悪の心を読む者たち

「悪の心を読む者たち」10話・11話・12話【最終回】のあらすじと感想!辞職を考えていたキム・ナムギルでしたが被害者の母親の言葉で復帰して。

韓国ドラマ-悪の心を読む者たち

韓国ドラマ「悪の心を読む者たち」10話~12話【最終回】までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。

尋問が始まると人殺しの為には勉強を惜しまず、むしろ生きがいの様に生き生きとするギテ(キム・ジュンヒ)が見られます。犯人と接する内にハヨン(キム・ナムギル)の精神は病み、とうとう事故を起こし辞任を考える様に。

復帰を果たしたハヨンには新しい連続殺人事件が待っていて…。

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悪の心を読む者たち:10話あらすじ

科捜研の特別講義をしていたヨンスは、連続殺人犯だと思われる男を逮捕したと聞き、慌てて警察に向かう。ハヨンは僕は罪を犯した者の心の解析をする者だ!と話すと、ギテは別の連続殺人犯を捕まえた人だろ?あいつは嘘つきだ!と言う。
ハヨンは確かにやってもいない殺人をやったと言っていた!と話すとギテは、落ち着かない様に足を小刻みに動かす。
ギテは俺は金目の物は足がつくから盗まない!小型の刃物じゃ確実に殺せないからパイプレンチを持って行った!と供述する。そして、高級住宅街を狙わないのは警備が厳重だから!と話すが、ハヨンに放火は?と聞かれると放火はしない!と言いながら、また足を動かして。
刑務所での生活は黙っているといじめられるし辛いでしょう?と聞かれたギテは、幼い日に近所の男にイタズラされた事を思い出し腹を立てる。刑事さんに話して全て自白した方がいい!と言われたギテは素直ににうなずくと、でも、俺は死刑ですよね?と聞いて。

待っていた警官達は自白したと聞き安心するが、ハヨンは高圧的だと供述を拒む可能性がある事、まとまりのない質問は混乱して適当に答えるから気を付けて!と注意する。更に、放火の話は否定したが強気で質問して下さい!と命じられ尋問が始まるが、その頃、ギテの自宅に来てカーテンを開けたヨンスは窓に貼り付けてある多数の新聞を見つけハヨンを呼ぶ。

現場検証で刃物の代わりを渡されたギテは本物が良かった!と話すが、検証が始まると興奮状態になるのを見たハヨンは、完全なる快楽型だ!と話す。記者のユンジはギテ一色の記事ではなく、被害者の視点で記事を書く。
刑事達は靴跡が残らない様に靴底がえぐられたスニーカーを見つけあきれるが、凶器も見つからずもし、証言をひるがえされたら…と焦る。ハヨン達はギテの家のタンスの下から凶器を発見すると、更にパイプレンチからも被害者の毛髪が発見される。

またギテと面会し性的暴行を受けた時の詳細を聞いたハヨンは、すぐに類似してる事件をヨンスに調べてもらう。ギテは性的暴行は学生時代や刑務所にいた時にも繰り返されていたが、友人もいなかったし誰にも頼れなかった!と話す。
そして、健康関連をノートに書いていたのは、死んだら人殺しが出来ないからだ!と笑い、自らも女児にイタズラをしたと話すギテだったが、そのやりとりを別室で聞いていたヨンスは、子供の頃から受けた衝撃が蓄積し人格に影響与えている!とテグ達に話して。

ギテは刑務所から出所をしてから人を殺したくなった!自分がされたことの復讐じゃなく、死んでいく人が足をばたつかせるのを見ると心が踊った!と死に様を話し興奮するギテに、ハヨンは苦しくなって。しかし、男児が靴紐で指を縛られイタズラされた挙句に命を奪われた事件もあっさりと認めたギテに、とうとうハヨンは怒鳴ってしまう。
車に乗っても殺人者の声が聞こえ息苦しくなったハヨンは、交通事故を起こしてしまう。

悪の心を読む者たち:11話あらすじ

緊急手術が行われたハヨンは、ICUで様子を見る事に。ようやく目覚め脚にマヒが残り必死でリハビリを続けるハヨンだが、そんなある日、お見舞いに来たテグ達に復帰を望まれたハヨンは、もう戻らない!と言って。
見舞いに来たヨンスに、ハヨンは母親と一緒にご飯を食べ話をする日常が大切だったのだと改めて感じている!悪魔と話をしていると自分も悪魔になりそうで怖い!と辞職願いを渡す。

バス停に待っていた女性に声を掛け湖の場所を聞き、送りますよ!と車に乗せると、突然、静かにしろ!と殴り豹変した男は、大きなカバンに入れた遺体を川に捨てる。ギルピョ(隊長)に会いに来たデウンは、接点のないカラオケ店の従業員の女性二人が失踪してる!と報告する。

一方、車を掃除した犯人(ホソン)は口紅を見つけるとそっとポケットに入れる。夜、またバス停に立っていた女性に声をかけ、もう少しで車に乗せるのに成功したのに、バスが来て失敗になった男は悔しがる。
カラオケ店に客として来た男は、飲み直そう!と従業員を車に乗せ命を奪うと満面の笑みを浮かべて。

赤帽子の事件で娘を亡くした母親は、ボランティアで病院に来ていたが、偶然、入院していたハヨンと再会する。被害者の母親は今でも悪夢を見ておかしくなりそうになるが、あの時の恩でもちこたえてるし、本当に感謝してる!これからも誰も大事な人を失わない様に私達の力になって下さい!と手を握られたハヨンは、もらった焼き芋を泣きながら食べて。
見舞いに来たウジュ達をエレベーターまで送り、ヨンスと会ったハヨンは職場で!と言う。

バス停の前にいた男は、バスに乗り遅れた女性に声をかけ車に乗せると、クリスマスプレゼントが欲しい!と首にてをかける。退院して職場に行き女性失踪が起きてると聞きヨンスと合流したハヨンは、最終バスを待つ女性を狙ってる同一犯による連続殺人だ!と言う。
ハヨンは好意同乗での拉致と推定するが、そんな時山中で遺体が発見されるとハヨンは、死体遺棄をした場所を選んだ訳は容疑者を絞ればわかる!と話す。

また犯行した後には現金とカードを盗みATMでお金をおろした犯人はそのままタクシーで逃走する。防犯カメラの映像を確認していたハヨンは、一台の車に目をつけて。

悪の心を読む者たち:12話【最終回】あらすじ

防犯カメラの映像は不鮮明で、被害者の顔がよくわからないとがっかりする刑事達だったが、そこに車の所有者がウ・ホソンでマッサージ店員だと情報が入る。

店に来てホソンに事件時のアリバイを尋ねたテグは、ハヨンに言われた通りに反応をうかがう。ホソンは仕事の帰りに恋人と食事をした後は、物騒だから家まで送り家に帰った!と話す。
レストランの防犯カメラを確認したイルヨンは、本当に恋人と一緒だった!とテグに話す。ハヨンは高級セダンに人好きのする外見と話術で、被害者を車に乗せた!と推測する。
ホソンはその日は22時に帰宅と言っていたが、防犯カメラでは夜中の一時に帰宅していた。

ギルピョに家宅捜査を頼みに行ったデウンは、妻と義母が火災で亡くなり保険金を受け取っている!と報告する。仕事が終わるのを待って警察署での事情聴取を頼んだテグに、ホソンは明日休みだから午前中に行くと約束する。
帰宅したホソンは車にライターのガスを巻き火を付け隠蔽すると、朝テグに電話し車が焼かれた!と話すが、その事で礼状が取れ家に向かった警官に誘拐事件で連行されたホソンだった。

家宅捜査では何も出ないが、テグはATMを押した指に似ていると話す。事情聴取を見ていたハヨンは、極端に自己中心的で共感能力もなく、罪悪感もないサイコパスだ!より戦略的に尋問すべきだ!と言う。
火災事故での保険金受け取りの話をされ、息子が誘拐事件を父親がしたと知ったら?と言われたホソンは、何も明らかになっていない!と反発する。家には洋服が多く、パソコンも初期化されていたが、洋服から被害者のDNAが出ることを願う。
ご飯を食べたホソンは俺を心象だけで逮捕したんじゃ?告訴されたいですか?と挑発する。

被害者の写真を見せられ誰が誰だかわらない!と写真の上にコーヒーが入ったコップを置いたホソンに、ハヨンは自ら複数いると話した!と目を輝かせる。とうとう上着から被害者のDNAが出て、車からも口紅の燃えかすが見つかったと報告を受けたヨンス達は喜ぶ。
お前の興味は失せた!とハヨンに言われたホソンは、テグと二人で話したい!と求める。何人殺したの?と聞かれ被害者を埋めた場所をホソンが供述すると、続々と遺体が見つかる。
ホソンは7回の自白を始めると、朝、家を出る時から覚悟を決め必ず実行した!テレビでサイコパスの事を見た時に、まさに自分と同じだと自覚した!と笑って。

分析チームの後輩になる警官達の前で挨拶したヨンスとハヨン。テレビでインタビューを受けたハヨンは、完全犯罪などない!と告げて…。

感想

重いテーマのドラマでしたね?!ハヨンは犯人の心理を読むプロファイルも去る事ながら、犯人を観察力もすごかった!
ただ、プライベートもなく、仕事にのめり込む姿はまずいなぁ?!と感じました。幸い事故の後の休息と被害者からの感謝の言葉で、復帰できたのは良かった!

一人ひとりの犯人も強烈でしたが、幼少期の不遇な経験が罪を犯す要因である事は間違いないです。犯人の一人は殺人が職業だと言い、もう一人は逮捕されたら殺人が出来ない!と言い放つのは、やっぱり普通ではないです。
世の中は犯罪であふれていますが、改めて守ってくれる人のおかげで安心して暮らせるのだと感じました!


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