「私の国」11話~12話では、身体から毒が取れず劇薬で苦しみを取る中、ジョン(アン・ネサン)と会ったフィ(ヤン・セジョン)は、改めて復讐を誓います。
バンウォン(チャン・ヒョク)は自分の王座を守る為に息子を利用する父親と決別する事に。
王宮を孤立させる為に橋を壊したバンウォン!王宮の中でジョンを追い詰めたフィでしたが、友であるソノ(ウ・ドファン)を思い一瞬、動きが止まります。しかし、バンウォンは迷う事なくジョンの命を奪ってしまいます。
このページでは、「私の国」11話・12話のあらすじと感想を紹介しています。
私の国:11話あらすじ
ジョンを呼び出したフィは金瓶を返すから、店を持たせてほしい!と頼み帰る。取引を持ちかけたフィが何か企んでると感じながらも悩むが、他の重臣達は何かと金がなければ困るから金瓶を取り戻しましょう!と話す。王様に市場を作りたい!と申し出たジョンだったが、王様は強欲だから王座も狙われそうだ!と嫌味を言う。
そんな時、妹の事で挑発されたフィは、また身体に入ってる毒で胸が苦しくなり倒れるが、そこにソノが現れる。病院で目覚めたフィは毒消しに劇薬を使ったために体が悲鳴を上げてる!と言われるが、自分を運んできたのがソノなのでは?と思う。実は、意識のないフィの毒消の治療を受けさせ命を救ったのはバンウォンだったが、目覚めたフィはすぐにジョンへの復讐の為に矢の練習を始めた。バンウォンは王を操り私欲を満たすのがジョンの狙いだ!朝鮮を高句麗の様にしてはならない!俺が阻止する!とフィに話す。
店の権利書をジョンにもらい金瓶を返したフィは思った通りに襲われると、隠れていた刺客と戦い梨花楼へ向かう。バンウォンの所へ行ったフィは、店に武器を移し禁軍(王室の警備を担当する軍隊)おびき出す!と言う。
梨花楼でご飯を食べたフィは体を大事にしろ!と声をかけられると、ボム兄貴も!と背を向ける。しかし、また胸から血が出たフィを見て手当てをしたヒジェは、突き進むなら生きていて!と抱きしめる。
その頃、ジョンは会盟祭(王室への忠誠を誓う儀式)の日に王様に譲位を求め、バンウォン達の命を奪う!と話す。
王の甥のヤンウが寝てる部屋に来たソノは、会盟祭に出席して王族の務めを果たして下さい!と剣を向け脅す。
フィはお前の父親を一度で殺すのは惜しいからたっぷりと苦しませてから命を奪う!と言うが、ソノは俺が父親の命を奪う!と睨む。
バンガン(四男)は弟が出かけると聞き、バンウォンの部屋に忍び込みフィの名前が書いた店の権利書を金庫から見つける。鉢合わせしたバンウォンは、兄上が会盟祭に王族代表として出席して、ジョンの味方のふりをして下さい!と命じる。その頃、王族達を集めたジョンは世子様に忠誠を誓うと自血で手形を押すが、そこに来たバンソクは、小指を傷つけ印を押す。
ジョンは王の体調が今後どうなるかわからないから世子を王にしてください!と頼むが、意見を求められた何も言うことがない!バンウォンが言い放つ。立ち上がった王様が倒れると、バンウォンは待っていたかの様に貴方の暴言のせいだ!とジョンを責める。ソンゲは王妃が亡くなる時に、ジョン達に子供達が狙われる!と言った事を思い出す。
第一妻の息子達の命を奪うから兵を集めろと手紙を持った男を捕まえたヒジェは、その命令文をフィに渡す。あなたが命じた兵は来ない!と文を渡したフィは、俺たちがした様に命をかけるしか助かる道はない!とジョンを脅す。
ジョンと自分の対決になるの知っていながら寺へ逃げた父を追ったバンウォンは、自分を利用しながらも世子にはしない!と言うソンゲだった。バンウォンはお前しかいないと言われボウンの命を奪ったが、後悔してる!とソンゲを責める。
私の国:12話あらすじ
今から流される血はあなたのせいだ!と言い放ったバンウォンは、王宮前の橋を壊せと命じる。部下たちを集たバンウォンは、どんな結末になろうとも絶対生き残れ!と命じる。
その頃、橋が壊されたと聞いたソンゲは、国を潰す気だと焦り王宮へと向かう。
王宮の外への伝達も止められ身動きが取れないジョンは、王様が危篤だと嘘をつき大君達を王宮に集めろ!と命じる。
父上と会い剣を向けたソノは、これからは何もさせない!斬ります!と脅す。門の前に立ちはだかったソノ達と剣を交えたバンウォンは、大君達を狙った逆賊となったと父親に伝えろ!と叫ぶ。
兵士を集めたジョンは、全員の命を奪え!と命じるが、ヒジェの所へは王様が戻ると情報が入る。
フィと会ったヒジェは三軍府(最高軍事機構)を動かせるのは王様だけだから、王宮に戻る前に決着をつけて!と言うと、手を掴んだフィは必ず戻る!と約束する。一方、自分の金庫の鍵を預けたムンボクだったが、ファウォルは鍵を返し明日味噌汁を作って待っている!と笑顔で帰る。
門が開き戦いになるが、屋根から矢の攻撃を受けたムンボクが胸に矢を受けてしまうが、何と胸には三重ものガードがしてあり助かる。
思ったよりも王様が早く到着すると聞いたヒジェは、道に火を放ち時間稼ぎをする。とうとう王宮に押し入ったフィはお前の父親を斬る!と言うが、前に立ちはだかったソノは、俺たちの縁もこれまでだ!と言う。そんな戦いの様子を感じながら酒を飲んだジョンは、死ぬ時が来たようだ!あの世で会おう!と立ち上がる。
フィの前に来たジョンは私は私は臣下の国を夢見ただけだから恥じる気はない!と刀を持つ。そんなジョンに一撃を与えられないフィに代わりにバンウォンが斬る。
負傷したソノに掛け寄ったフィは、何も言わず腹に手を当てる。
ようやく王宮の前まで来た王様は、門の前で命を落とした世子を発見し泣きながら抱きしめる。そばに寄ったバンウォンは、王座を守る為に息子たちを争わせたあなたのせいだ!とソンゲを責める。
感想
ヒジェが策がないと言いながら、フィの命を救う為に動く姿は感動しました。こんな行動力にはいつも驚かされますね!
いつも歴史のドラマを見るとなぜそんなにみんな王様になりたいのかなと思いますが、国を動かすことが魅力的なのでしょうか?バンウォンは父親の命令でボウンの命を奪ったのに、とぼけるソンゲにとうとう堪忍袋のおが切れたようですね。
フィは自分の手でジョンの命を奪うことはできませんでしたが、とうとう妹の復讐を成し遂げました!