tvNで放送された「ソン・ジュンギ」主演韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」1話~3話までのあらすじと視聴しての感想。相関図あり!
隠していた金塊を回収する為にイタリアから帰国したヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)。しかし、その建物を狙っているバベル建設会社と住民との攻防が見られます。
その建物で法律事務所を開いていたユチャン(ユ・ジェミョン)は、純粋に建物を守ってくれてると思い心を許します。ユチャンが弁護をしていたギョンジャとヴィンチェンツォの関係が明らかに!
新薬の不正をにぎる研究員達に悲劇が!
「ヴィンチェンツォ」相関図
ヴィンチェンツォ:1話あらすじ
イタリアでの仕事を終え指名手配になり帰国したヴィンチェンツォは、空港に着くとすぐにタクシーに乗り水を飲むと、突然、眠くなる。大事な時計や全てを奪われ殴られたヴィンチェンツォは、汚い姿でバスに乗る事に。
金持ちの金塊隠しの場所にしていたプラザの住人を追い出す為に潜入したヴィンチェンツォだったが、そこは汚く個性豊な人物が住んでいた。
建物の持ち主と会いとんでもない金額をふっかけられ、次に住民と会ったヴィンチェンツォは、住む所もきちんと提供する!と約束する。住民は署名する事に同意するが、住民の一人の弁護士のユチャンは、あなたを信用出来ない!と話す。
ユチャンには同じく弁護士をする娘チャヨンと敵対していたが、ある日、籍をぬく内容証明を届ける。押しかけたチャヨンは猛反発するが、結局、自分の前に現れるな!と言われると、わかった!縁を切る!と帰る。
大家のヨンウンの家に押し入った男達は家族を脅し、無理矢理、売買契約をさせた後に事故に遭わせる。突然、プラザにやって来たソクドは、今日からバベル建設の建物になった!と告げる。
チャヨンは時代遅れの脅しはやめろ!と怒鳴り手下が殴ろうとしたのを止めたヴィンチェンツォは、あっという間に倒すと、ソクドを窓から吊し脅す。
ヴィンチェンツォはこの建物を違法に買った事を許さない!必ず、買い戻す!と上から見下ろす。ようやく手下に引き上げられたソクドは殺せ!と命じるが、そこに警察がやって来る。
ユチャンはイタリアに帰れ!と怒るが、ヴィンチェンツォは買い戻してから消える!と背を向ける。
ヴィンチェンツォ:2話あらすじ
チャヨンはビルの売却で大金が入るのに深入りするのはおかしいですね!ビルより価値のある物でもあるんですか?と顔を覗き込む。
事故で病院に運ばれたヨンウンは、このままではあの建物が解体されてしまう!と心配する。
あの建物は特殊で大きな衝撃が伝わると一瞬で潰れる構造になっていたが、それを提案したのはヴィンチェンツォだった。そして、自分と金塊の持ち主の社長とヨンウンだけの秘密だったが、社長が急死すると、結局、秘密を知ってるのは二人だけになった。
3ヶ月前、バベルが不動産を買い占めてるとヨンウンに聞いたヴィンチェンツォは、建て替えをすると答えてください!と命じていた。
韓国に来たヴィンチェンツォは入居者を追い出した後、金塊を取り出す予定だったが、僧侶達が住む寺の暖房の工事をすると聞き焦る。電気カーペットを買って電気代も自分が払うと言われた僧侶は恐縮するが、ヴィンチェンツォはもう少しでビルも壊されるのにもったいない!と誤魔化す。
一方、新薬の裁判を控えていたチャヨンは、研究員の一人が居なくなったと聞き、私たちがいくら頑張っても内部告発されたら終わりよ!と激怒する。
バベルが運営する会社資料を見ていたヴィンチェンツォは、悪い奴らが集まったグループの様だ!と話す。
ユチャンはそうなんだ!それを知っていて手を貸してる奴がいる!とチャヨンを睨む。そして、ウサン法律事務所は代償を払うべきだ!と言われたチャヨンは、ムカつく!と叫ぶ。
一方、検事のミョンヒはセクハラ検事を担当しろと言われ腹を立て、ウサン法律事務所のスンヒョクに誘われると辞職願いを叩きつける。
ユチャンはバベル建設は退去の告知後1週間で住人を追い出している!違法行為だけどウサン事務所がフォローしてる!と話す。一緒に酒を飲んだユチャンは一人だけ国選弁護をしてるが、その人物は冤罪で殺人者にされ膵臓がんも患ってるが、息子を捨てた罰だと受け入れてる!と話す。
二日酔いのヴィンチェンツォはユチャンの家に呼ばれるが、壁にはチャヨンの写真が飾ってあり、娘だと知り驚く。
明日の11時に取り壊しが始まると聞いたチャヨンは父親に電話しても出なく家まで来るが、急ぎの用で出かけてしまう。
チャヨンは取り壊しが始まる前に住民に知らせないと!と心配するが、ヴィンチェンツォはあなたも人を心配するんですね!と苦笑いする。調べられた住民はここには自宅も店もあるのに!と不安で泣く。
いよいよ解体準備が始まると、じっとしていられないチャヨンは建物へ向かうが、建物の前では多人数でパーティーをしていた。ヴィンチェンツォはたくさんの人を巻き込み建物の前でパーティーを開けば、手を出せないのでは?と考えた。
ヴィンチェンツォ:3話あらすじ
ソクドの部下は棒を持ったままで立ち尽くすが、そこにはイタリア大使館を守るために警備で来ていた警察官もいて、調子が狂う。
チャヨンは自費を投じてまでも阻止する訳は?聞かれたとヴィンチェンツォは、ここが好きだからだ!と答える。手下達が撤収し住人たちは抱き合って喜ぶが、ヴィンチェンツォは今回は何とか乗り切ったが、確実な方法が必要だと考える。
研究員がいなくなった事を報告しなかったと代表のスンヒョクに叱られたチャヨンは、私の勘では密告などしないから心配無用です!と苦しい言い訳をする。
イタリアンシェフのトトは、パスタ、リゾットを食べてまずいと言い、今日もピザを食べダメ出しを出したヴィンチェンツォに落ち込む。そこに、昨夜のパーティーで食べたピザが忘れられなくて修行したいとやって来たギソク(情報部員)は、給料もいらないし寝るとこだけあればいい!と頼む。
製薬が出した新商品の成分に麻薬性の成分コイサニックが入っている!とヴィンチェンツォが伝えると、知らなかった!とユチャンは驚く。ユチャンはもしこの薬が出回れば、麻薬性が強く誰もが離せなくなるし、子供たちも簡単に麻薬中毒になってしまう!と心配する。
情報部員のギソクは、僧侶に電気カーペットを敷いてあげたり、中学生のタバコを止めたりするヴィンチェンツォに、過去に犯した罪の懺悔か?と見つめる。
いなくなった研究員を探し、友人たちに聞き込みを始めたチャヨンは、得意の演技で丸め込もうとするが、失敗に終わる。
ユチャンにかくまってもらった研究員は、麻薬成分の限界量を調べる為に人体実験をしたと明かす。しかし、法廷での証言は家族の安全が確認されなければ、絶対できない!と拒否する。
刑務所のギョンジャが病院へ運ばれたと聞き、駆けつけたユチャンは、彼は優秀な弁護人だ!とヴィンチェンツォを紹介する。
バベルグループのチーム長と会ったヴィンチェンツォは、賄賂などや不倫などの証拠で脅し、解体を2ヶ月後に伸ばす事や解体業者はこっちが決めると約束させる。
娘を呼んだユチャンは、新薬を出させてはいけない!お前も協力しろ!と命じるが、チャヨンは帰る。お父さんを変な事に巻き込まれなないように!と言われるとイタリア語でばか!とヴィンチェンツォが耳元でささやく。
あの女性(ギョンジャ)はずいぶん悪いんですか?とヴィンチェンツォが訪ねると、余命半年だ!さっきお母さんと話をすればよかったのに!とユチャンが言う。知っていたんですか?と聞かれたユチャンは、弁護士として君の事は把握してる!と話す。
ユチャンは昔、君が母親の裁判に来て悔しがる姿を見て家族だと思った!君がお母さんと合わないのは勝手だが後悔しないようにな!と言う。
翌日、新薬の研究員たちが隠れていた別荘でガス爆発が起きて、14人全員の死亡が確認されたとニュースを見たユチャンは、愕然とする。
バベルグループ会長ハンソは、研究員の保証を十分にするようにと命じる。
ミョンヒは居なくなった研究員もすぐに見つかるでしょう!と話すと、会長は何が欲しい?と尋ねる。南東部地検が欲しい!と言うミョンヒに、会長はそれは売りに出ているのか?と真顔で尋ねる。
住民を集めたヴィンチェンツォは、隣の商業施設のビルに移ってもらうのはどうでしょうか?と話すが、ただより怖いものはないと言うでしょう!と住民は反対に不安げな顔を見せる。
事務所に来たチャヨンは仕事を奪われた!と怒るが、ユチャンは正しくない仕事ならしなくていい!と言い返す。チャヨンは人の世話ばかり焼いて、お母さんを手術室に一人にして!お父さんが何人救ってもこの罪は消えない!とユチャンが一番傷つく言葉を投げる。
ユチャンは俺は誰が何といってもバベルと闘う!と話すが、ヴィンチェンツォは先生を危険な目には合わせられない!卑怯者にになってください!と頼む。だが、卑怯者は戦う者ではなく、罪もない人に危険をもたらす!と話す。
コンビニの前で飲んでいたチャヨンは、ヴィンチェンツォに親を気づつけると後悔する!と言われ、さっきの事を謝ろうと、店に向かう。一方、1人隠れていた研究員は、警官を装った男達がやって来て逃げ出すが、命を奪われてしまう。
その頃、ユチャンと飲んでいたヴィンチェンツォだが突然店にトラックが突っ込む。
感想
怖いですね!正義も悪もないですね。ユチャンと娘のチャヨンは敵対していますが、同じ弁護士でも考え方が全然、違いますから仕方ないですね。
母親の死で父親に反抗するチャヨンは、全く噛み合いません。
それにしても薬として販売されてはいけない薬を隠蔽して売ろうとするなんて、恐ろしい話です。阻止しようとする父親と隠蔽する娘でしたが、父親が怒るのも無理はありません!
金塊があるプラザに住人がいるのが問題ですが、プラザがバベル側に渡った事も心配です。少しの振動も崩壊の危機があるから、やっかいですね。