MBCで放送された韓国ドラマ「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」6話~7話までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。
リャンウム(キム・ユヌ)の歌声を聞いた皇帝は、喜んで。朝鮮人のジャンヒョン(ナムグン・ミン)達を牽制するイングルダイ(チェ・ヨンウ)は、間者ではないかと疑います。
城から出る気のない王様に腹を立てたホンタイジ(キム・ジュンウォン)は、侵略を命じて。
ジャンヒョンの言う事を聞き江華島に来たギルチェ(アン・ウンジン)は、また逃げる事に。
恋人~あの日聞いた花の咲く音~:6話あらすじ
後金の兵士になりすまし、清の皇帝ホンタイジの前で歌を歌ったリャンウム。歌に感動したホンタイジ(皇帝)は故郷から衣服や食料は持ってきたが故郷の歌は忘れてた!会えて良かった!毎日来て歌を聞かせてくれ!と話す。
しかし、部屋から出てすぐにジャンヒョン達を吊るしたイングルダイ(清の武官)はお前達はモンゴル人でも満州人でもないな?と聞く。ジャンヒョンは、昔、捕虜にされた朝鮮人だ!道案内で功を立てれば甲子になれると言われた!朝鮮では奴婢として生きて来たから愛国心はない!と話す。
持って来た財物は一部だから朝鮮人が隠してる場所は把握済みだ!と話すが、信じてもらえない。
リャンウムは自分の生い立ちとその地獄から助けてくれたのがジャンヒョンだと話すが、イングルダイは執拗に痛めつけて。信じてもらえないなら舌を噛んで死ぬ!陛下に呼ばれても歌えない!と脅されたイングルダイは、陛下の為に心を込めて、歌え!と命じると、兄貴…と泣くリャンウムに、ジャンヒョンはよくやった!と褒める。
炭川の陣営でホンタイジを見た!ドンゴンの軍が陣営に到着して大砲も届いた!清の兵士は人の命を奪うのを何とも思っていなく、彼らには恐れがなく戦いに負ける気もない!と世子に書状を送る。書状を見た王様は勝ち目がないから後金に和議を申し出て、災いを最小限度に抑えるしかない!と臣下達に告げて。
和議の手紙を届けた返信には、帰順する者は手厚く迎え入れ降伏する者には安全を約束するが、服従しないものは天命に従い討伐する!と書かれていた。一方、負けてもいいから早く戦争終わってほしいと願うが、もし負けたら女人は恥ずかし目が待っているから自害すべきだと教えられて来たウネ達は、怖くて。
和議に反対した臣下を追放し世子を人質に送るが、王が城から出るのは難しいと言われたイングルダイは、陛下の意向に背けば挑戦は血の海になる!朝鮮の王が侮ってると陛下に伝える!覚悟しておけ!と怒る。王が城から出ないなら国を思っても仕方ない!もうここを出よう!と言うが、ジャンヒョンは国の事など関心なかったが、今は国の行く末が気になる!と話す。
兵士の中で天然痘が蔓延してると知ったジャンヒョンは、イングルダイから兵士の看病を命じられる。和議を急ぐのは天然痘のせいかもしれない!ホンタイジが感染してるかはわからないが、あらゆる手を使って王様を追い込むはずだ!と書状が届いた世子はどうしたら…と悩む。
世子は後金の話を信じ城を出る提案をしてみるが、王様は皇帝とあがめるとは約束したが、城からは出ない!と言い張る。和議を急がないと更なる災いが起こる!江華島への侵略も本当にするかもしれない!と話すが、王様は後金は陸路には強いが、水路には不慣れだから大丈夫だ!と言う。
その頃、王が城から出ない!と聞いたホンタイジは明国の義理を守る朝鮮を服従させてこそ天命を受けた皇帝となる!天然痘ごときであきらめられない!必ず朝鮮に勝利する!江華島を占領しろ!と命じる。
後金が攻めて来たのを見て逃げ出し、追いかけて来た敵兵に崖に追い詰められた女性達は、自ら海に飛び込む。安全だと思っていた江華島が責められ臣下の家族も命を落としたと聞いた王様は、愕然とする。
世子の妻は子供だけでも助けて!と臣下に託すが、馬で逃げる途中に矢で射られ落馬したのを見たギルチェは、赤ん坊を抱き上げ船場へ向かう。
江華島から戻った兵士がギルチェの短刀を持っているのを見たジャンヒョンは、もう命はないのか…と座り込む。みんな天然痘になるのを恐れる中、功を立てて甲士になりたい!と船に乗るのを志願したジャンヒョンは、江華島近隣島に到着する。
世子の子供にお乳をあげるが、子供を受け取った兵士は、二手に別れよう!とギルチェ達を先に行かせる。女性達が隠れているのを見たジャンヒョンはギルチェの姿を見て、子供の鳴き声を聞いた兵士を殴るが、他の兵士に見られてしまう。
恋人~あの日聞いた花の咲く音~:7話あらすじ
ここからは誰も通さない!と一人で戦い熱がある身体でフラフラのジャンヒョンは斬られてしまうが、朝鮮の武官ク・ウォンムが背後から兵士を斬る。ジャンヒョンを見たような気がして追いかけ武官と会ったギルチェは、ありがとうございました!とお礼を言う。
三日前…。
危険を承知で訪ねて来た臣下は、まだ王様を城から出さずに解決する方法を聞く。ジャンヒョンは今、ここは天然痘が蔓延してる!皇帝達と姿を消してあるからもしかしたら感染してるのかもしれない!あいつらはこの様な事は天の怒りだと思っているから、それを利用して下さい!と言う。
交渉に来た臣下に天然痘の件を秘密にする代わりに以前の戦争の様な事はするなと要求された!と聞いたホンタイジ皇帝は、交渉にたけた人物がいる様だな!と話す。天然痘が収まらないなら速やかに撤退した方が…と言われたホンタイジは私は天命を受けた天子だ!天然痘になど感染しない!連中を皆殺しにしてやる!と興奮して。
敵に頭を下げた王は死んだも同然だ!と言うが、世子は民が王様を誤解しても、私はこの国のために屈辱に耐えている父上を誇りに思います!と泣いて。
とうとう、儒生達が反対する中、城を出た王様が頭を下げた事で戦争が終わったと聞いたウネ達は抱き合って喜ぶ。故郷に戻ったギルチェは家族と抱き合うが、宙を見上げ自分をわからない様な父親に驚く。
父親が敵兵に命を奪われたと聞いたウネは号泣するが、パンドゥネの夫は小作農達は死んだり捕虜になったりして戻って来るかわからない!収穫した穀物は敵兵に奪われ種もない!と嘆いて。
そんな時、故郷には戻れそうもないからウネさん達と一緒にハニャンに来てほしいとヨンジュンからの手紙を見たウネは、生きていた…と泣いて。ウネと一緒にハニャンに行く事を決めたギルチェは村の中を散歩するが、幸せだった頃を思い出し涙をこぼす。
ハニャンでみんなを迎えウナの手を握ったヨンジュンは、よく来た!と言って。
一方、島に探しに来たクジャム達だったが、手を挙げて現れ倒れたジャンヒョンを連れ帰る。リャンウムは意識が戻らず何度も戻って来い!と手を握るが、夢の中で早くこっちに来てください!また私を置いていくの?とギルチェに呼ばれたジャンヒョンはようやく目覚める。
ギルチェはいつか連れて行ってもらった妓楼へ行っても会えずがっかりだが、その頃、ヨンジュンの家でウネ達と再会したジャンヒョンは、江華島に行った時の恐ろしさを話す。途中でジャンヒョンを見かけたギルチェは、あなたが江華島へ行けと言うから行ったら大変な目にあった!と怒る。
ギルチェは敵兵の武官が私達を助けてくれた!もしかして島にいました?と聞くが、ジャンヒョンはいない!でも、あなたに会えて嬉しい!と言って。
ジャンヒョンに会いに行き、あの時、食べたおにぎりは忘れられない!あなたがいなかったら命を落としていた!と話すヨンジュン。帰り道でウネと結婚式を挙げると聞いたギルチェは、その時は私が支度を手伝う!もう二人で話すのはこれが最後です!と言う。
ヨンジュンはスンヤクが亡くなる前に彼女を好きだろう?と聞かれた!と言われたギルチェは、少しでも私を好きだった事が?と聞くが、この話はもうしない!と背を向ける。その様子を見ていたジャンヒョンと会ったヨンジュンは、家で一杯飲みませんか?と聞くが、ウネさんの婚約者でなければ殴ってやりたい!と帰って。
世子に同行する為に瀋陽へ行くと聞いたギルチェは、しばらく会えないと思うが、ジャンヒョンは非婚主義者だったがあなたを手に入れる為に婚姻を考えてみる!と言う。翌日、あなたが帰国しても会わない!と言われたジャンヒョンは、まさか私を心配して忍ばせたんじゃないか?と髪飾りを見せる。
違う!と言い取り返そうとしてバランスを崩したギルチェは上に覆い被さるが、ジャンヒョンは死ぬまでこれを手放さない!と言い、懐に入れる。自分の胸にギルチェの手を乗せ胸の高鳴りを聞かせたジャンヒョンは、自分でもなぜこうなるのかわからない!とキスをして。
感想
またまたギルチェ達は、怖い目にあいましたね。安全だと思っていた江華島に敵兵が攻めて来たシーンは、本当に怖かった!
本当に死と紙一重の戦争は、恐ろしいです。
ジャンヒョンはまた敵国へ行く事になりましたが、あの二人の会話は少しイライラします。ギルチェも好きなのか嫌いなのかよくわからないし、かといって完全に拒否してる訳でもないし、はっきりさせてほしいです。
今更、ヨンジュンもギルチェを好きだったという展開にも納得がいきませんし、婚約者のウネにも失礼な事です。