「朝鮮弁護士カン・ハンス 誓いの法典」4話・5話のあらすじと感想!ジェスは妻の父親の命を奪い捕われてしまうがチョン・ホジンは口封じをして

MBCで放送された韓国ドラマ「朝鮮弁護士カン・ハンス 誓いの法典」4話～5話までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。

奥様の訴訟の為に、ミョンウォル(ノ・ヘンハ)を利用するハンス(ウ・ドファン)。そんな計画など知らないヨンジュ(ボナ)は、海に落ちたハンスを助けて。

裁判の席にミョンウォルが登場した事で、ジェス(チョ・ヒボン)の義両親への悪事が明らかに！故郷に戻り、自分の家族を陥れた女性を訪ねたハンスは…。

朝鮮弁護士カン・ハンス 誓いの法典：4話あらすじ

裁判に勝つには脚を折ると言われたヨンジュはクビにする！私は正義が勝つと思っている人間だ！証拠や証人を見つけて奥様の無罪を明かす！と反発する。しかし、ハンスはこの国で正攻法が通じるとでも？証拠を集めるのにはたくさんの労力がいる！お前が奥様を助けられたら師匠と呼んでやる！と言う。

ヨンジュはジェスを尾行し奥様への嘆願書を書いてもらったりするが、肝心の外知部が見つからない。一方、妓楼に来て愛人に会ったハンスは妻を捨てるような男のどこがいいんだ？と聞くが、男装をしたヨンジュもまたミョンウォルに会いに来ていた。
ヨンジュはあなたが作る化粧品は評判が良いと聞いたから運営してみてはどうか？と運営権の書類を渡す。そして、牢屋にいるジェスの妻を助ける為に、あの家で見聞きした事を証言して！と頼んで。

ジェスとチャン大房のどちらに恨みがある？と大房になったチョルジュに聞かれ、宴会にも忍び込んでいた事を指摘されたハンスは焦る。お前が俺の外知部ならどんなアドバイスをする？と聞かれたハンスは、まずは奥様に非があることを証明しないといけない！近しい方々がご夫妻を見てきた感想を正直に陳述してください！と言って。

いつの間にか集まった役人達が酒を飲み妻の愚痴を言うのを聞いたハンスは、この国が実に心配だ！と心の中でつぶやく。酒が進むとジェスはミョンウォルに会いたいから連れて来い！と命じるが、ハンスは彼女は奥様の外知部と面会し私が渡した賄賂も受け取った！と嘘をつく。
ミョンウォルの首を絞めて意識不明になったのに焦ったジェスは、医師を呼ぼうと言うハンスを止め自殺に見せかけろ！と命じる。ドンチに病院へ運ばせ、頭から流れた血を拭いていたハンスに刀を向けるチョルジュ（大房）だった。

戻ったドンチは今夜が峠だと言われた！とヨンジュに話すが、ハンスが姿を消す。ヨンジュから預かった資料を燃やしてしまうが、ジェセ（院相）は裁判を乗り越えれば何も起きない！と言って。
気がついた時、船の上にいて水まで入ってくるのを見たハンスは、ドンチ！と叫んで。

悪事を揉みけそうとする父親に反発したジソンだったが、ジェセは王女が離婚訴訟に関わってると知られたくなければ、黙っていろ！と命じる。

裁判の日、船の上で目覚めたハンスは浮き輪を抱きしめ船の上から飛び降りる。ジェスは外知部もいないし今からでも告訴を取り消せば許してやる！と言うが、妻はあなたを野放しにしたら死んだ後親に合わせる顔がない！とにらむ。
気を失い沈んだハンスを助けたヨンジュは、裁判が始まる前に連れて来る。

ハンスは両班の離婚は承認されない法律はあるが、それは例外で国が強制的に別れさせられる義絶離婚がある！と話す。婿養子に入ってから科挙に合格し、朝廷で今の地位を築くまで両親から援助を受けたのにその恩を仇で返した！と話すが、ジェスは私は義両親に心を込めてお仕えした！お二人も私を大事にしてくれこの服もこの扇子も義父からもらったものだ！と反論する。
すると法廷に登場したミョンウォルは後妻にする約束を信じていた！10年前、糖尿病を患っている義父に薬菓を食べさせ病気を悪化させ死なせた！これは直接彼から聞いた話だ！彼のせいでもう少しで命を落とすところだった！と曝露する。ジェスは義父の病気は全く知らなかった！と主張するが、ミョンウォルは奥様が牢屋に入っている間に、家や土地の書類を持ち出し仲介人と会っていた！と言う。
その後パニックになったジェスは何を話しても墓穴を掘ってしまうと、ジソン（ジェセの息子）は妻に汚名を着せ牢獄させたのは妻の財産を奪う為の悪巧みに思える！何より被告が岐阜を殺したのは明らかであるから罪を償え！と命じる。役人に連れ去られる夫を止めた妻は、両親が作った貴重な服を脱いでから牢に行って！とにらんで。

ミョンウォルはハンスに言われた通りにジェスに襲われるのを想定し、髪の中に血のりを忍ばせ出血した様に見せた！と話す。そして、結婚したら今の妻のようにぞんざいに扱われるはずだ！とハンスに言われ目が覚めた！あなたに違う人生もあると化粧品事業の提案が私の心を動かした！とヨンジュに話す。
今までの事をミョンウォルに謝罪されたジェスの妻は、今日の証言で帳消しにする！これからは、穏やかに生きて！と話して。

朝鮮弁護士カン・ハンス 誓いの法典：5話あらすじ

民の訴訟に関わった事が知られたらあなたも王様も大変になる！と言われたヨンジュは気づかれないようにするので、今後は知らぬふりをしてください！と席を立つ。ジソンは婚約までした仲だ！と言われたヨンジュは、私たちの結婚を望んでいた父の命を奪ったのは院相（ジェセ）だと思っている！と背を向けて。

自害に見せかけ命を奪った事を息子に責められたジェセは、死罪になる前に余計なことを話されたら困る！と話す。一方、母親と同じ様に自害に見せかけジェスが命を落としても、きっと黒幕は他にいる！とつぶやくハンスだった。

そんな時、ジェスの金庫から沢山の銀や賄賂の帳簿などを見つけたハンス達は、自分の家族を崩壊させたのがジェセ（院相）ではないか？と疑う。当時、父親が賄賂として受け取った置物を見つけたハンスは、帳簿から送った人物もわかる。

お忍びでヨンジュと会った王様は、ハンスを動かすなら大金が必要だろう？と袋を渡す。

チョルジュ大房の手下に追われたハンスを馬に乗せ清山に向かったヨンジュだが、一方、置き去りにされたドンチをホン氏がかくまう。逃げられたと聞いたチュ・ヨンウ（ジェセの派閥の官僚）は、ジェスの遺品の回収をチョルジュに命じる。
自分が育ったタボク村に到着し自分の家の前で来たハンスは、ヨンジュに男装させる。暗行御史→地方官の不正摘発をする任務を装い役所に来たハンスは、ご飯をご馳走になり犯罪のない村だと聞いている！と話す。
そして、置物を見せ返すようにと言われた！と言われた県監は、返されたら約束していた役職もなしですか？と聞く。

柿の木がある家に来て当時、我が家に風呂敷包を置いて行った女の家を訪ねるが、女は女性に切りつけられ既にに死んでいた。村長を見た見たハンスは、昔の事を思いだしここは昔と変わらない！と睨むが、罪を犯した犯人と一緒に閉じ込められてしまう。
女性は一度見合いを勧められ断り、違う人と結婚したのが面白くなかったのか、みだらな女性だと噂を流された！と話す。更に妻の噂をしている男性と喧嘩になり殴られた夫は、俺はお前を信じている！と言い命を落とした！その恨みから襲ったと明かす。
ヨンジュは他の方法があったはずだ！と言うが、鼻で笑ったハンスは役人や王様が民の無念を晴らしてくれると言うのは幻想だ！俺が無罪放免にしてやるから、外知部に雇ってくれ！と言って。

村人達は出て行けば罪を問わないと言い追い出そうとするが、ヨンジュは役所に届けて…と話しても村人達は訴訟して目撃者だの何だなのと呼ばれ拷問され濡れ衣を着せられたらどうする？と言う。もう金を渡して村から出て行く約束をした女性は母親と一緒に村を出るが、妊娠に気づいた女性は人間らしく生きる為に訴訟を起こしたい！と言うが、母親は人を殺したのだから死罪になる！と止める。

ヨンジュはどうせ敗訴していた！と話すが、ハンスは法は人を殺すためではなく救うためにある！無実の者は救われ、罪を犯したものはその罪を償う！だから俺は死ではなく復讐を選んだあの女性を応援したかった！と悔しがる。ホン氏に助けられ命を奪われた女性の家を探ったハンスに、君が外知部になるなんて！役所や国法、国が信用できないのはお前の父親の事でわかっていたはずだ！と村の長老が声を掛ける。
今からでも真実が知りたければ、この村を去れ！と手に何かを握らせて。

感想

チャン大房に続きジェスの復讐も終わりましたが、妻が夫を訴えられない法律があるなんて、何と理不尽な法律でしょう！この二人を裁判で潰しても、大物悪党がまだいるという事です。

ハンスが久しぶりに故郷に帰り生まれた家に来たシーンは、親と暮らした楽しい所であり思い出したくない悲しい所でした。父親に賄賂を置いて行った陥れた女性は、ハンスが手を下す前に違う人に殺されてしまいましたが、老婆になってもひどい女でしたね。
ハンスは老婆の命を奪った女性を法で助けようとしてましたが、無理でしょう！罪を犯しても母親と村を出れた事は良かった！