「緑豆の花」10話~11話では、仲間の命を弟に奪われたイガン(チョ・ジョンソク)は、同時に『あれ』として行って来た悪事で多くの人達を苦しめて来た事を思い知らされます。
イヒョン(ユン・シユン)だけでなくマンドゥクにまで婚姻を迫られたソクジュ(チェ・ウォニョン)は、焦って妹の結婚相手を探します。
京軍との戦いに限界が来たボンジュン(チェ・ムソン)は、和解の気持ちを固めます。到底、受け入れらない事でしたが、清軍や日本軍が入国した事で複雑な状況に!
このページでは、「緑豆の花」10話・11話のあらすじと感想を紹介しています。
緑豆の花:10話あらすじ
ポドゥリの銃撃を受けフラフラと逃げるイヒョンを追いかけたボンゲ(仲間)は、その相手がイガンの弟だとわかる。お互い銃を向け合い撃たれたボンゲが、指差す方向に追いかけたイガンだったが、イヒョンは仲間に助けられる。
ボンゲは急所が外れたものの出血が多く命を落としてしまうが、息を引き取る前に自分の悪事で家族で夜逃げをした時の会話を聞いたイガンは、落ち込む。
一方、役人などあてにせず自分で復讐する!と聞かない父親に、ジャインは再開してどうするの?官史の言いなりになるのもうんざりだし、商売人は利益で生きるのだから復讐はやめて!と止める。
意識が戻ったイヒョンは、負傷したソクジュが故郷に帰ると聞き驚くが、帰り際にあなたの妹を鬼である私が妻にもらう!と脅す。
突然、現れた清の使いは京軍に兵を貸す約束をするが、横で聞いていたギュテはハラハラする。そんな噂はあっという間に広がるとボンジュンはすぐに行動するが、山中で待ち伏せされ、退却して来る。
京軍の兵士を連れ帰り、あの夜にボンゲに銃を向けたのが誰なのかを問い詰め殴った仲間だったが、その兵士二人が口封じの為に命を落とてしまう。ボンゲの死や仲間のキムが牢に入れられた事で落ち込むイガンに、ボンジュンは耐えろ!と言う。牢を抜け出したキムは、振り向きざまにここにいたら死ぬぞ!と叫ぶと、何人かも一緒に出て行く。
ボンゲを撃った男が歩いたと思われる場所で待ち伏せしていたイガンは、道を歩いて来たジャインを見つける。
隊長に話を聞いてもらえなかったイヒョンは、天津条約(朝鮮に清軍が来る場合日本に通報する義務)があると役人に話す。しかし、その事実を聞いても信用しないウォンニョンだったが、慌ててやって来た役人は、清軍を呼んだおかげで日本軍も上陸した!と激怒する。
おにぎりをもらいに来たマンドゥクの娘と会ってしまいビンタまでしたウォリは、出て行く!と言うが、ジャインは彼はきっと助けるのでここにいてほしい!と頼む。そして、ジャインに息子を好きになったと告白されたウォリは、そっと抱きしめる。
マンドゥクは戦地から戻ったソクジュが、妹の結婚相手を探してると聞き腹を立てる。しかし、その話を知らされたミョンシムは一度は愛した人が戦地にいるのに、そんな気になれない!と拒否する。
夜集められた兵士達は、行商人ジャインが門を開ける約束をしたから夜襲をかけると言われ、緊張が走る。
夜、イガンは出かけようとするジャインの腕を掴み、俺を許すな!と見つめる。そして、何も知らないと言え!と言われたジャインは、わかった!でも父を傷つけたら許さない!と背を向ける。
緑豆の花:11話あらすじ
東学軍に襲われたドッキ達は、もうすでに囲まれていて諦めるしかなかった。捕まったドッキは、京軍と繋がっていたのは?と聞かれると俺だ!と答える。お前が動いていたらわかるはずだ!と言うが、そこに来たイガンは、俺が見たのはこいつだ!と嘘をつく。
ドッキの命を奪いさらし者にすると言うが、イガンは殴るだけでも十分だ!と反対する。そこに来たジャインは、外で自分に銃を向け取引きをしに来た!と言う。
そんな時、王様からの文が届き、その中にはボンジュンだけ差し出せば他の民は罪に問わないと書かれていた。
ボンジュンと会ったジャインは、父親と行主の命と家の全財産や米などと交換してほしいと頼む。すると、もっと大きな取引がしたい!言うボンジュンだった。
一緒に行くと言うのを拒否されたイガンは、実はゲフンと内通したのは彼女だから悪さしない様に見張ります!と言う。
ゲフンの所へ来たジャインは、預かった文を見せると、そこには我々の要求を受け入れたら戦闘を中断し全州域を明け渡すと書いてあった。
ゲフンは馬鹿げた要望だ!この女も帰すわけにはいかない!と言い始めるが、ジャインは、時間がかかるほどあなた達には不利になる!と脅す。ゲフンは日本軍など来ないからお前の命を奪う!と脅すが、赴任してきた観察司は外で待っていろ!と命じる。
イヒョンが負傷したと聞いたイガンは会いにいくが、姿はなくもしかしたらボンゲの命を奪ったのが弟なのか?と疑う。
イヒョンは東学軍を一人で銃撃し逃げるが、道を見失ってしまった自分を奮い立たせる。ようやく見つけたイガンは腕を押さえつけて石をつかみ、お前の鬼を退治する!と振り上げるが結局できなかった。イガンは今度だけは見逃すが、今度お前の鬼を見た時はためらわないぞ!と帰る。
一方、家に来たマンドゥクは2人の気持ちを優先にして婚姻させましょう!と言うが、相手にしないソクジュに人の息子の人生を台無しにしたのなら責任を取るべきだろう!と脅す。
観察司からの手紙には和解するには軍の解散が条件だ!と書いてあったと話すボンジュンに、反対する者と軍が疲れてるから和解に賛成だという意見に分かれる。そして、清軍と日本軍が連合して討伐を始めたら三南の民は全滅だ!と言う。
すると、ボンジュンは両国が組まなければ戦争になるから、奴らをこの国から追い出す方法は和約しかない!と告げる。
イガンはすぐにドッキ達は解放されると言うが、ジャインはあなたとは距離をおきたい!と冷たく突き放す。
ボンジュンと麦畑を散歩したイガンは、和解してください!弟が戦争によって人が変わった様になってしまった!と話す。とうとう和解を決めたボンジュンは、空に向かって戦争終結の花火をあげると男泣きをする。
イヒョンは国に戻ったら史房をすると話すが、ゲフンはハニャンで働けるようにしてやるから、明日の締約式の時にボンジュンを撃て!と命じる。
感想
イヒョンは目つきから顔つきまで怖いくらいですね。それは戦争のせいなのか、破談のせいなのか?と考えると1番の理由は信じていた師匠ソクジュからの裏切りが大きいと思いますね。ひん死ボンゲから自分を恨んでいたと聞いたイガンはきつかったでしょうね。
父親達を攻撃された事でジャインのイガンへの態度が変わりましたが、仲直りしてほしいです。せっかくいい感じだったのに残念です!それにしても戦争は嫌ですね。人をゆがませてしまいます!