「バッドパパ」10話~11話では、4回以上服用しても生きてるジチョル(チャン・ヒョク)に薬の為の人体実験を頼む。
試合に負けたサングはドーピングを疑うが結果は陰性。薬を飲み子供を助けたジチョルは、以前のような成果が出ず怖くなるのだった。次の試合では薬を飲まないと決めたジチョルだったが、それを許さない人物が本性を現し始めます。
このページでは、「バッドパパ」10話・11話のあらすじと感想を紹介しています。
バッドパパ:10話あらすじ
あの薬を服用してると確信した博士は、あの薬を何回服用した?と尋ねるが、ジチョルはお金が欲しく治薬の検査には行ったが、落ちたからすぐ帰った!と言う。だがその言葉を全く信じない博士は、あの薬を4回以上服用して副作用がなかった人物はあなただけだから、薬を完成させる為に研究させてほしい!と話す。そして、ジチョルが何度否定しても博士は、この薬で沢山の人を救いたい!と頼む。博士はあの薬の毒性で体に害が出るはずだと言うと、ジチョルはあの薬の治験自体が怪しいから通報してもいいんだぞ!と反対に脅すのだった。
ジチョルと対戦し負けた男(サング)の家に子供の誕生日プレゼントを持ち訪ねたミヌは、試合の時の感想を聞く。男は、もう少しで腕が骨折しそうなのにあそこまで耐えた人は見たこともないし途中からは怖く感じた!と話す。
ソンジュは今日は娘のために友人たちにまで気遣ってくれてありがとう!今日は父親としては100点よ!と見つめると、ジチョルは夫としてはどうなんだ?と笑う。
病院へ送ったヨンデはこれからたくさんのCMが入るかもしれないが、僕に相談して!と言うが、ジチョルはこの間の試合のように、水筒の管理もできないようならもうお前と終わりだ!と脅す。
子供が建物から落ちるところを目撃してしまったジチョルは思わず薬を飲み助けるが、もう少しというところで自分も一緒に落ちてしまう。いつものように力が出なかったジチョルは博士の言葉を思い出しショックを受ける。
その頃、動画を観たグクソンは、確かに口に何かを入れたジチョルを見て、顔をしかめる。
テレビで子供を救ったと動画が流れ、また世間の注目を浴びた父親に、怪我をしてるのに危ないでしょう!とヨンソンは怒る。
家に来たグクソンは、彼には秘密の薬があるとソンジュにカマをかけるが、本当に知らない様子だとわかると、家族のために頑張ってるとごまかす。
最終審査で二人組みでダンスをする事になり一緒に練習したサンアは昔はバレエでどんなに頑張ってもあんたには勝てなかった!と言う。
夜、突然苦しくなったジチョルは、また博士の話を思い出す怖くなる。
一方、父親の墓参りに来たチャンジュンは、家庭内暴力をしていたくせに外面だけは良い父親だった!と花を投げつける。そして、いつか仕返しをしてやろうと思っていた矢先に勝手に逝った!と言う。
4回以上服用したのに生きているジチョルの事を知ったチャンジュンは、無理矢理連れて来い!と命じる。
命を落としたヨンウがお金を借りていた事務所の社長から治験のバイトを紹介したと聞き、あっせんしていた事務所に向かったジウ達だったが、一足遅く逃げられてしまう。持ち帰ったシュレッターの復元を命じられたヒョンスは、頭を抱える。
バッドパパ:11話あらすじ
まだ腕の怪我も完治していないのに次の対戦相手を見つけてきたグクソンは、この相手に勝ってこそ、ミヌとの対戦も可能になる!とはっぱをかける。
グクソンは以前ならこんな大物との試合は考えてなかったが、沢山の良い試合を見せてもらったから自信がついた!と意味ありげに話す。黙って聞いていたジチョルは、対戦すると言い席を立つと、心配するヨンデにももう縁起担ぎの薬は飲まない!と言う。
その頃、ドーピングを疑った前の対戦相手は、怪しい!と協会に訴えるのだった。
室長は薬の事で会わせたい人がいると無理矢理連れて行こうとするが、抵抗したジチョルは、俺の家に無断で入ったのはお前だな!と腕をねじ上げる。傷だらけで帰ってきた室長を見たスンホ博士は、治験の前に多量の薬を服用しないように刺激するな!と怒る。
2週間後ドーピング検査で陰性の結果が出ると、ジチョルはとりあえず安心する。
その頃、危なく疑うところだった!お前も負けを認めろ!敗者にことばなし!とまで言われてしまうサングだった。
とうとう、サンムンの試合の日がやって来ると、ヨンデは必ず勝てる!と連呼する。一ラウンドは優勢だったが、負傷していた腕を攻められると、もう成すすべがない。しかし、水を飲んだ直後にまたジチョルの力がみなぎるとサンムン選手は、あっという間に倒され意識不明の重体に陥る。
今回は薬を飲んでいないと思っていたジチョルは手加減をせず戦ってしまうが、実は、粉状にしたものを試合前に何者かが入れていた。そんなことを知らないジチョルは、薬は必要ないと言ったのになぜ入れた!と責めるが、ヨンデは知らないと言い張る。
刑事は治験のアルバイトに行った人に事情聴取を始めるが行きも帰りも目隠しされていたことで場所がわからないと聞く。
薬の成分を調べたジウは、神経筋肉系の薬だが極めて毒性が強い危険な薬だと聞き、父親が関わっていないか不安になる。そんな時、訪ねて来た父親はこの間の薬と似たような成分と開発した会社名等の資料をわざわざ持ってくる。署に帰りシュレッターの復元をしていたジウは、その中にジチョルの写真を見つける。
薬を飲んでるような動画を見せたサングは、遠回しに金を要求する。ジチョルはバラしてもいいが、違っていたら家族が苦しむし、子供が俺を脅した父親の事を知ったらどうする?と反発されたサングは言葉を失って…。
感想
とりあえずドーピングはひっかからなくてよかったけど本当に危ない橋渡りです!グクソンまで知ってしまいましたから、大胆な行動に出そうで怖いです。もしかしたらもっと試合をさせるかもしれません!
サングに脅されても仕方ありませんが、ジチョルが家族を思ってする話には、経験してきただけに重みがあります。
薬を飲んでいないと思っていただけに手加減なしに殴り続けた結果が重体になりショックでしょうね。そして、服用し続けた体はどうなってしまうのでしょう?