韓国ドラマ「赤い袖先」14話~15話までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。
後宮になった妹の突然の死で、ドンロ(カン・フン)は壊れてしまいます。命掛けで友人を救ったドクイム(イ・セヨン)と、宮殿を追い出されるドンロが見られます。
自分を受け入れないドクイムを、宮殿から追い出したサン(ジュノ)。新しい後宮に宮殿に呼び戻されたドクイムは、いじめにあって…。
赤い袖先:14話あらすじ
ドクイムが寝ている所に来たサンは、ヨダレが出てる!と口を拭く。側近を集めたサンは、華城を建てる為の労働賃金を払うのは当たり前だから、余が行う!と話す。
その話を自分が聞かされず、テスに聞いたドンロは不愉快で。ウォンビンは自分が役立つだから、兄上が王様に嫌われたら?と心配しドクイムと会う。
ドクイムはウォンビン様はまだ少女で宮殿にも馴染めず、不安がってるから王様が声を掛けてあげては?と言うが、サンはなぜ、お前が口を出す!と怒る。
サンは何故、他の女の所へ行かせようとする?余の気持ちはどうでもいいのか?お前も同じ気持ちではないのか?と迫ると、ドクイムは王様の女になる事は望まない!と突き放す。サンは力ずくでも自分のものにしようか?聞くが、ソ尚宮はあなたはそんな王ではない!と言って。
突然、ウォンビンの急死を聞かされて暴れるドンロだったが、サンは俺のせいだ!と言う。夜に会おう!と手紙を受け取ったドクイムだったが、結局、現れずギョンヒも姿を消すと、ソ尚宮は何人かの宮女がいなくなった!と話す。
一方、チョ尚宮が亡くなった後に情報や人脈資金の全てがドンロに流れ、様々な所から賄賂をもらってる!と聞いたサンは驚く。ドンロを呼んだサンは、行方不明の宮女を探せ!と命じる。
そんな時、池に浮かぶ匂い袋がギョンヒの物かと飛び込んだドクイムを見て思わず自分も飛び込んだサンは、何をする気だ!と怒鳴る。
泣きながら友達がもう帰って来ないのかと心配で仕方がない!と泣くドクイムに、サンはドンロが調べている!と慰める。嘘泣きが上手だな!と嫌みを言われたドクイムは、きっと探すと王様の前で約束したのですから一刻も早く探し出してください!とドンロをにらむ。
そんな時、テスと一緒にチョ尚宮が隠していた秘密組織のアジトに行ったサンは、沢山の宮女が怯える姿を発見し、そこに来たドンロがギョンヒを連れて行かせるのを見ると、次の指示を出す。
サンは自分は朝鮮の主たからその家に住むものは家族だと思っている!だからいずれは奴婢を全員解放するつもりだ!お前の意見は?とドンロに尋ねる。
ドンロの答えを聞いたサンは、無力で役立たずの者たちは捨ててしまえと言うことか?宮女もほとんどが官奴婢の出身だ!と言う。すると、ドンロは王様に仕える宮女は役立つではありませんが、代わりはいくらでもいる!と言って。
ギョンヒの手紙を持って来たサムォルに会いに行くと、自害しようとしていたのを見つけ助ける。サムウォルはドンロに次の指示をされたが、指示に従わないと家族を殺すと言われ死のうとした!と泣く。
ボギョンはいなくなった宮女達は門から出た形跡もないし、秘密の通路が?と首をかしげると、ドクイムは秘密組織に通じる通路を思い出す。
そして、自分が時間まで戻って来なければこれを大妃様に渡して!と頼むがボギョン達は、王様に言おう!と止める。しかし、ドクイムは王様があれこれ考えているうちに命を奪われたら大変なことになる!ときかない。
一人で乗り込み宮女を拷問する姿を見たドクイムは、後宮にしなかったらあなたの妹は死ななかった!と言うとドンロは妹は殺されたんだ!と怒鳴る。
ドンロは中宮殿がウォンビンを毒殺した後、医官達を買収して病死にしたと書け!とドクイムに命じる。そこに来た王様は手を離せ!と怒鳴ると、ドンロ達はテス達に捕らえられる。
人は誰でも魔が差す時がある!と言い訳するドンロに、サンは平然と悪事を繰り返すのは魔が差したとは言わない!以前から余の朝鮮を脅かす人物だとわかっていた!と言う。最後まで自分を正当化するドンロだったが、お前は余の配下ではなかった!と言われ愕然とするが、テスは命だけは助けたいと王様も思っておられるでしょう!と頭を下げる。
目覚めたギョンヒはあんなところに来るなんてバカよ!とドクイムを責めながら、でも嬉しかった!と言う。ドクイムは友人の安否が心配な私と、絶対助けるからと言う言葉だけのあなたとでは温度差があり過ぎて行動が先に出てしまった!とサンを責める。
サンは宮女のくせに!と思わず大声を張り上げてしまうが、ドクイムはたかが消耗品の宮女など殺せばいいのです!と言う。初めて愛した女で家族になりたいと思っていた!と話すが、ドクイムは今後も男として見ることがない!と背を向けるとサンは無理矢理キスをして。
赤い袖先:15話あらすじ
明日の朝宮殿を出ろ!もう顔も見たくない!と言われたドクイムは、すぐに荷物をまとめるが、ソ尚宮はどんな過ちを犯したかは知らないが許してもらおう!と言う。ドクイムは友人と会ったら泣いてしまうから黙って出る!と言い、翌朝、門の前で頭を下げ宮殿を後にする。
ドクイムの部屋を見たサンは、もうここにはいないと自分の目で確かめたかっただけだ!お前みたいな無礼者は見た事がない!とつぶやく。書物に挟まっていた書物の切れ端を見たサンは、幼い日に自分を助けてくれたのがドクイムだと知って。
書写をした書物を売りに来たドクイムは、偶然、会ったドンロを無視するが、追いかけて来ると、あなたは王様の特別な人だったが、新しい後宮が決まったみたいだ!と話す。一方、狩に来て雨に降られ妹の家に来たサンは、ドンロが精神を患ってるふりをしてるらしい!と聞くが、偶然、王様と再会したドクイムは軽く会釈をして背を向ける。
チョンソン(サンの妹)はせっかく会えたのだから、許してもらったら?と言うが、ドクイムは王様を失望させたから言えない!と言う。
しかし、この家に来させたのは兄だ!とチョンソンに聞いたドクイムは驚くが、久しぶりに会ったソ尚宮は、王様はいつも出て行く宮女の心配をしている!と話して。
夜、庭にいたドクイムは今度ここで会ったら無視して下さい!と頼むが、サンはますます生意気になった!と胸元の紐に手を掛け脱がそうか?とにらむ。
男女の関係になっても宮女になれなければ、虚しい人生を送る事になる!と話して。夜遅く宮殿に戻り後宮になる女性に挨拶されたサンは、遅いから送ってやれ!とテホ(護衛武士)に命じる。
突然、宮殿に戻る事になりドンロと会ったドクイムは、あなたの妹は寿命で運が悪かった!と話す。
ドンロは宮殿に戻りたくないなら俺と一緒にどこか遠くに行こう!と言うと、ドクイムは宮女をからかっていた癖がまだ抜けないのですね!と相手にしない。冷たく背を向けたドクイムだったが、もし自分が死んだらあなたのせいだと、ドンロに言われた言葉を思い出し不安になる。
サンはファビン(後宮)の為に気遣う様に指示を出すが、ドクイムの姿を見て固まる。ファビンは私がまだ不慣れなために上官があの者をつけてくれた!さっそく寝具を整えてくれ!と命じる。
ファビンの使いで王の所に来たドクイムは、来たくないのに来たのか?と聞かれそうだ!と言われ腹を立てたサンは、好きでもない余を見て一生暮らせ!と命じる。王と二人きりで過ごした事を聞き腹を立てたファビンは、ドクイムの膝の後を何度も叩く。
そんな時、ドンロの死と手紙を受け取ったサンは、やっぱり禁書の切れ端を持っていたドクイムが当時の自分を救ったと気づく。
ファビンは今日は顔だけ見て帰ると言われても、少しだけ中に!と誘うが、洗い場で音がするのを聞き、ドクイムが洗濯をするのを見たサンは激怒する。サンは上官と私を軽んじるのか?自分の側近なら何をしてもいいのか!と怒る。
母親(ヘビン)はあなたは自分の思い通りにならないからとドクイムを宮殿から追い出した!幸せになりたいのならあの子を諦めではいけない!とサンに話す。サンはこれからもあなたをお慕いする事はない!と拒否したドクイムを思い出し悩んで。
ドンロが亡くなったと聞き泣いてしまったドクイムを見たサンは、何故、一人で泣く?余の前で泣け!と手を握る。
そして、禁書を破いて余の命を救ってくれたのはお前だな?と聞くが、ドクイムは遠い昔のことです!と話すと、サンはお前が泣くと胸が痛む!何度も助けてくれてありがとう!とお礼を言う。サンはもう元には戻れないのだな?と背を向けるが、袖を掴んだドクイムを抱きしめて。
感想
ファビンの嫉妬は怖かったですね?!わざとドクイムを連れ戻しイビるなんてひどいです。
確かに後宮の大変さはわかる様な気はしますが、好きな人と別れるくらいならサンの愛情に応えてもいいのでは?
母親に背中を押されたサンが、素直に行動したのは良かった!ドクイムは後宮になるのでしょうか?
ドンロは幼い頃からサンに気に入られようとして生きてきましたが、何か打算的な所がありましたよね。
忠実な配下でいたいと思う反面、だんだん行動が怪しくなったのは良くありませんでした。でも自害したのは意外でした。