KBSで放送された韓国ドラマ「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」4話~6話までのネタバレ含むあらすじと視聴しての感想。
僧侶のウォルグァン(チョ・テグァン)と会い、母親が命を奪われた訳を知ったガジン(キム・ソヒョン)。
ダル(ナ・イヌ)は母親の反対を押し切り家まで準備しますが、周りはからかって。
幽霊谷で暮らす決意をしたガジンでしたが、ゴン(イ・ジフン)が現れると王女だと知ったダルは、落ち込んで。
王様(キム・ボプレ)のせいでダルの父親が命を落としたと知ったガジンは、絶望して…。
王女ピョンガン 月が浮かぶ川:4話あらすじ
ガジンの父親に何かあったようだ!と聞き、刺客団(天誅房)の情報をウナム(幽霊谷の村長)に聞いたダルは、急いで村を出る。ジンと出会いガジンを助ける作戦を練り、ダルが蛇が来なかったか?と見張り番の気を擦らしているうちにジン達がガジンを救い出す。
何かの煙を吸って意識を失いようやく目覚めたガジンに、父親は8年前ジュンソ(頭)に命じられ記憶喪失の女の子を断れず育てた!と明かす。そして、その時に身に付けていた首輪だ!と渡されたガジンは、夢の中で何度も出てきた首輪だとわかる。
父親をジン達に頼みダルと逃げたガジンは、初めて会った時から刺客だと知っていたと聞き驚く。家に戻った父親は今までの恩を忘れて出て行くなんて!とガジジに腹立てる芝居をする。
ジュンソ(頭)はまだ使い道が残っているから、見つけても決して殺すな!とテモに命じる。
また王が錯乱状態になったと聞いたチン王妃は、ウォンピョが王になり息子が太子になる日も近い!と喜ぶが、コンソン夫人が王女様!と女性を追いかけるのを見た!と聞き不安になる。その頃、ガジンの寝顔を見たダルは俺は忘れたくても、忘れられない!忘れられない過去があるから、記憶を失ってた方が良いのかもしれない…とつぶやく。
ゴンはようやく納得のいく刺客の似顔絵ができると、息子からその似顔絵を見せてもらったウォンピョは王女だと確信する。ウォンピョは王宮に薬草を入れているヘ・モヨンに、薬草店を潰されたくなければこの女を探せ!と命じる。
薬草をたくさん取りわざとガジンを怒らせ、屋根の上まで軽々と飛び乗る姿を客に見せたダルは、これもこの薬草の成果だ!と話す。薬草店に連れて来させたモヨンは、名前は?と預かった似顔絵を見せ、お前を突き出せばたんまりと褒美がもらえる!と言う。
ガジンは自分の正体がわからないからコンソン夫人と会いたい!と言い、居場所を聞き出す。突然入ってきた女性に驚く夫人は王女だとわかると、あなたは王様の娘ピョンガン王女です!命を狙っている者がいるから早く逃げて!と言って。
王女ピョンガン 月が浮かぶ川:5話あらすじ
2人が話しているところに来たゴンは戦い腕を負傷するが、今の事は誰にも言うな!とコンソン夫人に口止めをする。追われたガジンは見事なまでに追っ手を倒し逃げるが、その頃、王女を見たのか?とウォンピョに聞かれたコンソン夫人は、王女の命日が近づくと夢うつつになることが多く、あの時も王女様の幻を見たようだ!と嘘をつく。
吊るされてるダルの所に来たモヨンは、あの女が会いたい人(コンソン夫人)と会えるよう協力した!金はもらう!担保はお前だ!と言う。胸を突き刺したモヨンはあの女が戻らないと命を落とす!と脅すが、ダルは俺の友達に何かしたらここをぶち壊してやる!と脅して。
王宮を歩き回るうちに、弟と遊んだ事などを思い出すガジン(ピョンガン)。そして、秘密の部屋の抜け道も思い出し行ってみるが、そこに来た父親(王様)の前に出たガジンは私がわかりますか?ピョンガンです。!なぜ見捨てたのですか?と聞く。
いつものようにピョンガンの亡霊が現れた!と大騒ぎする王様だったが、抜け道でピョンガンを見つけ抱きしめたコンソン夫人は、生きていてくれてありがとう!と泣いて。
見慣れない女官に声を掛けるが、ガジンは昔、剣術を教えてもらった事を思い出し師匠!と近づく。馬を借りたガジンは僧侶に会いに行くが、ウォルグァンは王妃様にそっくりなのですぐにわかりました!罠にかかった王様は、私と王妃様の関係を嫉妬し血の海にした!誰かの欲深さと企みが惨劇を生んだ!と話す。
たとえ、王妃と私の仲が間違いだと知っても、命を奪った罪悪感から言えなかったはずだ!誤ちと向き合う自信がなかったから私のところにも1度も来なかった!と話す。ガジンは私は記憶を失っていたとはいえ刺客になり多くの人たちの命を奪い、父親の命も狙った!私はこれからどう生きていけばいいの?と聞かれたウォルグァンは王女に戻る道を探すのです!と話して。
ガジンは必ず約束を守るからそれまでここでこき使ってくれ!と薬草店で仕事をさせるが、ダルの後ろ姿を見たプンゲ(幽霊谷住民)は、お前が帰らず村は大騒ぎなのにここで何をしている?と怒る。早く帰り母親を安心させてやれ!と言われたダルだったが、ガジンが戻るまでは帰れない!母さんには心配するなと伝えてくれ!と頼んで。
王女ピョンガン 月が浮かぶ川:6話あらすじ
幽霊谷にガジンを連れて来たダルは、頭を打ち名前しか覚えていないからここにおいてくれ!と頼むが、村長はここは生き残ったスンノ部族や行き場を失い事情を抱えた者がひっそりと暮らす村だ!危険にさらされる事がないようにしろ!と命じる。自分が責任を取る!と言い帰宅したダルだが、待ち構えていた母親は棒で叩き、美し過ぎてときめいてるのか?うまく口説いて嫁にする気か?でも数奇な運命の女性を嫁にしたら周りの人の人生も壊される!と怒る。
ゴンに会いに来たモヨンは、薬草採りが連れてきた女があの似顔絵とそっくりだった!と話す。さっそく家の修繕を始めたダルだが、周りは二人きりにしてやろう!と馬鹿にするが、結局、みんな集まり手伝って。
私は何もしてあげられないのに、なぜこんなに良くしてくれるの?と聞かれたダルはきれいだから…と見つめる。村人が集まって祭祀を行うが、その人は村人を救うために死んだ!その人物はダルの父親でオン・ヒョプだと聞いたガジンは、昔、母親にウォンピョよりも強い将軍だと紹介された事や、ダルに木彫りの人形をもらった事も思い出して。
官軍と共にに幽霊谷に来て落とし穴に落ちたゴンは、お前が連れていた女はピョンガン王女だ!と話す。村の人達の家族やヒョプの命を奪ったのが父親だと知り絶望したガジンは、崖からの飛び降りる決意をするが、ダルが止める。
俺の父と部族が犠牲になりお前の命を守ったんだ!死のうと思うなら許しを得てからだ!勝手に捨てるな!とにらむ。
私のためじゃなく村人たちのために死んでもらう!ここにいたくても父親や国が苦しめた人達とは暮らせない!と言うが、そこに来たダルは王女は受け入れないが、行き場のない哀れな者なら受け入れる!と話す。
無数の火の玉を見た官軍は怖くて立ち止まると、ゴンは無駄足だった!と引き連れて帰る。ガジンはみんなの前で自分の正体を明かそうとするが、ダルは彼女は王様の命も奪おうとした刺客だった!と話す。
翌日、ガジンの正体を聞いた村長(ウナム)はお前の父親だったら道理に従うだろう!彼女は何もしていない!と話すが、ダルはわかってるけど目も見られない!と言って。
恥知らずだと思うかもしれないけど、私は幽霊谷で暮らす!亡霊扱いされる王宮に戻るのは嫌だ!もう人の命は奪わないし畑仕事をして薬草を取りながら人間らしく生きたいけど、あんたが反対するなら出て行って行く!と話す。ダルは日照りが続いているから井戸を掘る!俺の考えはまだ決まっていないから考えてみる!と言う。
プンゲはガンジが持って来た!と刀を見せ、本当に刺客をやめる気だ!と話す。
感想
記憶が少し戻り乳母と感動の再会を果たしたガジンは、自分のルーツがわかったようですね。ゴンとの再会も感動的でしたが、父親に亡霊だと思われたシーンは可哀想だった。
幽霊谷に戻ったガジンが、汚い部屋でぐっすりと眠ったのが印象的でした。周りはダルとガジンが結ばれると思ってますが、母親は外からの人を入れたくないのに嫁にするのは勇気がいるでしょう!
ゴンの出現でしょんぼりしてるダルでしたが、乗り越えてほしいですね。