太宗イ・バンウォン

「太宗イ・バンウォン」30話・31話・32話【最終回】のあらすじと感想!チュンニョンを王にしても君臨するチュ・サンウク

韓国ドラマ-太宗イ・バンウォン

韓国ドラマ「太宗イ・バンウォン」30話~32話【最終回】までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。

世子を廃位にしてチュンニョン(キム・ミンギ)を世子にしたバンウォン(チュ・サンウク)。まだまだ力が衰えないバンウォンは上王だというのに、王妃の実家への悲劇を繰り返して。
妻が旅立ち、チュンニョンに語り伝えた後にバンウォンも旅立って…。

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太宗イ・バンウォン:30話あらすじ

バンウォンは世子になりたいならやってみろ!だが時が来て大臣達が認めたらだ!と話すと、チャンスを与えられたチュンニョンは肝に銘じます!と頭を下げる。宮殿を追い出され養父の所へ来たヤンニョンは、三男が学問が自分より優れている事で父親を揺り世子の座を狙ってる!と話す。
宮殿に戻れる方法を考えてくれ!と頼むが、大臣は浮ついた生活に王様が激怒してるから無理だ!と話す。一方、長男と世子の座を競うと聞いた妻は、もしあなたが世子を奪われた後の怒りを思うと怖くて仕方ないからやめて!と話すが、チュンニョンはもう王様も認めたから手遅れだ!と言って。

反省文を読み謹慎してるから宮殿に戻したら?と言われたバンウォンは、責任を取れるなら戻してもいい!と話す。ようやく宮殿に戻ったヤンニョンだったが、チュンニョンが大臣達を酒でもてなすと聞き腹を立てる。
リュンとスクボンの姿がない事を大臣達に指摘されたチュンニョンは、悪行を続けている人達とは距離をおきたい!と話す。チュンニョンは出しゃばるつもりはないが…と話すが、大臣達は今後も政治への関心を持ち続けてください!と話す。

三男が世子になるチャンスをもらいその気になってると聞きバンウォンと会った王妃は、ヤンニョンの為に弟達を殺したのに、今度は兄弟を競わせるのですか?と抗議する。バンウォンは世子には何度もチャンスを与えたから今度はチュンニョンにもチャンスをやる!ときかない。
王妃は息子を殺すのですか?罪人だからという言い訳をしながら目標のためなら、どんな罪でも犯すのがあなたです!とにらんで。

三男の家に来た母親は家中の書物を取り上げ余計な事は考えるな!私はもう誰も失いたくない!と泣くと、母親の涙と空っぽになった本棚を見たチュンニョンは、涙をこぼす。大臣達と政事を論じる機会を下さい!そこで君主の資格があると見せたい!とチュンニョンに頼まれたバンウォンは、自信があるならやってみろ、と認める。

弟と偶然会ったヤンニョンは俺が王位に就いたらお前を殺す!と言うが、チュンニョンは私が王位に就いたら兄さんは心配なく暮らせる!と話す。ヤンニョンは兄の地位を奪う代わりに命は助けると?ありがたくて涙が出そうだ!と嫌味を言って。

チュンニョンは兄弟の悲劇を心配する気持ちはわかるが、その為にも王座に就いて兄上を守ります!絶対殺さない!と約束する。リュンは大臣達から出された上奏で辞職の意思を固めバンウォンに止められるが、欲張りな自分が悪い!迷惑をかけました!と話す。
一方、同じく上奏されてるスクボンは強制的に大臣達に潔白である署名をさせ、バンウォンに見せる。バンウォンはご苦労だった!と流配を決めるが、王命を受けても抵抗するスクボンをリュンは影から見送って。

大臣達との政事の議論をしたヤンニョンだったが、結局、自分の意見を言えず振り回されてしまうとバンウォンはどうだった?だから学問が必要なのだ!と肩を叩く。一方、妻の心配をよそに武将達と会ったチュンニョンは、将師たちとも本音で話ができて有意義な時間だった!と話す。

妓楼から追い出されたオリをまた宮殿に連れ込んでいたヤンニョンを見つけた母親は、あなたには君主になる資格も息子になる資格もない!と怒るが、そんな姿を見たバンウォンは背を向けて。

太宗イ・バンウォン:31話あらすじ

大臣達を集めたバンウォンは、世子を廃位して君主の資質を備えた適任者を選び直す!と話すと、ユ・ジョンヒョンは今は国家の基盤を作る大切な時だから、能力と徳望を備えた王子に王位を譲るのが妥当でしょう!と賛成する。チュンニョンを押すと言うジョンヒョンに、他の大臣達も賛成するが、一人だけ反対したファン・ヒはヤンニョン王子を世子にして下さい!と言って。

ヤンニョンは生まれた時から世子だと決まっていて自分の能力以上を求められ辛かった!そのしがらみからもう逃れたい!と言う。明日、宮殿へ行き全員の前で地位を放棄すると伝える!と話すが、バンウォンはお前の意思なんて関係ない!私の意思と方法で進める!廃位になった世子は死に至るが、親は子を殺せないから私のやり方で殺す!と言う。

世子を廃位にしチュンニョンを王世子にする!ヤンニョンも自ら退くと申し出たから世子の地位を奪われたとは言わせない!と聞いた大臣達は驚く。しかし、自ら退く事を好意的に捉えた大臣達だったが、ヤンニョンがバンウォンに宛てた手紙の内容に激怒した大臣達は、これは王様と大臣たちへの冒とくだ!厳罰に処してください!と怒る。
結局、王宮を追い出し近距離に住まわせると話すバンウォンだったが、挨拶に来たヤンニョンは叔父上達を犠牲にしたのに申し訳ない!と泣くが、母親は気をつけて行きなさい!と言って。家族で王宮を出る時にチュンニョン家族と会ったヤンニョンは、王宮はいろんな事が起きるから気をつけて下さい!と話す。
挨拶に来たチュンニョンに、母親はこれからは王様が別人に感じるはずだ!くれぐれも上手に乗り越えなさい!と忠告する。

バンウォンと会った王妃は一人で君臨する国王を目指したのだから一人になって下さい!あなたは死ぬまで権力にしがみつくはず!私は宮殿を去ります!と背を向ける。王宮を去る日、すぐに譲位されるけどあの人は全権をチュンニョンに渡さないし、あなたの実家の家門は大きいから攻撃されない為には絶対に威勢を振る舞ってはいけないと忠告しておいて!私の二の舞にならないで!と話す。
怖い!と妻に言われたチュンニョンは、私が夫人の家族を守ってみせる!と約束する。

譲位を取り消して下さい!と座り込みが始まる中、バンウォンは国璽をチュンニョンに渡す。冊封されたチュンニョンに、バンウォンは夫人の義父を朝廷に呼び領議政にして明に行かせろ!と命じる。
チュンニョンは明に行けば朝廷に関わる事もなく父上からの目からしばらく離れられると、義父上にも伝えてくれ!と話す。決して目立たない様に!と言われた父親だが、帰宅するとお祭り騒ぎの様子に驚きすぐに客を返す。
明へ行く時も家門の親戚達が大勢で見送る姿を見た大臣は、バンウォンに報告する。兵の管理の以外は全権をチュンニョンに渡したバンウォンだが、報告書が少ない事に気づく。
ジョンヒョンは担当者が間違いを認めて辞めた!と報告するが、バンウォンはシム氏の家門が関わってるかも…と疑う。

単なる間違いにと黒幕がいるからと尋問させてるのが父親だと知ったチュンニョンは、望む名前が出るまで尋問するのでしょう!と抗議する。とうとう義父の名前を白状したと聞いたチュンニョンは、白状した者を殺せば真実が隠蔽される事になるから殺すな!王命だ!と告げて。

太宗イ・バンウォン:32話【最終回】あらすじ

自分の面目を心配する父親にチュンニョンは罪なき民より面目が大事なのですか?天が見てる事より臣下の目を恐れるのか?父上も義父が無実なのは知ってるはずだ!と責める。バンウォンは悪行をするのも主だ!一人の命を奪い民達の生活が楽になるならそうするべきだ!と話すが、チュンニョンはたった1人の無念の死もなく民を救えるのが君主だ!この件は私が処理します!と言う。
そして、必ず義父の潔白を証明し、自分が王でいる限り罪のない臣下を殺すことは絶対させない!と話すが、バンウォンは譲位の命令を取り消し私が復位する!お前にとって王位と義父の命どっちを守りたい?と聞いて。

王位で脅されたチュンニョンは、臣下の命を奪い義父を尋問するが、王妃は必ず私の家族を守ると約束したではないか!と怒る。途中で王様の使いと会い、このまま明に留まる様にと言われたシム・オンは王妃様を逃げた罪人の娘にはできない!と拒否する。
オンは苦しい尋問を受けても潔白だと言い続けるが、その話を聞きバンウォンと会った王妃は、親も子供も排除され人として扱われないのですか?こんな行動はあなたも苦しめる事になる!と責める。

母親は私が気をつけていれば、息子たちを殺す事はなかった!と話すが、王妃は弟たちがどんなに気をつけても、夫がいたら生きるのは難しかったでしょう!王になる前に気づいていたら…とうつむく。苦しい尋問が続いてる事に心を痛めたチュンニョンは、もう自白して楽になるようにと伝言を頼む。
シム・オンが自決し妻や子供にも罰を受けるが、お前の為に私が手を汚した!と言う父親に、チュンニョンは罪なき民の死体を積んだ土台の上で聖君になれないし太平の御代は開けないが、父上の間違いを証明する為にも必ず聖君になり太平の御代を築く!と話して。

誰にも行き先を言わず姿を消した妻を探しに沢山の寺を回りようやく見つけたバンウォンは、顔色が悪いがどう過ごしてる?と聞くが、心安らかに過ごしていますと答える。バンウォンは夫人を心から愛してるのは変わりない!と話すが、妻はあなたを許さないことが心の支えだ!と突き放す。
帰ろうとするバンウォンだったが、ファサンは住職の話では伝染病で毎晩高熱にうなされている!と聞いたから放ってはおけない!と言う。高熱で意識もうろうとする妻を宮殿に連れ帰ったバンウォンだったが、王姫は三人の息子に見守られながら息を引き取る。
母親の葬儀が終わるとヤンニョンは王の座はどうだ?うまくいくように願ってる!と弟に話す。

母親の死から立ち直れない息子に政務に戻れ!と命じるが、チュンニョンは生前も散々苦しめて今も冷徹にあしらうのですか?とバンウォンを責める。自分の悲しみを癒すよりも、民の涙を拭く立場だ!国王としての職務を果たせ!私ももう長くないから伝えたい事がたくさんある!と言う。
バンウォンは、過去の戦争で制圧した方法や自然災害で注意すべき場所などを教える。そして、体調が悪い中国王としての心構えや絶対政治から離れぬように…と話すが、チュンニョンはもう私に任せて下さい!と話す。
今も尚、王座に囚われている父親に、これでは永遠に宮殿を離れられない亡霊になってしまいます!どうかゆっくりと休んで下さい!と頼む。日照りが続き祈りを捧げたバンウォンは主君の前途を照らしてください!と口にするが、そのまま倒れてしまう。
バンウォンは何度もありがとう…と言い旅立って。

感想

とても見がいのある時代劇でした。初めは頼もしい息子達に囲まれ尊敬されるソンゲが王子を目指した事で、子供達と疎遠になる姿は可哀想だった。
二番目の妻、カン氏が王妃になりバンウォンを攻撃するシーンは、そこまで…と思いましたが、後々の行動を見てると先見の目があったのかもと思ってしまいました。

王様になってもソンゲを閉じ込めるバンウォンは鬼だ!と思いました。兄弟の中でも学問に優れていたバンウォンは兄弟達よりも父親に一目置かれていましたが、ソンゲはそんな息子に悩まされる事になりましたね。
でも、ソンゲが旅立つ前に仲直り出来て良かった!

王妃の家門を許さず罪のない義弟達の命を奪い徹底的に潰し、おしどり夫婦が崩壊するのはあっという間でした。王様になったチュンニョンの妻の実家まで潰したバンウォンには呆れるばかりでした。
妻を寺に迎えに行ったバンウォンが愛してると謝罪しても、もう遅い!と誰もが思ったのではないでしょうか。妻を亡くしチュンニョンにありがとうと言い旅立ったバンウォンは幸せな最後でしたが、やっぱり罪のない人の命を奪った事は許せませんね。


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