「太宗イ・バンウォン」18話・19話のあらすじと感想!自分が譲位してキム・ミョンスを王様にしたソンゲに激怒

韓国ドラマ「太宗イ・バンウォン」18話～19話までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。

ソンゲ(キム・ヨンチョル)は第二妻の子供の命を助ける為にギョンスン（三女）を寺に連れて来ます。

大業を成し遂げたバンウォン(チュ・サンウク)でしたが、ソンゲはある暴挙に出て。譲位され王になったバングァ(キム・ミョンス)は父親の教えに従いますが、バンウォンはとことん排除して。

王座を夢見て、弟に戦いを挑んだバンガン(チョ・スンチャン)は…。

太宗イ・バンウォン：18話あらすじ

妻と二人で馬に乗り自宅へ向かったバンウォンは、昨夜がどう終わり朝がどう始まったのか全くわからない！自分が誰を最初に殺したのか、どんな罪を犯したのかもわからない！と話す。家でご飯を待っていた義母は疲れたでしょうから暖かいご飯を食べなさい！と話すが、そこに父さん！と入って来た息子を抱きしめたバンウォンは号泣して。

父親に会いたくて城に来たバングァだったが、スクボンは白に入る者は、首を切れと言われてる！と止める。世子にはするが都合の良い時に地位を渡せと言われたと聞いた妻は、旦那様に対して無礼な頼み事だ！一歩先には王座がある地位だ！と怒るが、バングァは俺にはそんな欲もないし退屈な場所で余生を送りたくない！と話す。
引き受けないでください！と妻に頼まれたバングァは、引き受けないと父上と弟の間で大きな衝突が生じることになる！と言う。バングァは、もうすでに衝突が起きている！バンウォンがした事は不忠で不幸者で逆賊だ！誰よりも義を重んじる方が防御の盾にされるのが悔しい！と話して。

スクボンはすぐにでもバンウォンが王様になれると言うが、ジェは生きている君主の力を過小評価するな！もし宮殿で閉じ込められてると知られたら、東北面だけでなく全国から兵士が駆けつける！と話す。目の前に出された教書にはドジョンの罪やバンウォンが罪を正した事、バングァを世子にする事を受け入れると書かれていたが、ソンゲは力強く印を押す。

教書を受け入れてくれて感謝されたソンゲは、あの時におまえの首を斬るべきだった！と話すと、バンウォンもその通りです！生かしておいたら大罪を犯すと言ったはずだ！と言う。ソンゲは子供は親を殺せても親は殺せないが、自分がまいた種は必ず自分が刈ることになる！と話す。
バンウォンは今父上が収穫されてる実は苦労した母上を捨て息子たちも捨てた代償だ！と言うが、ソンゲはお前に生を授けたのが私の人生で最も大きな報いだ！と背を向けて。

バンウィ（三男）は幼い頃の私たちにとって、父親は偉大で力が強く怖い存在だった！今でもそれは変わらないがバンウォンは我々が思いもしない事をやってのけた！と話す。バンガン（四男）は、だから危ない奴だと言ったでしょう！すぐ下の弟だからわかるが、子供の頃から血が出るほど殴っても絶対に折れなかった！兄（バングァ）を盾にして王座を狙い父親を監禁してる！もう命を奪うしかない！と話して。

三女の所に来たソンゲはお前を助けるためには、もうこの方法しかない！と話すと、キョンスンはわかりました！私だけでも生きて父親と同じ世界にいます！と泣く。出家させたソンゲは泣きながら髪を切り、坊主頭になったキョンスンにこの姿も可愛い！と抱きしめる。
世子になった挨拶に来て父親が号泣する声を聞いたバングァは、胸を痛める。

子供をおんぶして寝かしつけた所に来た妻はそろそろ末っ子の名前を付けては？と話すが、バンウォンは王子に相応しい名前をつける！と言う。

自分が作った弓の訓練をしていた息子メンジョンの所へ来たバンガン（四男）は、人の命を奪える矢を作れるか？と聞く。父親の命がかかってると聞いたメンジョンは一緒に戦う！と承諾するが、バンガンは我々が勝ったら宮殿に行き私が王になりお前は世子になる！と話して。

息子と会ったソンゲは私に代わってバンウォンを処罰してくれ！上辺だけの世子になり私が死んだら王座を弟に渡すのか？と怒鳴る。そして、ソンゲは御宝→国権の象徴である判子を押し王命だ！受け取れ！お前が王になり死ぬまで死守して子供に譲れ！と命じる。
それでも返事をしないバングァに、もし拒否するなら俺は自害する！私とバンウォンのどちらを生かすんだ？と脅す。

キム内官はバングァを王にするという教書を読むが、大臣達はびっくりで。一方、ソンゲが攘位しバングァが王になり内官達が即位式の準備に入り世継ぎも決めたと聞いたバンウォン達は、驚く。
正殿に座る世子を見てどういうことですか？とバンウォンは聞くが、バングァはお前との約束は守ることができなかった！父上の苦しみから解放してあげたい！と話す。バンウォンはなりたくもない王座に何故就くのですか？孝行心だけであの座を守れるとでも？師匠と叔父と弟を殺した奴を止められるのか？と脅す。

太宗イ・バンウォン：19話あらすじ

私が王座に座るのを阻むなら消す！と言われたバングァは、父親の息子を放棄するならもう弟じゃない！いつでも消すぞ！と脅す。しかし、バンウォンは身内の重荷が取れたならもう他人だから、お互いの首を狙う政敵だ！と言い放つ。
興奮し暴れる自分に気合を入れ、対策を練って下さい！と妻に言われたバンウォンは、無力な王には何も出来ないと教えてやればいい！とみんなに指示を出す。バンウォンは亡くなるカン氏から結局は暴君になる！殺人鬼になる！と言われた事が頭から離れず、だから早く終わらせる！と妻に話して。

バンウォンは見境がなくなっている！必ず残酷な時が来るはずだから王にならないで！と妻に頼まれたバングァだったが、父上と約束したからあいつを斬ってでも王座を守る！ときかない。ソンゲは王になり朝鮮第二王になったバングァだが、人事が発表されると、みんなバンウォンの仲間で固められていた。
朝会に遅れて来たバンウォンは昔話をしてバングァの無能さを侮辱するが、立ち上がったバングァはそばいにる父親孝行もできないくせに昔の事に執着するな！二度と朝会に遅れるな！と叱る。

その話を聞いたソンゲはよくやった！堂々としてろ！味方になる大臣を教えるから彼らと相談しながら政事を行え！と命じる。武士だったから政事はわからないから力を貸してほしい！と頼まれた大臣達は、目の前に積まれた上奏文の意味を教える。
たまには外に出て狩りをして弓矢も射ればいい！そうやって民に王の姿を認識させろ！と自分の弓を渡したソンゲは、私の真の後継者と言う証になる！と言って。ソンゲの言う通りに親睦を深めたバングァに、スクボンは宗親→王の親族や身内や武将と親しくなるのは危険だ！とバンウォンに話す。

そんな時、挙兵の一等功臣に選ばれなかった事への不満で抗議し大暴れしたパク・ポだが、バンウォンは官職を奪ってしまう。ポを呼んだバンガン達はバンウォンを討ったら一等功臣にしてやるから、我々と組まないか？と持ちかける。

そんな時、自分に政治を教えてくれていた大臣達が汚職でつかまったと聞いたバングァは味方を全員奪うつもりか？と聞くが、バンウォンはそうです！これで現実を直視できるでしょう！と言う。バンウォンは殺したくないから諦めてくれ！と言うが、バングァはそれでは俺を殺せ！と背を向けて。

一方、どうして王様になりたいのですか？と息子（メンジョン）に聞かれたバンガンは、一人を斬れば王になれるのなら欲が出て当然だ！と話す。兄達の不穏な空気を察知して一睡も出来ないバンウォンの所へ来たメンジョンは、どこで狩りをするか父親に聞いて来いと命じられたと言う。
バンウォンはやめろ！と伝言を頼むが、話を聞いたバンガンはやるしかない！と言って。

バンウォンは待ち構えていた兄にやめてください！と叫ぶが、メンジョンが放った矢を避け落馬してしまうと、戦いが始まる。都城のど真ん中で民まで巻き込み兄弟が戦ってると知ったバングァは、驚く。
形勢不利になったバンガンはいつまでも来ない兄を待つが、とうとう追い詰められ刀をおく。沢山の民の遺体を見せたバンウォンは何故こんな事を？と怒鳴るが、バンガンは俺だって高いところに座って見下ろせる王様になりたかった！と言う。
バンガンは父上にも刀を向けた残酷な奴が王になるのだな！さっさと殺せ！と叫んで。

感想

兄弟同士での戦いが続きますね。王様になったバングァが大臣達と仲良く政治を教えてもらう姿は微笑ましかった。
そんな兄も許さず大臣を遠ざけるバンウォン達は、一方的にいじめてるとしか思えません。こうやってみると一番柔軟な人は、バングァかもしれません！

馬に乗り矢を射る姿のバングァは、やっばり武士の方が合ってます！バンガン達の反乱は残念な結果に終わりましたが、王になりたい！と言っていたのが印象的でした。