韓国ドラマ「黒い太陽」10話~12話【最終回】までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。
任務を終えてからのドンウク(チョ・ボクレ)とギョンスク(ファンヒ)の当時の様子が、明らかに!
絶望したジヒョク(ナムグン・ミン)が動画を撮った訳とは?探せなかったピースとは?
悪事を続けて来たインファン(イ・ギョンヨン)は、命を狙われてしまいます。
娘の記憶が少し戻ったモサは…。
黒い太陽:10話あらすじ
回想…。
訪ねて来たチュンギル(情報屋)は、そっちから情報が流れているから、ここから逃げたほうがいい!同僚にも目的地を告げず、外部との連絡を断て!と話す。3人で場所を移動したジヒョクは、北側の要員とチョヌ、ジュンマン(ジェイ父)が密会してる所を見張る。
ギョンソクは俺たちの手には負えないから引き上げよう!と話すが、ドンウクはこっちにも黒幕がいるはずだから調査すべきだ!と言う。揉める二人を止めたジヒョクは直接には介入しないが、事態を把握するまでドンチョル(北側の要員)を監視する!と告げる。
突然部下たちと連絡が途絶え部屋で死んでるドンチョルを発見するが、側にいたドンウクは俺はやっていない!と否定するが、ジヒョクはドアに鍵をかけ何があったんだ?と尋ねるが、ドアの外では鍵を開けようとしている人たちの声が聞こえて。
ドンウクを窓の外に出したジヒョクは自分も脱出し戻るが、そこにはお互いに銃を向ける二人がいた。ギョンソクを銃で撃ったドンウクは、こいつはドンチョルの亡命を計画した奴らの一味だった!と興奮する。
妻からの電話が鳴り出ないと!と言い、後の男に気づいたドンウクは銃を向けてしまうと、突然、銃を向けられ思わず撃ってしまったジヒョクだったが、振り向くと男が倒れていた。絶望し自害しようとしたジヒョクは、幼い日の時の忘れたい記憶も戻ってしまう。記憶がない自分が組織に戻って、裏切り者を探し殺すんだ!とカメラに向かってつぶやいて…。
インファンが銃を向ける前に立ちはだかったジェイだったが、倒れたジヒョクは逮捕されてしまう。ジヒョクは仲間を殺した奴を探していたのにそれは俺だった!と話すが、ジェイは反省すべき人は目的のために先輩と同僚たちを利用した人だ!と話す。
ジェイの報告書に書かれていた情報管理室、プラネットや研究室も撤去され証拠は消されていた。ジヒョクを懲戒委員会にかけると聞いたピルホは激怒するが、すぐに釈放する代わりに海外部門も牛耳るつもりのインファンだった。
ジンスクはギョンソクがサンム会に入っていて、一年前も持ち場を離れたのを追ったドンウクが死んでるドンチョルを発見した!と話す。ドンウクがギョンソクを撃ったのは私が射殺命令を出したからよ!今は過去を忘れて手を組む時よ!と話して。
ジェイはピルホ達の事故だけではなく、他の事故も車のハッキングによっての事故だった!と話す。企業の個人情報利用を規制する法案ができたら困るプラネット、議員や市民団体の代表も狙われたと話す。
シン会長と会ったピルホは、あなたは国会議員の殺人事件に巻き込まれてるんですよ!と責める。ジヒョクは暴走事故を起こした車のEDRデータを分析して、ハッキングが原因だという証拠を確保した!インファンの不正を立証できる具体的な証拠を渡して下さい!と迫る。
ヨンテからシン会長の裏切りを聞き激怒したインファンは、あいつを始末しようとしていたから、すでに車の細工をしていた!と話す。シン会長はジヒョク達の話を無視して立ち上がるが、インファンとの会話の録音を聞くと証拠を提出する。
とうとう逮捕されジヒョクの尋問を受けたインファンは、ドンチョル殺害の実行犯ペク・モサは国家情報院を潰すのが目的だから我々は協力するべきだ!と話す。尋問の後、ジヒョクが出て代わりに入って来たチーム長に声を掛けたインファンだったが、マスクを外した人物はモサだった。
ジェイから今、すれ違ったチーム長が出国すると聞き、戻ったジヒョクは首を吊ってるインファンを発見して。
黒い太陽:11話あらすじ
ジヒョクの心臓マッサージで助かったインファンイは、ペク・モサにやられた!と言う。刑務所にいるモサの仲間は、あいつは恐ろしい事を考えてるかもしれない!とジヒョクに話す。
ジヒョクと会ったジンスクは、インファンの事を世間に明らかにしない事を条件でTFチームを作る許可を得た!ペク・モサを全力で捕まえる為にはあなたの力が必要なの!と言って。TFチームに選ばれたジェイに、ジヒョクはモサを殺したいほど憎い!きっと捕まえて代償を払わせるからお前は抜けろ!と命じる。
ジェイはずっと父親が戻ることを望んでいたが、怪物になって帰ってきた!だから私が止めるべきだ!ときかない。
インファンが狙われた時に悪性コードが使われた可能性があるとわかったジェイ達は、誰にもらったの?と聞くが、サンギュンはメッセージが届いただけだ!と話す。父親の命を奪った犯人の事は聞かないのか?とジヒョクに聞かれたサンギュンは、父親の命を奪ったのは1人ではないから、自分も襲われるかと怖がってるでしょうね!と話す。
インファンが襲われた事など言っていないのに、サンギュンが把握していたのはモサについたのかも…とジェイに話して。
サンギュンを尾行しモサのアジトだと思われる場所を特定すると、ジンスクは警察特攻隊に応援を要請し周囲を包囲する。中に入りモサ達との攻防が繰り広げられる中、サンギュンは負傷してしまいモサが爆破のスイッチを押すと、携帯もつながらず電子部品がやられた車はエンジンもかからない。
中に入りジヒョクに銃を向けるモサを見つけたジェイは、父さん、私がわかる?目を覚まして!と声を掛けるが、モサは肩を負傷しながらも逃亡してしまう。
手術が終わり意識が戻ったらすぐにサンギュンの事情聴取をして!と命じられたジェイは、負傷してる上にまだ子供だ!と反対するが、ジンスクは私たちの使命を忘れたの?更に多くの犠牲者が出る!と怒鳴る。ジンスクは自分が狙われると知りながら、十周年追悼式典での追悼の辞を述べおとりになる決意をする。
そんな時、父親らしき人が懺悔室に来て拉致され拷問の後に苦しむ仲間を見ていられず、手を掛けた罪悪感を話していたと神父から聞いたジェイは、私が父親を止められなかったら先輩が止めてください!とジヒョクに頼む。
遺族代表で壇上に上がったジンスクは、息子が最後まで戦って命を落とした事や選挙の為に来た多くの議員達にも、ためらうばかりで判断が遅れる事があってはいけない!と話す。参列者に怪しい人物が紛れているとジェイから報告が来たジヒョクは、その人物が立ち上がると空砲を撃った後に銃で撃つが、お腹には時限爆弾が巻きつけてあった。
黒い太陽:12話【最終回】あらすじ
電話したモサは組織を隠れみのにして自分の利益のためだけに動き、俺達を犠牲にした!と責める。ジヒョクはお前が復讐のために罪のない人たちを傷つけたのが正義だと言うなら間違いだ!必ず捕まえる!と言うが、タイマーが止まると周辺では通信障害が起きる。
一方、不審なトラックを開け外に出たモサを見たジェイは、タクシーに乗り同僚(チャンギュ)に追跡を頼む。モサの狙いが銀行のデーターセンターで、国内最大の銀行の記録をEMP爆弾を使って消そうとしていると聞いたジヒョクは、地下駐車場で会う約束をする。
駐車場の出入り口を塞がれたジヒョクは、突破する為にはサンギュンの力が必要だ!と話す。
動画の中のモサは、国家と政府が銀行員三十三人の命とデータ喪失のどちらを選択するのかを知りたい!と話す。三つの条件を突きつけたモサをネットで見ていた国民は、住宅ローンの情報が消えてほしいなどと書き込みをして。
電話をよこした国家情報院長(ヨンチャン)はEMP爆弾を優先にしろ!と命じるが、ピルホは国民を守る義務がある!と反対して。
サンギュンと合流したチャンギュは、EMP爆弾が2階にある電気室にあると思う!と電話するが、ようやく発見した爆弾はダミーだった。ジヒョクは初めから人質を優先させる気などなく爆弾がダミーだとわかった時の国民に、国家への不信感を植え付けるためだろう!と言う。
爆弾がダミーだと報告しようとしても圏外になっていて屋上に来たジェイ達は、懐中電灯で偽物だと合図を送るが、院長は本物があるかもしれないから爆弾優先だ!と命じる。
放送室で父親との思い出の曲を見つけ人質の居場所を特定したジェイは、ある案をジヒョクに提案する。曲を聞いたモサは何かが頭に浮かび、放送室に来て破壊する。
屋上に呼び出したモサは、お前は俺と同じ気持ちだと思ったのに!と話すが、ジヒョクはお前は同僚を殺した罪悪感を人のせいにして何も努力していない!と話す。爆弾が動くタイマーが発動し、自ら人質になったジェイが立ち上がる映像を見たモサは、釘付けになる。
ジヒョクは俺がお前のようにならなかったのは、ジェイの様な仲間がいたからだ!あなたの娘は父親を止める為に人質になった!とタイマーを奪う。モサはその装置は爆弾を止める物だ!押せ!と言うが、ジヒョクは彼の中に父親の心が残ってる事を信じると言ったジェイを信じ、ボタンを押す。
階段を降りジェイと会ったジヒョクは、もうお父さんには時間がないから早く行け!と言う。父親に駆け寄ったジェイだったが、モサは俺にも娘がいたような…と言い命を落として。
カメラの前に座ったジヒョクは、一年前、組織の内部にいた常務会→国家情報院のOBや、元職員による私的組織という怪物のせいで同僚の命を奪ってしまった!と明かす。そして、常務会の名簿と犯罪を証明するファイルをマスコミに送った!と国民が見る事が出来る暗号を読み上げるが、それを提出したのはシン会長だった。
5年後…。
昇進したジェイはサインをもらいに家に来ると、ジンスクは常務会のような組織がまたできないとも限らないから、気を引き締めて!と話す。刑務所に入ってるピルホはなぜ復職を拒んだのですか?と聞かれたジンスクはあなたに引き継いでもらいたかった!と話す。
ジェイは、久しぶりに電話に出てくれたジヒョクに喜んで…。
感想
ちょっと気を抜くと話がわからないシーンが多かったけど、後でつじつまが合うと楽しいドラマでした。一話での血だらけの筋肉モリモリのジヒョクの姿が今でも目に焼きついているのは、私だけではないでしょう!
中国での任務の後に部下が命を落とし、自分の記憶を消してまで復讐を誓ったジヒョクは気の毒だった。自分を慕ってくれていたドンウクの命を奪ってしまったショックは、計り知れません!
自分が撮ったビデオで真実を知ったジヒョクが、また同じ様に苦しむのを慰めたジェイは優しかったです。
ジェイが父親の正体を知っても情報員としての仕事をして、国民を救った事を上の人達も見習ってほしいものです!ジヒョクを心から尊敬し支えたジェイとのラブも、見たかったところです。笑