SBSで放送された「チュ・サンウク」主演韓国ドラマ「太宗イ・バンウォン」1話~3話までのあらすじと視聴しての感想。相関図あり!
遼東征伐で兵士や民の為に回軍を決意したソンゲ(キム・ヨンチョル)は、逆賊の汚名を着せられてしまいます。バンウォン(チュ・サンウク)は父親と兄弟が戦地で戦う中、自分たちにも追手が来ると家族を連れて逃げて。
家の宴に紛れ込んだ刺客を見つけたバンウォンは負傷してしまいますが、一目置かれる様に。兄弟の代表でドジョン(イ・グァンギ)達との会議にでたバンウォンは…。
「太宗イ・バンウォン」相関図
太宗イ・バンウォン:1話あらすじ
イ・バンウォン(五男)は戦いが長引いている事を心配し悪夢にうなされていたが、妻はお義父様達はきっと元気な姿で戻るから悪い事は考えないで!と慰める。その頃、回軍を要請した事で開京の民の間にはソンゲが反乱を起こすという噂が流れる中、同行していた長男と次男は人質に囚われていた。
チェ・ヨンは進軍させてくれ!と頼むが、ウ王様は私のそばにいて守ってくれ!どこにも行くな!と怯えて。
ソンゲは飢えに耐え倭寇に押さえつけられてる民の為にも明との戦いは出来ないから、我々は開京に帰る!日の出と同時に出発する!と告げる。その頃、人質になっていた長男バンウは後は天に任せるだけ!ただ逆賊の汚名を着せられる父上が気の毒だ!と話す。
ファサン(ジランの息子)はソンゲの息子達が自決した!と見張りを誘き出し、刀を奪い戦い逃げ出したバンウ達は死ぬことを考えるより、生きて孝行しないと!と話して。
一方、逆賊の噂に怯えた奴婢達が屋敷から逃げ出したと聞き子供たちを連れて実家に戻れ!とバンウォンに命じられた妻は今日は馬を連れて行ってください!と話す。いつもの様に仕事に来たバンウォンは役所に兵が来たの見て馬で逃げるが、その頃、妻の実家にも兵達が来て。
父親と合流したバンウ達に安心したソンゲは、バンウォンも無事だったらいいが…とつぶやく。実母と継母達と山道を歩き逃げたバンウォンは、逆賊になった俺たちはもっと残酷で恐ろしい逆賊になるしかない!と話す。
追手に見つかったバンウォンは、既に父親が開京を占領していたら?チェ・ヨンに止められると思うか?将軍はお前たちを許すか?と脅す。それでも刀を向けられ窮地に陥ると、継母(カン氏)が男の腰を掴み首を掴まれるが、その隙にバンウォンが命を奪って。
一方、兵士を集めたチェ・ヨンと城の前まで回軍して来たソンゲ達は睨み合いが続くが、家族が人質になったかもしれないと聞いても揺るがないソンゲだった。
太宗イ・バンウォン:2話あらすじ
とうとう戦いの末に兵士に囲まれ身動きが取れなくなったチェ・ヨンの前に出たソンゲは、将軍、すまない!理解してくれ!と言い拘束する。ソンゲは母二人と子供達と逃げてくれたバンウォンを抱きしめありがとう!と言い、家族で食事をしたソンゲは感無量で。
私にも任務を…とバンウォンに言われたソンゲはお前は登庁しろ!と命じるが、四男のバンガンは科挙に合格した時から特別待遇だ!と怒る。何もさせてもらえずしょんぼりする夫に、妻はこれからは刀で敵を倒すのではなく筆で倒すことになるかもしれない!と慰めて。
これからの事について話し合ったチョン・ドジョンは制度の立て直し急務としながらも改革はすぐにはできない!とソンゲに話す。次男(バングァ)は王様は父を本当の忠臣だと思っていないから、王様を消しておくのがいいと思う!と話すが、長男(バンウ)は父親を本当の逆賊にするつもりか!と胸ぐらをつかむ。
そこに来たバンウォンは王様を見張った方がいい!と忠告するが、兄達はチェ・ヨンがいないのに何ができる!と聞く耳を持たない。
ソンゲの家を奇襲した王様は殺せ!と叫ぶが、家族を一つの部屋に集めたバンウォンの妻は刀を持つ。兄達に無視されても兵を連れて来たバンウォンは、王様を守っていた兵に武器を捨てろ!ここは逆賊を処断し王様と民を守ったイ・ソンゲの家だ!と叫ぶ。
しかし、ウ王様は王命に背き罪なき兵士を殺し回軍させた大逆罪だ!いつか一族を滅ぼす!とにらむ。バンウォンは家族を殺されそうになっても王様を守るべきか?と言うが、兄貴達はそれは父親が決める!と言う。
四男のバンガンは父親のせいで家族が死にかけたのに、何もしないのか?と激怒し次男のバングァと揉める。兄弟は刀まで出し一歩も引かないが、そこに来た父親は家族に向けて刀を抜いた者は俺が殺す!と叱って。
一方、ソンゲ暗殺に失敗した王様は強制的に廃位され、江華島へ流配された後にウ王の8歳の息子が33代王になった。息子が王になり成長したらきっと、私たちに復讐するに違いない!とバンウォンの妻達は不安で仕方ない。
バンウォンは協力するから王になって下さい!と頼むが、ソンゲは険しい道になるというのにお前を巻き込めない!と言って。
お祭りの日、ソンゲの家も沢山客が来て賑わうが、帰宅しようとしていたバンウォンは、家に刺客が入りこんでると知らされて。
太宗イ・バンウォン:3話あらすじ
混雑する道をかき分けようやく家に着いたバンウォンは、父親の腹心チョ・ヨンムに客に怪しい奴が紛れ込んでいたら、捕まえろ!と命じる。自身も家族の無事を確認しながら怪しい人物を探すが、バンウォンに声をかけられたソンゲは、背後にいた男達に気づく。
バンウォンは負傷してしまうが、逃げ切れなくなった男達は一人は自害し、拷問にかけられた一人は企てたのはウ王様だと証言する。
ドジョンらとの会議に弟(バンウォン)が呼ばれると四男は不満を露わにするが、次男は家族を何度も救ったのだから当然だ!一生弟を妬むのか?と叱る。会議では王様が父親を裁けない!勝手な事ができないように元王の流配地を移すなどの意見が出るが、バンウォンはそんな一時しのぎの策はやめて消せばいいのです!と話す。
過激な発言をする息子を叱ったソンゲは謝罪するが、チョン・ドジョンは王を廃位にする名文はあるのか?何の罪もない王を消すなどという考えは逆賊に等しい!と怒鳴る。バンウは先に出て来たドジョンと酒を飲むが、そこに来たイ・セクは名文なんかどうにでもなる!いずれソンゲが王位に就く事になる!と話す。
会議が終わり謝罪したバンウォンだったが、ソンゲは俺もお前と同じだ!お前が負傷した時は怒りに震えたが、何事にも名文が必要だ!と話す。
生まれたばかりの子供の顔を見てひらめいたバンウォンは名文を見つけた!それは血筋だ!と話す。バンウォンはコンミン(元王)が息子だと連れて来た現王モニノは血筋じゃない可能性がある!と言い、その話を聞いたチョン・モンジュも名文になると賛成する。
とんでもない名文を持ってきたバンウォンの胸ぐらをつかんだバンウは激怒するが、母親はなぜ仲が良かった兄弟が喧嘩してるの!と叱る。名文が通りモニノは廃位となり王宮を後にするが、次の王ワン・ヨが34代王になる。
宴に来たチョン・ドジョンは不快だから帰る!と席を立ち、追いかけたソンゲはこれからの事はあなたに相談してから決める!と言うが、できない約束はしないほうがいい!くれぐれも廃位になった者達の命は奪わないように!と帰る。一方、王大妃は王になるのは断るべきだった!あなたを操り人形にするつもりだ!と怒るが、ワン王は操り人形になるつもりはないし高麗を守りソンゲを王にはしない!と話す。
新しい役職が発表された後、ソンゲが重要な役職に就くはずだと思っていた重臣達は反発するが、王様は私が王でソンゲは臣下だ!今後は絶対に王の権能を侵害するな!私が許さない!と釘を刺して。
感想
息子達は父親ソンゲを尊敬し命令は絶対ですが、息子達の確執も微妙にあるみたいですね。バンウォンは勉強が出来たから兄達とは違う道を歩いて来ましたが、だんだん策士の様になって来ました。
母親二人と幼い兄弟を守ったバンウォンは、頼りがいがありました。
父親を刺客から守り負傷したバンウォンが、会議でした発言は的を得てるとはいえ反感を買うのは仕方ありません!ソンゲを王様にしようとしてる勢力がある中、新しい王様が上位しましたが今後の展開が楽しみです。