韓国ドラマ「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」16話~17話までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。
捕虜を守るため、彼女を朝鮮に返そうと決めるジャンヒョン(ナムグン・ミン)。家族と再会し喜ぶギルチェ(アン・ウンジン)でしたが、世間の目は冷たくて。
夫を訪ね今の状況を確認したギルチェは、家を出ます。清から戻り、彼女に会いに行ったジャンヒョンは…。
恋人~あの日聞いた花の咲く音~:16話あらすじ
カクファは捕虜が自由になってもまだまだ危険が待ってる!と脅すが、首に手を掛けたジャンヒョンは、あの女に手を出したらただじゃおかない!と怒って。
朝鮮に手紙を書いたギルチェは、命を助けてくれた人の恩返しのために、まだ帰れないと手紙を書いた!もう少しここにとどまり、私が災いをもたらす人物じゃないと証明する!と言う。一方、戦争に勝ったもののたくさんの兵士を失った…とがっかりするホンタイジはこれからは民心が大事だ!と言う。
捕虜を虐げてはいけないという教えを守っているか?と聞かれたカクファは、私が目を光らせているから大丈夫!これから、朝鮮の捕虜も私に任してはくれませんか?と頼む。ホンタイジはお前が顔を隠して、捕虜狩りをしていたのは知っている!それを知られたら民心を失う事になる!と釘を刺す。
ジャンヒョンはここにいてくれないか?それとも違う場所へ行くか?あなたは夫に捨てられたのだから義理立ては不要だ!と話すが、ギルチェは一度は話を聞いてみないと!と話して。私には家族もいるし…と言うギルチェにキスをしようとしたジャンヒョンに、ホンタイジの訃報が知らされる。
6歳の息子が皇位につきドルゴンが摂政王になったと知らせが来た王様は、これからどうなるのだろう?と考えて。世子様からだと仏像をイングルダイに渡したジャンヒョンは、あなたも不安でしょう?と聞いて。
皇女は摂政王と一緒に組む条件としてモンゴルへは嫁がない事、と捕虜を自由にできる権限を要求したらしい!と言う。そして、イングルダイは彼女はお前が捕虜を売り代金を私に渡したことを知っている!摂政王に知られたら私は終わりだ!と焦る。
何が狙いだ?とジャンヒョンに聞かれたカクファは、私が欲しいのはお前だ!拒むならお前が面倒見ている朝鮮の捕虜と共にお前も殺す!と言う。
ギルチェを呼んで、世子様が朝鮮に帰るのが決まったからあなたも同行して戻りなさい!とジャンヒョンが命じる。あなたのお世話があるので…と言うが、ジャンヒョンはもう看病は不要だ!それに2人の間に何も起こらないと言ったのはあなただ!私も吹っ切れたから朝鮮に帰りなさい!もうあなたとの未来はない!と突き放す。
帰りたくないと言うが、夫がいるのに恥をしれ!と言われたギルチェは、朝鮮に帰ろう!と待女に話し、あの人の望み通りにしたいの…と心の中でつぶやいて。
朝鮮に帰ると聞いたジャンヒョンは、見送りはできない!ここでの苦労は忘れて幸せに暮らしてください!華やかに…あなたらしく…と話す。捕虜達の為に彼女を諦めたのか?そのくだらない同情心がいずれお前の弱みになる!と言う。
カクファは私は今まで父親がいない世界で生きたことがない!憎いだろうが私を支えてくれないか?と頼む。
世子の頼みをすんなりと承諾した事に不満を抱く王様は、朝鮮に到着した世子と会おうともしない。一方、以前から内官が宮女に暴行を働いていると噂を聞いていたヨンジュンは、事の真意を調査し始める。
帰宅したギルチェは泣きながらみんなと抱き合うが、父親は娘だとわかると大号泣する。ウネと妹で川の字で寝たギルチェは、瀋陽で酷い目に合わなかったわよね?と聞かれても何も答えない。
夫に会いに行ったギルチェは一緒にいるお腹の大きい女性に驚くが、ウォンムも瀋陽では何もなかったよな?と聞く。道を歩いただけで恥知らずなどと言われたギルチェは、男に往復ビンタをし犬は相手にしない!と睨んで。
ギルチェの寝顔を見た父親は、お前のために何もしてやれないが、残りの人生をかけて、お前が恥辱を受けないように手伝ってやる!と首に手をかける。夫と会い瀋陽で清に売られ耐え難い屈辱を受けたが私のせいではない!ジャンヒョンさんのおかげで朝鮮に戻って来れた!彼への思いを断ち切れないから離縁します!と話して。
恋人~あの日聞いた花の咲く音~:17話あらすじ
作った小刀をもらい鍛冶屋の職人に頭を下げたギルチェは、ここに私がいたらみんなに迷惑をかけるから、この地を離れる!とウネ達に話す。家を買い三人で座ったギルチェはこれからどうやって生きていこう…とつぶやいて。
家を決め、夜水をくみに行き自害しようとしてる女性を止めるが、その女性は崖から落ちるのをギルチェが説得した女性だった。一族の恥だと家を追い出されたと言う女性を家に連れて来るが、留守中に家からご飯を盗んだ男の子を捕まえたギルチェは薪を持って来たらご飯をあげると約束する。
嘘だ!と言い駆け出した男の子だったが、他の子と薪を持って来るとご飯をちょうだい!と言って。
王宮では謀反を企だてようとしていた臣下が捕まり、地面に埋められていた呪いの人形などが見つかると宮女達は暴行を受ける。ヨンジュンに王宮での話を聞いたチョン・チョルは、王様は怯えてるから無慈悲になる!と言って。
一緒に囲碁をして楽しんだカクファは、近々ドラゴンは世子を朝鮮に帰すがお前は残って!とジャンヒョンに話す。みんな故郷に戻れると思い大喜びだが、世子が捕虜を連れて戻ったのを報告しなかったからと、数百人の捕虜は帰れないと聞いた世子は落ち込む。
世子の内官のオンギョムは、王様が世子に仕えていた捕虜が戻って来るのを良く思っていない様だが、誤解が解ければ…と話すが、ジャンヒョンはこの機会を逃したらいつになるかわからないと話す。ヤンチョンは俺が残って捕虜の面倒を見るから、お前は朝鮮に行き世子と話をつけて来い!と命じる。
故郷に帰れないと聞いた捕虜たちはがっかりだが、ヤンチョンは世子は信じられないがジャンヒョンを信じて待とう!俺もここに残るから安心しろ!と言って。
帰国し息子を抱きしめた世子妻を見て微笑んだオンギョムは、ここで生まれ育ったから帰れて嬉しい…とつぶやく。あなたが幸せな暮らしぶりを見れば、兄貴はあなたを諦めるはずだ!とリャンウムに言われたギルチェは、自分から会いに行く。
お腹が大きい姿を見たジャンヒョンは驚くが、ギルチェは夫に大事にされ勝手に動き回れない!今日は実家に行くと言って来ました!と嘘をつく。餅を食べたいと聞き急いで買って来て食べさせたジャンヒョンは、美味しそうにほおばる姿を見て微笑む。
しかし、夫には離縁されたと聞いたジャンヒョンは声をかけそうになるが、クジャムは今、兄貴に声をかけられたら泣きたい気持ちになるだろう!と止める。最後に…と誘われリャンウムの歌声を聞きに来て涙ぐむギルチェは、あなたに迷惑をかけないという約束を守れて幸いです!あなたもどうか幸せでいてください!と背を向ける。
いつまで欺くのだ?と言われお腹の詰め物を投げ捨てたギルチェは、あなたの意向で去ったのだからあなたも私を気にかけないでください!と言う。バレたと聞いたリャンウムは、あなたは兄貴にふさわしくない!これからも関わらないで!と命じる。
ジャンヒョンは近いうちに義州へ行き兄貴が戻る準備をして清へ戻るが、状況が変わったからカクファとした約束は守れそうもない!と言う。そして、お前のためなら死ねるが、今はギルチェの為に生きたい!邪魔をする者は縁を切るつもりだ!とリャンウムをにらむ。
あなたに手作りの温かい料理を食べさせたかった!とご馳走になったジャンヒョンは、お前が離縁されたのならもう邪魔する者は誰もいない!と見つめる。私は瀋陽で屈辱を受けた!と聞いたジャンヒョンは、辛かっただろう!傷ついただろうけどもう大丈夫だ!これからはお前のそばにいる!今宵はお前と一緒に…と抱きしめられたギルチェは涙が止まらない。
感想
連れ去られた被害者なのに、ようやく朝鮮に戻って来てもギルチェは辛いですね!ギルチェだから道も堂々と歩いていましたけど、みんなの目は冷たかったです!
でも、侮辱した男に往復ビンタをしたシーンは、スッキリしました。
お腹が大きい内縁の妻までいるのですから、瀋陽では何もなかったとはあえて言わずに離れたのは、むしろ良かったです。ギルチェが孤児にご飯を食べさせるシーンは、彼女らしいな!と思いました。