SBSで放送された韓国ドラマ「太宗イ・バンウォン」4話~5話までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。
自分たちの言うことを聞かないとわかったバンウォン(チュ・サンウク)は、一人で新王を脅して。バンウォンは王様を操り幼いチャンの命まで奪いますが、ソンゲ(キム・ヨンチョル)が王宮を出て。
また開京に戻ったソンゲでしたが、ドジョン(イ・グァンギ)とモンジュの敵対シーンが!バンウォンを呼んだ王様は、宣戦布告して…。
太宗イ・バンウォン:4話あらすじ
ソンゲ側は思い通りにさせられる王だと思っていたのに、誤算だったと思い知らされ即位3日では廃位させられず悔しがる。突然、門の向こうで音が聞こえ怯える王様だったが、目の前に来たバンウォンは家門の兵士が移動中だった!と話す。
しかし、呼び止めた王様は言いたい事は何だ?と聞くが、バンウォンは生きたければ謙虚な態度でいないとウ王の様何末路になる!と脅す。多くの兵を集めバンウォンに協力したバングァは、父親を侮辱した憤りは俺も同じだが、今夜の事は誰にも言うな!と口止めして。
突然、イ・セク達を流配させ、シン・ウ(元王)とシン・チャン(子供)を打首にしろ!と命じる王様だったが、ソンゲは王室と朝廷の脅威にならないから生かして下さい!と頼む。重臣達も今打首にしたら、民の心はますます不審感でいっぱいになる!と反対する。
幼いチャンまでも打首にしろと、王様に言ったと夫から聞いた妻は誰にも相談せず独断だった事に驚く。とうとう二人の刑執行されると、王を動かしたのがバンウォンだと聞かされたソンゲは会いに行く。
家の前にいた長男バンウはお前の仕業か?と聞くと、バンウォンは父親の命を奪おうとしたのだから当然だ!いくら幼くても同じ血筋を生かしてはおけない!と言う。口論の末、刀まで交えたバンウは弟にとどめを刺すことができず、悪かった…と抱きしめるが、その様子を見ていたソンゲは背を向けて。
ソンゲは一人は私を王にするために野獣になっていき、一人は私が王位を奪うかと悲しみに暮れ刀を抜き、殺し合いを始めた…と妻に話す。刀は地面に刺さっても俺の胸に刺さった!息子たちを苦しませながら、俺はどこに向かっているのだろう!と落ち込んで。
一方、泥だらけで服もボロボロで帰宅した夫を心配する妻だが、何も言わず一人にしてくれと頼むバンウォン。
翌日、儒学者達が宮殿の前で座り込みを始め、民達は王様に抗議の意味を込め店を閉める。そして、ソンゲの家から出て行く人々は子供まで殺すなんて人のする事じゃない!残酷だ!と批判して。
父親の家の前でそんな様子を見て落ち込むバンウォンは一人で酒を飲むが、ソンゲが王になったらたくさんの人の命が奪われる!と噂を聞いて。家に石を投げられ民の心が離れているのに大業は成し遂げられない!こんな惨めな思いをするのは初めてだ!と言い、都を離れる準備をするソンゲは妻が止めても耳をかさない。
息子たちや側近にも必死で止められたソンゲは、このままでは本当に家門を潰すことになるから、ここでやめる!と馬に乗る。
父親の行く手を阻み、土下座をして誠心誠意の謝罪をしたバンウォンとバンウだったが、ソンゲは仲良かった兄弟を仲違いさせたのは俺だ!このままでは本当の殺し合いになる!どけろ!と怒鳴って。
太宗イ・バンウォン:5話あらすじ
父親を止められなかったバンウは、俺の望みは高麗の忠臣で残る事だった!と話すと、バンウォンは私が台無しにしてしまった!父親の力になって大業を果たし期待に応えたかったのに、こんなことになってしまった…と落ち込んで。
一方、ソンゲが開京を出たと聞いた王様はこれでもう脅されることがないと安心するが、王大妃は1人だけの決断ならすぐに戻って来るかもしれない!ソンゲの勢力が黙っていない!と心配する。同行した腹心のヨンムは、王になれずに故郷に戻っても歓迎されない!王におなり下さい!と頼む。
その頃、チョン・ドジョンは私が知るソンゲなら必ず戻る!戻ったら無理しても反対勢力を消し王に就かせ、迫害され飢えに苦しむ民のために新しい国を作る!とみんなに話して。
イ・セクは流刑地に会いに来たチョン・モンジュに、高麗でソンゲに立ち向かえるのはそなただけだ!と言う。開京に戻りモンジュと鉢合わせしたソンゲは、気分転換に遠出をして来た!と微笑む。
モンジュは私も落ち着かず城外に行っていたが、進む道が決まったら気が楽になった!と話して。
ソンゲが戻り全面に前に出たドジョンは王様に様々な要求を出し、更に大義名分を作り儒教者を投獄し尋問する。抗議されたモンジュは、民の為に特権勢力を潰し新しい時代を開く!誤った方法は許されないし、いつかそのままそなたに返る!と話して。
義父(ミン・ジェ)は謹慎中の婿と向き合い民とは?と聞くが、バンウォンは捉えどころがなくわからない!と答えるが、ジェは民は海のようであの土地のようでもある!支配しようとすると追い出されてしまうが、順応して使えたら穀物や塩で応じる答えてくれる!と諭す。
母親を訪ねたバンウは、父親が高麗を倒すのを見たくなくて開京を離れた!と話す。そんな時、父親に呼ばれたバンウォンは右副代言→王命を出納する正3品の職を与えられる。
しかし、王様は今日も罪もない者が拷問の末に死んだ!もう耐えられないから、明日みんなを釈放し私を守る臣下にする!もうお前の家門の言う事は聞かない!と言う。沢山の人に囲まれたドジョンは、高麗を守る臣下はまだ大勢いるとソンゲに伝えろ!とバンウォンに命じる。
バンウォンが王様に呼ばれたと聞き朗報だと信じて疑わず帰るのを待っていたが、モンジュに言われた話を聞き空気が一変する。モンジュが王様の手を取り我々を排除するつもりだ!と話すが、ソンゲは学者が信念を貫くのは止められない!誰も手を出すな!と命じて。
王様はそなたが来てくれたおかげで沢山の臣下も来てくれた!と手を握ると、モンジュは彼らを恐れないで下さい!ここには沢山の臣下がいるし、城の外には王様を慕う民がいる事を忘れないでください!と話す。そして、私の師匠と文友が待ってるから早く王命を書いて下さい!と頼んで。
感想
みんなに悪口を言われてるソンゲは気の毒だったけど、民は完全に王様寄りですよね。ソンゲの気持ちを理解してもらいたいけど、幼い子供の命を奪った事で残酷だと思われてます。
王様を操って幼い元王の命を奪ったバンウォンは、強引ですよね。
何か複雑になってきました!王様もモンジュも民を思う気持ちはソンゲと同じだし、何とも言えません。
王様がモンジュと手を組んだ事で、ソンゲが不利になりそうです。何といっても王様で、王命がありますから!