「太陽の帝国」1話~3話では、妊娠してる社長の娘と結婚したテジュン(チェ・ジョンウ)は、実子としてグァンイル(チェ・ソンジェ)を育てます。成長したグァンイルは後継者の自覚もなく、勉強も嫌いで周りは馬鹿にされています。
帝王になる!とグァンイルが生まれた時に予言したチョンも頭をかしげる始末だ。そんなチョン導師のアドバイスも、ウォルチョン(チョン・ハニョン)は聞き入れません!
ヤンジグループに監査に来た新人のユウォル(オ・チャンソク)は、会社が倒産寸前な事を見抜いた事で命を狙われる事に。
このページでは、「太陽の帝国」1話・2話・3話のあらすじと相関図・感想を紹介しています。
「太陽の帝国」相関図
太陽の帝国:1話あらすじ
ヤンジグループ入社五年目のテジュンは社長のお供でやって来た土地で、この土地を買い占め、マンションを建てる!とこれからの計画を聞く。何か心配事がある様な社長は、食事の席でお腹が大きくなりかけてる娘ジョンヒの夫になってくれないか?と持ちかける。
野望にあふれていたテジュンは承諾し、家族に挨拶に来たジョンヒは息子を産んでね!と義母に頼まれるが、帰り道、私が産む子供は生涯この子だけだと言う。
占い師チョンは社長の後を継いでヤンジを世界的な企業に発展させる帝王の運命だ!と話すと、社長ウォルチョンは目を細めて喜ぶ。
月日が流れ27年後…。
初監査の命を受けたユウォルは、恋人(シウォル)の会社にやって来るが、会長ウォルチョンが車から降りて来るのを見て、財閥の会長か!まるで帝王だな!とつぶやく。しかし、ヤンジグループは、銀行の融資も受けられず倒産の危機に陥っていた。
会長室にお茶を持って行った会長秘書のシウォルは、サムジン会計の専務が監査に新人を送ったから心配するなと言っていたと話すのを聞き、自分の恋人のユウォルの事だとわかり驚く。コーヒーを持って行ったシウォルは、なぜ黙っていたの?と聞かれたユウォルは、公私は分けないと!と笑う。
グァンイルに呼ばれ、会計書を見てもさっぱり分からないから教えてほしい!と言われ困ってしまうシウォル。
帳簿を見たユウォルはさっそく、おかしな数字に見つけるが、シウォルは多少は目をつむって!と言う。しかし、この会社の社員は本当に働かないな!本当に会社が潰れそうな数字だ!とシウォルに話す。
朝、届いた新聞にも手形が切れず…とヤンジの倒産危機の記事を見た長女のジョンヒは心配する。いつも一緒に食事をしている次女スクヒの夫(ジェヨン)は朝から気まずい思いをするのは嫌だ!と行くのを渋る。食事の席で銀行関係の父親と会いたいと言われたジェヨンは、製鉄所の建設に多額のお金を使ったのは間違いでした!と言われたウォルチョンは怒る。
ユウォルは最近は何を勉強してる?と聞かれ帳簿の見方を勉強していると聞いたジェヨンは、帝王ではなく会計士にするつもりですか?と嫌味を言う。恥をかかされたテジュンは会社が存続の危機に面しているのに、危機感もなく勉強もしないグァンイルを叱る。
ユウォルはヤンジは負債額でもう手が回らない!と報告するが、形だけの監査を望んでいた会計社は、もう撤収しろ!と命じる。解雇されるぞ!家を買ったんだろう?と脅されたユウォルは悩むが、俺は何も見ていない、忘れるんだ!と自分に言い聞かせる。
太陽の帝国:2話あらすじ
ヤンジ鉄鋼の下請け業者が屋上から身を投げ、その姿を見たユウォルはショックを受けるが、シウォルはヤンジ鉄鋼の関連会社が連鎖倒産してる!と話す。
ユウォルは昔工場が潰れた養父に虐待され逃げようと飛び降りて出来た額の傷を撫でるが、シウォルは私はその傷が好きよ!と笑う。仕事で悩んでるユウォルにあなたを会計士にしたのは私だから、恥じない会計士になって!マンションはやめてここで暮らしましょう!と励ます。
グァンイルは常務室にシウォルを移して!と頼むが、叔母のスクヒは秘書だけはやめなさい!と執事で元会長秘書のナムギョンをチラッと見る。
友人のギジュンは粉飾会計の実態を見たとは思うが、監査が問題になったら刑務所行きだぞ!と心配する。
ウォルチョンは次女の夫の父親と会い融資を頼むが、テジュンは100億ではどうにもならない!と怒る。仕方なく昔金を借りた金貸しに会いに行くが、昔大損をさせられたジェボクは、不渡りになる手形などいらん!と激怒し追い出す。
事務所から出たテジュンは昔の恋人ミランを見て、料理が上手い女性だった事を思い出す。食堂をしているミランは、ジェボクにご飯を届け、大金持ちなのに金も使わずに汚い事務所にいる事を馬鹿にする。
ハンシン金融に就職したミランの娘ドクシルは、女手ひとつで育ててくれた母親にこれからは親孝行する!と友人に話す。ユウォルと一緒にいてその話を聞いたギジュンはパーツが暴落しているから、金融業界は最悪だ特にハンシン金融はすぐ潰れるからあの子はすぐ無職になる!と話す。
鉄鋼部門を捨てた方がいい!と占い師のチョン導師にアドバイスを受けても、ウォルチョン(会長)は諦めない!と拒否する。更に、どう見てもグァンイルが帝王の器ではないようだ!と言われたチョン導師は、いい縁を結んで子供ができれば、間違いなく帝王の道を歩くでしょう!と告げる。
粉飾決済の勉強をしていたグァンイルは、実際の帳簿を持って来い!とシウォルに命じる。帳簿を持ったまま監査の部屋に行ったシウォルだったが、帳簿を見たユウォルはこれが公になれば、グループ全体が潰れる!と驚く。
テジュン(副会長)は、会社が苦しくテソン令嬢のジウンとの縁談を持ってくるが、グァンイルは政略結婚なんてごめんだ!と無視する。そんな時、テジュンは公認会計士達が立ち上がり良心宣言をしようとしてると聞き、激怒する。
太陽の帝国:3話あらすじ
会社に訪ねて来てステーキが食べたいわ!と甘えるジウンだったが、グァンイルはお前には興味はない!と背を向ける。ご飯を食べ花束を買ったグァンイルは、エレベーターの前で会ったシウォルに渡す。忘れていた携帯を渡そうとエレベーターの前まで行ったユウォルは、他人のふりをして携帯を渡し相変わらずモテるなとつぶやく。
その頃、良心宣言を企てているユウォルの資料を受け取ったテジュンは、ここに連れて来い!と秘書に命じるが、その会話を聞いていたシウォルは、そこから離れて!と電話する。追われているユウォルを見つけ女子トイレへ連れこんだシウォルは、トイレを叩く男たちにうるさいわね!何なの?と怒鳴る。
一方、金融業に就職したセッピョルは、本当は銀行に就職したほうがよかったと話す母親ミランに、これからはたくさん稼ぐ!と笑う。
追われる身になったユウォルは、最後の資料を仲間に渡し、姿を消す。その頃、辞職願を出したシウォルだったが、好意を持っているグァンイルは落ち込む。家でキムチをつけて待っていたシウォルに、ユウォルはマジでうまい!と言い、これからはキムチを売れ!と笑う。シウォルは結婚しようか?と見つめるが、ユウォルは身を隠す事にした!と明かす。
二人は養護施設で一緒だったが、おでこを怪我した自分の手当てをしてくれたシウォルに、この世に太陽があることを初めて知ったと話す。ユウォルは太陽が無ければ生きられない!と言うと、シウォルは、心配しないで死ぬまで離れないから!とおでこの傷跡にキスをする。
テジュンは実父の法事に行こうとしない妻を責め、君が行かないならグァンイルを行かせろ!と命じるが、泥酔し帰宅したグァンイルは拒否する。
感想
形だけの監査だったんですね。見抜けないと思った新人のユウォルが優秀だったのが、計算違いでした。さっさと世間に公表してしまえば、追われる事もなかったのでは?
それに比べ御曹司で常務のグァンイルは出来が悪いですね。叔父に嫌味を言われても悔しさのかけらも見られませんでした。