韓国ドラマ「アゲイン・マイ・ライフ~巨悪に挑む検事~」14話~16話【最終回】までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。
父親にぬれぎぬを着せたイルボ(キム・ジョング)の復讐を考えるミンス(チョン・サンフン)は、テソプ(イ・ギョンヨン)の懐に飛び込んで。ソクフン(チェ・グァンイル)は妻の不正、その不正を隠蔽した事、隠し子ハンミ(キム・ジェギョン)の告白で検事総長の夢は消えてしまいます。
セヨン(イ・ヨンドゥ)のハニートラップを仕掛けられたヒウ(イ・ジュンギ)は、逆利用する事に。秘書には裏切られ、ジヌ(キム・ヨンフン)は自害し一人になってしまったテソプは…。
アゲイン・マイ・ライフ~巨悪に挑む検事~:14話あらすじ
テソプに呼ばれ俺の側に来い!と言われたミンスは、検事と議員の関係はムシズが走るが、その代わりにチョン・イルボ(未来電子の社長)を下さい!と言う。ミンスはイルボに濡れ衣を着せられ精神病院で生涯を終えた父親の復讐ができれば、ヒウの牽制を引き受けると話す。
その話を聞いたヒウは全部暴露していいのか?と呆れるが、ミンスはまずはソクフンを潰そう!と言って。
記者会見をしたジニョン(議員)は、全国を騒がせた麻薬密売と人身売買事件で捜査網をくぐり抜けた人物が検事長の妻で権力で隠蔽したのもソクフンだった!と話す。そして、国会議員の品位と名誉を失墜させたク・ウクチャンとキム・ソクフンを検察に告発する!と告げる。
更に記者会見をしたギュリは、ソクフンの妻が美術品の取引で様々な不正をしていたとわかり逮捕状が出たと話して。
ソクフンを呼びまだ助けるつもりのテソプだったが、ハンミは自分が婚外子で司法試験を支えて来た母を捨て…と暴露する。テソプは検事生命を自分で終わらせろ!と命じ、逮捕をしろ!と命じられたヒウは職権乱用で緊急逮捕する!と告げて。
事情聴取が始まると、麻薬密売と人身売買の容疑者をソクフンの命令でク議員をリストから外したと証言するソッキュの証言を流す。テソプはジュンギを検事総長に、中央地検長をソッキュでは?と秘書達に聞く。
止めるべきだったのにごめん!と謝るヒウに、一人で飲んでいたハンミは私が決めた事だしこんなにすっきりした気持ちは初めてなの!でも、今日は母親は慰めないと!と笑う。
ジュンギは彼は政界との妥協を許さない検察を作ると言っていたから、ソクフン妻の不正を明らかにしても検事総長になるのを止めたかった!と話すと、テソプは君が夢みる検察を作れ!聴聞会の準備を!と言って。
チョンハグループに来ていつまで会長の座を空白にしておくんだ?福会長の兄を会長にしろ!とテソプに言われたヒアは、ソクフンの息子の株を保有する私が会長になるのが心配ですか?と挑発する。テソプはいつまでも兄弟で力競べをしていても仕方ないだろう!もう我慢の限界だ!と言うが、ヒアは父はいつも損をする商売をするなと言っていた!脅迫ではなく、こちらの利益になる提案をしてください!とにらむ。
中央地検長の座を打診されたソッキュは、政治家と現職の刑事が人事の話をするのはどうかと思う!とにらむ。テソプは地検長にする代わりにファン・ジニョンを政界から追い出し、ガンジンを側におけ!と言われたソッキュは考え込む。
党首になったジニョンは、私を党首にしてくれたのは民心だが荷が重い!と笑う。ソッキュは罪もない党首ジニョンを拘束は出来ない!と断られたテソプは、また海を見たいようだな!と脅す。
そして、これからも忠犬にはならない!と席を立つが、ここを出たら左遷だけでは済まないぞ!とまた脅されたソッキュは捜査権と人事権を私にくだされば考えてみる!と言って。
ヒアはJQ建設が売りに出されてるけど、テソプが手を回してるから買収に手を挙げてるのはペーパーカンパニーの一社で雇われ社長パク・デホだ!と話す。そして、会社を買った後に高く、売り払い、そのお金でチョンハの株を買うつもりだ!と言う。
JQ建設の専務と会ったサンマンは我が社が買収できたら昇格させる!と約束された専務は、サンマンを連れて役員達の説得をする。その話を聞いても金はいくらでも出せる!と余裕のデホだったが、その頃、金融監督院のキム・ヨンミンと接触したヒウはパンド銀行関連の資料は問題だらけなのに、あなたが見逃しましたね!この資料をファン党首に渡してもいいが…と脅す。
突然、金融監督院が金しぶりを始めたと聞いたデホは焦って。
アゲイン・マイ・ライフ~巨悪に挑む検事~:15話あらすじ
回想…。
児童養護施設が火事になり兄と取り残されたジヒョン達を助けたテソプだったが、その事で世論が支持率が上がる。側近が火を放った事は想定外で、激怒したテソプは側近を殴るが、記憶を失った兄の見舞いに来てその話を聞いたジヒョンはショックを受けて…。
ソッキュは、ソクフンの捜査をガンジンに引き継ぎと部署の移動をヒウに命じる。銀行にそっぽを向かれチョンハ生命に融資を頼むしかないデホは、十人くらいの名義人を集めろ!と中間に頼む。
融資名簿の人物を調べたミングク(補佐官)は、捜索願が出ているのに融資を受けている人物がいた!とヒウに報告する。夫チャンスがヤミ金から借金をして膨らんでしまい新しい職場から借り完済した!と話した後に失踪した!と妻から聞いたヒウは捜してみる!と言う。
デホの仲間の所で監禁状態で働いていると突き止めミングク達とやって来て乱闘になるが、助っ人のヨンソクが来て安心する。闇金業社長をジムに連れて来たヒウは、この状況でデホはお前を助けるかな?お前の娘もネットにさらされるかもな!と脅す。
自分がお金をくすねてビルを買った事まで知ってるヒウに、デホの悪事を話し始める。ヒウはミングクを移動させたのは自分の補佐をさせる為だったと知るが、ソッキュはデホは俺に任せろ!と言って。
ニュースを見てデホが消えた!と聞いたテソプは激怒するが、前の人生で隠れ屋で変死体で見つかった事を知ってるヒウは、ソッキュに応援を頼む。テソプの側近のジヌが手下と一緒にやって来て、パトカーのサイレンで逃げるを見てヒウと隠れていたデホは命が助かる。
検察に連れて来たヒウは、テソプに釈放しろと言われたけど、その意味がわかるか?と聞いて。
自分の言う事を聞かないソッキュを選んだ事をさっそく後悔し検事総長のジュンギを呼んだテソプは、自ら辞職させろ!と命じる。部下にも見捨てられたソッキュだが、そこに来たヒウは最後まで頑張ってください!と励ます。
ミンスと飲んだヒウはデホを釈放する!と話すが、近くにいたセヨンは一緒に飲みませんか?と声を掛ける。場所を移したヒウは、僕たちの関係は、犯罪者と検事だ!と言われたセヨンは顔が曇るが、実は以前の人生の時に取調べの前日に自害し、事件を追っていたスンヒョクも飲酒の居眠り運転で事故で命を落としていた。
ヒウは武器販売のための違法行為で刑務所送りにするには十分だ!テソプの指示で僕に接近したんだろうが、奴の戦略にはまる気はない!テソプを選ぶなら刑務所行きだし、俺を選べば損はさせない!と迫る。俺の誘惑は成功した!とテソプに言い武器も売ればいい!君が本当に売りたいのは電子機器を破壊する新型EMP爆弾だ!と言う。
全部お見通しのヒウは君は僕に情報渡して武器を売り逃げればいい!と言われたセヨンは、無事出国させて!と頼んで。
そんな時、サンマンがJQ建設の代表になるが、ミンスは用心しろ!と話す。ヒアにもテプンを警戒して!と言われたヒウは、電話にも出ず決して会うなよ!と命じるが、会いに行ってしまう。
先にテプンと会い謝罪しろ!と言われ大爆笑したヒウは、あなたを捕まえる!あなたが謝罪しても許さない!と言う。どこの刑務所に入りたいですか?他の囚人たちと雑居房に入ってもらうから、そこでボスになればいい!と笑う。
一緒に笑ったテソプは、サンマンが大事ならここに来るべきではなかった!と話して。その頃、屋上に呼び出されたサンマンは、テソプの側近ジヌと手下により屋上から突き飛ばされるが、命を取り留め意識不明の姿を見たヒウは、号泣して。
ソンホとミングク、ハンミまで移動になり驚くヒウだったが、電話したギュリは、私達も移動よ!と話す。ファン党首と会ったヒウはあいつを追い込まなければ、こんな事にはならなかった!少し後悔してるが、こうなったらテソプに地獄を見せてやる!と言って。
アゲイン・マイ・ライフ~巨悪に挑む検事~:16話【最終回】あらすじ
テソプに宣戦布告をしたことで、今回の人事異動が行われたと知ったソッキュは驚くが、ヒウは孤独にするのが目的かもしれないが俺は止まらない!と言う。チョンハのヒアが総括してJQ建設の買収を進めてると聞いたテソプは、ヒウに海外研修を命じさせる。
ヒウは行くと言いながら補佐官キム・ジヌと会い検事を辞める前にお前を捕まえる!とビルにある電光掲示板を指差す。セヨンに協力してもらいジヌとの取引の画像を撮ったヒウは、セヨンとの会話も聞いた!天文学的な金額だから、国民の怒りを買うには充分だ!とニャリと笑う。
更に携帯まで取り上げ1つだけの罪を消しても、こんなにたくさんの罪がある!と資料を見せたヒウは、やられる側の気持ちがわかったか?とにらむ。テソプに電話したヒウは長距離のフライトは苦手だから抵抗してみた!とにかくあなたの忠犬に首輪をつけた!逮捕されたジヌは僕の取調べで黙っていられるかな?次はお前だ!と挑発する。
必死で探すテソプ達だったが、あいつの罪を暴露する気になったら会いに来い!と言われたジヌは、自ら命を断つ。ソッキュに退職願を提出したヒウは、ファン党首の協力でテソプの選挙区から出馬する事に。
テソプは自分に取り込もうと必死で、ヒウは必ずあなたを捕まえる!と言うが、ジヒョンはあの人には勝てないから今からでも許しを請うべきだ!と言う。ヒウはあの人が許すわけはない!あの男を潰す準備をあなたもしているのでは?とても危険だからやめたほうがいい!俺が捕まえると約束しましたよね?と話して。
テプンはジヌが成仏するためにも選挙が終わったら懲らしめてやる!ファン党首(ジニョン)とヒウの血を踏んで大統領になる!と言う。選挙活動もしてる様子もないヒウを相手にもしないテソプだったが、ミンスからもらったヒウの弱みの書類を受け取る。
マスコミが校内暴力などの過去を報道すると、テソプは追い打ちをかけて、徹底的に潰せ!とジヒョンに命じる。
なぜ私があの男を潰そうとしていると分かったの?とジヒョンに聞かれたヒウは、検事だから!テソプを倒せるのは俺しかいないから入念に準備をして完璧に陥れる、この世にも地獄があるとわからせる!と話す。
ヒアとの偽装結婚の記者会見で過去の不祥事報道はデタラメだ!有権者の前で正々堂々と僕と話そう!とテソプに話しかける。公開討論会が始まると様々な疑惑に関わっていた事で追い詰められたテプンは、ジヌと揉み合うヒウの姿の動画を公開し、君のいる場所はここではない!と一括する。
一方、テレビ出演したジヒョンは、側近だからこそ見て来た政治資金作り、検察の掌握、世論操作、個人の身辺調査をし、私の兄を殺人者にした!と明かす。これ以上怪物にならないでくださいと訴えるジヒョンを見たテソプは、これは陰謀だ!とても残念です!と告げて。
車の前に出たテソプの手下はヨンスク達を倒し、車に乗っていたジヒョンに行くぞ!と言うが、そこにヒウが登場する。ヒウとの攻防の末に、テプンに電話したジヒョンの兄は失敗しました!と報告する。
刑務所に面会にヒウに、ジヒョンはいつか罪を暴こうとしていたが、指示を受け悪行を重ねる秘書になってしまった!と話す。あなたの友人だと知っていたからハンミと接触し、テレビでテソプの悪行を暴露できた!と話すと、ヒウは最高のタイミングだった!と微笑む。
ミンスと会ったヒウは俺の不良説を流してくれてありがとうございました!とお礼を言う。テソプが行方不明になり海岸から遺体があがったと聞いたヒウ達は、信じられない!と話して。
国会議員になったヒウは、まだ目覚めないサンマンに本を読んでやり読みたいなら早く起きろ!と声をかけると、指が動くのを見て。
まだヒアと交際を始めたばかりで結婚は保留にするとみんなの前で告げたヒウは、みんなにバリ島旅行の招待券を渡す。一方、ソクフンやイルヒョン達を釈放させた帝王グループ会長は、私は権力なんていらない!お金さえあれはいいの!私の手を取りなさい!と爆笑する。
ヒウは、どんな時もクズは存在するし、戦争、疾病、貧困に見舞われても国は生き残るが正義のない国は滅びる!とつぶやいて…。
感想
久しぶりに一話一話が楽しめるドラマでした。第二の人生を与えられ必死にテソプを倒そうとするヒウとその仲間達の絆にも沢山の感動がありました。
初めは敵でもヒウの周りには仲間があふれ、その仲間に助けられ事件を解決するシーンはワクワクの連続でした!両親が早くに亡くなる人生が一転し、チムタク店に集まる仲間とのシーンは毎回、ほんわかでしたし、父親がみんなをうちの息子と呼ぶ姿は良かった!
テソプが本当に命を絶ったのかは疑問に残るところでしたが、最後にジヒョンやジヌの名前を呼ぶひとりぼっちになった姿は少しだけ可哀想に思えました。何かと自分が作る世界…にこだわっていましたが、結局は権力で何もかも掌握し、気に食わなければ始末するテソプは許されない事をしました。
ヒウが国会議員になり次の展開になりそう!と期待してます!笑