優雅な一族

「優雅な一族」16話【最終回】のあらすじと感想!憎きペ・ジョンオクに下された判決は?

韓国ドラマ-優雅な一族

「優雅な一族」16話では、とうとう真犯人が暴かれますが、その人物はソッキにとって唯一家族と呼べる人でした。ワンジュンの会長就任の日、兄と母親が逮捕、残されたワンスは悲しい選択をする事に。

法廷でのジェグクは正々堂々と罪を認め実刑を宣告されます。

15年の刑務所生活で人生を狂わせられた母親とユンドの感動的なシーンが見られます!

このページでは、「優雅な一族」16話【最終回】のあらすじと感想を紹介しています。

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優雅な一族:16話【最終回】あらすじ

【回想】
美術館の館長就任が決まった母親に、これからは写真展なんかも開いてみて!とワンスが一冊の本を見せる。しかし、男性なのに人工乳房がテーマの本を見たチョリは不機嫌そうに否定するが、ワンスはこれも芸術だよ!と話す。

お祝いのワインも届き、気分がいいヨンソは、あなたも顔を出してね!と笑うが、本妻との電話を立ち聞きして泣いてしまう。そして、この家に呼び戻すの?とチョリに迫る母親の姿を目にしたワンスは、大丈夫?と声を掛けるが、私の価値を証明できるのはワンジュンだけよ!とまた自分の存在を無視されるワンスだった。

その日、ワンジュンは、先日女装姿をみられ家を訪ねるが、ジェリムは誰にも言わないから安心して!と約束する。その後に来たヨンソは、愛人の立場でありながら、ソッキを育てたいなら家に戻らないで!と離婚を迫る。

腹立たしい思いで絵を描いていたところに現れたワンスは、シャンパンをグラスに注ぎ、母親が可愛そうなので父親と別居してずいぶん経つし離婚をしてもらえませんか?と頼む。あなたには関係ない!母親と同じで品ごない!と殴られたワンスは、ここでも存在を無視された様な気分になり、命を奪ってしまう。

最後にやって来てジェリムが倒れているのを見たチョリは、朝、ワンスが持っていた本を見て家族の犯行だと確信しジェグクを呼ぶ。MCグループの会長宅から犯人を出したくないジェグクは、家政婦のスンに罪をかぶせることを思いついたのだった。

【本題】
自分の罪を知りながらも、当時、隠蔽したジェグクにショックを隠せないワンスだった。もうワンスが後継者になると言わないだろうと安心したジェグクは、福会長の株をワンジュンに譲渡の手続きをする。

真犯人を突き止めるために動いたソッキは、母親が命を落としたときにこのワインが部屋にあった!あなたがやったの?と尋ねるが、ヨンソは命を奪いたい位憎しみはあったけどそんなことはしない!と否定する。

ソッキはあなたは家族の中でも一番心を許せる相手だったから犯人であってほしくない!と言うが、ワンスは俺が犯人だ!と!言う。

ソッキと会ったワンジュンはお前の母親は品があって俺を脅す様な事はしなかった!だがら命を奪う必要は俺にはなかった!と話す。

店に来たワンスは苦労したな!と話すとユンドはこの苦労を無駄にしない為にも真犯人を探す!あなたも容疑者の一人ですよ!とにらむが、あなたには動機がないしいい人だから犯人でないと祈ってる!と言う。

ワンジュンが筆頭株主になったとわかったソッキは父親の株を奪ったのね!と怒るが、ヨンソは父親の物は息子の物だと開き直る。

株主総会でワンジュンの会長就任が投票で決まるが、大投資家と来たソッキは、祖父が彼女に預けていたDNA鑑定書を持ってくる。投資家の女性は私の株の7%を譲渡する!と話すとソッキが大株主になるが、ジェグクはまた会長の株をワンジュンに譲渡してしまう。

ワンスは自首してユンドの母親を助けたいが、自首したら隠滅した君も困るだろう?とジェグクの顔を覗き込む。挫折した事などないだろう?と聞かれたジェグクは努力しましたから!と答えるが、ワンスは実を結ばない人だって努力してる!と言う。

就任式の日の朝食におしゃれをして現れたワンスだったが、ヨンソはあなたは来なくてもいい!と命じる。ワンスは韓国初のトランスジェンダーのCEOか!と嫌味を言うが、ワンジュンは人道主義者にとっては喜ばしい!と話す。

そこに来たユンドはソッキの母親の絵を盗み自分の絵として発表していた著作権違法で連行される。ワンジュンもまた独占禁止法と国税法違反で連行されると、ソッキを睨みつける。

残されたワンスは次は俺か!と座り込むと、ユンドは本当のことを話してほしいと頼むが、テヒョン(検事)に贈り物をしてたから確認して!君の幸せを祈ってる!と言う。

テヒョンの所でワンスが話す犯行の一部始終の動画を観たユンド達は、落ち込む。その頃、捕まえに来たオ刑事だったが、ワンスはこの音楽を最後まで聞きたいと頼み、そのまま自ら命を断ってしまう。

ワンスの訃報を聞きユンドに抱きしめられたソッキは、卑怯者!と泣きじゃくる。ニュースではワンスが15年前の犯人だったと報道する中、カンヌで作品賞を受賞したとニュースが流れる。

TOPの部下達を集めたジェグクは、もう逃げられないから諦めましょう!あなた達は最高の仲間だった!と告げる。

店に来たジェグクは私の負けよ!これからのTOPは変わるでしょうね!とユンドに社員証を渡す。

姿を消したと焦るテヒョンだったが、自ら出頭したジェグクは人生は何を選択したかで決まるが、その選択には自分で責任を取らないとね!と話す。

裁判では冤罪で15年もの間刑務所に入れた罪は大きい!と言うが、ジェグクはそれは推測だ!と反論する。しかし、当時の刑事の証言を聞いたテヒョンは現場にあった本を掲げ、あの時隠滅しないで罪を償わせていたら今頃、刑期を終えていたし、冤罪も生まなかった!と話す。

次に名誉会長の死にも関与していたとして、主治医と家政婦らの証言を聞いたジェグクは、すべて間違いない!最終陳述はしない!と判事に告げる。判事は名誉会長の死は証拠不十分で罪は問わず、その他の罪で4年を求刑した。実はジェグクはMCグループは守りたいから私の独断でやった事にして!とテヒョンと取引していた。

再審が認められ母親の代理人となったユンドは、冤罪で母親と暮らす事が出来なくなった少年は、勉強をする事で恨みを忘れた!司法の過ちを認めてください!と判事に訴える。判事が無罪を告げると母親と泣きながら抱き合うユンドだった。

TOPのトップになったユンドはこれからは人道的な組織として生まれ変わると新しい部下に告げる。家にみんなを招いてパーティーをしたソッキは、勇気ある皆さんのおかげで今日を迎えることができました!と挨拶する。そこへ女優復帰が決まり帰国したソジン達だったが、ジャンスはまたファンのナリと会えて喜ぶ。

病院へ来たソッキは母親が亡くなり海外へ追いやられた時は恨んだけど、私にとっては確かに父親だった!早く目を覚まして!と話しかける。

一方、刑務所にいたワンジュンは兄からのプレゼントの綺麗なブローチを見て、涙をこぼす。

別の刑務所ではワンスの絵を抱きしめたヨンソは、息子にした非情な事を悔やみごめんね!と泣き叫ぶのだった。

数年後…。

留学から帰国したソッキは、車同士の揉め事で警察へ来てユンドを呼び出す。ソッキはTOPを辞めて国選弁護士になったユンドに呆れるが、自分も勉強したけど弁護士資格は取れなかったとしょんぼりする。ソッキは個人事務所を作るけど、オーナーは私よ!とキスをする。

感想

ジェグクにはどうしても勝てませんでしたが、罪を認めたジェグクはいさぎ良かった!もう逃げられない!と告げられた部下も静かに受け入れたシーンは、この忠実な部下がいたから今まで悪い事も出来ていたのだと思いました。

MCを守るためにはどんな事でもする!と何度も言っていましたが、贅沢もせず住む所も賃貸だった事からも分かる様な気がしました。

母親の死後海外へ追いやられたソッキ(会長の娘)は、可哀想だったけど、たくましく誰にも屈しず強気な態度は観ていても気持ちが良かった!

ユンドとの出会いで寄り添う人が出来たソッキでしたが、二人が同じ事件で繋がっていたのも運命を感じました。スッキ達と共にジェグクを追い込んだブギ達との絆も楽しかった!

ただ、ちゃらんぽらんに見えながらも家族の中で唯一心優しいワンスが最も憎むべき相手だったとわかったシーンは悲しかった。それもあんなに冷遇されていた母親のための犯罪だというのが切なかったですね。後味が悪い感じです。

期待されていたワンジュンの秘密にも驚きましたが、みんなにバレてからは堂々として、むしろ吹っ切れた様子でした。刑務所でワンスからもらった女性がつける様なブローチを見て、泣いたワンジュンに初めて兄弟愛を感じました。

ユンドとソッキのハッピーエンドも良かった!


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