「太陽の帝国」84話~87話では、相変わらず記憶喪失のふりをして、着々とテジュン(チェ・ジョンウ)を仕留める策を練るウォルチョン。テジュンを道連れにして死のうと決めたウォルチョン(チョン・ハニョン)でしたが、失敗に終わります。
スクヒ(キム・ナウン)の株で勝てると確信したテジュンは、無謀な要求にも応じる事に。しかし、虐げられていたと思っていたスクヒは、姉の情を知りユウォル(オ・チャンソク)の味方をすると決めます。
またまた窮地の陥ったテジュンは、ユウォルに罠を仕掛けます。
このページでは、「太陽の帝国」84話・85話・86話・87話のあらすじと感想を紹介しています。
太陽の帝国:84話あらすじ
持ってきたお菓子をユウォルに持たせたウォルチョンは、外にいる悪いおばさんにもあげちゃだめだぞ!と笑う。そして、お前はいい顔をしているから王様になれると思う!と話すと、ユウォルは帝国の王様に?と聞き返すといや、動物の王様だ!これから俺はハイエナの始末をするからお前は何もするな!と笑う。
家までおぶって送ったチョンだったが、テジュンの車を見るとまたボケたふりをするウォルチョンだった。ここに来た事はお父さんたちには黙っていて!とユウォルに言われたジミンは、うん!記憶が戻っているのも話していない!ひいお爺さんと仲直りして良かった!と笑う。
テジュンは、外で保護されたらしいから病院入れたら?と言うが、ジョンヒはあなたが出て行けば?と睨む。
帰宅したシウォルはなぜ裁判所に来なかったの?と尋ねると、グァンイルは俺を離婚させようとして、みんなで仕組んだ事は知ってる!と怒る。
夜、寝ていた所に現れたセッピョルの亡霊の後ろを追いかけたドクシルは、隣の家の前まで来ていた。娘がいなく外へ出たミランは、ドクシルのおかしな行動に涙が止まらない。
翌日、無理やり病院へ連れて来たミランだったが、自分も検査する事に。しかし、結果はドクシルは軽いウツだと診断され、ミランの方が重度のウツだからと治療を勧められる。ドクシルは親子で心療内科に行って来たが、私より母親の方が重症だった!とユウォル達に話すが、チョンは頭を傾げる。
一方、薬の出所(ジェボクに使った薬)を調べたジョンへは、ヤンジ製薬の担当者とテジュンの秘書が会っていた証言を得た!とシウォルに報告する。
父親は裁判所へ行かなかったことを責めるが、グァンイルはみんながユウォルが本当の孫だと知りながら芝居していた!と悔しそうに話す。激怒したテジュンは、俺の手でヤンジを真っ二つにしてやる!と言い、ジェヨンに要求された通りにする!と約束する。
突然、ジェヨンとの連絡が途絶えたユウォルはテジュン側から大きな餌をもらったようだから、スクヒを説得するしかない!とシウォルに話す。
花束まで持ってスクヒと会ったジョンヒは、今までの事は謝るからどうかの味方になって、お願い!と頼む。しかし、スクヒはヤンジの半分をくれると言われたのだから、姉さんも誠意を見せて!と迫る。
ミランは、セッピョルが事故に遭った日、あなたの命を狙えとテジュンに薬を渡されたけど飲ませなかった。すると、今度は私を連れ去られた時、セッピョルが追いかけて来て事故に遭ったとユウォルに明かす。
太陽の帝国:85話あらすじ
ヤンジグループを真っ二つに分けると聞いたが!とユウォルに聞かれたテジュンは、ただの噂だ!と答える。僕は険しい道を歩かせられたからあなたにはもっと過酷な道を歩いてもらう!新しい経営陣が決まるまで何もするな!グループを真っ二つに分けるなんてもってのほかだ!と怒鳴る。更に、総会の度に人の命を奪っていたら大変だから今度の総会では何もするなよ!と睨みつける。
スクヒの所へ行って味方になって!と頼んだジョンヒだったが、私はどうでも夫が反対するわ!と断る。父親に呼ばれまだ高校生の頃の様に叱られたスクヒは、わたしは姉さんのように優等生じゃなく問題児だもんねと笑ってみせる。お前にとっては悪い父親だったよな!悪かったな!と頭を下げるたウォルチョンは、でも、姉さんはお前の良さを認め、歌がうまいから音大に行かせたんだ!と話す。そして、俺に二度も殺されかかったユウォルがテジュンを倒そうと頑張ってるから、味方になってくれ!と頼む。
グァンイルと連絡が取れず家の前まで来たユジンと話したシウォルだったが、話に割って入り殴るドクシルの手を掴む。シウォルはもう我慢しないからね!とドクシルを睨みつける。
突然、妻が姉さんを裏切れない!と言い始めた事で、ジェヨンは大事なのは義理だ!と言い、テジュンにもその旨を伝える。夜、息子と飲んだテジュンは、結局不正の証拠を突きつけられ会社から追い出される!と話すが、グァンイルは絶対に負けない!と話す。
テジュンは結婚した時に君がもう子供は産まない!と言ったから悪いんだ!自分の子供を後継者にしたいと思って何が悪い?と開き直る。そして、ユウォルの命を奪え!と命じられたら使用人の俺に断れるか?とジョンヒを責める。
ドアの外で話を聞き部屋から出てきたテジュンに、おじさんお菓子を食べよう!と無視されたウォルチョンは、今度の総会だは問題を起こさせない!と心に誓う。
太陽の帝国:86話あらすじ
ユウォル側に母親がつくとわかったジェミンは、僕達はロイヤルだから仲良くしましょう!兄さんと呼んでもいいですか?と抱きつこうとする。次にグァンイルの所へ行ったジェミンは、総会が終わったら追い出されるのだから荷造りしといたほうがいいぞ!今、ユウォル兄さんと会って来た!と話す。そして、あの人はお前と違って本物だからな!血がつながっているせいかすごく気が合うんだ!お前とは気が合わなかった訳がようやく訳がわかったよ!と挑発する。グァンイルはまだ終わっていない!と言うと、ジェミンは意外と楽観的だな、総会が終わったらお前たち親子は刑務所行きだと話す。
その頃、シウォルとヤンジ新薬のキム代理が接触してる!と報告を受けたテジュンは焦り、もみ消せ!と叫ぶ。しかし、盗聴していたその声を聞いたウォルチョンは、今夜、酒膳を用意してくれ!とナムギョンに頼む。
自分とグァンイルを取り替えたのが、ミランだと聞いたスクヒは、家に乗り込む。父さんの孫を施設に捨てたのはあなたでしょう!と責められたミランは土下座をするが、ドクシルは全部知ってるけど過ぎた事だ!と開き直る。そして、母さんは悪くない!テジュンに指示されただけだ!これを機に仲良くしょう!と話すドクシルに異様な雰囲気を感じたスクヒ達は、慌てて帰る。
ジョンヒに離婚を告げられたテジュンは、ヤンジの半分をよこせば、離婚してやる!と言い放つ。
義父に酒に呼ばれたテジュンは、一瞬記憶が戻ったのか?と思うが、結婚前の会話をされ話を合わせる。酒を勧められ飲もうとした時に手を止めたテジュンは、僕はヤンジの会長ですよ!と話すが、この酒に何か入れたのか?と疑う。そして、ウォルチョンは部屋に来たジョンヒにしつこく酒を勧めるテジュンを見て杯を投げ捨てる。テジュンは私を殺すのですか?使用人扱いするからこうなった!と訴えるが、ウォルチョンは一緒に死んでやる!孫には手を出すな!と睨みつける。お義父さんが正常で残念です!認知症のまま逝かせたかった!とまた悪態をつくテジュンに、ちゃぶ台をひっくり返すウォルチョンだった。
祖父が認知症のふりをしていたと聞いたグァンイルは、病室での自分を見る憎しみがこもった目を思い出す。父親が祖父に命を狙われ落ち込む姿を見たグァンイルは、一回で仕留めないと後々、後悔するから、俺は本気でやるつもりだ!とシウォルに話す。
そんな時、新薬のキムと連絡が取れなくなり、ジェボクの命を奪ったのがユウォルだという記事が出る。
太陽の帝国:87話あらすじ
記事を流したグァンイルは、あいつのせいにしなければ父さんと俺と実母が犯人になる!と言う。証券関係からの記事でマスコミが飛びつくから、ユウォルを犯人にする為に集中しょう!と父親に話す。
その頃、テジュンの秘書は米国へ行き好きな研究をしてください!住居も娘さんの学費も援助します!とキムにお金を渡す。
娘たちを集めたウォルチョンは、これからは協力しろ!そうしなければ遺産は1ウォンもやらん!と命じる。
ユウォルが疑われてると知ったミランはめまいを起こすが、真相を聞き薬を預かってるチョンも驚く。チョンを呼び出したテジュンはあなたが財産を管理していたからジェボクに無理やり遺言書をかかせたのでは?近い内にあなたの名前がニュースに上がることになる!と脅す。そして、本題に入ったテジュンは、ユウォルの実父は交通事故で逝ったのではないし、あなたはずっとジョンヒが好きだったのも知ってる!と笑う。過去をバラすと言われたチョンは、下山したのが間違いだった!と悔やむ。
ミランを呼び出しくまた薬を渡したグァンイルは、これをユウォルの書斎において!と頼む。きっぱりと断ったミランに、殺人犯になりたくないから絶対、口をつぐんで!と頼む。
グァンイルは君が調べるから仕方なかったんだ!俺はブレーキの壊れた車の様に止まらない!と開き直る。あなたはそんな人じゃなかった!と言われたグァンイルは俺はもともと残忍なのさ!お前がユウォルの冤罪を晴らせ!と笑う。
グァンイルの変貌にショックを受けたジョンヒは、あの女が悪い!と家を飛び出す。ジェボクの命を奪ったと白状しなさい!警察に出頭しなさい!と怒鳴る。そして、息子を天涯孤独にして今度は殺人犯にしようとしている!それがあなたの母親だ!と怒鳴ると、ミランはごめなさい!と泣く。ドクシルは本当なの?おじさんを愛していたのになぜ?と信じられない。ジョンヒはあなたをここには置いておけない!と腕を引っ張るが、ユウォルは全て解決するまで、行けない!と言う。
会社で掃除をするふりをして部屋に入った女性は、ユウォルの机に薬を置く。会社に来た刑事は逮捕状が出てる!とユウォルを連行する。
感想
妻には離婚、義父には殺されかけ、嫁には殺人を暴かれそうだ!と言ったテジュンが印象的でしたが、自業自得でしょう!と返したいです。テジュンは勘の良さで助かりましたが、また悲劇が起きそうで怖かった。ウォルチョンがちゃぶ台をひっくり返したシーンは、久しぶりに見たな!と笑ってしまいました。
俺たちを調べるからユウォルを仕立てたと、堂々と話すグァンイルの神経はどうなってるのでしょう!ドクシルもおかしいけど、グァンイルも少し狂い始めました。
ミランは自分がしたと認めていながら、警察に行かないのが理解できません!グァンイルを救う為でしょうが、ユウォルがえん罪で逮捕されたらまた、罪を増やす事になりますよ。