「刑務所のルールブック」1話~3話では、プロ野球のジェヒョク(パク・へス)はJリーグ入団目前に妹を襲われ助けた結果、刑務所に入る事になってしまいます。
すぐに出れると確信していたが、なんとまさかの実刑!
ただ一つの救いは昔、一緒に野球をした友で刑務官になっていたジュノとの再会で元気倍増!
刑務官からの賄賂要求や、物々交換は当たり前の刑務所生活が始まります。
個性派ぞろいの受刑者は熱いお湯でラーメンを食べる事や他局のテレビを見たい事に全力を注ぎます!
このページでは、「刑務所のルールブック」1話・2話・3話のあらすじと感想・相関図を紹介しています。
刑務所のルールブック 相関図
刑務所のルールブック:1話あらすじ
キム・ジェヒョクは、メジャーリーグ進出目前の韓国球界のスターだ。
ある日、妹の家に行き、暴漢者と遭遇し殴り合いになったジェヒョクは、自分の身を守るために相手を傷つけてしまう。
判決の日、誰もが執行猶予確定だと思っていたのにまさかの実刑判決を受けるのだった。
もともと野球以外の事には疎いジェヒョクは、今の状況がまだ理解できなく周りで何が起ころうと呆然とする。
部屋の片隅に座るジェヒョクはみんなに抑えられ、目をふさがれると恐怖が走る。
そして、腕に何か当たり生暖かいものが流れると動くのを諦めるが、みんなが離れ腕を見るとトマトケチャップがかかっていて、これがここでの1回目の洗礼だとわかる。
野球選手として体作りをしなくてはいけないジェヒョクは運動場も狭く、人がひしめき合っているだけの所では何もできなく同じ房のミン教授にボールの入手を頼む。
年長者にトイレの掃除をさせ掃除中におしっこをする囚人に年長者に謝れと言ってしまうジェヒョクだったが、物を購入できないものは労働をしてみんなから物をもらっているとようやく理解するのだった。
服役囚のヨンチョルは、7歳の時に父親が亡くなり保険金を叔父に持っていかれ、今は母親が再手術をする事になったがお金がない!と信じられないほどの不運を話す。
シャワーの番がきても早くしないとお湯が出てこなくなると何度も注意されるが、結局シャンプーをつけたところでお湯が止まる始末だ。
カモメと呼ばれているテボンは、お爺さんに親切にするふりをし、横柄な態度を繰り返すのを見たジェヒョクは、みんなが寝静まると起こし、殴りつける。
今回は見逃してやるからと自分の口座番号を書いた刑務官のジホにメモを胸ポケットに入れられたジェヒョクは、無表情ながら呆れる。
ジェヒョクは、もう1人の刑務官ジュノと再会し懐かしがるが、以前怪我をした腕を心配する。
昔、一緒に野球をしてプロ野球への入団を夢見ていたが、監督が運転する車が事故にあい、怪我したジェヒョクは、そのまま野球を続けるが、ジュノは野球の夢を絶たれてしまい、それ以来の再会だった。
翌朝、懲罰を受けなかったジェヒョクに同じ房の仲間は不公平だとにらむが、今日、自分の口座に金が入っていなかったジホは、怒って独房に入れてしまう。
お腹がすき腹を抑えたジェヒョクだったが、カップめんを持ってきたジュノは、一年間でここの生活に慣れろ!と話す。
その頃、母親の手術のお金を出してくれたジェヒョクに涙が止まらないヨンチョルで…。
刑務所のルールブック:2話あらすじ
ジュノの弟のジュンドルは、野球選手のジェヒョクが刑務所に入ったことに心を痛め、兄さんがかばってやって!と頼むが、面会に来たら紹介してやる!と言われても、恥ずかしい!と言う。
毎日ご飯の時は肉1つでも戦争になるが、そんな中でもジェヒョクは、小さい肉を見つけ喜ぶのだった。
そんな時、お風呂の時に少ししかないがとシャンプーをくれた男性が、死刑囚だと聞いたジェヒョクは、とても優しそうだったのにと驚く。
配膳係の男は憧れの野球選手にサインをしてもらいご機嫌だが、見つかったら大変だと言われても、カモメはこっそり何かを頼む。
運動中に物々交換でタバコをジホから受け取るカモメを見た刑務官たちは、刑務官の恥だ!と話す。
ある刑務官はサインを100枚書いてもらう代わりに30分間だけ運動場をランニングしてもいいとジェヒョクに許す。
ジュノの弟は、ユニフォームまで着て面会に来るが、中学の時に会っているとジェヒョクに言われると喜ぶ。
そんな時、以前から命じられていたカッターを渡した配膳係だったが、突然の持ち物検査でカモメは懲罰房へ入れられてしまう。
実は配膳係に検査日を教えたのはジェヒョクだが、ここの連中は所詮ごろつきだから親切にするな!とジュニは忠告する。
そんな時、移送されることになったヨンチョルは、母親は助かった!感謝してます!と泣きながら握手をする。
控訴裁判の為に、裁判所に来たジェヒョクは、当然控訴が認められると思っていたが、相手が脳死状態になった為に実刑を継続する事となった。
同じく700億ウォンもの詐欺で拘束されていたミンは、父親が議員で圧力を掛け無罪になる。
また刑務所に逆戻りになってしまったジェヒョクは、雨の中をトレーニングに励む。
一方、刑務官ジホが賄賂を渡す代わりにタバコなどと物々交換をし、受刑者たちの家族からもお金を摂取していたとニュースが報じる。
ジホは、今まで防犯カメラの位置から外れたところでやり取りをしていたが、ジェヒョクが玉を投げ位置を変え、記者のジュノの弟にも頼んでいた。
別れた恋人のジホがまた面会に来て悔しいと叫ぶが、家で心配している妹や母親には彼は鈍感だから大丈夫!と励ますのだった。
みんなの前ではクールに過ごしていたジェヒョクだったが、みんなが講堂に集まり歌を歌う中、自分だけ暴言を吐きまくり、悔しい気持ちをぶつけて…。
刑務所のルールブック:3話あらすじ
荷物検査の日付を教えたのがジェヒョクだと聞いたカモメは、手下のドンホを使い、凶器で胸を狙う。
傷が治り本格的な刑務所生活が始まるとまた個性的な連中ばかりの中でジェヒョクは、あと10ヵ月を静かに過ごす事だけを考え読書ばかりしている。
いつもぬるいラーメンに不満を持っていた囚人達は、雨の日を待ち今日こそ決行するぞ!とお湯の温度を上げ、ラーメンを作りみんなで食べる。
木工チームに入れられても、不器用なジェヒョクは、休んでいて下さいと言われてしまう。
一方、元恋人ジホはもともと私の一方通行だった!と話すが、ジェヒョクの妹のジェヒは、風邪をひいたときに風邪薬を届けに行ったから兄なりの愛情だと話すと、そんなこともあったなと思う。
いつものように作業が終わり、工具が足りなくて荷物チェックが始まるとジェヒョクのバッグから出てくる。
囚人たちに囲まれてしまったジェヒョクだったが、そこにジュノが現れて、引き離す。
どうしても違う番組を見たい囚人たちはどうにかチャンネルを変えようとして全部失敗するが、月1度の所長の面会に行って来た囚人がリモコンを盗んで来て一見落着する。
同じ房のコ先生は何かと刑務所での改善を求めてきたが、ご飯に出たチキンがあまりにもひどいのでみんなで一斉に顔を見ると、やりましょう!と言う。
とうとう、チキンの件も改善されみんな喜ぶがその日の新聞には鳥インフルエンザの記事が載っていて、ジェヒョクの手が止まる。
ジェヒョクは、監督の娘ジホと付き合い、いつしか別れてしまうが、学校の入学卒業式ではいつも一緒に写真を撮っていた事を思い出す。
ジュノは、班長にもらったと野球ボールを持って来たが、手に力が入らず落としてしまい…。
感想
妹を守るために刑務所に入ってしまったジェヒョク。
スーパースターが刑務所に来て、周りの事など鈍感に振る舞っていますが実は正義の味方の血が騒ぐようです。
1年の実刑が決まった日、みんなが大声で歌う中、悔しい気持ちを叫んだジュヒョクの気持ちが伝わったシーンでした。
刑務官のジュノがいてどんなにか心強く思ってる事でしょう
!
刑務官の賄賂を無視し、同じ房の囚人の家族の為にお金を振り込んだジェヒョクは、男の中の男でした。
個性豊かな房ですが、なかなか楽しい仲間です。
みんなでラーメンを食べたシーンですでに割り箸を持っていたジュヒョクには大爆笑でした。
あと10ヶ月何事もない事を願ってますが、う~ん無理でしょう!