「緑豆の花」16話~17話では、日本の武田と組むことにしたイヒョン(ユン・シユン)でしたが、家族はお金もなくわらじ作りを始めます。長年夫の愛人だと虐げてきたウォリ(ソ・ヨンヒ)に、息子がイガン(チョ・ジョンソク)に助けられたと聞いた母親が心からの謝罪をします。
極秘で挙兵に向かって準備をしていたボンジュン(チェ・ムソン)に、ジャイン(ハン・イェリ)は武田を裏切る提案をします。
仕事をさせてくださいと頼んだイガンは、思いがけないボンジュンの言葉に感激!
このページでは、「緑豆の花」16話・17話のあらすじと感想を紹介しています。
緑豆の花:16話あらすじ
日本軍が海の上でも清軍に奇襲戦をかけ勝利したと連絡を受けた王様は、ますます不安になる。
ギュテと会い日本国と清国が戦争を始めたと聞き、一刻も早く大将に連絡したいイガンだったが、ポドゥリを助ける為に遅らせる事に。早く行け!と命じられたイガンは、ポドゥリは国と同じくらい大事な友だ!ときかない。
一方、先輩の武田と会ったイヒョンは通行許可証を入手してください!先輩の後に日本政府がいる事は知っている!と脅す。武田は私の手伝いをしてくれないか?君も追われてる身だろう?と顔を覗き込む。そこに女(ポドゥリ)を助けに侵入したと武田に連絡したのを聞いたイヒョンは兄か?と心配になる。
『八道道任房』を開いたジャインは張り切るが、そこに来たギュテは自分のせいで日本軍が来てしまった事に責任を感じ、日本人の言う事をきくなら役人を辞めたい!とドッキに話す。
とうとうイガン達はポドゥリを助け出すが、ドッキとギニュが助けに入る。しかし、道で日本軍に囲まれ絶体絶命に陥ると、どこからか銃弾が飛んできて助かるが、それはイヒョンだった。
とりあえずジャインの店に来てポドゥリの治療を受けるが、イガンは旅費を渡すと言う腕を振り払う。二人が気まずくなったのは王妃の命令だと知ってるドッキは胸を痛めるが、ジャインはどうせ彼とは生きられないからいいの!と言う。
ボンジュン達はヤンバン達の命を次々と奪ったイヒョンの話を聞くが、その腕前は凄かった!と目撃者が証言する!
そんな時、ミョンシムと会ったボンジュンは、彼を壊したのは身分だ!差別が怒りを生み、そして血となったんだ!と話す。
帰れ!とソクジュに言われたボンジュンは、今度ヤンバン風を吹かせたら、今度は俺が斬る!と言う。そして、ボンジュンは王宮を占拠された!変化を拒み現場を打破できなかった結果だ!と立ち上がる。
武田に平壌に米を送れと言われたジャインは、次の戦地なのですね?と尋ねると、内緒だ!と人差し指を口元におく。
元気になったポドゥリは手袋をしていないのに気づきどうしたの?と聞かれたイガンは失くした!と嘘をつく。
ヤンバンを襲ってると苦情が来てる!と怒ったボンジュンだったが、ゲナムはお前が和解なんてするからだ!と責める。
ゲナムの所にいたキムに刀を向けたギョンソンだったが、鬼を捕まえるために強制結婚をさせようとした!と明かす。その証言を聞いたボンジュンは、鬼はイヒョンだったとわかる。
生活費を稼ごうとワラを買って来たイファは、使用人が出来ないと聞くと困ってしまうが、ウォリが教える。奥様は昔一緒にワラジ作りをして、とても器用に作った昔のウォリを思い出す。
ようやく仲間のところに戻って来たポドゥリたちは、奥さんの介護に故郷に帰ったロッケがいて懐かしむが、奥さんが亡くなったと聞く。
都のピンチを聞きつけまた民達が集まってると聞いたイガンは、王様より勇敢だ!と感激する。戻ったイガンをにらみつけたボンジュンは鬼は誰だ?と尋ねると、イヒョンが鬼です!と明かす。
その頃、髪を切ったイヒョンは、背広を着て武田に決意の血判を押す。
緑豆の花:17話あらすじ
イヒョンが起こした事件を聞き、弟が鬼だ!と明かしたイガンに、裁判を受けろ!と命じるボンジュンだった。ボンゲの命を奪ったのがイガンの弟だと聞いたヘスンは弟だから理解するが、もう大将ではない!と背を向ける。
仲間の命を奪った犯人を逃した罪で裁判を受けたイガンは、みんなに責められ、結局、波紋を言い渡されてしまう。しかし、ハニャン(都)に行く時は、末端の軍人として一緒について行く!と言う。ボンジュンは和約を認めてもらったのは解散が条件だったのに、兵を出せる訳はないだろう!それを口実にヤンバン達は執網所を無力化させる!と心配する。
イガンは国が滅びてしまうかもしれない!と頼むが、ギョンソンは日本軍との戦いに勝てそうもないし、今は収穫時で人も集まらない!と言う。そして黙って聞いている将軍のボンジュンにも、いつから勝てる戦いしかしなくなったんですか?失望した!と責める。
武田は科挙を廃止し日本式の官僚制を導入し、身分制の廃止もする!とイヒョンに告げ、その他にも様々な改革に重臣達も驚く。
更に物資の調達は人手不足解消する為に条約を結びたい!と言われた大院位は断れ!と言う。そこに来たイヒョンは摂政(王の代わりに政治をする事)の廃止が決まったから退任してください!と王の父親(大院位)に命じる。
行商人達の集まりに来たジャインは、専売権を廃止して改革が必要だと訴えるが相手にされないが、そこに来たイヒョンは、軍需物資の運送を頼みたい!と話す。ジャインと会いイヒョンは色々頼み事をした後に、古阜で問題を起こし身を隠した男がいる!その男は鬼と呼ばれていたそうです!今の姿には満足しているから鬼と呼んでください、と笑う。
執網所に押しかけた高利貸しのヤンバン達は、金を貸したのを帳消しにする用紙にサインをしろと言われると激怒する。
一方、家族はイガンがイヒョンを庇った事で波紋されたと聞き、落ち込む。ウォリを呼んだマンドゥクは、執網所の使用人の部屋を空けてほしいと言われると、息子達が命がけで作ったのだから渡せない!と断る。
ボンジュンから離れたゲナムと会ったイガンは、破門された身だが兵を出すのなら一緒に戦いたい!と申し出るが、部下の命を弟に奪われた事を理由に断られる。
実はスパイが多い事を懸念していたボンジュンは挙兵を決めていても、仲間にすら知らせていなかった。その頃、ボンジュンが兵を集めていないと聞いたイヒョンは意外だ!と不思議がる。
夜、何者かに襲われたウォリだったが、イガムが現れ助け父親の家に行き薬をもらう。イヒョンの母親はイヒョンは何してるか知ってる?と尋ねるが、イガンはあいつの話はしたくない!と避ける。
昔の仲間のオクセと会ったイガンは、元奴婢が威張っているからとヤンバン達が腹を立ててる!と話す。イガンはもうやるだけのことはやったから一緒に山奥で畑仕事でもして暮らさないか?と話すが、ウォリはボンジュン達のおかげで人間らしい生き方ができている!ときかない。
ソクジュはヤンバンこそが上で尊い!と話すが、イガンは天も地も尊い!人も同じだ!と言う。
ボンジュンと会ったジャインは、ハニャンで臨時道任房を開き、日本軍に米を調達する事が決まってるが、あなたが挙兵するなら、これから集める軍糧米と行商人達を将軍にお渡しします!と約束する。
感想
イヒョンはミョンシムの強制結婚でまた鬼になってしまいましたね。銃を持つと何かスイッチが入ったかの様に、もう止められない状態です。せっかく民達の為に立ち上がったばかりなのに残念です。武田と組む事になり、優秀で優しいイヒョンはもういませんね。
イガンも弟のせいで波紋になりましたが、戦いには加わるでしょうね。尊敬してるボンジュンからは離れないでしょう!