「太宗イ・バンウォン」6話・7話のあらすじと感想!ソンゲは切る決断をしたチェ・ジョンファンを切れずに

SBSで放送された韓国ドラマ「太宗イ・バンウォン」6話～7話までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。

モンジュ(チェ・ジョンファン)と敵対するドジョン(イ・グァンギ)は、流配される事に。ソンゲ(キム・ヨンチョル)の家族と、敵対するモンジュが見られます！

落馬して意識不明のソンゲを開京に戻すと決断したバンウォン(チュ・サンウク)。しかし、目覚めたソンゲは家族が説得しても、モンジュを諦められなくて…。

太宗イ・バンウォン：6話あらすじ

王命が届く前に自分が尋問して自白させる！と馬に乗ったドジョンは、川の濁流で馬が止まってしまい仕方なく自力で渡ろうとするが溺れてしまう。追いかけて来たバンウォンに助けられたドジョンは、巨大な石のようなモンジュが邪魔する限り俺たちは1歩も進めなくなる！この雨は誰にとって有利な結果になるのだろう…とつぶやく。
バンウォンの妻は家門よりもモンジュを案じる義父に驚くが、カン氏（第二妻）は古い友人であり人生の師だ！それがわかるからドジョンも急いでいるの！と話して。一方、モンジュは大雨で足止めさせられるが、その頃大雨で牢屋にも水が入って来ると囚われている人達は助けてくれ！と叫ぶ。
雨で牢屋も流されて木に登って助かった囚人だったが、イ・セク（師匠）を見つけたモンジュは涙が止まらない。雨が降らなければ命を奪っていた！とドジョンに言われたモンジュは、侮辱するな！この人たちこそ高麗を守る忠臣だ！と怒る。
ドジョンは権力と財産を握りしめる者が？俺が悪人になったと言うなら、お前は己の正義だけを貫こうとするたわけ者だ！と怒る。師匠達に食事をさせたモンジュは、王様に呼ばれるまで待っていて下さい！と話して。

バンウォンの妻は今出来る事を弟達に調査させるが、家を訪ねたファサン（ジランの息子）は、みんな気が抜けてため息ばかりだ！何かする事はないか？と聞く。

無事戻ったドジョンはこれからどうしますか？モンジュはこれからも俺たちの妨害をするだろうし、命を狙ってくるかもしれない！と話すが、ソンゲは俺たちは三本柱だから諦めたくない！絶対、元に戻す！と言う。そんな時、バンウォンはドジョンの上奏文を取り下げて下さい！と頼みに来るが、モンジュは彼は哀れみを捨てた怪物で権力に目がくらんだ逆賊だ！と侮辱する。
バンウォンは妨害者の処断は仕方ない事だった！と話すが、モンジュは罪なき者の犠牲は正しいことではない！民を口実に無実の者を殺し王座を奪おうとする事は絶対に許さない！と言い張る。

とうとうドジョンの上奏文が読み上げられ論議されるが、王様は無実の者を閉じ込めたまま拷問を続けるのを見て、天が憤り雨をを降らせたのだ！と言う。論議はもう終わりだ！お前の罪に極刑が妥当だが、私を王にした功績を考慮して流配にする！と告げる。
ドジョンを故郷に送り二度と朝廷に戻れないようにすると言うモンジュに、ソンゲの妻（カン氏）は我家門と争うつもりですか？と怒る。流配されるドジョンと一緒に歩き見送ったソンゲは申し訳ない！でも信じてくれ！と話す。
ドジョンは今は信じるしかないから信じる！私はあなたに頼らなければ、何もできない軟弱な革命家ですから…と言って。

そんな時、実母の危篤を知らされたバンウォンは兄弟と馬を走らせるが、既に亡くなった後だった。ソンゲは長い間、私のせいで苦労させて悪かった！と妻に声をかけると、兄弟達も泣き叫んで。
葬儀が終わり子供たちを集めたソンゲは、お前は家門を代表する儒学者だから母親の墓のそばで3年喪に服してほしい！バンウォンに命じる。大変な役目だが引き受けてくれるか？と聞かれたバンウォンは、母親の冥福を祈ることなので喜んで引き受けます！その代わりモンジュを捨てて下さい！と頼むが、ソンゲはお前は父親を信じてくれ！と話して。

墓参りに来たモンジュは昔の母親との思い出話をすると、バンウォンは涙をこぼす。泊まる事になったモンジュは先に目をつむるが、バンウォンは短刀を出して。

太宗イ・バンウォン：7話あらすじ

到底、師匠の命など奪えないバンウォンは、起き上がったモンジュにどうか邪魔しないでください！私たちの行動が許せないなら、しばらく城外で過ごしてください！と泣きながら頼む。モンジュはすまない…他に言葉が見つからない！どうか、悲しみを乗り越えてくれ、そして、元気でいてくれ！と手紙を残し去る。

イ・セク達が朝廷に戻り人事を発表した王様は多くの忠臣が戻って来てくれて嬉しい！と言い、明に行っていた世子が戻って来るから黄州へ迎えに行ってほしいとソンゲに命じる。モンジュは私が提案したのです！大業の未練は捨てて下さい！明の皇帝は世子を高麗の次期国王に認めたから、王座を狙えば皇帝の怒りを買う！と忠告する。
ソンゲは死ぬことなんて恐れていないが、心に抱いた志を諦められないだけだ！と反発して。

ソンゲは義弟のジラン達と黄州まで来るが、世子は迎えに来てくれて感謝してる！私が王位に就くのはまだまだ先の事だが、それまであなたには長生きしてもらい私を補佐してほしい！と話す。わかりました…と答えたソンゲだったが、ジランは生意気だ！一生臣下でいろってことだろう！世子まで兄上を見下してる！モンジュのせいだ！と怒る。
モンジュをこのままにしておくのか？と言われ怒ったソンゲは狩りの為に馬に乗るが、落馬して頭を打ち意識を失う。ジランは兄貴がいなかったら、皆殺しになってしまうんですよ！目を開けて！ご先祖様、助けてください！と祈る。
妻や息子たちも集まり悲しみに暮れるが、ソンゲの妻はこのことがモンジュの耳に入ったら大変だから事故の事が漏れないようにしないと！と命じる。しかし、ソンゲを尾行していた者から報告を受けたモンジュは驚くが、イ・セクは天が与えたチャンスだ！今のうちに朝廷にいる勢力を全員消す！と言う。
決断を迫られたモンジュは、上奏文一つで失脚させる！と命じる。

適当な名分で仲間が朝廷を追われたと聞いた家族はショックを受けるが、息子達も次の作戦もなくうつむく。結局、バンウォンを迎えに行かせたと聞いた妻は、義父に頼まれた用事もあるから事前に相談してほしかった！と話して。

駆けつけて朝廷の様子を聞いたバンウォンは、開京にかえりましょう！罪人として捕えた者を全員殺すでしょう！と話す。兄弟達は父親を動かせる状態ではないと反対するが、バンウォンはここにいたら全員死ぬことになる！生きる為の選択をして下さい！と説得する。
途中で目覚めた父親に、バンウォンは父上の健在ぶりを民に見せつけて下さい！と座らせる。

ソンゲが生きて戻ったと聞いた王様は焦るが、モンジュはどうせしばらくは立ち上がることもできないから処刑する教書を書いて下さい！と迫る。王様はこの国の軍権を握ってるソンゲや家族を怒らせ兵士と押し入ったら、誰が止めるんだ！罪人が自白するまではダメだ！ときかない。

モンジュは儒教者達の座り込みと尋問の強化を命じるが、その頃、起き上がれる様になったソンゲはお前の判断は正しかった！とバンウォンを褒める。また母親の墓に戻れ！と命じられたバンウォンは、モンジュは父上が瀕死の状態の時に配下を死に追いやる残忍な政敵になった！このまま放置したら父上を殺すでしょう！と言う。
バンウォンは私たちは生きねばなりません！生きれば忠臣で死ねば逆賊！それが歴史です！子孫の為にも決断してください！と迫る。話し合いが終わり出て来たバンウォンは、母上の墓に戻れと言われた！モンジュは自分で解決するから放っておけと言われた…とうつむく。
家族たちはソンゲの決断に反発しモンジュをやるしかない！と気持ちは一致するが、逆らってもやるか？と言う問いには誰も答えられなくて。叔父さんがやって下さい！と言われたジランは、兄上（ソンゲ）と死ぬ！と言って。

バンウォンは共に大業を懸けた者が苦しみ、死に怯えて苦しんでいる！耐えられなければ彼らは結局我家門を捨てる！と妻に話す。その頃、私の手足を切ってもいいから勇気を出して下さい！と一人王様に訴えるモンジュだった。

感想

ソンゲは子供達やドジョンにも信じろ！モンジュは捨てない！と言い張ってましたが、流配されてしまったドジョンを見ると、いつまで信じればいいの？と周りが思うのは当然です。

ソンゲは目覚めて良かったですね。ソンゲが一族の命を握っていてドジョン達が尋問されてるのに、何もするなと言うのは納得がいきませんね！
まさにやるかやられるかの世界ですが、ソンゲが偉大で誰も逆らえない人だというのはわかりました。意識不明のソンゲの周りには沢山の人達がいるのに、結局、決断し行動したのはバンウォンでした。
今回もバンウォンが何かしそうですね！