韓国ドラマ「太宗イ・バンウォン」16話~17話までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。
とうとうドジョン(イ・グァンギ)の命を奪い、挙兵したバンウォン(チュ・サンウク)。バンウォンを斬ろうと、刀を振り上げるソンゲ(キム・ヨンチョル)の気迫あふれるシーンが!
自分を次期王にしようとするバンウォンにバングァ(キム・ミョンス)は、激怒して。
弟達や大臣達の命を奪ったバンウォンは…。
太宗イ・バンウォン:16話あらすじ
私を殺して世子の座を奪うのですか?と弟に聞かれたバンウォンは、いいえ、そんな事はしない!と言う。妻が倒れたとファサンが迎えに来て慌てて帰宅したバンウォンを笑顔で迎えた妻は、準備が出来たからと最後の打ち合わせをする。
その頃、今夜は灯りをつけない様にと命じたドジョンは、王様、すみません…とつぶやく。
父親が目覚めたと迎えが来た兄弟は一緒に歩くが、迎えに来た内官は明るいと浮遊している病魔が集まるから明かりを消せとドジョンから命じられた!と話す。足を止めたバンウォンは迷信を嫌うドジョンがそんな事を?罠だ!と逃げるが、暗闇から向かって来る刺客からヨンムが助ける。
バンウォンは彼らを処断し次男を世子にする!後の事は私が解決する!と走り出す。リュン達は予定通りに城の中に入るが、その頃、兵士達の前に立ったバンウォンの妻は、王様が倒れたすきにドジョンが暗殺を企てた!私たちのために戦ってくれるか?ついて来い!と刀を抜いて。
一方、起き上がったソンゲは、騒々しいな!ドジョンを連れて来い!と命じる。バングァの所に来たバンガン達はドジョンに殺されそうになった!バンウォンが挙兵したから一緒に逃げよう!と言う。
スクボン達は集まって飲んでいた大臣達の所に来て刀を振り上げるが、逃げ出したドジョンの前に出たバンウォンは、刀を抜く。ドジョンは王になるためには何でもするような人に、この国を任せられない!と言うと、バンウォンは私をそんな風にしか見ないからこんな結果になった!と斬る。
ドジョンは俺が斬った!と聞いた妻はお疲れ様でした!中に入りましょう!と招く。
世子の所に来て協力を求められた七男のバンボンは本当は私が世子になるはずだった!自分の身は自分で守れ!とバンソク(世子)を突き放す。ソンゲの所に来た内官はバンウォンが主導した謀反です!何人もの大臣が殺された!と話す。
更に、ドジョンの命まで奪ったと聞きショックを受けたソンゲはヨンムを呼べ!と言うが、その頃、バンウォンは味方になってくれてありがとう!とヨンムにお礼を言う。中から出て来たパク・ウィに形勢は傾いたから将軍も降状して下さい!と言われた将軍は明日の朝になったらわかる!と背を向けるが、バンウォンが合図を送ると門から兵士がなだれ込む。
城の門が開き戦いに備えるが、中から兵士を引き連れて来たはヨンムを見たバンウォンは私を選んでくれてありがとう!感謝してる!と言う遠くから兵士の歓声を聞いたバングァは父親がいる城に戻ろうとするが、弟達は今は逃げよう!と手を引っ張る。
ヨンムが敵に投降し、ウィ将軍も殺されたから王様を救う兵士はいない!と内官から聞かされたソンゲは刀をよこせ!と怒鳴る。
太宗イ・バンウォン:17話あらすじ
何故、ドジョンを殺した?と父親に聞かれたバンウォンは、あの男は私達を無視して庶子を世子にして父上が意識を失っている間に俺たちを殺そうとしたから、私が挙兵し急いで処断した!と話す。お前みたいな人間は斬るしかない!と言われたバンウォンは、私はもう逆賊だから生きるためなら何でもする!自分を慕う者のためにも、決して引き下がらない!宮殿から出ると危険だから中にいて下さい!と命じる。
刀を引きずりながら、宮殿の中に入り世子に大丈夫ですか?と聞かれたソンゲは、泣きながら抱きしめて。
狩に出かけ戻り昨夜の挙兵とドジョンの死、そして王様に世子選び直しを迫ってるとバンウォンの妻に知らされたジランは、激怒する。東北面から兵士を連れて来る!と走り出したジランの前に出たファサンは、俺も逆賊だ!兄さんが死んだら俺も死ぬ!と脅して。
俺を世子にせずお前が世子になれ!とバングァ(次男)に殴られたバンウォンは、今はダメだ!父上を守る為にも少し王に就いた後、私にお譲りして下さい!と話す。なぜそんな男になった?と言われたバンウォンは、自分でもわからない!全てが終わるまで父親とも会わせられない!と言って。
三男と四男は兵士を連れて来て手伝うと言うが、警備を命じられるとまるで部下扱いだ!と怒る。バンウォンの落ち込む様子を見た妻は、弱気にならないで!逆賊とは一輪で走る荷車と同じだから終点にたどり着くまで走るしかないのです!と慰めて。
大臣達は半ば強制され世子の選び直しを王様に頼むが、ソンゲは命を狙われるであろうバンソクは手放せない!と拒否する。しかし、バンソクはここで拒否しても、大勢の兵士に引きずり出される!私は父上の体が心配だから流配されてもいい!と泣いて。
城の外に出たバンソクは自分はまだ未熟だが、いずれは認められる人間になれるかもしれないのに、なぜ私の地位を奪うのですか?と聞く。バンウォンは俺が王になりたいからだ!と背を向けるが、自分を批判し怒鳴るバンソクはその場で斬られ命を落とす。
亡くなった王妃の子供達が城から出て行くのを見たバンガン(四男)は、兄弟で話はついているから命を奪え!と命じる。部下に話を聞き駆けつけたバンウォンだったが、すでにバンボンは殺された後だった。
脅威にもならないバンボンを殺した事を責めたバンウォンは、これは人殺しじゃない!大義と名分をかけ政変を主導してる!生かすか殺すかはすべて政治だ!と怒る。バンガンはそんな言葉で飾っても逆賊には違いない!お前は権力に目がくらんだ畜生だ!と言われたバンウォンは、たとえ兄弟でも俺の言うことを聞かないやつを手当たり次第殺すことを願っていますか?と睨む。
兄弟が胸ぐらを掴み合っている姿を見た三男のバンウィは必死で止め、いつになったら終わるんだ?とバンウォンに聞く。ドジョンと共に行動していたナム大監を斬らせ最後にイ・ジェ三女の夫の首を取って来い!と命じたバンウォンは、バンソクを世子にして朝廷を操った者は全て処断した!と告げて。
感想
兄弟や大臣などの命を奪ったバンウォンは、自身を怪物だ!と言ってましたが、本当にそこまでして王様になりたいの?と思ってしまいます。ソンゲが世子の手を握りしめ号泣する姿は、可哀想だった。
王様でありながら何も出来ない事が気の毒でした。王命が一番の命令なのに、誰も言う事を聞いてくれない事がとても不思議に思いますね~!
次男のバングァに自分の繋ぎで世子になってくれと頼むバンウォンは図々し過ぎです!