「太陽の帝国」16話~19話では、ジミンを後継者として育てる為の、シウォル(ユン・ソイ)の策略が炸裂します。
スクヒ親子により不正を暴かれたテジュン(チェ・ジョンウ)は家を追われますが、その事でグァンイル(チェ・ソンジェ)は、自分の出生の秘密を知る事に。恐れていた事がバレてしまったテジュンは、ますますグァンイルを後継者にする意欲が高まります。
母親が亡くなっても、誰も来ない弔問客や家族に落ち込むテジュンの可哀相な姿が見られます。しかし、そんなテジュンを救ったのが、シウォルと弔問に来た孫のジミンでした。
娘と結婚させようとするミラン(イ・サンスク)でしたが、テヤン(オ・チャンソク)は結婚をする気はない!と告げます。
このページでは、「太陽の帝国」16話・17話・18話・19話のあらすじと感想を紹介しています。
太陽の帝国:16話あらすじ
会社の悪い噂を自ら流して株価が下がった時に、テジュンが株を買い占めていたとスクヒ達に聞いたウォルチョンは、執事を呼ぶ。そして、なぜ気づかなかったんだ?もしかして君も私腹を肥やしているんじゃないだろうな!と怒る。話を聞いたジョンヒは事情を聞いてみましょう!と言うが、ウォルチョンはあいつの悪事がわかったら離婚するか?俺は絶対、許さないぞ!と聞かない。
偶然公園の中でテヤンと会ったシウォルは、あなたは私の知り合いにとてもよく似ている!でもその人には額に傷があったが、それにしてもそっくりだ!と見つめる。会ってみたい!と言われたシウォルはその人はもうこの世にいないから、会えない!と言うが、テヤンはもし元恋人が現れたら自分の幸せを壊されそうで怖いんですか?と尋ねる。
シウォルは以前、ウナスに技術を盗まれて破産したことで私たちを恨んでいないか心配だからです!と答える。そして、テヤンは韓国に戻ってきたのは両親を探すためだったが、見つからなかった!その時の教訓となった言葉は、過去は忘れようです!と答える。テヤンは僕に似てる人があなたの恋人だったとしても、今が幸せなら忘れた方がいい!と話し、裏切りの代償をたっぷりと払わせてやる!と心の中でつぶやくのだった。
スクヒはもし後継者にするから姓を変えろと言ったらどうする?と聞かれたジェミンはありえない!と答えると、父親もパク家は由緒ある姓だ!と怒る。しかし、ジウンは大事なのは姓ではなく、譲り受ける家業があるかどうかです!と答える。
帰宅し問い詰められたテジュンは、他に損失を埋める方法がなくて、借金返済と贈与税の工面に子会社の資金洗浄をしたんです!と頭を下げるが、ウォルチョンはどんな理由でも秘密にしていた事が問題だ!と怒る。
グァンイルの為ならなぜ単独でしたの?と妻にも責められたテジュンは何も言えない。義父との関係を整理しろ!と叔父(ジェヨン)に言われたグァンイルは悩むが、シウォルはあの年で義父があなたに会長の座を譲るとは思えない!おじい様に従って!と話す。秘書は情報管理を徹底していたのになぜバレたのかわからない!と言うが、テジュンは内部告発だ!と言う。
そんな中、テジュンの母親が亡くなると、家族を集めたウォルチョンは、どうせ離婚するのだから弔問に行ってはいけない!と命じる。葬儀が始まるのに理事も家族も来ない事にテジュンは、グァンイルを連れて来い!と怒りに震える。グァンイルはお父さんを傷つけたくない!と母親に訴えると、行きなさい!と許すが、反対したシウォルは自分が行く!と言い始める。
太陽の帝国:17話あらすじ
誰もいない弔問客に驚くテヤンだったが、そこにシウォルとジミンがやって来る。おじい様、元気を出して!とジミンに声を掛けられたテジュンは、泣きじゃくる。その頃、何故行かせた!と父親に責められたジョンヒは、ジミンが慰めたい!と聞かなかったの!と話すと、ウォルチョンはグァンイルの姓を変えて会長にする!と言い始める。
グァンイルは後継者になるジミンをあなたの代役をさせる!と連れて行ったシウォルを心配する。
一方、テヤンの家に泊まっていたチョン導師は、テジュンが問題を起こしたようだ!グァンイルは会長の実子ではないからいつかこんな日が来ると思ったと話す。それを聞いたジェボクは、ただの社員を娘の婿に迎えた時からおかしいと思っていたとうなずく。
ミランは娘のドクシルとテヤンの相性を占ってもらおうとするが、チョン導師は生年月日を教えてくれないからわからないと話す。テヤンの生年月日を聞き出しなさいと命じられたドクシルは、様々な手を使うが、結局失敗に終わる。
テジュンが会長を退いたらまた状況が変わる、本当に投資するのか?と聞かれたテヤンは、誰が会長になっても分析済みだから大丈夫だ!と話す。
執事は農場に探りに来たのも何か聞いたからではないか?と疑うが、それはスクヒが聞き耳を立ててるとわかり、この時期に農場に行くのは何か秘密があるのかしら?とわざとシウォルが会話を聞かせたのだった。
葬儀を終えて帰宅し土下座したテジュンだったが、ウォルチョンは慰謝料もつけてやる!とすぐに離婚を迫り、出て行け!と追い出す。
一方、とうとう投資の返事をもらったグァンイルは、テヤンと一緒に飲むが、息子からの電話でまた帰れない!と話す。テヤンは良い両親に美しい妻、可愛い子供さんがいて幸せ者だ!と話すと、グァンイルも幸せです!と答える。テヤンは微笑みながらも今のうちに幸せを味わっておけ!いつか全てを失うことになる、と心の中でつぶやく。
父親がクラブで泥酔し自分の名前を呼んでいると知らせを受けすぐに向かったグァンイルに、起きたテジュンはお前は私の子だ!と言い、また寝てしまう。
父親と映画を観ると家の前で待っていたジミンを見たテヤンは、家に連れて来て一緒に映画を観て大いに盛り上がる。
太陽の帝国:18話あらすじ
ジョンヒは離婚に関しては少し時間をくれませんか?と頼むと、ウォルチョンはグァンイルを会長にしたければ、早く離婚しろ!と命じる。母さんに従う!とグァンイルに言われたジョンヒは、この家で虐げられて生きていくなら、自由にしてあげたほうがあの人のためかもしれない!と話す。
会長室へ行き妻の決意を聞いたテジュンは、既に用意していた離婚届をグァンイルに渡す。グァンイルは離婚に承諾するとは思わなかった!と話すと、テジュンは俺が結婚した目的はお前を会長にすることだ!!サンの投資も決まったなら買収を成功させろよ!と話す。酔った時に自分が本当の父親だと言っていたと聞いたテジュンは一瞬焦るが、そういう思いでお前(グァンイル)を育てたということだ!とごまかす。
離婚届けを持って帰って来た夫に他に何か話をしていなかった?とシウォルに聞かれたグァンイルは、以前から思っていたが君はお父さんに冷たいな!と怒る。
不正を暴露してテジュンを追い出せばグァンイルの会長就任もなくなると思ったのに、反対に会長就任が早まってしまった!とスクヒ達はがっかりする。
ミランはテヤンの生年月日を聞き出せない娘を叱るが、ドクシルは誰にでも人には言えない秘密があるから仕方がない!お母さんにもあるでしょ?と尋ねる。
サン代表のテヤンと会ったジェミンは、あなたの会社の為にも投資を撤回させては?と提案する。しかし、テヤンは莫大な資金力を持つあなたの妻の実家のテソンが、買収に参戦したらお互いの会社の為にも最善な方法かと思うと提案する。その話を聞いたジウンは、実は以前から父親がヤンジグループを欲しがっていたけど、おじい様に気を使い諦めていたと明かす。
ドクシルをどう思っているかテヤンから引き出すまでご飯をもらえなかったジェボクは、帰宅したテヤンを問い詰める。今年結婚しなければ一生独身だ!と占い師に言われたと、ミランに聞いたドクシルは焦る。
実父でないと否定されたグァンイルだったが、自分が誰にも似ていないこともあり、ますます不安になってしまう。とうとう親子鑑定をしてしまったグァンイルは、医師はまさか君に隠し子でもできたのか?と笑う。
太陽の帝国:19話あらすじ
DNA鑑定の結果自分達が本当の親子だと知り会長室に来たグァンイルに、テジュンはお前が座る椅子だ!この椅子は特別席だが電気椅子のように苦しまされる時もある!と話す。しかし、グァンイルは俺がそこに座るのを拒否したらどうするんだ?自分がずっとそこに座り苦しみ続けるがいい!と帰る。
一方、朝、テヤンが誰であっても結婚する気はないと聞いた母親は、また今年をのがしたら一生独身だと責め、親にも言えない秘密とは何?とみんなの前で尋ねる。ドクシルは母さんにも言えない秘密があるでしょう!人のこと言える立場?と睨む。テヤンはすまない!と謝るが、ドクシルは私の秘密は母さんが息子がいるのに黙っていることよ!小さい頃に養護施設に一緒に行き母親が男の子に洋服や靴を渡し、涙を流しているのを見た時に息子だとわかった!と明かす。ドクシルは今まで誰にも話さなかった秘密を教えたのだから、あなたの秘密も気が向いたら私に教えてね!と笑う。
主治医の検診を受けたテジュンだったが、息子が誰かのDNA鑑定を受けたと聞きショックを受ける。
会長宅ではテソンが買収に参戦の記事を見た家族が、だからスクヒ達がテジュンの不正を探ったのだ!とウォルチョンは激怒する。自分たちに内緒で本当に買収の話を進めた事を叱ったスクヒに、ジウン(嫁)は、テソンが買収に成功したら夫が後継者になれるかもしれないと話す。
家から出て来たシウォルにお父様が怒ってると言われたジウンは、この買収戦にテソンも巻き込んだのはサンの代表(テヤン)よ!と話す。
その頃、買収から手を引くとグァンイルから言われたテヤンは、俺より先に抜けられたら困る!と焦る。夫を迎えに来たシウォルは、昔、大損をさせられた腹いせですか?と怒るが、ミンジェは投資をするなと言うし、ヤンジグループは買収をやめると言うし、こっちが振り回されている!と言い返すテヤン。
泥酔したグァンイルはもう会長になどならない!僕は誰なんだ?と泣き寝てしまう。
酒を飲ませたドクシルはあなたの秘密も知りたい!と言うと、テヤンは自分が施設に入るときに誕生日のたびにプレゼントを持ってきてくれた人がいたがそれも自分が養子になった時に途切れた。その時はまた捨てられたような気持ちになり、もう誰も信じないと人間不信になったから結婚はしない!ときっぱりとドクシルに告げる。
父親を屋上に呼び出し僕の母親は誰なんだ?とグァンイルに問い詰められたテジュンは、とうとう、自分の過去を話し始める。テジュンはジョンヒが生んだ子供と自分の子供を取り替えたが、十年前に事故で死んだ!ジョンヒを愛していたが、実子を捨てられなかった!と明かす。ボーとして運転していたグァンイルは、女性をひきそうになるが、ここが家ですと名刺を渡して家に入る。ひかれそうになったミランはグァンイル(実子)の顔を見て驚くが、隣の家がヤンジグループの会長宅だと聞き、愕然とする。
感想
こんなに早く出生の秘密が暴かれるとは思いませんでしたが、さすがのグァンイルもショックを受けたようですね。テジュンが会長の席は特等席だが、時には電気椅子にもなると言ったのが印象的でした。落ち込むグァンイルのせいで計画が危うくなってきましたが、きっと彼の事だから乗り切るでしょう!
初めは赤ん坊のうちにすり替えたのかと思っていましたがそうではないようですね。テジュンはどうやってすり替えたんだろ?グァンイルの実母はミランらしいですが、たまたまお隣同志になるとは。他にも秘密がありそうです。