「私の国」3話~4話では、自分がジョン(アン・ネサン)に渡した情報で大事な友を失い苦しむヒジェ(ソリョン)!先発隊の兵士の命を奪う為に来たソノ(ウ・ドファン)は、負傷しますがフィ(ヤン・セジョン)は命がけで守ります。父親に見捨てられたと知ったソノは、これからは闇で戦うと心に誓います。
やっと家に戻ったフィは妹の命を奪ったジョンの家に行くと、そこには記憶を失くした妹ヨン(チョ・イヒョン)がいました。
このページでは、「私の国」3話・4話のあらすじと感想を紹介しています。
私の国:3話あらすじ
征伐軍の兵役を課せられフィが乗った船を送ったヒジェは、自分がした事だと言うソノを殴る。あいつを忘れろ!と言われたヒジェは、あなたは忘れることができるの?フィがあなただったら何としてもあなたを救った!と睨みつける。
母親が書いた密書を諦めて梨花楼を出る決意をしたヒジェは、3ヶ月たっても行方がわからないヨンを心配する。
いつもの様に情報を妓楼達から受け取った行首に、ヒジェは私の情報で友達を失った!ここを出て力をつけて情報をもらう側になる!と挨拶して頭を下げる。
戦地に向かう前に梨花楼に来たソノはヒジェに告白するが、私の杯はフィに捧げた!と冷たく断る。その頃、戦地では毎日が恐ろしく何度もくじけそうになるフィだった。
そんなある日、敵陣地へ行き大将の命を奪えと命を受けたフィは見事矢を命中させるが、一緒に来た護衛武士チドが負傷してしまう。チドの腕の刺青が父親と同じだと気づいたフィに、隊長(フィの父親)にこの鎧を預かっていた!と渡される。
鎧に自分と妹の名前を見てその鎧をつけたフィは卑怯な隊長の代わりに指示する。
戦地に来たソノは疫病が流行る中、フィに似てる男を見て駆け寄るが、別人だった。フィは遺体がカラスに食われると穴を掘り始めると、チドはどんな事をしても生き抜こう!と声を掛ける。
ソンゲの妻カン氏の家に来たヒジェは、奥様を守りに来た!と話すが、チェ・ヨンを倒せるのはバンウォンしかいないから、彼が来るまでここにいる!と言う。
ソンゲ(バンウォン達の父親)は私の国とはなんだろう?腐り切った高句麗か?民?それとも自分自身か?と自分に問いかける。
フィは戦地の情勢を書き矢を放つが、受け取ったのがソノだとも気づかず、戦えるまで戦う!とまた返す。みんなを集めたソンゲは征伐軍は王命に背き引き返すと告げるが、届いた矢からフィの名前を見たジョンは、まだフィが生きているわかる。
死者数と生存数をソンゲに報告したソノは、大義が大事だし何かを得るには諦めも必要だ!と話す。初めに送った先発軍が全滅すれば王のせいにできると考えたソンゲは、生存してる兵士の命を奪え!そして、ソノにも行けと命じる。
チェ・ヨンから家族を守れ!と手紙が届いたバンウォンは、すぐにカン氏の元へむかう。カン氏は迎えに来たバンウォンに、将軍があなたをよこしたのは、あなたのように息子たちを育てるなと言うことかしら?と嫌味を言う。
川の向こうの味方の軍が帰るのを見たフィはおかしい!と隊長に報告しても相手にされず、ヒジェにもらった鉢巻きを焚き火に投げられる。すぐに取ったフィは隊長に剣を向けここにいる者の名前を知っているのか?と剣を振り上げようとするが、チドが止める。
いち早く逃げようとした隊長は仲間を見つけ近寄ると命を奪われる。突然、襲われたフィ達は必死で戦うが、剣を交えた相手がソノだと分かると一瞬動きが止まる。
私の国:4話あらすじ
以前から敵対していた味方の兵士に襲われ瀕死の状態に陥ったソノを諦めないフィに、助かっても大きな足かせになると言うチドだった。土下座し助けてください!と泣きながらフィに頼まれた医師のムンボクは、わかった!と答える。フィは昔、亡くなった父親の墓を作るのに雨の中、手伝ってくれたソノを思い出す。
ソノを連れて川を渡り待ち構えていた兵士を隠れていたフィ達が襲うが、兵士の一人は息子がいたらすぐに命を奪え!と父親のジョンに命じられたと話す。
薬屋に押し入り手当てをして2日目、ようやく目覚めたソノは、助けてくれたのがフィだと知り胸が熱くなる。しかし、お前を手放す事にした!監察官を買収したのも軍役を課したのも俺だ!先発軍のお前達の命を奪いに行った!と言う。フィは俺たちは命じられて戦いに加わっただけだ!と聞かないふりをするが、ヨンが亡くなったと聞いたフィは、ショックを受ける。
実はヨンを助ける代わりに、フィには生存してる事は黙っていろ!と父親に命じられていたのだった。今度会う時は敵だ!とソノに言いフィ達は、火が放たれた家から逃げ出す。
自分の命を奪おうとした女真族の男に、先発隊の囚人と同じ様に捨て駒だとソノは言い放つ。ソノは、俺は父親の忠誠心を試すための道具だ!父親の下で力をつけ闇の王として君臨するから俺の部下になれ!と言う。
道をふさいでいた村民にご飯をご馳走になったムンボク達は、泣きながら美味しい!とご馳走を食べる。このままここに住まないか?と言われたフィ達は、都ではソンゲが王になると聞き驚く。
一方、洞穴で寝てたカン氏の子供達がお腹が空いたと言い、実を拾いに行ったヒジェだったが、追手がすぐ近くにいる事を知る。慌てて戻ったヒジェに刀剣と息子の一人をカン氏から預かったヒジェは木の根本に隠れるが、バンウォンの部下が手を差し出す。
王宮では私が手を汚しますからあなたが王になり開国して下さい!とソンゲに迫るジョンだった。話を聞いていたバンウォンは、偉そうにしないで謙虚になって下さい!父親の元々の側近はゴムだった!と挑発する。そして、バンウォンは新しい国は父の物で俺の物だ!とジョンの肩を叩くのだった。
仲間と別れて家に戻ったフィは、妹に買ってやった靴を見て涙が止まらない。
いくら犯罪を犯した者達でも皆殺しにした事は許せない!と重臣達にソンゲは責められるが、ソノは彼らは脱走兵や犯罪者だ!と庇う。
ソノは、よく生きて帰ってきたと手を握り父親に抱きしめられるが、幼い時に母親とは口をきくな!お前は庶子だと忘れるな!と母親と引き裂かれた時を思い出す。
ジョンは家に来たフィに息子を助けてくれてありがとう!と言うが、500人もの命を奪ったことを責められる。そこに入って来たヨンに初めましてと挨拶されたフィは、妹が記憶を失っていると知り驚く。
ジョンはここにいれば幸せだ、嫁にも出せる!と言うが、フィは俺が逆らえば人質にする気だろう!と怒る。帰りに私と会ったことがありますか?とヨンに聞かれたフィは、ない!と答え、ジョンが父親と同じ存在だと聞くと、また会おう!と帰る。
翌朝、いつかヨンに買った靴を持って来てそっと置いて帰るフィに声を掛けたソノは、妹の命を守りたいなら、バンウォンの信頼を得て命を奪え!と命じる。
感想
ヨンが生きてて良かったけど、記憶を失くしフィの事も忘れていて悲しかった。
本当はすぐにでも連れて帰りたいフィだったと思いますが、自分と一緒にいても危険だと思ったのでしょうね。とりあえず衣食住は困らずにいるのですから様子をみたほうがいいかも。
ジョンの息子といえどもソノも母親をなくし辛い過去があったみたいですね。
今は敵対してしまった2人ですが、辛い時を生きた過去があるからきっとまた友人に戻れると信じたいです。