「私の国」13話~14話では、自分の復讐のために多くの人の命を奪ってしまったと落ち込むフィ(ヤン・セジョン)!一度は離れてもバンウォン(チャン・ヒョク)を信じ一緒に突き進む事に。
王座を狙うバンウォンと、兄達の腹の探り合いと攻防が見られます。
行方がわからなかったソノ(ウ・ドファン)と再会したフィは、悲しい事にまた敵同士になってしまいます。
このページでは、「私の国」13話・14話のあらすじと感想を紹介しています。
私の国:13話あらすじ
ジョンの命を奪ったバンウォンは、友の父親の命を奪ったら俺がボウンの命を奪った二の舞になり、ずっと苦しむことになる!とフィに話す。
倒れてる幼い世子を抱きしめた王様は、お前はみんなに恨まれながら孤独に死ぬだろう!とバンウォンを責める。するとバンウォンは息子を失い号泣する王様に周りは同情し、私は私は再び鬼だと思われると話す。そして、王様が本当の涙を流すのは自分の国を奪われた時だと知ってる!私はその姿を目に焼き付けるつもりだ!と話すバンウォンだった。
ジョンの復讐を遂げたはずのフィだったが、多くの犠牲者を出したという罪悪感に襲われ落ち込みます。また倒れてしまったフィが苦しむ中、ヒジェはもう彼と関わらないで下さい!とバンウォンに頼む。
亡き世子の枕元に座ったソンゲは、私は息子の命を奪ったバンウォンに復讐すべきか?それともただ泣くしかないのか?と自問自答します。
バンウォンは兄上を世子にして父上は譲位して下さい!と迫られ矢を放った王様は、またこの国は俺のものだ!と言う。
フィと会ったヒジェは『力で負けても気合では負けるな!耐え抜くために!』の言葉を教えてくれたのが、あなたのお父様よ!と明かす。ヒジェは昔、母親が襲われた時にあなたの父親に救われた!今まで黙っていたのは、恩人の息子を好きになったと思われたくなかったからよ!と言う。
一方、ソノは息も絶え絶えの父親によくやった!と言わられた事を思い出し、自分の首に剣を当てようとするが、止めたフィは生きてくれ!と涙をこぼす。
王宮の周りには多くの負傷者や死人であふれていたが、ボムはお前が必死で戦っていたのは1人でも多くの人を助けたかったからだろう?とフィに話す。
夜、みんなで焚き火をしたチドは、今までは自分の身を守るために人の命を奪う事ばかり考えてきたが、子供たちに武術を教え生き残る方法を教えたい!と話す。
捕まったソノだったが、バンウォンは俺の革命が成功したから釈放してやる!と言う。ソノは弟の命を奪って何が改革だ、俺は自由の身にしたことを後悔させてやる!と言うが、バンウォンはお前は庶子だから助かった!俺の国を見届けろ!と睨む。
一方、王様は王宮からの命令が封じ込まれ禁軍がもう五十人ぐらいしかいない事を知り、自分が王宮へ到着するのを阻止するために罠を仕掛けた者を捕まえろ!と命じる。
フィはタネを植えて食べ物を作るべきなのに、たくさんの遺体を埋めてきた!もうそんな人生はやめる!あなた(バンウォン)は捨てられた人を守る国を作って下さい!と帰る。
ボムを呼んだバンウォンは、主とその息子の命を奪ったな!と売買書を渡し、焚き火にしろ!と命じる。
一方、ムンボクは自分の全財産を持って来て、ファウォルを梨花楼から足を洗わせたい!とヒジェにお金を渡す。しかし、そんなものはもう廃止した!とヒジェに聞いたムンボクは、カツラを取れ!とファウォルに命じる。すぐにお金が入ってる袋を持ったムンボクだったが、ヒジェは家を買う足しにして!と自分の懐からお金を渡す。
みんなのためにご飯を作ったフィは、毎日のご飯を食べ仕事ができれば幸せだ!とボム達に話す。そこへ王命を受けた兵士がやって来てまた戦うが、ヒジェがいる梨花楼にも兵士が向かっていた。
ファウォルの知らせで駆けつけたフィは、負傷したヒジェを抱き抱える。
私の国:14話あらすじ
王様と会ったバンウォンは、もはやあなたはただの年寄りだから無駄な事はやめろ!と怒る。
一方、山の中にヒジェと逃げ一人で戦ったフィだったが、また苦しくなりうずくまる。もうダメかと思ったその時、バンウォンが現れ助けると、フィはもう仲間達が苦しむのを見たくないからあなたをきっと王にすると言う。
一方、女真族の村に行ったソノは、独裁の族長と副族長の命を奪い、俺たちと戦おう!と手下たちに声をかける。
梨花楼で医師により治療を受けたヒジェは回復に向かうが、ムンボクは同じく意識が戻らない護衛武士キョルに針を打つ。梨花楼の芸妓生達が亡くなり涙をこぼすヒジェに生き残った芸妓生達は、一緒にやりましょう!と手を握る。
王様は次の世子に選ばれたバングァに朝廷の混乱を沈めるのに全力を尽くせ!と命じるが、王様の言いなりにならず民の為に尽くしてください!と釘を刺すバンウォン。
バンウォンと共に王と会ったフィは、以前、先発隊として送られ王様に見放された!詫びは望まないが、バンウォンを王にして王様を後悔させる!と挑発する。
王様になったばかりで子供がいないバングァに早くも後継者は?と急かすバンソクだった。バンソクはいつも後継者は適子のものだ!と言っていたバンウォンに、先に生まれた兄に譲るべきでは?と笑う。
梨花楼で酒を飲み舞を踊るフィを待ち伏せしたバンソクは、傘を切られても剣を抜かない事に本当に腰抜けになったと信じる。
チョンガは近い内にバンウォンが狩りに行くと聞くが、帰り道刀を向けたフィは密偵の二股はここまでだ!と脅す。
その頃、バンガンの兵を脅したソノは、会いたいと伝えろ!と命じる。武器庫まで襲われたバンガンは頭だと言う男に会いに行くと、そこにいたのはソノだった。
ソノはバンウォンの命を奪うために手を組みたい!とバンガンに持ちかける。お前を油断させてソンゲと共に捕まえる気だ!騙されたふりをして山に来い!私が隠れてる兵をやっつけて待ってる!とソノは計画を話す。
兵士のふりをしてソンゲと会ったソノは、暴君のバンウォンのを奪うので、王に戻って下さい!と話す。ソンゲは散らばった自分の兵士を集める為に王宮を出るが、バンガンの動きを察知したフィ達は待ち合わせの場所を変更するのだった。
アヘン洞窟へ行ったフィはソノの名前の布を見つけ嫌な予感がするが、その知らせを聞いた部下は報告する。
感想
普通の生活に戻ると決めたフィでしたが、またバンウォンの為に剣を持ちましたね。フィの体も心配なので、やめなさい!と心の中で叫んでしまいました。
ムンボクが今まで貯めていたお金を持ってファウォルを梨花楼から辞めさせたシーンは感動しました。
奴婢だったボムの売買書を奪ってくれたバンウォンもカッコ良かった!紙一枚で人生を奪われるなんて嫌な時代です!
友人だったソノとまた戦わなくてはいけないフィは可哀想ですね。きっとソノも似たような気持ちだと思います。