「私の国」9話~10話では、バンウォン(チャン・ヒョク)の命を奪えとジョン(アン・ネサン)に命じられたフィ(ヤン・セジョン)は、そんな陰謀がある事を暴露!ある計画を立てます。
フィに命を奪われたふりをしたバンウォンはジョンを窮地に追い込みますが、王様は自分の保身の為にすぐに解放してしまいます。
復讐を命じたジョンの兵に襲われ、妹の命を奪われたフィは姿を消します。再び姿を現したフィはジョンへの復讐を始めます!
このページでは、「私の国」9話・10話のあらすじと感想を紹介しています。
私の国:9話あらすじ
捕まり小屋の中に入れられたソノはなぜそんなに死に急ぐんだ!と意識のないフィを叱る。その頃、バンウォンが重症を負いソノが捕まった!と送り込んでいたスパイにジョンは報告を受ける。
早速、バンウォンの顔を見に行ったジョンは、まだ息のある首を押さえお前がいなければ密書の存在も消える!世子を操り影の王になる!と告げる。
ジョンはどうせ拷問を受ければ耐えられず白状するのだからヨンの為にも自決しろ!とフィに命じる。フィは父親にも同じ様に俺たちの事で脅したのか?とジョンを睨みつけるが、ヨンを頼むとみずから腹に刃を当てる。実は密偵だとバンウォンに気づかれたフィは、自分の狙いはジョンだけだと密書の原本を渡し、カンゲに会わせる。カンゲは、ソンゲを逆賊に仕立てようとしてバレそうになると、ジョンが仲間を裏切り命を奪った!と証言する。
フィはあなたの命を奪えと命令されるまで待っていた!王に暴露しジョンを破滅させる!とバンウォンに話す。結局、フィの計画通りに毒まで飲んでジョンに瀕死の状態を見せたバンウォンだった。急所は外したと苦しむフィの手当てをしたムンボクは、重症だ!とつぶやく。
ヨンは自分に会いに来たソノに全部思い出しました!兄さんだけは助けて!と泣きながら頼む。ソノは記憶が戻った事は知られてはいけない!2人でこの恐ろしい場所から逃げよう!とヨンの手を握る。
そんな時、梨花楼の行首になったら私を支えてくれ!とカン氏(王妃)頼まれたヒジェは、梨花楼は誰のものでもない!と帰る。
行首となったヒジェは他の役人達の弱みを書いた文書をばらまくと、自分の身がかわいい役人達は、全部ジョンのせいだ!と怒る。
ジョンが冊封式に行ったすきにヨンと家を抜け出したソノは、追手に追われてピンチになると、そこにボム達が現れ助ける。フィが待ってると聞いたソノは、生きてたのか?と涙をこぼす。
一方、冊封式に来ないバンウォンに腹を立てた王様は、幼い息子に剣を渡す。するとそこに入ってきたバンウォンは命を狙われた!その人物は以前王様の命も奪おうとしていた!とジョンを睨み、証拠の密書を渡す。一緒に来たフィは妹を人質に取られ、バンウォンの命を奪えとジョンに命じられた!そこでバンウォン様とみんなが助かる道を計画したと証言する。
ジョンは密書に自分の名前があったのは仲間になったふりをしただけだ!と言い訳をするが、他の重臣からもバンウォンへの憎しみを持っていたと聞いた王様は、ジョンを拘束する。さっそく、尋問が始まると、ジョンは自分に命令をしたのは王妃だ!と話す。責められた王妃は否定もせず、バンウォンの剣はあなたに向かってるはずだ!私と息子を捨ててもいい!と怒る。
ジョンと会った王様は、私は兄弟の骨肉の争いは見たくない!命は助けてやるから王妃や世子とは距離をおけ!と命じる。牢から出されたジョンは、早く逃げろとフィと妹に伝えろ!とソノに命じる。
記憶を取り戻した妹と涙の対面をしたフィは、すまなかった許してくれ!と抱きしめる。
ヒジェが作ったあまり美味しくない料理を食べたムンボクは、いつか焚き火に捨てられた紐をフィが拾ったエピソードを話す。恥ずかしくなったフィがその場を離れると追いかけたヒジェは、紐は沢山あるから危ない事はしないでね!と見つめる。フィはあの紐は特別なものだから!とヒジェと手を繋ぎ、あの悪夢の様な戦場を思うと、今は幸せで夢のようだ!とヒジェを見つめる。
私の国:10話あらすじ
ジョンの私兵に追われたフィ達は、必死で妹達を守るが、胸の傷が痛み矢の命中率が落ちる。斬られてしまったヨンはフィの胸の中で逝ってしまうが、立ち上がったフィは、ヒジェが止めるのも聞かず馬に乗る。
ジョンはお前が約束を破ったから妹が死んだ!と言うが、フィは胸が苦しくなる。そこに来たバンウォンは、俺の配下だ!下がれ!と剣を振り上げたジョンを止める。
実は少年だったバンウォンはフィの父上に剣と矢を教わり一番弟子だ!と言うが、弟子は俺の息子だ!と言われた事を思い出す。ムンボク達は気絶したフィを背負うと、バンウォンは必ず助けろ!と命じる。
傷口を見たムンボクは、自害しろとジョンに渡された刀にマムシの毒が塗ってあったんだ!とヒジェに話すと、突然、起き上がったフィは刀を掴めず、泣き叫ぶ。
ヨンとの最後の別れをしたフィは、買ってあげた靴を履かせきれいな所へ行けよ!と泣く。ヨンを火葬し川に散骨したフィだったが、ソノは遠くからその様子を見る。
一方、ジョンは胃の病で余命がないと知った王妃に、息子を王位に就かせる為にバンウォンに土下座してください!と言う。一人で亡き母親の祭祀をしていた所へ来た王妃は土下座をするが、バンウォンは王妃から退けばバンソク(世子)の命は助けると約束する。
行首が危篤と聞き駆けつけたヒジェだったが、やっと友(ヒジェの母)の所へ行けると言い、遺言書を渡す。そこにはヒジェを行首にする事や、芸妓生の一人一人に当てた手紙が書かれていた。
父親の家に来たソノは、死がくだらなく感じる所へ行きます!いつか貴方の死も何も感じない様になる!とジョンに話す。
川へ入ったフィだったが、自分の周りを飛ぶ蝶を見つけると、そうだな、もう少し後にお前の所へ行く!と話す。
6年後…。
ジョンは王様を引きずり出して、世子を王にして臣下の国を作る!と言うが、王様は譲位の話をしたら一族もろとも罰を与える!と睨む。畜生の息子は畜生だな!とバンウォンに言われたソノは、あなたは父親の命を奪えますか?私は奪えます!とにっこりと笑いかける。
明に売られる為に連れて来られた女性達を助け金を奪ったフィは、そこに来たのがソノだとも知らず闘う。ジョンはまた金を奪われた事を悔しがり、早く犯人を探せ!と命じる。
一方、バンウォンの家に身を寄せた仲間たちはそれぞれ得意分野で働くが、特に兵士の育成の為に剣を教えるチドは忙しい。
場所を移した梨花楼へ来たムンボクは、歯も綺麗になっただろう?と口を突き出すと、ファウォルは小綺麗になった彼に何故かドキドキする。
自分のお金を奪った者を必死で探すジョンだったが、ある日、姿を消していたフィに呼び出される。
感想
せっかく記憶も戻り妹と会えたフィでしたが、悲しい事が起きました。王様がジョンを牢から出すなんて誰も想像していなかったと思います。フィが負傷していなければ…と悔やまれます。
ジョンのお金を奪うフィは復讐をやめてませんでしたね。これからジョンは怯えて暮らす事になるでしょう!