いよいよ最終回です!皇室という神聖な場所に住んでいる人間が欲深く罪深い人達だと浮彫になりました。罪を心から反省してるとはとても思えない人が約一名いるのが悲しいです。
サニーが皇室の今後を周りにゆだねると言い出しますが、果してどんな結果になったのでしょう?
このページでは、「皇后の品格」26話【最終回】のあらすじと感想を紹介しています。
皇后の品格:26話【最終回】あらすじ
1回目の爆破で倒れたヒョクを助けたサニーだったが、2回目の爆破で気を失う。病院のベッドで目覚めたサニーは、近くにいたヒョクにテロの志望者がワンシクだと聞く。
その頃、記者達の前でワンシクが復讐をする為に皇室に入りテロまで企てたと話す太后だった。そして、ひき逃げもケシの花の栽培もしていた事にショックを受けている!と話す。
拘束していたワンシクがいなくなったと報告を受けた太后だったが、爆弾を抱いたまま遺体で発見されたのをヒョクが確認する。母親の所へ来たヒョクは、全部私に罪をなすりつけたのですね!と静かに話す。
久しぶりに母親に髭剃りをしてもらい刑務所へ行く準備をし、祖母の手紙を見たヒョクは、俺が終わらせると、つぶやくのだった。
ベッドをめくった太后は、自分の写真にナイフが刺さっているのを見て大声を上げる。その頃、全身に包帯を巻き帽子をかぶったヒョクは、チョングム島のリハビリテーションに入り込む。そこでは薬の研究と人体実験をしてるのを見たヒョクは追いかけられ逃げるが、太后はワンシクだと思い込む。
ユラは、自分の人生を狂わした男に毒の注射をし、サニーは解毒剤をチラつかせると島で人体実験をしてると証言させる。しかし、解毒剤を捨てられ怒った男(ビョ部長)がブロックでユラの頭を叩く。
島に来た太后は、ピョ部長と連絡がとれないと聞くとここを閉鎖して!と命じる。
目の前に現れた男をワンシクだと思ってる太后は自ら銃を撃ち、顔を見るとヒョクで驚きながらも、尚も息子のせいにする。ヒョクは、駆け寄ったサニーに結婚してくれてありがとうと息を引き取る。
皇宮に戻った太后は、全財産を持って逃げようとするがそこにきたガンヒとまたお互いの罪のなすり合いを始める。部屋を出た太后を待っていたのは大勢の記者たちと刑事達だったが、今の会話が全ての証拠になる!と言うサニーだった。
手錠を掛けられたウンラン(太后)にもう皇室は終わりよ!さようなら!とサニーは笑う。記者達の前で挨拶したサニーは、亡くなる前に皇帝から全権を委任されたと言い、罪を犯した者には罰を受けさせ皇室の存続は、周りに決めてもらうと話す。
裁判が終わりガンヒと太后には極刑が告げられると反省のかけらもない太后は控訴すると暴れる。
ガンヒは、一度だけアリと会いたいとサニーに頼む。約束通りアリを連れてきたサニーは、ニュースを見て倒れてからはあなた(ガンヒ)の事だけを忘れてしまったと話す。ガンヒはこんな母親は忘れていた方が幸せだからそのままでいい!娘を頼みます!と頭を下げる。
一年後
皇室博物館になった皇宮に来たユン達はそこに今もヒョク達がいて微笑んでる様に感じて…。
感想
何となく切ない終わりでしたが、皇室がなくなり博物館になって良かったです。考えてみたら普通の生活をしているのに時代劇のような格好しているのも変な感じでした。憧れの陛下と結婚し夢心地でしたがすぐに愛されていない事を知ったサニーは可哀想だった。
ワンシクがダイエットしてウビンになったのは、カッコ良すぎでしたが、誰も気づかなかったのは良かった。
ずっとユラは酷い女だと思ってきましたが、恋人が車にひかれ自分も男に襲われ妊娠するという悲劇には少し同情しました。でも、ひき逃げを手伝った事で本当の悪女になってしまいました。ヒョクを本当に愛していたの?と聞かれたユラは何と答えるのでしょうか?
このドラマで本当の悪女は何と言ってもウンラン(太后)ですが、お金を持ってる割にはケチだと思いました。これからどんな贅沢しても暮らせるお金があるのにあんな欲深い人間では困りますね。息子二人の命をも奪うつもりでしたから極刑を受けても仕方ないです!チョングム島で被害にあった人達も沢山いたでしょう。
ヒョクが亡くなったのは気の毒だし罪を償わせたかったけど、ある意味彼も母親の被害者ですから何とも言えません。自分の罪を隠す為に嘘をついた太后は悪いですが、妻を信じなかったヒョクも悪いです!
次から次に悪女が登場し、展開も変わるから何が真実かわからなくなりましたね~。賢いアリが母親を忘れ精神を病んでしまいましたが、忘れた方が幸せかも…。
頭を怪我してからユラが一度も可愛がった事のないドンシクを溺愛する姿は、なぜか心温まるシーンでした。
ワンシクがみんなが怪我をしない様にと爆弾を抱きかかえ亡くなったのは切なかったです…。