韓国ドラマ「誰も知らない」14話~16話(最終回)までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。
本さえあれば証拠が見つかると思っていたサンホ(パク・フン)でしたが、いくら本を見てもわかりません。更に、パンスル(おじいさん)の遺体が見つかった事で、部下のドゥソクが追われる身に!
とうとう、ギホ(クォン・ヘヒョ)は本に書いてある数字から教会があるはずの所へやって来ますが、何もありません。
ウノ(アン・ジホ)を連れ出したサンホは、親友ソジョンの携帯の録音を聞かせますが、そこには悲しい最後が…。
誰も知らない:14話あらすじ
ギホに電話したヨンジンは本が見つかった!と本の一文を読み上げる。ソヌは学校へ寄り本をカバンに入れ車を発進させるが、テヒョンはその行動を報告する。
仲間に捜査状況を報告したヨンジンは、サンウォン達とギホが兄弟だった!と明かし、サンホはしばらく泳がせる!と告げる。特殊なインクでコピー出来なかったソヌは自筆で書き写すが、ヨンジンに届けないといけない!と尾行していたテヒョンに頼む。
病室に来たドゥソクはこんにちは!とウノに挨拶するが、そこに警備にやって来たジェホン達が追い出す。
病室に来たヨンジンは事故に遭う前の日に、話を聞いてあげられなくてごめんなさいね!とウノに謝る。早く大人になりたい?と聞かれたウノは、今の現状に満足しているからゆっくり大人になる!と言う。
昔、教え子を傷つけ教師失格の話をしてやる!とサンホ脅されたソヌは、学校へ急ぐ。車に乗ったサンホはバッグの中の本を見つけると俺のだ!とにっこりと微笑む。
ヨンジンに封筒を届けたテヒョンは、ソヌ先生に頼まれたから来たのではなくあなたを信用して来ました!と話す。
ミンソンの母親と会ったソヨンは、息子がひどい目にあったのに感情的になるのは当たり前の話だ!と言う。ミンソンは謝罪してもいいですか?と頭を下げると、家を出たソヨンは不真面目な母親に似ないで子供たちは真面目でよかった!と微笑む。
病室に来たインボム(刑事)はミンソンがきちんと真実を話した!と聞いたウノは、お見舞いに来てもいいと伝えて!と頼む。
本の解読を始めたサンホ達たったが、結局、ギホしか分からない!とガッカリする。
ヒドンはウノの記憶が戻ったらアウトだ!と落ち込むが、ソナはあなたにはもうウノの事故の出頭命令書がきてるわよ!と話す。すると、サンホはヨンジンの父親が持っていた山小屋へ行ってみろ!と命じる。
その頃、山小屋にいたギホは本の写しを受け取り不快な顔をするが、ヨンジンはあなたにしか解読できないから安心して!と話す。数字を書いたギホは、この世が悪に満ちていることを意味する数字です!と話す。
一方、事務長のパンスルの行方を探した同僚達は、レッカーされた車も店も放って行方をくらましてる事を知る。パンスル所有の山の中の小屋に来て周りを伺った刑事は、土の色が変わってる場所を発見し掘し、とうとう変わり果てた姿を発見する。
誰も知らない:15話あらすじ
言う通りに車を走らせ到着した場所には教会などなく、落ち込むギホは父親が騙すはずはない!と落ち込む。
回想…。
ある日、創立者ジェチョンの所へ来たサンホは、あなたの息子が世間を騒がせてる事件の犯人だ!と脅す。そして、自らスジョンの命を奪い画像を撮り、その画像をジェチョンに渡し、娘に渡すはずだった土地を手にする。
その後、自分にくれるはずだったビルを娘に渡し、サンウォンを屋上に監禁し、私達も見張り役になった!と話す。そして、ある日、ヒジョンにホテルを返して!と要求されヒジョン(ギホの姉)を襲ったサンホは、隠した画像の地図をギホが持ってると聞いた事を思い出す。
その頃、パンスルの車の中からお金を見つけた刑事は何のお金だ?とお金を数える。
ギホと車に乗ったヨンジンは、違う角度から調べてみます!と話す。
警察へ連れて来たヨンジンはパンスルさんが亡くなったから、今からあなたは重要参考人です!と告げる。しかし、死亡時刻にはヨンジンといた事が証明されたギホは、用意してもらった部屋に身を隠す。
バイクでウノのカバンを奪ったのも、パンスルの遺体が見つかった靴跡の靴もドゥソクの靴の可能性が出る。ホテルへ行きソナから携帯の電話番号を聞いたヨンジンは、潜伏していたホテルを突き止め、連行する。
インボムと飲んだソヌは心配してるのに電話もくれないヨンジンの事を愚痴る。合流したヨンジンは捜査状況を報告し、改めて捜査できるのはあなたのおかげです!とインボムにお礼を言う。
インボムは自分こそ新しい出会いがあった事に感謝してる!と笑う。
一方、ギホは教会で信者に話す事があるからあなたも来ませんか?とヨンジンを誘う。そして、告白の時間になると壇上にあがったギホは、先日道で心臓が苦しくなった時に父親が迎えに来ました!一緒についていったらきっと姉兄にも会えたことでしょう!と話す。
その時に自分の胸に手を当てて復活させてくれたのは少年でした!と話す。
サンホは落ち着き払った様子を見て嫌味を言うが、ギホはお前は数字が揃ったところで意味がわからないだろう!と挑発する。そして、ウノの安全を約束したら俺の頭の中にだけある数字の意味を黙っていてやる!俺はサンウォンが妹(ヒジョン)の命を奪ったとは思っていない!とサンホに話す。
誰も知らない:16話(最終回)あらすじ
部屋に戻ったギホだったが、ウノとあなたには感謝してる!とヨンジンに手紙を残し、出かける。
病院へ来たソヌは今まで通りの関係でいい!と話すウノに、姪は優しい兄を失う事になる!と話す。そこに無理矢理入って来たサンホはソヌを殴り、ウノを連れ出す。
サンホからの電話でホテルに来たヨンジンは、待っていたヒドンに襲われるが、灰皿で膝を叩きよろめくと手錠をかける。しかし、近くで瀕死のソナを見て、泣き叫ぶヒドンの手錠は外し、早く病院へ連れて行きなさい!と命じるヨンジン。
その頃、屋上にいたサンホはウノにナイフを向けるが、ヨンジンが空に向かって2回発砲するとようやく投げ捨てる。
サンホは父親がヨンジンを復活の証人にする!復活の奇跡は私の手から始まり私の体で完成する!と言った父親の言葉をに話す。屋上で待っていたサンウォンが飛び降り手を掴んだのをあなたは見ていたはずだ!機械室からあなたのDNAが採取された!と話す。
上着を脱いで屋上の縁に立ったサンホに、親友のスジョンの最後に尋ねる。サンホは電話してヨンジンが出たら助けると言ったけど、お前は出なかった!でも、顔を見られたのに助ける訳はない!と笑う。
携帯に残された遺言で両親への謝罪と最後の言葉を聞いたヨンジンは、泣き叫ぶ。録音された携帯を屋上から投げ捨て死にたくない!と言ったスジョンの真似を聞いたヨンジンは、怒りに震えながらも帰りましょう!と言い、サンホを投げ飛ばし手錠をかける。
仲間が来て連行されたサンホは、ソナ達が生きてると聞き笑い飛ばす。
理事長のヒソブは財団を教会から分離して、大学設立も白紙だ!とソヌに告げる。ヒソブはきれいな形にしてからお前に返したい!と言うが、ソヌは教師は辞めないからいらない!と言う。
学校が終わるのを待ちみんなで食事に行くが、ウノは無職なのだから無理しないで!と笑うと、子供達が慕うインボムを呼ぶヨンジンだった。
一方、ソヌは改めて当時のミスを謝罪されたテヒョンは、あの時暴力を振った事を謝り頭を下げる。
家に来たインボム達は、戻ってくる日を待っています!と話す。
サンホの裁判を見たソジョンの母親は、これで肩の荷が降りたようだ!とヨンジンに話す。どうして裁判の傍聴をしなかったの?と聞かれたヨンジンは、あの時命を奪っておけばよかったと後悔しないように!と話す。
ヨンジンはいつか不幸を見るより、希望を見る方が我々の仕事だと話したことを覚えていますか?とインボムに尋ね握手をする。
ギホと会い、元気です!と答えたウノは、謝罪されると笑顔で大丈夫です!と答える。その頃、ヨンジンはソジョンとよく遊んだ山に来ていた。
感想
何とも言えないドラマでしたね。あまりにも日常とかけ離れていて、狂気に満ちてました。
聖職につきながら、人の命を連続で奪い、正しい事だと思ってるサンウォンは、恐ろしいと言うよりは、危ない人物でした。その事を知った家族が20年も閉じ込めていたサンウォンは、最後まで変わらず、復活と言っていましたが、意味不明でした。
そんなサンウォンに育てられたサンホが普通に育つ訳はないですね。いつも笑顔の裏には悪の顔を持ち恐ろしい人物でした。
ウノがそんな本性に驚き屋上から飛び降りた時は心配しましたが、目覚めてもサンホの見張りは怖かった!その事でドンミョンと敵対していたミンソンとの友情が生まれた事は微笑ましかった。
優秀な刑事ヨンジンがウノの事になると、泣いたり笑ったり、自分の気持ちを正直に表す姿は、ウノの母親?姉?どっち?と感じる人も多かったと思います。
とにかく、重いテーマのドラマでしたが、ウノとの二人のシーンだけはほのぼのとしてました。