「バッドパパ」12話~13話では、自分のせいで脳死になった選手の家族に謝罪しお金を渡したジチョルでした。罪悪感でいっぱいのジチョルにググソンは試合を強要します。
以前の八百長試合を仕組んだ人物がわかっても、ジチョルは試合をするしかなく追い詰められます。
休暇まで取って一人で治験に潜入したヒョンスですが無事帰って来れるかが心配です。
このページでは、「バッドパパ」12話・13話のあらすじと感想を紹介しています。
バッドパパ:12話あらすじ
将来子供たちに誇れる父親になれ!と言われてもこれからテレビ局に行くと聞かないサングに、これで家族にお土産でも買え!と渡す。鏡の向こうの自分に家長だからと自分の良心にそむく真似をした気分はどうだ?と聞かれるたジチョルは、何も言えない。
コーチの家にいると聞いたヨンソンは父親に会いに行くが、そこにはいなくて心配すが、ヨンデは昨日の試合でショックを受けてると話す。
その頃、ミヌは昔、試合で負けた自分をリングに横にならせたジチョルが、お前はリングで戦う理由を知らない!リングの上での拳は暴力じゃなくて防御だ!と教えてくれた事を思い出す。そして、ジチョルがこの間の試合でも腕が折れそうでも耐えたのは家族の存在があったからだと社長に話す。
ジムにいた父親を迎えに行き、おんぶしてもらったヨンソンは、昔を思い出すのだった。
サングに脅された事をヨンデに明かしたジチョルだったが、そこにグクソンから呼び出しがかかる。グクソンは、薬を飲ませたのは私だ!薬には詳しいが、あの薬はわからない!と口にする。そして、サムスンの方が薬物をしていて避難の風向きがあっちになったのは良かった!と話す。
ジチョルはもうミヌとの試合をしない!と言うが、グクソンは契約に背いたらまた借金生活だ!と脅すのだった。
ヒョンスは警察に呼んで事情聴取しましょう!と言うが、ジウは、先輩はお金欲しくて血液検査をしただけで悪いのは彼ではなく上層部の連中だと聞かない。
博士は、もし薬を完成させられなければあれはただの人殺しだ!どんなことをしてもジチョルを説得すると言う。
意識不明だったサンウンが脳死と判断されるとジチョルは、また自分を責める。
スンホ博士は、この薬が完成したら必ず、娘のジウの所へ自首するからどうか協力してほしいと頼む。ジチョルは、博士の娘がジウだと聞き驚くが、盗聴していたチャンジュンは、博士の命を奪え!と命じる。帰宅したジチョルは、踊る娘を見て博士の言葉を打ち消して…。
バッドパパ:13話あらすじ
練習中に倒れてしまい病院へ行ったジチョルは筋肉萎縮による運動低下が見られ今のところは進行が止まっているようだが、次の試合は絶対に無理だ!と告げられる。
そんな時、グクソンの話を聞いたジョンドゥ(格闘技賭博場の元締めピルドゥの弟)は、11年前の八百長ボクシングを計画したのも彼が計画した事だったと知る。
一方、四日間の休暇を取り治験のバイトに潜入した刑事のヒョンスは、その場所で体格の良い男を見つける。トイレに行くふりをして部屋に入り込みパソコンの画像を見ると、遺体で見つかった男の最後の姿を見てしまったヒョンスだが、部屋に誰か入って来て見つかってしまう。
グクソンが八百長試合を仕組んだと知ったミヌは、あの男と組んで今度は薬物で試合を勝ち続けてる!俺の試合の時も薬を飲め!つぶしてやる!とジチョルを挑発する。
あの時お金を振り込み八百長を成立させたのはグクソンだと知ったジチョルは激怒して殴りつける。グクソンは、ミヌと試合をしろ!裏切ったら薬物を使って勝ち続けてきたことを家族にバラすと脅す。
サンウン選手の病室へ行くと、夫は薬物なんかやっていない命を返してください!と妻が頼まれたとジチョルは、俺は悪い人間だ許さないでください!とお金を渡す。
家に来たサングはジチョルが薬物を飲み試合をして勝っていたとソンジュに暴露してしまう。すぐに会いに行ったジチョルだったが、目の前でサングがトラックにはねられてしまい…。
感想
ジチョルも辛くなってきました。たくさんの人が自分の不正を知ってしまい身動きが取れなくなりそうです。妻にもばれてしまい、また夫婦間に亀裂が入りそうです。
グクソンに感謝していたのに、八百長事件から自分を陥れていたとはジチョルもショックだったでしょう!早めの段階からちょこちょこ負けてればよかったんですけどね。
薬の恐ろしさに怯えるジチョルは可哀相ですが、ミヌとの試合はするしかなさそうですね。こうなってみるとお金が一番大事だったの?と問いかけたくなります。