tvNで放送された「キム・ミンジェ」主演韓国ドラマ「朝鮮心医ユ・セプン」1話~3話までのあらすじと視聴しての感想。相関図あり!
順風満帆な人生だったのセヨプ(キム・ミンジェ)は、王様を助けれず死なせてしまった事で刺鍼ができなくなってしまいます。都を追われたどり着いた先で、ある女性(ウヌ)を助けケス医院のジハン(キム・サンギョン)と出会って。
自分を助けたウヌ(キム・ヒャンギ)を今度は助けたセヨプは、セプンと名乗る事に。
一つ事件を解決したウヌは、セプンから医術を教わりたいと言って。
「朝鮮心医ユ・セプン」相関図
朝鮮心医ユ・セプン:1話あらすじ
都育ちのユ・セヨプは15歳で成均館に入学、17歳で文科に主席合格するなどその後も優秀な功績を残して来たが、母親の死により医科の全試験も首席合格し内院に入る。
鍼術にも優れていて王様に首席鍼医に任じられ、イケメンであるため女官達も治療を受けたいと行列が出来るが、そんな出世街道まっしぐらのセヨプが具合が悪い世子様の鍼治療を治療をすると、王様は「神鍼」の号と米20石を渡す。
清に連れて行かれた民を一刻も早く助けたい王様と、戦争は避けたい左議政(テハク)の間には険悪なムードが漂う。戦争を決めた王様に重臣達は反対するが、突然王様は倒れてしまい、治療にあたったセヨプは一晩で大きくなった顔のウミに驚く。
セヨプは何者かがウミをひどくする毒を使っていたら…と躊躇するが、王命を告げられ顔にメスを入れ大量の出血の後、王様は亡くなってしまう。セヨプが投獄されると、父親のフミョンは何者かが毒を盛った可能性があると証拠探しを始めるが、証拠を見つけ世子に報告に行く時に背後から襲われ、命を奪われてしまう。
濡れ衣を着せられたフミョンに世子は、先王の死の責任を問い官職と位階と財産の剥奪、セヨプには免職と都への出入禁止を命じて。
監視の結果、犯人を探しに山に来たソ・ウヌは崖の上に立つ男性をを見つけ止めるが、内院にいたのに自分の命は粗末にするんですか?あなたはこれからも沢山の人の命を救うべきだ!と叱る。
一年後…。
何もせずにマンボクと各地を転々としてさまよっていたが、売れる物もなくお金も底をついてきたセヨプは、ある村にたどり着く。セヨプは食堂で客が喉に詰まらせているのを見ても、針を持つ手が震え何もできなくなってしまうが、背中を押し餅が出てくると、ジハン(ケス院長)はその手を治したいなら、俺の病院に来い!と立ち去って。
また王様の悪夢で目が覚めたセヨプは川に身を投げる女性を助けるが、その女性はあなたは多くの人を救うはずです!必ず生きてください!と励ましてくれた女性だった。助け出しても、震える手は止められず、心臓マッサージをした後にジハンの病院に運ぶ。
鍼治療をして少し落ち着いたのを見届けて去ろうとしたセヨプを犯人前!と呼び止めるジハン。犯人前ではない!史曹判書の息子で王様に神鍼の号をもらって…と聞いたジハンは、治療費を払え!払えなければ意識が戻るまで残れ!と命じる。
朝、女性が姿を消し、治療費を請求したジハンは払えないならこの病院で働け!と契約書に拇印を押させる。
往診から帰りセヨプが泥酔し患者にまで酒を飲ましたのを見たジハンは溝内にパンチするが、マンボク(使用人)は若様は辛い事が多すぎて自暴自棄になっている!と話す。綱渡り師のめまい症を治したら出て行ってもいい!と言われたセヨプは、仕方なく治療を開始する。
身も心も軽くなったと綱渡りをした男が落下してしまうと、セヨプは鍼治療ができたらもっと早く治る!と言う。しかし、ジハンはめまい症の治療は容易だが、彼の問題は綱渡りの執着のせいで、心の病が生じたと話す。
地面に置かれた綱を渡った男は綱の上では自分は王様で、俺だけの世界だ!と笑顔になって。
出て行くと言うセヨプに、ジハンは鍼が打てなくてもその他の治療をすればいいし、話を聞いてもらうだけでも救われる人はいる!逃げても問題は解決しない!と止めて。
朝鮮心医ユ・セプン:2話あらすじ
ジハンと往診に来た家で、川で身を投げようとした女性が手首を傷つけ倒れてるのを見たセヨプは、応急処置をしてジハンに鍼を打ってもらう。医師達が帰るとわざと医師がいる時に自害しようとしたと嫁(ウヌ)を殴った姑は、待女と一緒に罰として蔵に閉じ込める。
長男に嫁いだウヌは夫が亡くなり寡婦になると、姑は何かといびり次男のホジュンにとがめられても無視する。
ジハンは患者が食べ物がないと言えば与え治療費ももらわないが、金持ちには多額の金を要求する。マンボクに言われ仕方なく診察する事にしたセヨプは、まずは婦人科小児科などと分けて並ばせ次々とと診察すると、チャングンも調剤も楽だ!と話す。
一緒に暮らしている認知症の老婆はセヨプを息子だと思いプンと呼び抱きしめるが、たまに敵が来た!と叫び暴れる。そんなハルマンに心を落ち着ける薬を持って来たジハンに、セヨプは笑顔になって。
女性患者は的確に症状を当てられイケメンのセヨプにメロメロで脈も上がるが、そんな時、またウヌが毒を盛られた症状で担ぎ込まれてきた。勝手に連れて来た下僕を殴り連れ帰ろうとする姑だったが、セヨプは命に関わるので許可できない!と告げる。
それでも連れ帰ろうとする姑に性悪女!と殴り掛かるハルマンを止めたジハンは、中毒の原因も調べないと!私とセヨプだけが退院の許可を出せる!と怒鳴る。役所に訴えたら村中の噂になると言われた姑は、騒ぎが大きくなるのは望まない!と帰るが、家に来てウヌが飲んだ薬を調べる。
目の前で飲んだ姑は毒じゃない!と言い放つが、セヨプはどういう事だ?と首を傾げる。
ようやく動ける様になったウヌの元に駆けつけた母親は姑のせいに違いないから帰さない!と怒るが、父親は嫁いだ身だ!と反対すると結局、婚家に戻ると言うウヌだった。
崖っぷちに立ちまたセヨプに助けられたウヌは、実家に帰れば法にに殺され婚家に戻れば姑に殺されるから行き場がないから死ぬしかない!と号泣する。セヨプはあなたは悪くない!あなたを救うチャンスをください!あなたが生きられる道を探します!と話す。
一緒に寝たハルマンはあなたのここに鍼を打ってもらえばすぐに病気は治る!と胸を撫でる。
回想…。
婚礼の日、いつまでも来ない夫を待ち朝になってしまうが、夫になる人は1度も会うことがなく急死し寡婦になってしまう。姑は息子が死んだのはお前のせいだ!お前が死ぬことが家族のためだ!と言い、死を強要するようになって…。
患者も増えたから借金もすぐ返せる!と言うセヨプだったが、ジハンは大食いのマンボクがいるから減らない!と言う。食事の時にチャングンが混ざると危ない!という言葉で、ピンときたセヨプは行者にんにくを持ち家を訪ね実に巧妙でしたね!とウヌの姑に話す。
お嬢様が食べたのは行者にんにくではなく、スズランの葉っぱだ!と肌に擦り付け、お嬢様を自由にしてください!とにらむ。嫁を殺して何の得があるの?と言われたセヨプは家運を盛り返せる!寡婦の嫁が自害すれば次男には仕官の道が開けるからだ!と脅して。
ハルマン(母親)を見た息子は母親は死んだと思って生きてるんです!二度と訪ねて来ないで!と背を向ける。呼び止めたウヌは国の為に中国に差し出され帰還した母親を恥ずかしく思うのは間違ってる!と責めるが、ハルマンは風呂敷の中から長年渡せなかった沢山の物を出す。
毎年自分のために用意してくれたのですか?と泣き崩れる息子に、ハルマンは私が悪かったから泣かないで!と言うが、母上のせいじゃないのにつらく当たってしまいました!許してください!と泣く。帰り道息子に会った事も忘れプン!と呼ばれたセヨプは、誰かの役にたつなら、名前など重要じゃないから今日からセプンになります!と言って。
夜、女性だけが行ける縁日に女性の着物を頭からかぶり、ウヌと来たセプンは目を輝かせる。ブランコを押してもらったウヌは思わず微笑むが、セプンはいつでも笑っていてください!と微笑んで。
朝鮮心医ユ・セプン:3話あらすじ
縁日で偶然、シヌ(幼馴染)と会ったウヌは左議政様の養子になったのですね!ソラク村には何の用で来たのですか?と尋ねる。シヌはイ家の長男の奥方だから夜遅く男といるのを人に見られては困る!と言うが、セプンが医師だと聞きウヌの身体を心配する。 そんな時、留守にしていたナメが沢山の料理を持って戻って来ると、ジハン(院長)はやっと美味しいご飯が食べれると安心する。何年か前にあった九狐尾事件と同じ遺体が見つかると調べて来いと言われたセプンは、父親の手伝いで検視の仕事をしていたと言うウヌと役所に向かう。
さっそく検視をしたウヌは以前とは違う傷跡を見て計画的に九狐尾に見せかけた殺人で、もしかしたら父親に恨みがある人物かもしれない!と推測する。
そんな時また残忍な遺体が発見され九尾狐事件だ!と世間は騒ぎ、近くにいた女性ヨニが捕まるがジハンは彼女は眠ったまま歩きまわり記憶がない夢遊病だし、男の命を奪うなんてできない!と話す。ヨニを助けて下さい!と医院に来た父親は確かに家の門を閉めていたはずなのに、なぜ出て行ったのかわからない!と泣くと、ジハンはお前がヨニを助けろ!とセプンに命じる。
セプンは診察に来た時にヨニの病気を知りヨニを犯人に仕立てた両班のイ・ホジュン(ウヌの義弟)だと推測する。嫁ぎ先に戻り、義弟の部屋を探りホジュンに見つかり証拠品を突きつけたウヌ。
ちょうど命日だし兄上の所へ行かせてあげます!と首を締め上げるが、セプンと一緒に来たシヌはホジュンを捕まえる。駆けつけた母親は次男も潰し、私が命がけで守ってきた家を潰すつもりか!とウヌをビンタする。
長男の胃癌の診断書を叩きつけたセプンは、自分が医師の処方箋も無視して長男を死なせたくせに、その責任をウヌさんに負わせ殺そうとした!と責める。
この家とは縁を切る!と言われた姑は座り込んでしまうが、ウヌは夫が亡くなったのが自分のせいではないと知りながら自分を追い込んでしまった!これからは人の目を気にせずに生きていきたい!とセプンに話す。ウヌは私も先生のように人を助ける仕事がしたいです!と言われたセプンは、あなたには度胸と機転もあるので、医院で働きながら医術を習ってみては?と提案する。
ある日、血を吐いて倒れた尚宮は、先王様の死にある女官が関わっていた!と明かし命を落とすが、王様は自分が調査するからこの事は極秘だ!内密に葬儀しろ!と命じて。
釈放され母親のお墓参りをしたヨニに、セプンはきっとお前の夢遊病を直してやる!と自分が作ったぬいぐるみを渡す。セプンは母親が作ってくれた人形を間違って父親が燃やしてしまった後から、夢遊病が始まったと聞いた!と話す。
どうしても医院の土地が欲しいスンマン(村の権力者)は過去の事で脅し自分の言う事を聞けば、裕福に暮らせる!と持ちかけるが、セプンは一生罪を償いながら生きていく!と席を立って。
感想
何をしても優秀だったセヨプが、人生のどん底を経験しましたね。ジハンとウヌとの出会いで、大きく人生が変わりそうです。
自害まで考えた自分を助けてくれた女性が、姑に言われるままに追い込まれたウヌは別人の様でした。父親の手伝いで遺体の監視までしていた人が、何度もも死のうとするなんて精神の病は恐ろしいですね。
セヨプがセプンとして生きる決意をした事や、医術を習う事にしたウヌのこれからの展開が楽しみです!