ペントハウス

「ペントハウス3」12話・13話・14話【最終回】のあらすじと感想!親達がいなくなってもたくましく生きる子供達

韓国ドラマ-ペントハウス3

韓国ドラマ「ペントハウス3」12話~14話【最終回】までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。

ヘラハウスでテロを企てたダンテ(オム・ギジュン)に最後の瞬間が!

力を振り絞りソジン(キム・ソヨン)に会いに行ったユンチョル(ユン・ジョンフン)に悲劇が!ソジンを刑務所に送りたいスリョン(イ・ジア)は、命がけの行動に!
いくつもの罪で裁判が始まると、ソジンが生き残る為に選んだ手段は認知症のふりでしたが、刑務所で病気が発覚!その後に最悪の選択をしてしまいます。

成功した子供達、改心したソッキョン(ハン・ジヒョン)が見られます!

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ペントハウス3:12話あらすじ

ユンチョル達が倒れていて、シャンデリアに潰されているソジンを見つけたマリは、救急車を呼ぶ。

警察で事情聴取を受けていたソッキョンは、自分が父親を日本に密航する協力をした!と証言するが、スリョン達が来るとお父さんの落ちぶれた姿を見たかった!と話す。まずはご飯を食べよう!レストランに連れて行ったスリョンは、今までも実子だと思い育てた!と話す。
ソッキョンはソラにもロナにも悪い事をしたから、お母さんの娘になる資格はない!と話すが、スリョンは逃げてばかりではだめ!反省して向き合いなさい!と抱きしめる。

ユンチョル達が病院へ運ばれたと聞き駆けつけたスリョン達は、緊急手術をしてると聞き、驚く。慌てて病院へ来たウンビョルに、ソッキョンはロナと娘を間違えるなんて行き場がなくてイカレたふり?と嫌味を言う。
心神喪失のふりをしていると確信したスリョンは、目を開けなさい!と水をかける。依然、手術中のユンチョルを心配するロナを抱きしめたスリョンは、大丈夫よ!と慰める。

ウンビョルを見てもどちら様?と言うソジンは、落ち着かない様子で。更に、金貸しが押しかけて来て出前まで取り、食べる事にウンビョルは出て行って!と叫ぶ。
秘書を殴った男達は、ウンビョルにまで売れそうだ!と言うのを聞いたソジンは、男の耳に噛み付く。

ロナの家にやって来たソッキョンをジェニ達に責めるが、許せないかもしれないけど、一度は謝ってほしい!とロナが言う。
土下座して謝るソッキョンを無視したロナ達はユンチョルがいる病院へ向かう。ソジンが警察に保護依頼をした事や、ダンテが逃げたと聞きスリョン達は悔しがる。

一方、精神病院では脱走を企てたダンテは、打とうとしていた注射を取り上げ医師に打ち、白衣を着て逃げ出す。予想通り電話をして来た父親に、ソクフンは友人に密航を頼むから港へ行って!と命じる。
釜山港で待っていたソクフンは父親がいなく焦るが、そんな事を予想していたダンテは船から海に潜り時間を稼ぐ。
モーテルに潜伏したダンテは自分に20億の賞金が出ていることを知り悔しがるが、ドアをノックされると、また逃亡する。どこに行っても視線を感じるダンテはわざと自分の顔に傷跡を作る。

留置場に入れられたギジュンたちは夫婦で罵り合うが、そこに来たマリはミニョクの兵役と手紙を読む。
ヘラパレスの買い占めを始めたスリョンは、ロナを留学させる準備を始める。更に、自分の家をスリョンが買ったと聞いたギジュンは、大喜びで。
スリョンは、住民が移動したところでヘラパレスでの婚約式をすれば、必ずダンテは現れるから捕まえましょう!あいつの狙いは私よ!と言う。

病院ではユンチョルを夫だと言い、ウンビョルを娘じゃないと言うソジンに、医師は認知症が進んでる!と検事に話す。しかし、スリョンは今の状況は彼女にとって良い状況だから信じない!と言う。

そんな時、秘書の母親がいる療養所へ来たダンテは、刑事が見張っていると知るとベッドの下に隠れる。秘書はあなたと最後まで行くという気持ちは変わらない!スリョンがヘラパレスで婚約式をすると情報を流すと、ダンテは爆弾を用意しろ!と命じる。

婚約式の日。

爆弾を受け取ったダンテは、多くの人が犠牲になるから考え直してくださいと言う秘書のスネを蹴りあげる。一人になって警察に電話した秘書を背後から襲い、廃墟の上から落としたダンテは、ヘラパレスへ向かう。
清掃員のふりをしてあちこちに爆弾を仕掛けた後、ダンテはスリョン達のキスシーンを見て怒りに震える。

スリョン達が入場すると、爆弾を仕掛けた!と電話が入ると、ローガンはヘラパレスにいる人達の避難を呼びかける。言われた通りに一人でダンテと会ったスリョンは銃を向けるが、ここを奪われるなら俺が潰す!と笑う。
撃たれ目を開けたダンテから反撃を受け脚を負傷しながらも、再び銃を向けたスリョンはとどめを刺すが、爆弾のスイッチも入る。

ペントハウス3:13話あらすじ

記者会見で被害者の補償とチョンア財団を買収を決めたローガン達は、揃って頭を下げる。

一方、退院しダンテが死んだと知り、天の助けね!借金も無くなった!とホッとするソジン。これからも認知症を決め込むつもりのソジンは、薬はずっともらってきてね!ウンビョルにも気をつけて!と命じる。

実は娘が薬を飲ませようとしてたのに気づいたソジンは、ワインで乾杯した後トイレで吐き出していた。ソジンは薬を入れたウンビョルがこれから証言してくれるわ!それが終わったら海外へやり、認知症による心身喪失が認められたら私も合流する!と言う。
そんなソジンをローガン達も疑っていたが、そんなある日、目覚めたユンチョルは意識も記憶もはっきりしていて安心する。その頃、ウンビョルはバイトもままならず、クビになってしまう。
ドゥギ(音楽教師)に声を掛けられバイトを紹介してもらったウンビョルだったが、それはトロット曲の歌手だった。

父親の意識が戻ったと聞き病院へ来たウンビョルは、稼がないと食べられない!と話すが、ユンチョルはお母さんは本当に認知症か?と尋ねる。
ウンビョルは悪いことばかりしているから記憶を消す為に、薬を飲ませたから間違いない!私のせいで何も出来なくなってしまった!と泣く。それでも母親の悪事を責める父親に激怒したウンビョルは、絶対、這い上がって見せる!お父さんとも会わない!と帰る。

友人に頼みMRIの画像を見せてもらったユンチョルは、5年前に起きた交通事故のソジンの画像と見比べると、今の画像にはその手術痕がない事から、別人の画像だとわかる。
その頃、ローガンが貸し切ったホテルに住民達と暮らし始めたマリは、退院したスリョンに喜ぶ。スリョンは心身喪失が認められれば、ユニの殺人があっても三年ぐらいで出所する事になるか、本当に認知症かどうか調べないと!と話す。

明日、留学するロナと会ったユンチョルは、君は目が大きいところも歌が上手なところもお母さんにそっくりだ!と言う。ロナはクセ毛は父親に似てるそうです!お母さんの様に、いなくなるのでは…と怖かった!と泣きじゃくると、ユンチョルはそっと抱きしめ別れる。
実は目覚めたユンチョルだったが、医師は残された時間は激しい頭痛を強いられ、鎮痛剤に頼るしかない!と告げられていた。

そんな時、チョンアグループではこの会社を一掃させるが、今まで頑張ってくれた経営陣と社員はそのまま雇用する!と挨拶したローガンに拍手が起きる。更に、シムンへの社名変更と、チャンス地区はシムン建設か責任を持って完成させる!と話す。

ウンビョルを迎えに来て視力もないユンチョルに物を投げつけたソジンは、あの子が薬を飲ませたのは事実よ!と言う。娘を助けろ!と言われ突きとばされたユンチョルは、ベランダから落下してしまう。
ユンチョルは泣き叫ぶソジンに、もう逝くよ!お前を忘れたことがなかった愛しているよ!ユニ…と言い残し息を引き取る。

すぐに出国を決めたソジンだったが、電話したスリョンはウンビョルが泣き叫ぶ声を聞かせ、ユニを殺した場所で待ってる!と電話を切る。慌てて駆けつけたソジンに、車を押すスリョンだったが、車を止めたソジンに頭は正常な様ね!と笑う。
それでも、悪態をつき自分を正当化させようとするソジンに、あなたの娘に罪は償ってもらう!と言う。
ユンチョルを殺したのはあなたの病気が嘘だとバレたから?あなたの行動でウンビョルの生死が決まる!と脅す。自分を騙し父親の命まで奪ったと知ったウンビョルは、警察に電話する。

パトカーの音と娘が泣く姿を見たソジンは、あんたが完璧な人生を壊した!と怒るが、スリョンはもう幸せはないわ!と言われたソジンは胸ぐらを掴む。

ペントハウス3:14話【最終回】あらすじ

このままじゃ悔しく仕方ない!と胸ぐらを掴んだソジンだったが、スリョンは崖から落ちてしまう。ニュースでは4時間経っても見つかっていなく、容疑者としてソジンを拘束した!と流す。

裁判が始まるとまた認知症を装い覚えていない!と繰り返すが、証人として入って来たウンビョルは、認知症は嘘だ!と明かす。
スリョンが崖から落ちた状況を証言したウンビョルは、自分の欲で祖父やユニさんも母が殺した!と証言する。その原因はいつも私の事だった!昔ライバルだったユニさんの子供に勝てない事が、不安で仕方なかったんです!と言う。
もう私のために罪を犯さないで!とウンビョルは、首に下げていたネックレスの先についていた刃物で首を刺す。狂った様に娘に駆け寄るソジンには、無期懲役が言い渡される。

一方、アカスリをしていたギジュンは、ロナの凱旋公演のニュースを見て感激し、肌を傷つけた客に怒鳴られる。意識を失った客を心臓マッサージして病院までおぶったギジュンは、その客がただの農村指導者の会長だと知るとがっかりで。

シムンパレスの記念パーティーを明日に控え、テナントと住居を何軒も買ったマリは、寄付もして素晴らしい!と三ママのソン会長が褒める。

ソッキョンは焼肉屋のバイトや声楽の先生など大忙しだが、店をのぞいていたホームレスに肉を食べさせると、父親を思い出す。

刑務所では外泊を認められたソジンは、娘の居場所のメモをもらう。教会の音楽隊の指揮をしている元気なウンビョルを見たソジンは、外のベンチに座り歌を聴く。
実は喉頭癌で声を失ったソジンは、刑務官に薬を忘れないで!と電話をもらう。

まだ療養所にいたブノンはウンビョルの為に服を作り、ソジンの名前で送ってもらう。ブノンはあの子が母親を恨むのを、やめてくれることが望みだ!と涙を流す。

海外にいたソクフンは、公演の伴奏の為に帰国して、ロナと再会する。プレゼントの箱をもらったロナは、中にあった家の鍵を見つけるが、ソクフンは公演で来た時は俺の家で待っていてくれ!会いたかった!と見つめキスをする。
今度、ロナがいるイタリアの留学が決まったジェニも公演に来てハグすると、マリはペントハウスを買ったから、家に泊まりなさい!と笑う。ソッキョンはミラクル(奇跡)の花言葉の花を持って来て、チケットは高過ぎる!と笑うと、ロナはジェニの家に集合ね!と言う。

マリはスリョンに似た女性を見て追いかけようとするが、その頃、ロナと会ったローガンも久しぶり!と挨拶する。ロナは母親を思い素晴らしい歌を披露するが、立ち上がって拍手をしたローガンの亡霊はスリョンと目が合う。

また娘がいる教会を訪ねたソジンは、外で出て来るのを待つが、刑務所への慰問へ行くバスに乗る時に、3年ぶりにとても会いたい人に会うんです!その人はとても歌にうるさい人だから緊張します!と笑う。その様子を見ていたソジンは思わず泣いてしまうが、そのまま倒れてしまう。
倒れた所には薬が落ちていて、メモには娘のお荷物にはなれない!と書かれていた。

三年前…。

ソジンを捕まえる為に崖に誘き出す計画をしていたスリョンに、下の川に落ちてもGPSがあればすぐ助けられるから絶対身に付けておいて!と命じたローガン。しかし、GPSの反応はなく、家には指輪とGPSが残されたままなのを見たローガンは、愕然とする。
スリョンの遺体が発見され川沿いで葬儀も挙げた後、ローガンの白血病が再発!治療もしないで逝ってしまった。

ロナの公演を観た二人は、迎えに来たスリョンの車であの世へと旅だって…。

感想

長いドラマでしたね!まさかシーズン3までいくなんて思いませんでしたが、それぞれ濃い内容で面白かったです。

庶民にはわからないほどみんなお金持ちなのに、欲が尽きない事には呆れるばかりでしたが、段々、観てる方もマヒしてくるのを感じました。ダンテが窮地に陥る度に、今度こそ終わりだと思っても復活する姿は毎回、驚かされました。
彼の生い立ちは悲しいものがありましたが、日本で指名手配になってるとは、またまた驚きでした。

ユニとソジンの悪縁は恐ろしい限りでしたが、だんだんソジンが怪物化していく姿は本当に怪物?と思うほどでした。父親の命まで奪い自分の子供だけが可愛く罪を重ね、いつ改心するのか?と呆れましたが、精神を病んでるふりまでする姿はある意味脱帽でした。

ユニの死から始まりスリョン達も亡くなってしまいましたが、ダンテだけは最後の最後まで本当に死んだのかと疑ってしまいました。親達がいなくなっても子供達が立派に生きてる姿は感動しました。
ローガンが全てを見届けた後に、先に亡くなったスリョンが迎えに来て手を繋いで、あの世へ向かうシーンは、切なかったです。


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