「皇后の品格」22話~23話では、ガンヒは罪を隠そうと幼いアリに嘘をつかせるが、首には証拠となる傷跡を見つけます。
ウンラン(シン・ウンギョン)はというとユンの命を狙わせ、息子ヒョクを犯人に仕立てようと企みます。
裏金を皇室被害者に配るワンシク(チェ・ジニョク)は現代版ネズミ小僧の様です!とうとう、ウビンの正体を知ったヒョク(シン・ソンロク)は、また孤独な皇帝に戻ってしまうのでしょうか?
このページでは、「皇后の品格」22話・23話のあらすじと感想を紹介しています。
皇后の品格:22話あらすじ
コサージュが落ちていた事でヒョクが事情聴取を受けるが、自分は記録室には近づいていないと証言する。しかし、ヒョクの部屋からは犯行に使われた手袋と記録室のカードが発見される。
サニーは、証拠の動画を撮った携帯が見つからないとワンシクに話すが、その携帯は太后の手に渡っていた。
病院へ運ばれたユンは、助かっても植物状態になるかもしれないと医師が告げると、ソジンは、皇后が来てから悪い事ばかり起きるとサニーを責める。部屋に来たサニーは、風邪をひいたと寝込んでいるガンヒを疑うが、首に巻いているスカーフをとると誰かにひっかかれたような傷を見つける。アリは自分が看病していたと嘘をつくが、ユンが何者かに襲われ意識不明でそれはソヒョン皇后の事を隠したい者の犯行だとサニーが話すのを聞き落ち込む。
廊下でガンヒと会ったユラは陛下の心も掴めないまま子供を産み、犯人に仕立てるの?太后殿を狙うのは夢が大きすぎて笑えない!と馬鹿にする。
刑事からカン・ジュスンが生きていたと聞いた太后は、すぐに連れ出そうとするが、ひと足先にガンヒが連れ出す。
何食わぬ顔で皇宮に戻ったガンヒに皇帝弟が目覚め、動画を撮った携帯を探してるみたいだ!と宮人が嘘をつくと、慌てて太后と会う。実は、ソヒョンの顔を池につけ命を奪ったのを太后に脅されユンを襲ったガンヒは、携帯が見つかったら終わりだと泣きつく。太后は新しい犯人を考えているから、当分ここには来るなと命じるのだった。
病院へ行った太后は、ユンが誰にも会いたくないとサニーに止められ会わしてもらえない。
その頃、皇室被害者に支援基金だとお金を配って回るワンシクだった。
スパイの宮人から携帯がサニーに渡ったと聞いたガンヒは、病室へ行きそっと盗むが、ユンのフリをしていたヒョク達に見つかる。しかし、そこに来た太后は自分が携帯を持って来いと命じたと開き直り、ユンを襲った犯人が、二重スパイをしていてソジンまで誘惑していたウビンだと言う。
サニーがベクホ達と組んで私を陥れようとしていると母親に聞いたヒョクは、とても信じられないが、不安で仕方ない。そして、みんなで組んで俺を裏切っていたのだろう!とワンシクを殴るヒョクの間に入り止めるサニーに掴みかかる。
ヒョクは、本当のことを話せば信じてやる!と言うがサニーにどうせ信じないんでしょう?と言われると、ソヒョンにも同じことを言われた事を思い出し、また興奮する。
ヒョクは頭に銃弾が残っているCTを見るとワンシクか?と疑うがユラは彼にはお腹に大きな手術痕があると嘘をつく。手術痕がないのを確認したヒョクは安心するが、まだ不安なヒョクは、牢に閉じ込める。そんな時、ベクホがいる場所がサニーの実家だと知ったヒョクは、家に向かわせ携帯を奪わせる。
その頃、ワンシクを逃がそうとするが、ドンシクが連れ去られたと聞き、止めるのも聞かず引き返して…。
皇后の品格:23話あらすじ
太后のそばにいるドンシクを見つけ、自分がワンシクだと明かし、すぐに病院へ連れて行ったら母親は助かったはずなのにまた違う道路に投げ捨てとどめを刺したのはお前だ!と泣きながら銃を向ける。ヒョクは、警備隊にこいつを始末しろ!と命じるが、自分が銃を向けられる。ヒョクはお前が引き入れたのか?と聞くとワンシクはここにいるのは、お前に家族を踏みにじられた者達だと告げる。
警護官達を危ない目に合わせられないと自分だけ残ったワンシクは、自分の銃を落とす。ワンシクに銃を向けたヒョクを止めたサニーは、あなたが罪を隠そうと銃弾を受けた彼をこれ以上苦しめないで!と立ちはだかる。
ヒョクの命令で捕まえた警護官達は、途中でワンシクの縄を解き、今まで世話になったと頭を下げる。その事を知ったヒョクは、金庫の中から銃を出すが突然、電気が消える。
一方、ユンの犯人だと皇宮から追い出されそうになったサニーは、皇室の悪事を世間に知らせてからだと睨みつける。
その頃、縄で縛ったヒョクを道路に寝せたワンシクは車を発進させ母親がされた苦しみを味あわせる。崖の所に追い詰められても尚、皇帝だから何をやってもいいと言い放つヒョクは川に飛び込む。
皇室の業務が滞りなく行う為にアリを皇太女にした太后は、自分の思い通りにさせるつもりだったが奉仕活動が残っているからとアメリカに行っていた義姉が呼び戻されることになる。
皇宮に戻って帰ってきたヒョクは1番最初にサニーに会いに行くが、罪を償って!私と結婚したのはアリバイを作るためだとわかっている!と話す。
皇務が続いた事で疲れたアリが、何度もミスした事を責められるとガンヒは、きつく娘を叱る。
ヒョクが皇帝弟と皇帝の命を狙った凶悪犯としてワンシクの公開捜査をすると聞いた太后は、皇后を追い出そうとしない事に不満を漏らす。自分を騙していたと銃を向けられたユラは、皇后に脅されたと言う。
ワンシクという名前で何人もの人が寄付をもらったと証言すると、ソンジュはペーパーカンパニーの口座を彼に渡したと打ち明ける。太后個人の裏金が市民に渡っているとわかり激怒すると、サニーを牢に入れろと命じ、離婚届を投げつける。
一方、ジュスンの所へ行ったガンヒは、前皇后の件を皇室ぐるみで隠してると嘘をつく。
その頃、アリは皇太女をもうやめたい!と駄々をこね、牢に入れられた母親を出してとヒョクに頼む。出してもらったサニーを見て安心したアリは、この間、ガンヒが寝ていたと嘘をついたと泣きながら謝る。
ガンヒが焼却所に入れたスニーカーの動画を見たユラは、病院からジュスンを連れ出した看護師が履いていたものだと気づく。宮人の一人はユンがチョングム島の事で太后を責めていたと証言する。
サニーは、今まで隠していた様々な証拠を目の前で焼かれ、妻として生きろとキスをしたヒョクを殴って…。
感想
ヒョクを追い詰めたワンシクでしたが、また逃してしまいましたね。警護官達がワンシクの味方をしたシーンは、感動しました。元気だったらこれからもリーダーとして活躍できたのに残念です。
皇宮に戻ってもサニーを手放す事が出来ないヒョクですが、ワンシクの母親にした事を知らんふりする態度が許せないんですよ!
ガンヒの望み通りに皇太女になったアリですが、うまく出来なくみんなに叱られる姿は可哀想でした。母親だったら娘が泣くのを見たら心が痛むはずなのに、自分が太后になれると思ってるガンヒには、娘の涙は見えないようです!