、壁に埋められていたのかはまだわかりませんが、いずれ明らかになるでしょう!
長官の夢が目の前になったギファンは、思わぬ邪魔がはいりましたが、自業自得です。
ギファンもあの日、チャンジンの酒を飲まなければ…あの人達と関わらなければ…と色々後悔する事はありますね。ただ、あの時点で病院へ運んでいたら、ユヨンは助かっていたかもと考えると切ないです。